標記の件について、無通告による人員降下訓練が実施されたことに伴い、横田基地周辺市町基地対策連絡会では、在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官に対し、口頭要請を行いました。
また、防衛省北関東防衛局より、情報提供がありましたのであわせてお知らせします。
5月22日(水曜日)午前中、横田飛行場にて人員降下訓練(1名)の実施を確認(防衛局職員による目視)
なお、本情報を受けまして、当局では事前の情報提供について申し入れを実施しております。
北関東防衛局より、本日5月22日(水曜日)、午前中に横田基地にて人員降下訓練(1名)の実施を確認したとの情報提供を受けた。
従前より、当連絡会は、訓練規模の大小を問わず、人員降下訓練を実施する際は、事前の情報提供の徹底を求めてきた。
本年4月1日及び同月3日に無通告で実施された人員降下訓練についても、その都度、事前の情報提供を申し入れたところであるが、米軍からは、「1・2名程度の小規模の降下訓練は、通常の訓練として実施しているもので、事前通報していないことを御理解いただきたい。」との回答であった。
これまでにも繰り返し要請しているが、基地周辺住民は、基地で行われる訓練の大小を問わず、常に、不安と恐怖を感じている状況にある。
こうした周辺住民の感情を踏まえ、事前の情報提供がなされるよう強く求めるとともに、次のとおり口頭要請する。
訓練を実施する際には、訓練の大小を問わず、事前の情報提供を徹底すること。
訓練の期間、人数等の詳細を明らかにすること。
徹底した安全対策を講ずること。
市街地上空での低空・旋回飛行訓練は行わないこと。
必要最小限の機数及び人員での訓練を実施すること。