標記の件について、防衛省北関東防衛局から下記のとおり情報提供がありましたので、お知らせします。
なお、横田基地周辺市町基地対策連絡会では、在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官に対し、口頭要請を行いましたので、合わせてお知らせいたします。
サムライ即応監査(SRI: Samurai Readiness Inspection)
令和元年10月28日(月曜日)~11月8日(金曜日)
24時間体制で実施予定です。(一部、早朝、深夜に実施)
11月4日(月曜日)夜~5日(火曜日)早朝にかけて、通常の運用時間帯(午前6時~午後10時)外での運用の予定があります。
現時点で、PASを11月6日(水曜日)午前3~4時に使用する予定です。
現時点で、GBS及び煙幕等については使用の予定はありません。
北関東防衛局から米軍に対し、本演習においては、日米合同委員会合意の遵守に努めるとともに、航空機運用及びPAS使用、特に運用時間外の使用に当たっては、周辺住民に与える影響を最小限にとどめるよう最大限の配慮を申し入れました。
令和元年10月18日(金曜日)に北関東防衛局より、令和元年10月28日(月曜日)から11月8日(金曜日)まで実施される横田基地における演習等について、24時間体制で行い、一部、深夜早朝における訓練の実施が予定されているとの情報提供を受けた。
従前より、当連絡会からは、通常の運用時間帯以外での訓練を極力実施しないよう求めてきた。
深夜早朝に行われる航空機の運用やPASの使用による騒音は、横田基地周辺の住民の睡眠等が妨げられるなど、その影響は非常に大きなものである。
こうした周辺住民の生活環境への影響を踏まえ、次のとおり要請する。
・基地外に影響を及ぼさないよう十分な配慮を行うこと。
・市街地上空での低空・旋回飛行訓練は行わないこと。
・深夜早朝に航空機の運用やPASの使用を行わないこと。
・通常の運用時間帯以外での訓練を極力実施しないこと。
・使用する航空機においては、安全対策の徹底を図り運用すること。
・周辺住民への不安軽減のため、訓練情報の早期提供を徹底すること。
・ SRI:Samurai Readiness Inspection (サムライ即応監査)
有事における即応態勢の維持強化及びORE※に対する監査。
※ORE:Operational
Readiness Exercise(運用即応演習)
仮想戦闘環境における基地の機能テストであり、テロ攻撃や航空機または地上戦闘力等による基地への攻撃を想定し、実践的な即応態勢をとることを訓練するもの。
・ PAS(Public Address System):パブリック・アドレス・システム
以前は、ジャイアントボイスと呼んでいたもので、大音響の出る特殊なスピーカを使用し、サイレンや広報を行なう。
・ GBS(Ground Burst Simulator):グラウンド・バースト・シミュレーター
地上爆発模擬装置。金属製の容器内で爆発物を破裂させ、爆発音を発生させる。