表題の件につきまして、防衛省北関東防衛局から下記のとおり、情報提供がありましたので、お知らせいたします。
また、横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会では、本件に関し、在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官、北関東防衛局長及び、横田防衛事務所長に対し、下記のとおり口頭要請を行いました。
なお、横田基地周辺市町基地対策連絡会では、5月15日付けで、本件に関し、文書要請を行いました。
当局管理部長から米側への要請文書について添付のとおり情報提供させて頂きます。(5月14日付けで文書要請した内容です)
米軍関係者による交通事故の再発防止について(文書要請)
空軍はあらゆる機会を通じ、軍人としての心得から軍の規律に至るまで、多岐に渡る教育を行い、今週末のメモリアルデー等の長期休暇前には、酒気帯び運転等の行為が重大な結果を招くことを全ての人員が肝に銘じる重要性を強調していき、今後、同じような事故が起こらないよう、あらゆる手段を講じて空軍兵を教育していく旨のメッセージがありましたのでお伝えさせて頂きます。
本日得た情報によると、米側当事者は13日に送検され、釈放されていることを確認しましたのでその旨ご連絡させて頂きます。
5月14日、横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会からの要請を受け、北関東防衛局長の命により、同日中に地元自治体からの口頭要請内容を添えたうえで、管理部長から、今回の事故発生に鑑み、より一層の綱紀粛正及び交通安全教育の徹底、さらに、実効性のある再発防止策を講じられるよう第374空輸航空団司令官に対し文書にて要請致しました。なお、米空軍横田基地から、15日午前中に要請趣旨が第374空輸航空団司令官まで伝えられた旨連絡を受けたことを申し添えます。
横田防衛事務所が現場を確認したところ、羽村市のNTTの電柱破損のほか、同市の民家の塀駐車場の囲い板フェンスの一部及び福生市東町15番地1のガソリンスタンドの看板を破損していることを確認致しました。
本日未明に、横田基地所属の軍人が羽村市で、酒気帯び運転よる物損事故を起こしたとの情報がありましたので連絡します。
米軍には綱紀粛正、再発防止を申し入れました旨ご連絡させていただきます。
米軍関係者による交通事故の再発防止について(文書要請)
令和元年5月12日、北関東防衛局から、「令和元年5月12日未明、横田基地所属の軍人が、酒気帯び運転により、福生市内のガソリンスタンドの看板に追突し、さらにその場から数キロ先にある羽村市内の電柱等へ追突する事故を起こし、逮捕された」との情報提供があった。
飲酒した状態で、かつ最初の事故発生後にも運転を継続したことは、非常に危険で、人命に係わる重大な事故に繋がりかねず、極めて遺憾である。
また、今回の事故は、平成29年度にも二度にわたり同様な事故が発生し、その都度、再発防止や教育及び綱紀粛正を要請してきた、これまでの経緯を踏みにじるものであり、基地周辺住民に不安を生じさせるだけでなく、住民感情の悪化を招きかねない。
ついては、次のとおり強く要請する。(※)
※国に対しては、「ついては、次のとおり貴職から米軍へ申し入れを行うよう強く要請する。」と要請