標記の件について、防衛省北関東防衛局より、無通告による人員降下訓練が実施された旨、情報提供がありましたので、お知らせします。
また、横田基地周辺市町基地対策連絡会では、在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官に対し、口頭要請を行いましたので、あわせてお知らせします。
北関東防衛局より、本日7月30日(火曜日)午前及び正午頃に、横田基地にて人員降下訓練(各2名)の実施を確認したとの情報提供を受けた。
従前より、当連絡会は、訓練規模の大小を問わず、人員降下訓練を実施する際は、事前の情報提供の徹底を求めてきた。
本年4月1日及び同月3日、更に5月22日に実施された無通告の人員降下訓練についても、その都度、事前の情報提供を申し入れたところである。しかし、本日再び、無通告で人員降下訓練が行われたことは大変遺憾である。
基地周辺住民は、基地で行われる訓練の大小を問わず、常に不安と恐怖を感じている状況にある。こうした周辺住民の感情を踏まえ、事前の情報提供がなされるよう強く求めるとともに、次のとおり口頭要請する。
訓練を実施する際には、訓練の大小を問わず、事前の情報提供を徹底すること。
訓練の期間、人数等の詳細を明らかにすること。
徹底した安全対策を講ずること。
市街地上空での低空・旋回飛行訓練は行わないこと。
必要最小限の機数及び人員での訓練を実施すること。