標記の件について、無通告による人員降下訓練が実施されたことに伴い、横田基地周辺市町基地対策連絡会では、在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官に対し、口頭要請を行いました。
また、防衛省北関東防衛局より、情報提供がありましたのであわせてお知らせします。
本日(4月5日)、横田基地において無通告で人員降下訓練が実施されたことを受け、当局地方調整課長から横田基地広報部に対し、事前の情報提供について要請を行いました。
また、ここ連日、無通告で人員降下訓練が実施されている現状を踏まえ、当局企画部長から以下の内容で横田基地司令官に対して配慮要請を行いましたのであわせてお知らせいたします。
横田基地における人員降下訓練の実施について、当局は無通告で人員降下訓練が実施される都度、米側に事前の情報提供について申し入れを行ってきたところですが、 本日、米側から事前通告の考え方について、以下のような回答がありました。
「1・2名程度の小規模の降下訓練は、通常の訓練として実施しているもので、事前通報をしていないことをご理解いただきたい。」
しかしながら、当局としては、無通告の訓練は地元の皆さんの不安につながるものであるということは重々承知しておりますので、今後とも引き続き、横田基地に対して、訓練の大小、隊員の所属に関わらず、訓練情報の事前提供をするよう申し入れを行ってまいります。
横田基地周辺住民から地元自治体に、4月3日午前に横田基地において降下訓練が行われているとの情報が寄せられた。同日、横田防衛事務所の職員も人員降下訓練の実施を確認している。
北関東防衛局からは、「米軍に確認したところ、『1・2名程度の小規模の降下訓練は、通常の訓練として実施しているもので、事前通報をしていないことをご理解いただきたい。』との回答であった。」との連絡があった。
基地周辺住民は基地で行われる訓練については、訓練規模の大小を問わず、常に不安を抱えている状況である。特に人員降下訓練は一歩間違えれば人命に関わる重大な事故につながりかねない。
4月2日に、当連絡会から無通告の人員降下訓練については、事前の情報提供の徹底を求めたばかりである。再び、無通告で人員降下訓練が行われたことは、誠に遺憾である。
ついては、次のとおり口頭要請する。