令和2年度第1回羽村市スポーツ推進審議会会議録

日時　

令和2年6月27日（土曜日）午前9時30分～10時30分

会場　

羽村市スポーツセンター第3会議室

出席者　

会長　田村義明、副会長　堀松英紀、委員　瀬戸隆幸、新島二三彦、藤田友美、杉渕典子、田村志津子、中村平、西大輔 (10名中、9名出席)

欠席者　樗木次男

傍聴者　なし

議題

①令和2年度社会教育関係団体補助金(スポーツ・レクリエーション団体)の交付について

② 令和2年度羽村市スポーツ事業計画について

配布資料　

・羽村市スポーツ推進審議会委員名簿　　　　　　　　　　

・スポーツ基本法（抜粋）　資料1－1

・羽村市スポーツ推進審議会条例　資料1－2

・羽村市スポーツ推進審議会条例施行規則　資料1－3

・スポーツ基本法（抜粋）　資料2－1

・令和2年度羽村市社会教育関係団体補助金交付基準　資料2－2

・令和2年度社会教育関係団体補助金交付額　資料2－3

・令和2年度社会教育関係団体補助金申請一覧　資料2－4

・社会教育関係団体補助金参考資料

・令和2年度羽村市スポーツ事業計画　資料3

・羽村市スポーツ推進審議会慶弔規程など　資料4

議事　

事務局　みなさん、おはようございます。令和2年度第1回羽村市スポーツ推進審議会を開催させていただきます。令和2年4月1日から令和4年3月31日までの2年間の任期で教育委員会から委嘱をさせていただいております。本来ですと、4月に第1回の会議を開催するところですが、新型コロナの影響により会議ができず、遅くなりましたことをお詫び申し上げます。次第をおめくりいただきますと、名簿を添付させていただいております。　今回、学校教育関係者から、松林小学校の瀬戸校長先生に委員として就任いただいております。また、関係行政機関職員として、東京都オリンピック・パラリンピック準備局スポーツ推進部調整課から西課長代理に委員として就任していただきました。西委員につきましては、東京都との書面のやりとりなどの関係で6月16日の教育委員会定例会で承認されましたのでご報告申し上げます。次に会長・副会長の選任ですが、4月に会議を行うことができなかったことから、事務局で教育委員会からの委嘱状を各委員にお渡しする際に、会長と副会長の選任について、各委員からご意見を伺いました。その結果、前期に引き続き、会長に「田村義明委員」を、副会長に「堀松英紀委員」を推薦する声をいただきましたので、皆様にご報告をいたします。それでは、田村会長から就任のご挨拶をいただきたいと思います。

会長　会長職を拝命いたしました田村でございます。スポーツ行政に係わりながら市内のスポーツの推進に審議会として貢献していきたいと考えています。新型コロナウイルスの影響で、思うようにスポーツができない状況が続いていますが、全てのスポーツを中止・延期というのではなく、どのような対策を講じれば実施できるかが大切だと思っています。今年度、新たにお二人の方が委員として就任していただきました。　新たな気持ちで携わっていきたいと思っています。

事務局　ありがとうございました。次に、堀松副会長にご挨拶をいただきます。

副会長　副会長を拝命した堀松です。スポーツの推進では、新型コロナウイルスの感染拡大防止という逆風が吹いていますが、 スポーツを実施できない環境になってみると、その大切さというか必要性が本当に強く感じられます。スポーツ環境の向上のため貢献したいと思っております。

事務局　ありがとうございました。それでは、初めてお顔をあわせる方もいらっしゃいますので、ご挨拶をいただいた会長と副会長を除き、名簿の順で一言づつ自己紹介をお願いします。

（各委員の自己紹介）

事務局　ありがとうございました。それでは、審議会の概要について、事務局からご説明いたします。

（資料に基づき説明）

・スポーツ基本法にある地方公共団体の責務とスポーツ推進審議会

・羽村市スポーツ推進審議会条例及び同条例施行規則

①令和2年度社会教育関係団体補助金の交付について

事務局　 それでは、議題からは田村会長の進行でお願いしたいと存じます。

会長　それでは、第1回スポーツ推進審議会の議題について、審議をしていきます。議題1社会教育関係団体補助金(スポーツ・レクリエーション団体)の交付について、事務局から説明をお願いします。

事務局　事務局から資料に基づき説明。

・補助金の交付は、スポーツ基本法に基づき、スポーツ推進審議会等の意見を聞く必要があること。

・羽村市の交付基準の説明と前年度に補助金予算の10％削減があり、令和2年度にはさらに削減する動きがあったが、社会教育係 団体補助金交付基準の見直しを行い、限度額を半分にした。

・今回、交付基準の大幅な見直しを行ったが、所管課としては、この交付基準を堅持していく考え。

・青少年団体は、前回の申請11団体から今回10団体に減ったが、今回申請のなかった団体は、新型コロナの関係で活動を自粛していて、会費を集めていないので申請は見送ると回答があった。

・体育協会の補助金についても、加盟21団体と体協本部の活動を合算したが、限度額が半分になったため、交付額も同様となっている。

会長　それでは、事務局から説明が終わりましたが質疑はありますか。

副会長　補助金について、方向性として廃止に向かって動いているのか。

事務局　財政部門では、全ての補助金について縮小・廃止・見直しなどを行うべきとの考えをもっていますが、スポーツの推進を掲げて活動を支援していく立場の当課では補助金は必要なものだと認識しています。今回の社会教育関係団体補助金交付基準の見直しは、限度額を半分にするなど大幅なものでしたが、毎年度縮小するものではなく、今後はこれを堅持していきたいと思っています。

会長　ほかに何か質問はありますか。なければ、原案どおり補助金交付を承認することでよろしいでしょうか。それでは、承認することで決定しました。 

②令和2年度羽村市スポーツ事業計画について

会長　それでは、議題2令和2年度羽村市スポーツ事業計画について、事務局から説明をお願いします。

事務局　資料3をご覧ください。計画していた令和2年度のスポーツ事業が、新型コロナウイルスの関係で既に中止となるなど大きな影響を受けています。総合体育大会は、4月に予定していた開会式が中止になり、各競技の実施については、各競技団体において、上部組織の感染拡大防止策を参考に実施の有無を判断していくことになります。増田明美親子スポーツ教室では、人数を減らして開催していく予定です。また、10月に予定している市民体育祭も中止になることが決定しました。各団体などへは今後文章で中止のお知らせをしていきます。体力測定では、6月の中止が決定しましたが、8月については、人数を少人数に分けたうえで実施していく考えです。東京都市町村総体も中止が決定し、来年、引き続き西東京市を中心に開催する考えです。スポーツ施設の整備に関するものは、計画どおり順調に進んでおり、スイミングセンター天井等改修工事は7月から工事に入る予定です。スポーツセンター第3ホールの畳の入れ替えは既に終了しました。昨年、台風で冠水被害を受けた宮の下運動公園の復旧については、芝生を張りなおす養生期間が必要でその期間を含めて10月に完了を見込んでおります。

会長　事務局から説明が終わりましたが質疑はありますか。

委員　西多摩地域広域行政圏は計画どおり実施するのか。

事務局　現在、関係自治体などにアンケート調査をしているところで、実施の有無については決まっていません。

会長　コロナの影響でやむを得ない面もあるが、スポーツ事業の中止などが多くなっている。どのような対策を講じればできるのかを考えていくべきだと思う。単純にすべての事業を中止というわけにはいかない。人数を減らして密を避けるようなやり方で、実施に向けて取り組んでいただきたい。

事務局　スポーツ推進委員協議会が企画する四季のウォークでは、例年のように公共交通機関を利用して現地に行くのではなく、市内のウォーキングコースを利用したものなどを現在検討していただいています。工夫や改善をしながら対応をしていきます。

会長　ほかに質問はありますか。なければ、令和2年度羽村市スポーツ事業計画について承認とします。次に協議事項に移ります。

①審議会慶弔規程等について

会長　それでは、協議1審議会慶弔規程等について、事務局から説明をお願いします。

事務局　事務局から資料に基づき説明。

・平成12年度に当時の審議会で決めた内規。

・報酬が出ている委員については、報酬の中から会長名義の通帳に一部積み立てをさせていただく。

・規程にある内容に該当する場合には、献花料や香典料を積み立てから審議会として歳出させていただく。

・平成30年度から令和元年度任期の積み立てについては、今回清算させていただく。

会長　協議事項の説明が終わったが何か質問はありますか。なければ、報告に移ります。

①国・東京都の動向について

会長　それでは、委員からご説明をお願いします。

委員　まず、東京都の状況ですが、東京2020大会が新型コロナの影響で令和3年度に延期となりました。7月23日からオリンピックが、8月24日からパラリンピックが開会する予定です。都民大会や障害者スポーツが中止になりました。また、シニアフェスティバルも一部が中止になり、規模の縮小などを含めて影響を受けています。毎年実施しているスポーツ庁の体力調査では、都道府県単位での判断になり、東京都としては実施しないことといたしました。もちろん、市町村単位で実施していただいても結構ですが、取りまとめはしないということになります。スポーツtokyoインフォメーションに「新しい日常」のスポーツをウエブサイトに掲載しており、「おうちで運動」ではアスリートの動画による運動を紹介しています。「主催者の皆様へ」ではイベントなどの予防ガイドラインが示されており、各競技団体でもガイドラインを出しています。すべての競技団体が出しているわけではありませんが、策定できた団体から掲載していきますので、参考にしてください。「施設管理者の皆様へ」では、都立スポーツ施設の再開に向けたガイドラインやチェックリストが掲載してあります。6月から都の施設の再開が始まり、全施設で再開いたしました。「区市町村」の取り組みのページもありますので、掲載してもらいたいものがあればご連絡ください。国では、ねんりんピックが延期になっています。補正予算では、1次、2次と計上しており、安心安全に施設が再開できるように屋内施設にファンや換気扇などの設備を取り付ける補助なども盛り込まれております。スポーツ気運を盛り上げないといけない状況のなかで、中止になった代替大会支援、子どもたちの運動機会の支援などがあります。

会長　委員からご説明がありましたが、何か質問はありますか。全体を通じて確認しておきたいことなどはございますか。なければ、これで議題・協議・報告が終わりましたので、事務局に進行を戻します。

事務局　会長、ありがとうございました。それでは、最後に副会長からご挨拶をいただきたいと思います。

副会長　審議をいただきありがとうございました。新型コロナの対応で、今までのようにスポーツ活動ができず、様々な影響を受けていると思っています。早く、収束し元の生活に戻れることを願いつつ、スポーツ活動の推進のため、審議会の役割を果たしていきたいと考えています。　長時間にわたり、ありがとうございました。