水道事業紹介
- 初版公開日:[2023年12月27日]
- ID:7454
羽村市の水道事業は、昭和36年に給水を開始し、令和3年2月に通水60周年の筋目の年を迎え、現在に至っています。
昭和30年代、羽村町(当時)は、純農村から近代都市への歩みを踏み出した時期にあり、水需要の高まりの一方で、雨不足が頻発するなど、各家庭では井戸枯れによる水不足の解消が求められていました。
このため水道事業を導入し、昭和34年2月、計画給水人口12,000人の事業規模により事業認可を取得し、2ヵ年の工事歳月を経て、昭和36年2月に給水を開始(一部地域)しました。
昭和37年には、首都圏整備法に基づく市街化区域の指定を受け、その後、数次にわたり土地区画整理事業による市街地整備を推し進め、自然と都市環境が調和した、職住近接の魅力あるまちづくりに取り組んできましたが、水道事業についても、こうした都市基盤整備などによる給水人口の増加や都市化の進展に対応するため、事業開始後、4次にわたり拡張事業を推進し、水道施設の整備・拡充を図ってきました。
現在、市内3か所の浅井戸から豊富に湧いている清澄な地下水を取水し、水道水を供給しています。
認可 | 創設認可 | 昭和34年2月9 日 | 最新変更認可 | 平成14年3月20 日 |
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給水人口 | 計画給水人口 | 60,000人 | 現在給水人口 | 54,335人 |
給水普及率 | 100パーセント | |||
給水量 | 計画一日最大給水量 | 27,500立方メートル | 実績一日最大給水量 | 19,730立方メートル |
実績一日平均給水量 | 17,838立方メートル | 一人一日平均給水量 | 328リットル | |
施設の現況
| 水源 | 浅井戸 | 浄水方法 | 膜ろ過、塩素消毒 |
配水池容量 | 14,730立方メートル | 導水管延長 | 896メートル | |
送水管延長 | 7,679メートル | 配水管延長 | 191,164メートル | |
水道料金
| 水道メータの口径が20ミリメートルで、平均的な使用水量40立方メートルの場合(2ヵ月)
基本料金1,460円+従量料金3,100円=4,560円(税抜) | |||
沿革
| 昭和34年2月に事業認可を受け、昭和36年2月に給水を開始しました。その後都市化に伴って事業を拡張し、平成13年度には計画給水人口、計画給水量及び浄水方法の変更を行いました。
変更内容は、水源が多摩川に近接した浅井戸のため、クリプトスポリジウム等対策として浄水方法を「塩素消毒のみ」から「膜ろ過、塩素消毒」へと変更しました。
平成15年度に施設整備を完了し、浄水能力が一日当たり27,500立方メートルとなる膜ろ過処理施設の供用を開始しました。 |
凡例 ・認可とは、水道法に基づき厚生労働大臣から水道事業等の認可を受けた日です。
・導水管とは、取水施設から原水を浄水施設まで送るための管路です。
・送水管とは、浄水施設から浄水を配水施設まで送るための管路です。
・配水管とは、配水塔などから水を各利用者に送るための管路です。
・水道料金は、平成26年4月1日に改定しました。
・クリプトスポリジウム等対策とは、塩素消毒でも死滅しない耐塩素性病原虫クリプトスポリジウムの影響を受けやすい浅井戸で
あるため、その除去に特化した膜ろ過施設を導入し措置を行ったものです。
水道のイメージキャラクター
タンくん
はむら公園オアシスマップ
羽村市内の公園で気軽に羽村の水を飲むことができます。
ウォーキングやお散歩の際にぜひご利用ください。
出典:「消費生活センターだよりNo.389」(令和4年7月1日発行)
(お知らせ)
13番「富士見公園」は令和4年12月1日から、愛称が「S&Dスポーツパーク富士見」になりました
21番「江戸街道公園」は令和5年12月1日から、愛称が「にっとぱーく」になりました。
はむら公園オアシスマップ
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