火災が発生した際、消防車が到着するまでの「初期消火」が被害を最小限に抑えるために極めて重要です。 しかし、「近くに消火栓があるのは知っているけれど、使い方が分からない…」という方も多いのではないでしょうか。
地域の安全を守るため、市民の皆さんがいざという時に初期消火を行えるよう、消火栓やホース格納箱の基礎知識と、正しい使い方を分かりやすく解説します。
消火栓は、消火活動に必要な水を供給するための設備です。
羽村市内には地上式消火栓と地下式消火栓を併せて約710箇所設置されています。
消火栓には、大きく分けて2つの種類があります。
羽村市では多くは地上式消火栓を採用しておりますが、一部地下式消火栓の設置もあります。
地上式消火栓: 道路脇などに赤い筒状の本体が地上に出ているタイプです。
地上式消火栓は見つけやすく、迅速なホース接続や放水が可能であり、災害時の初期消火に非常に有効です。
市内には約580基設置しています。

地下式消火栓: 道路のマンホール(「消火栓」と書かれた黄色い縁取りなど)の下に設置されているタイプです。
道路や地盤面下に設置される消火栓ですが、専用の資機材が必要であり主に消防署や消防団が使用します。そのため地上式とは異なり格納箱の設置はありません。
市内には約130基設置しています。

消火栓の近くには、消火活動に必要な道具が入った「ホース格納箱」が設置されています。
設置スペースの確保が困難な場所など、例外的にホース格納箱が近くにない場合もあります。

格納箱の形やデザインにはいくつかの種類がありますが、中に入っているものは原則同じ内容です。

ホース(火元まで水を運ぶもの)
ホースは原則3本入っています。

筒先(ノズル)(ホースの先端に取り付け、水を勢いよく放水するもの)

開閉ハンドル(消火栓の蓋やバルブを開け閉めするもの)

二重巻き:ホースを真ん中から2つに折って巻いている基本の巻き方です。

島田折り:ジグザグに折りたたまれており、からまりにくく、素早く出しやすいメリットがあります。

街中には「防火水槽」「消防水利」と書かれた看板やマンホールもあります。
こちらは中に水を貯めている水槽ですが、専用の吸水ポンプが必要であり主に消防署や消防団が使用します。
2.すぐに119番通報を行う
3.初期消火を行う
まずは身近にある消火器を使いましょう。消火器だけで消えない場合は、次に説明する「消火栓」を活用します。一方で初期消火にも限界はあります。自身の身に危険を感じた際には無理をせず速やかに避難を優先してください。
火災発生時の初期消火は、被害を拡大させないために非常に重要です! ただし、放水には強い圧力がかかるため、安全のために必ず3人一組で協力して行ってください。
役割分担は以下を参考に行ってください。
1人目:筒先を持つ
2人目:消火栓の開栓操作
3人目:情報伝達兼補助
ホースを広げる 格納箱からホースを取り出し、火元に向かってまっすぐ伸ばします。
消火栓につなげる 本体のフタを外しホースの受け口金具を、消火栓の口にカチッと音がするまで確実に差し込みます。
【ワンポイントアドバイス】
火元までホースが届かない場合は、近くにある別の格納箱からホースを持ってきて、ホース同士をつなぎ合わせて延長することも可能です。(ホースを長く延長するほど、水の圧力は弱くなります。)

消火活動以外での使用は禁止です
放水時の圧力にご注意ください 消火栓からはかなりの圧力で水が飛び出します。絶対に人に向けて放水しないでください。
地域による圧力の違い 市内の水道圧力は地域によって異なります。(0.25〜0.5 MPa)
訓練などで使用する場合 防災訓練などで実際に消火栓を使用する場合は、事前に「水道使用届出書」を防災安全課へ提出する必要があります。
水道使用届出書のダウンロードはこちら
日ごろから近所にある消火栓やホース格納箱の位置を確認しておくことが、万が一の際の迅速な行動につながります。地域の安全を守るため、日ごろから防災意識を高めていきましょう。
市内の消火栓の位置は、下記の防災マップからご確認いただけます。
羽村市防災マップのダウンロードはこちら

羽村市総務部防災安全課
電話: 042-555-1111 (防災・危機管理係)内線206 (防犯・交通安全係)内線215
ファクス: 042-554-2921
電話番号のかけ間違いにご注意ください!