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    令和2年度第1回羽村市地域自立支援協議会 会議録

    • [2020年10月29日]
    • ID:14199

    令和2年度第1回羽村市地域自立支援協議会 会議録

    日時

    令和2年7月28日(火曜日)午後2時から4時

    会場

    羽村市役所 4階 特別会議室

    出席者

    中野良次、根岸徹、葛西弘史、土屋文子、芝崎悦子、對馬かな子、田口克己、関口勝、田口尚子、水上京子、川久保亨、和田豊、雨倉みよ子

    欠席者

    中島義之

     

    議題

    1.開会

    2.部長あいさつ

    3.委員及び事務局職員紹介

    4.羽村市地域自立支援協議会・専門部会について

    5.会長・副会長の選出

    6.議事

    (1)「羽村市障害者計画、第5期羽村市障害福祉計画及び第1期羽村市障害児福祉計画」の進捗状況について
    (2) 相談支援部会について
    (3) 就労支援部会について
    (4) 権利擁護部会について
    (5) 障害福祉に関する普及啓発について
    (6) 「就労支援」からみえる地域課題を考える

    7. その他

    (1) 「羽村市障害者計画、第6期羽村市障害福祉計画及び第2期羽村市障害児福祉計画」の策定について
    (2) 今後のスケジュールについて

     

    傍聴者 なし

     

    配布資料

    ・令和2年度第1回羽村市地域自立支援協議会次第

    ・資料1 羽村市地域自立支援協議会委員名簿

    ・資料2 羽村市地域自立支援協議会及び専門部会について

    ・資料3 羽村市地域自立支援協議会要綱

    ・資料4 羽村市障害者計画進捗状況

    ・資料5 第5期羽村市障がい福祉計画及び第1期羽村市障害児福祉計画進捗状況

    ・資料6 相談支援部会(第1回まとめ)

    ・資料7 就労支援部会(同上)

    ・資料8 権利擁護部会(同上)

    ・資料9 児童支援部会(同上)

    ・資料10 羽村市障害者計画、第6期羽村市障害福祉計画及び第2期羽村市障害児福祉計画策定について

    ・資料11 羽村市地域自立支援協議会スケジュール

     

    内容

    1. 開会

    2. 部長あいさつ

    3. 委員及び事務局紹介

      名簿に添って自己紹介

    4. 羽村市地域自立支援協議会・専門部会について

      地域自立支援協議会・専門部会の所掌事項等について説明

    5. 会長・副会長の選出

    〔事務局〕羽村市地域自立支援協議会要綱第5条第1項の規定により、協議会に会長及び副会長を置くことと定められており、同上第2項では、会長及び副会長は委員の互選により定めることとなっている。何かご意見、ご発言はあるか。

    〔委員〕会長には、前期に引き続き、羽村特別支援学校の校長である田口委員、副会長については日頃から研修などで指導いただいているコロロ学舎の芝崎委員が適任と考え、推薦する。

    〔事務局〕田口委員を会長に、芝崎委員を副会長に推薦する意見があるが、他の委員の意見を伺う。

    〔委員〕意義なし。

    〔事務局〕会長を田口委員、副会長を芝崎委員に決定する。ご挨拶をお願いしたい。

    〔会長〕前期に引き続き、よろしくお願いしたい。

    〔副会長〕羽村市の障害福祉の推進に役立てるよう努めていきたい。

    6 議事
    〔会長〕傍聴希望者はいるか。
    〔事務局〕傍聴希望者はいない。

    (1)「羽村市障害者計画、第5期羽村市障害福祉計画及び第1期羽村市障害児福祉計画」の進捗状況について
    〔会長〕「羽村市障害者計画、第5期羽村市障害福祉計画及び第1期羽村市障害児福祉計画」の進捗状況についてについて事務局より報告をお願いする。
    (事務局報告)
    〔会長〕事務局より報告があったが、質問や意見はあるか。
    〔委員〕医療的ケア児は羽村市に非常に少ない印象があるのだが、保健所の方から羽村市の医療的ケア児について何か説明はあるか。

    〔委員〕西多摩保健所では、全部の医療的ケア児を把握しているわけではないが、だいたいは産後、病院を退院するときに「訪問看護を入れたい」ということからつながる人が多い。少ないケースのなかでも個々の支援のなかで、感じることとしては、訪問看護ステーションなどの社会資源が充実していくとよいと考える。だいたいのケースは、退院の際に、地域と連携しながらプランをたてて対応しているという状況である。重度の医療的ケアが必要なお子さんは絶対数が少ないという現状があるので、その少ないお子さんたちにどう支援していくのかというのは、どの自治体でも課題になっていると思う。知的には問題なくても、医療処置の関係で保育園や小学校に入るのが難しいなど、お子さんへの教育的なことも含めて、医療が必要になるのだが、そのあたりのところが今後充実していくとありがたいと思う。

    〔会長〕肢体不自由児は少ない傾向にある。地域的なこともあり、羽村市の医療的ケア児の伸びにはつながっていないのではないかと感じた。他に発言はないか。

    〔委員〕昨年は台風19号などがあって、川に近い施設の状況が危惧された。羽村市でも避難勧告があり、そのときに、障害者の非難の仕方についてしっかりと考えていなかったことに気づかされた。その後、利用者や保護者を対象にした学習会を開催したりしている。今後も羽村市の取り組みとして、新型コロナウイルス感染などもあり、今まで通りの避難方法とはいかないと思う。そのあたりの充実に向けての取り組みをぜひお願いしたい。

    〔会長〕他に発言はないか。
    〔委員〕先ほどの話題にもあったが、障害を持つお子さんへのサービスについて質問したい。児童発達支援について、計画値より実績値が高くなっているが、現在羽村市において、児童発達支援を担っている事業所は2か所と認識しており非常に少ない。今後もサービス利用を希望するお子さんは増えると考えられるが、羽村市としては事業所を増やしていくという考えはあるのか。また、事業を実施したい、ということですでに申請がきている状況なのか。

    〔事務局〕市内の児童発達支援事業所は5か所ある。そのうち4か所の事業所は放課後等デイサービスの事業も実施している。事業の利用は伸びているが、児童発達支援は、学齢期になると入れ替わりもあることから、現状のところ、市内外の事業所を利用することでサービス提供について対応できている。児童発達支援事業所の新設の相談は他のサービスと比較して少ない状況である。

    〔会長〕他に発言はないか。
    〔委員〕障害者計画の方の2番について、大人の発達障害について講演会を行ったということだが、ぜひ精神疾患に関する講演会などを行っていただきたい。なかなか理解されない病気でもあるので講演会だけでなく、映画なども考えていただきたい。ナンバー43の高次脳機能障害に関する相談業務だが、抵抗ではなく「提供」でよいか。52番の福祉関係職員の研修の支援について「一部への情報提供にとどまっている」とあるが、これがなぜ一部なのか確認したい。福祉関係の職員にはなるべく多くの方に研修を受けてもらいたい。74番のコミュニティバスはむらんの運行で、ベンチの設置の要望がある、とのことだが、ぜひベンチの設置をお願いしたい。はむらんに乗る方は身体の不自由な方も多いので、これはぜひお願いしたいと思った。

    第5期羽村市障害福祉計画の進捗状況の方について、精神障害者にも対応した地域包括支援システムについては早く実現してもらいたい。また、一時避難所として利用できる施設があれば助かる。

    〔事務局〕講演などによる周知についてだが、精神疾患も含めて、時代の要請に伴う、関心の高いテーマについて実施を検討していきたい。研修についての支援について、一部への情報提供にとどまっている件についてだが、現在は相談支援事業所への情報提供が中心となっているが、その他の研修についても今後、情報提供に努力していきたい。精神障害の人にも対応した地域包括ケアシステムについては、今後も検討や連携について努める。現在、連絡会や事例検討会を行い、関係づくりや状況の把握には努めている状況である。

     はむらんのベンチ設置についてだが、課題としてあがっているが、すべてのバス停についての設置は難しい状況である。できるところからということになると思う。障害者の方にも必要ということでお願いをしていきたいと考えているが、時間をいただくようなものであるとは思う。

    〔会長〕他に何か発言はあるか。

    〔委員〕基本目標の6に関して、142番の防災訓練について、昨年の台風19号以来、水害ということで、今年は防災訓練も変えてみようということで検討している。防災訓練は火災や地震一辺倒の考えであったが最近は災害が多様化しているので、今年は考えて実施していきたいと思っている。

    〔事務局〕昨年は地震ではなく風水害ということで、前々から少しずつ課題にはなっていたが実際に直面し、羽村市でも避難勧告が出たという状況だった。市でも大きな風水害を体験するのは初めてで、各職員がどんな行動をしたのか、何が足りなかったのかということを昨年から検討を進めているところである。完全に生かしきれるところまではなかなかいかないが、また、今年度の9月12日の防災訓練はコロナ感染予防の関係でそれほど大規模で行わないが、テーマは風水害ということで今準備を進めている。町内会に関しては、本日出席いただいている委員が所属する法人のグループホームは所属している町内会の方々と防災訓練を行い、一緒に避難するというような地域の障害者の防災意識についても、一緒に乗り越えていこうと町内会の方から声掛けをしていただいており、とてもありがたい状況である。今後も広めつつ、先ほど委員から発言があったように、どのように、どのような時点で避難をすればよいのかということが障害のある方にとっては本当に課題だと、昨年の災害では感じたので、また一緒に考えていきたいと考えている。

    (委員)相談支援のことで伺いたい。我々も青梅市の相談支援事業を行っているが、青梅市だ13とか16くらいの結構な数の事業所がある。それでも手一杯であるとの話をきく。羽村市では、2つの事業所のみということで、負担感はないのかということと、相談支援事業所の数について市としてはどのように考えているのかをききたい。

    〔事務局〕相談支援事業についてだが、地域活動支援センターも兼ねている「あおば」と「ハッピーウイング」の2か所については、計画相談のほかに一般的な相談も含めた包括的な相談支援も行っている。ここでの「相談支援事業」は、計画相談以外の相談のことを指している。市内で計画相談を行っている事業所は5か所であるが、市内の事業所だけではなく、市外の事業所も含めて計画相談が担われている状態である。計画相談支援について参入の相談があったときは、状況の聞き取りをし、積極的に情報提供を行っている。今後も計画相談が円滑に行われるように努めていきたい。

    〔会長〕他はよろしいか。では、次に移る。各専門部会から報告をお願いする。

    (2)相談支援部会について
    〔会長〕相談支援部会からの説明をお願いしたい。

    (事務局報告)

    〔会長〕事務局より報告があったが、質問や意見はあるか。
    〔委員〕相談支援部会の報告では、コロナ感染について多くの内容があったが、最近羽村市でも1件の増があったところであり、発生数からみると、都内とこの近隣ではだいぶ数字が違う。これは検査の方法などが関係あるのか。コロナはどのくらい強い感染力があるのか、都内では5000人感染者が発生した、というのに羽村市内では5人しか発生していない。東京都心の例からいれば、5万人の人口であれば50人は発生するのではないかと思う。今日の議題とはちがうとは思うが、お聞きしたい。

    〔委員〕感染症の直接の担当ではないが、都心の発生数については、集団での発生というところが影響していると考えられる。幸いにして西多摩の方では集団発生がない、現在の数値に表れているのではないかと思う。無症状の人でも感染するということがあり、すべての感染経路が追えているわけではない。まだまだわからないところはあるが、どの人に対しても同じような感染力なのかは不明である。これを行ったらすべて防げるということではないが、マスク着用や手洗い、換気というところが重要となる。検査も、症状があれば受診してもらい、医師の判断で病院で検査するところもあれば、自治体で立ち上げているPCRセンターにつながる場合もあり、そこで感染がわかる場合もある。

     相談支援部会の報告のなかで話のあった、マスクをなかなかつけることができない人がいる、ということなどについて、大変な苦労をしながら対応していただいていると感じている。在宅ではストレスも感じるし、日々、コンスタントに行っていたことが一変したわけなので、利用者や施設の職員、家族も負担が大きいと考える。先行きの目途がつかないので。

    〔委員〕まだしばらくは続くということか。

    〔委員〕当面は継続すると考えられる。

    〔会長〕他に発言はあるか。

    〔委員〕コロナに関してだが、ぜひお願いしたいことがある。自分が所属している法人は短期入所やグループホームを運営しており、利用者や利用者の家族に発熱があったときどうするか悩む。自宅に帰れない人もいるので、グループホームにいなくてはいけない。短期入所でもキャンセルが続いていたりするが、自宅でずっと過ごしていると、知的障害がある自閉症の人などはストレスが高くなり、家族に向かって暴力や他害が発生する。それで、本来ならばキャンセルしたいところだが、もっと短期入所で受け入れてほしいという家庭もある。我々が断ってしまったらどうするのだろう、と思い、受け入れてはいる。しかし、万が一コロナに感染した人が出た場合、職員にも家庭があるので、一緒に食事をする際などに感染が広がっていくのではないかと思う。そのあたりの不安、万が一のために検査体制や、起きてしまったときの看護師の派遣による専門的な指導などしていただければと思う。ぜひ市の方でも考えてもらえればと思う。

    〔事務局〕コロナウイルスの感染があった場合どうしたらいいのかいうのが、この3月から6月頃までの対応をみていて、幸いにも何もなく終わったが、たぶんこれからどんどん広がっていくのではないかという不安があるということはよくわかる。東京都の障害福祉担当の方から多くの文書が来ており、また、発出された文書を一覧でみられるサイトもあるのでそれらの案内などをしている。発症した場合どのようにするかの、マニュアルが少しずつ出てきている。発症した場合に、市の方で誰か派遣をするというようなことは今のところ考えていないが、今発出されている新しい文書では、同じ法人内などで運営できる体制を作ってもらえないかというような文書が出ている。体制としては考えていただけると市としては非常にありがたい。市としても障害者施設に対し何ができるかということは常に考えていかなければならない課題であると思っている。「このようなことができないか」という意見があればぜひ障害福祉課に寄せていただきたい。意見が多ければ対策につながっていくということも考えられる。要望としては承った。

    〔委員〕要望ということで発言したい。運営している施設が入所施設なのでコロナ感染があればクラスター化する可能性があり、短期入所は4月以降一切受けていない。サービスの要望は非常に多い現状であるが、クラスター化のことを考えると決断できないという事情がある。もし、羽村市など公の機関で、サービス利用を希望される方が、入所の前にPCR検査を受けて、陰性であるという証明などを発行してもらえれば受け入れるつもりである。すぐには難しいとは思うが、ショートステイの利用を希望している人、施設への入所を控えている人についてPCR検査の拡充ということをぜひ検討していただきたい。

    〔委員〕グループホームを運営しているうえで、家に帰れず、365日入所している人がいる。職員と話したことだが、コロナ感染した職員がコロナ感染した利用者を介護しているという話があり、自分たちもそうなるのではないかと心配した。障害を持っていると、病院に入っておとなしく寝ていないと思う。感染が発生したら職員も施設から外出せずに介護するのだと考えていた。

    〔会長〕学校もさまざまな対応が必要で、4月当初は非常に混乱した状況で、多くの決断をせまられた。地域に根差して保護者とも密接に関係があって、利用を断るようなことは非常に苦労されたのではないかと思う。

    (3)就労支援部会について
    〔会長〕就労支援部会からの説明をお願いしたい。

    (事務局報告)

    〔会長〕何か発言はあるか。なければ次にうつる。

    (4)権利擁護部会について
    〔会長〕権利擁護部会からの説明をお願いしたい。

    (事務局報告)

    〔会長〕権利擁護部会の報告について何か質問はあるか。

    〔委員〕我々の施設も強度行動障害のある人をたくさん受け入れており、事例については非常に関心をもって聞いていた。施設の方では虐待防止ということで、虐待防止マニュアルの周知徹底や虐待防止委員会の開催をして自分たちの支援を振り返るということを励行している。事例に関して市として改善計画の提出を求めたということだが、差し支えない範囲でどういった指導をしたのかということをききたい。

    〔事務局〕改善計画については、事業者が提出した改善案について助言を行った。知識に関するものついてはもちろん、感情をコントロールできるような外部研修を受講することや、スーパーバイズを含め、外部の目を入れることも助言した。また、他の施設で体験をするなど、自身の支援を振り返えることができるような機会を得てはどうかということも伝えている。事業者の方ではその他にも、管理者の定期的な見回りや職員体制の変更などで改善につなげていくということであった。

    (5)児童支援部会について
    〔会長〕児童支援部会からの説明をお願いしたい。

    (事務局報告)

    〔会長〕児童支援部会の報告について何か質問はあるか。

    〔委員〕市内の保育園はすべて障害児を受け入れているのか教えていただきたい。

    〔事務局〕すべての園での受け入れが可能であるという状況ではないが、どの園で受け入れているという情報については詳細には把握していない。看護師が勤務している保育園は、知的な遅れはないが医療が必要なお子さんを預かっていたり、それ以外でも障害児を預かる保育園はあると聞いている。少し成長に遅れがあるお子さんについては加配があるので、保育士を増員して特別に対応することもあると聞いている。

    〔会長〕地域で子供を支援する体制が整い、早期発見・早期療育が少しずつ定着しているということを感じている。他に何か質問はあるか。

    〔委員〕特別支援学校の高校生が多いのはなぜか。

    〔会長〕小中学校には「特別支援学級」があるのが理由である。中学校の特別支援学級からの入学先は特別支援学校の高等部になるので、そこで人数が増える。また、小学校の特別支援学級から特別支援学校の中学部に移る子供もいる。

    〔会長〕他にはよろしいか。全体を通して何か発言があればお願いしたい。

    (質問・意見なし)

    (議事終了)

    7 その他
    (1)「羽村市障害者計画、第6期羽村市障害福祉計画及び第2期羽村市障害児福祉計画」の策定について

    (2)今後のスケジュールについて
    〔事務局〕2月18日・19日、3月2日・4日・5日のいずれかで実施させていただきたい。既に予定がある委員について確認したい。

    (発言なし)

    〔事務局〕候補日のいずれかで調整させていただく。

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    羽村市福祉健康部障害福祉課

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