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    第3回羽村市使用料等審議会会議録

    • [2010年3月1日]
    • ID:594
    平成17年度第3回羽村市使用料等審議会会議録
    1 日時平成17年7月20日(水曜日) 午後2時~午後4時05分
    2 場所市役所4階特別会議室
    3 出席者【会長】大野哲夫 【職務代理】河村孝子 【委員】柴田昌孝、指田幸三、今井大宰、島田光雄、向笠幸雄、塩野憲司、土肥和代 【事務局】梅林企画部長、小林財政課長、市川課長補佐、本橋主任 【説明員】町田生涯学習部長、島田生涯学習施設準備担当主幹、小机課長補佐
    4 欠席者【委員】柴田和江
    5 議題 生涯学習施設(仮称)西棟の使用料について
    6 傍聴者2名
    7 配布資料生涯学習施設(仮称)西棟使用料参考資料(他市平均単価等による使用料の試算)
    8 会議の内容○会長あいさつ

    (会長) 第3回目の審議会に、お忙しい中ご出席いただき、ありがとうございます。第2回の時にも話しましたが、市民が納得するような使用料を設定し、大勢の方に施設を利用していただきたいと思いますのでよろしくお願い致します。
    それでは、第3回目の使用料等審議会を開催します。
    本日は傍聴の方がおられます。傍聴にあたっては、遵守事項を守っていただくようお願いします。

    ○審議会会議録について

    (会長) 第1回羽村市使用料等審議会の会議録についての確認だが、事務局には特に意見等の連絡は入っていないようなので、事務局案のとおり同意してよろしいか。
    <全員同意>

    (会長) では、第1回羽村市使用料等審議会の会議録については、事務局案のとおり同意する。
    続いて、第2回羽村市使用料等審議会の会議録を事務局で作成したので、前回と同様、各自持ち帰り、内容についてご確認いただきたい。

    (委員) 第1回目の審議会で、会議録の確認は、会長と職務代理に一任するということで決定したのではないか。

    (会長) 1回目の会議録はただいま同意されたところだが、2回目以降の会議録については、会長、職務代理に一任することでご了承願いたい。
    <全員承認>

    1 審議事項
    (1) 生涯学習施設(仮称)西棟の使用料について

    (会長) 前回は他市の使用料、その平均、市内既存施設の使用料および平均について事務局から説明を受けた。
    事務局から配付する資料はあるか。

    (事務局) 前回までの審議会において、他市の使用料、その平均使用料、市内既存施設の使用料等を参考に審議していただいているところだが、今回は3回目ということで、個々の使用料について審議会として決定していただきたい。
    前回まで他市の施設の平均等を基に審議が進められているが、これまで配付した資料の中で、特に八王子市の使用料が極めて高いという部分があったので、それを除いた他市平均の資料を作成した。
    <資料「生涯学習施設(仮称)西棟使用料参考資料(他市平均単価等による使用料の試算)」配付>

    (説明員) 
    <配付資料について説明>

    (会長) これまでに配付された資料を基に個々の部屋の使用料を設定していくが、審議にあたっては、1番目に大ホール、2番目に小ホール、 3番目に保育室から学習室までをまとめて、4番目にリハーサル室から和室までを、最後にレセプションホールという順序で設定していきたいのでよろしくお願いしたい。
    はじめに、大ホールについて、どのように設定したらよいか何か意見等はあるか。

    (委員) 大ホールの資料の中で、他市の状況の1番から11番が記載されており、その中で建築年順に古いものから前半、後半でそれぞれ平均を出している。1、2番は昭和53年と60年に建築されており、他と比べて極端に安い。そこで、この2つを除き、平成以降に建築された施設の平均を算出すると平日で141.7円となり、西棟の面積に置き換えた一日当たりの使用料は121,000円となる。土・日・祝日が170.7円となり、使用料は 146,000円となる。また、近隣市の状況でも、平成以降に建築された施設の平均を基に算出すると、平日は126.8円で使用料は108,000円、土・日・祝日が158.2円となり、使用料は135,000円となる。昭和の時代に開館した施設を参考にするのはどうか。

    (委員) ただいまの意見に関連があるが、今回の西棟使用料を設定するにあたって、これまでも意見が出ていたが、近隣市町村の同類施設とのバランスは当然考慮する必要がある。その際、あまり古い施設の使用料を参考にするべきではないという意見もある。それとは別に建設コストが50億円以上かかり、その上、ランニングコストも年間約2億円かかるとのことであるので、こうしたコストをどのように使用料に反映させていくのかも重要と考える。また、市内にある既存施設との整合性も図る必要がある。さらには、席数や面積だけでなく、西棟がどのような施設なのかという、質の優劣も考慮する必要がある。こうしたことを考慮せず、単純に平均を取って使用料を設定してよいのか。今回審議した使用料が数年は変わらないであろうことを考えると、慎重に決定するべきである。
    使用料を設定するにあたり、専門家ではないので、先ほどの考慮すべき点を事務局ですべて勘案した使用料というものを示してもらえないか。そして、その根拠について説明してもらえば、審議しやすいのではないか。

    (委員) 建設費も含めたコストから使用料を算出する方法では、負担が大きくなると考えられるので、市民が使いやすい使用料を設定すべきと考える。

    (委員) 建設コストやランニングコストは、やはり使用料に反映すべきと考える。新しく建設される施設なので、これまでの古い施設の使用料を参考にすることはできないのではないか。
    コストの他に、施設の質についても考慮する必要がある。

    (委員) ただいまの件とは別のことだが、使用料を設定するにあたり、入場料を徴収する場合に使用料を高めに設定するといった考えはあるのか。

    (会長) そうした考えはあるようだ。

    (説明員) 西棟の施設の質についての意見があったので説明する。大ホールについては、前回も説明したが、舞台と客席の距離を接近させるプロセニアム形式という一体型となっており、なるべく近場から舞台を観られるものである。西棟のホールは、音楽専門、演劇専門といったものではなく、音楽、演劇その他さまざまな催し物に対応できる多目的ホールとなっている。音響関係についての目安として残響音という指標があるが、秋川のキララホールが音楽専用のホールであり、2秒程度と長く設定されているが、音楽以外の演劇等の公演会で使用する場合には、残響音が長いと声が聞き取りにくくなる。そこで西棟ホールは残響音を1.5~1.6秒と幅を持たせてある。近隣では立川市民会館、日野市民会館等が同様の残響音となっている。舞台の面積も客席数856席の規模としては広いものとなっている。
    小ホールについては、ロールバックチェアという前にせり出す椅子を設置し、これを下げることで、一般的に平土間と呼ばれる平らなホールとなる。舞台は、可動式でせり上がり、奥行きで2メートルと4メートル、幅で12メートルの2段のひな壇がある。このひな壇を上下することで1段、2段それぞれで使用できるものとなっている。
    レセプションホールは、面積が253平方メートルあり、2部屋に分けることもでき、講演会もできる。今まで福祉会館の4階で利用いただいていたような宴会、祝賀会、パーティーといった利用も可能であり、小さなひな壇、金屏風も備え付け、祝い事にも使っていただける。
    リハーサル室は、大ホールを使用する際に、事前にリハーサルを行うための部屋である。音楽練習室は、ピアノ、CD等による音楽の練習のために使っていただく。展示室については130平方メートルあり、中を6区画に分ける大きなパネルを設置し、展示会等に使用できる施設となっている。創作室Aは168平方メートルで、手芸等、さまざまな形で使用できる。Bについては絵画関係での使用を想定している。Cは陶芸用の部屋となっており、ろくろ等を備えている。和室は、水屋を備えた部屋と普通の和室の2部屋があり、前者は茶道、後者は華道等に使用いただける。
    その他、保育室は保育を必要とする方の利用の際に、お子さんを預かる部屋である。会議室、学習室については、従前どおりのものである。
    近隣の瑞穂町、福生市、立川市、八王子市とほぼ同等の施設と言える。

    (委員) キララホールと西棟とでは目的が違うので、比較対象とするのはいかがか。コスト、他市の状況、市内施設の状況、施設のグレードといった大局的な見地から使用料を設定する必要があると考える。市の考えを聞きたい。

    (事務局) 本施設は公共施設であり公共財として捉え、税の投入はやむを得ない。民間の施設とは性格が異なるので、企業会計的に、コストの全額を使用料として賄うことは難しいが、それに近づけて行かなくてはならない。

    (委員) 先ほど示した、古い施設を除いた近隣市の平均から算出した数値でも、コストの2分の1にも満たない。市としての考えはあるのか。

    (説明員) 年間収入の試算結果であるが、施設の稼働率を旧公民館等を参考に年間250回と見込み、現段階で使用料が決定していないため、近隣の福生市の使用料を参考とした場合、2,260万円と見込んでいる。ランニングコストに対する負担率は、25パーセント程度となる。

    (委員) キララホールの利用状況は把握しているか。

    (説明員) 稼働率100パーセントと聞いている。これは、利用のあった日のみを開館日として算出していると考えられる。平成15年度の福生市の稼働率は、大ホールが31.39パーセント、小ホールが37.61パーセント。多摩地域では、武蔵野市が自主事業が多く、年間115本の事業を開催しており、大ホールが 72.9パーセント、小ホールが79.7パーセントと高い稼働率となっている。

    (委員) 使用料の設定については、近隣の状況を勘案すべきではないか。

    (委員) 話が逸れるが、青梅市と羽村市との共同で市民ホールを建設する計画を、以前聞いたことがある。この計画はどうなったのか。

    (事務局) 青梅市にある都立の誠明学園の跡地利用について、そうした計画が持ち上がったが、諸般の事情により実現しなかった。

    (委員) 先ほど、キララホールの話が出たが、このホールの料金設定は特徴があり、他の施設と計算方法が違う。午前、午後、夜間と料金が分かれており、全日という表示がない。使われる時間帯が基準となり、全額と2分の1がある。例えば、ホール発表を午後行うような時、午前中は準備、夜間は撤去を行うが、その場合の使用料は、午後の料金を基本として徴収し、準備・撤去の時間は2分の1ずつの料金がプラスされる。これにより、他市町村とほぼ同額となる。

    (説明員) 多摩地域では東大和市ハミングホールが直近で開館し、規模も西棟に近いので参考にしていただきたい。大ホールは、学校の音楽教室といった目的での利用があり、稼働率が約53パーセント、小ホールは、各団体が利用しており約60パーセントの稼働率と聞いている。

    (委員) 長野県に茅野市という市があるが、人口が約56,000人で、この秋、市民会館のオープンを予定しており、大ホールの席数は800席で、羽村市と同規模である。施設関係者に知人がおり、使用料設定の設定について聞いたところ、近隣施設を意識したとのことである。

    (委員) 近隣市にキララホールを加えた平均単価から試算すると平日115,000円、土曜日・日曜日・祝日143,000円となる。

    (委員) 福生、あきる野、瑞穂の近隣3市の平均を基に仮に算出すると、平日124,000円となるがどうか。

    (事務局) キララホールが加わると、相対的に高くなる。事務局としては、稼働率のことを考えると、近隣市平均辺りで落ち着くのではないかと想定していたが、比較的高めの使用料で議論されているという印象を持った。

    (委員) 近隣施設を参考にするのはよいが、市内の既存施設に目を向けた場合に、文化施設とスポーツ施設であまり差があると困るので、慎重に検討してほしい。

    (委員) 近隣3市の平均では高いのではないか。近隣市平均が妥当と考える。

    (委員) 生涯学習部長に見識を伺いたい。

    (説明員) 市民が使いやすい使用料を設定していただきたいと考えている。

    (委員) 先ほど、福生市、東大和市の話が出たため、事務局でこれら2施設のデータを持っているという印象を持った。そこで、この2施設の 1席当たり単価の平均から西棟使用料を試算すると、平日使用料が110,000円、土曜日・日曜日・祝日135,000円となり、近隣市平均を基にした使用料よりも若干高めという金額になる。

    (委員) コストを使用料に反映させるべきという意見があるが、事務局が考えるように、市民が使いやすいよう使用料を低めに設定してはいかがか。

    (委員) ランニングコスト、近隣市の状況、施設のグレード、市内施設の状況などが使用料を設定するための要素だと思うが、それらをどのように使用料に反映させたらよいかは非常に難しい問題である。各委員も使用料を設定する専門家ではないので、事務局に案があれば、その説明を受け、各委員が意見を発表したらどうか。

    (会長) 平日使用料が110,000円、土曜日・日曜日・祝日135,000円という案が委員から出ているが、皆さんはどう考えるか。

    (委員) この根拠は2市の平均であり、数が少ない中での平均値よりも、近隣市平均の方がより多くの市の平均である点でよりよいと思われるが。

    (委員) 近隣市平均が妥当と考える。

    (委員) 平日110,000円という案がよいと思う。

    (委員) 同じく、平日110,000円の案が妥当と考える。

    (委員) 本施設は貸し館業務以外に、生涯学習施設という役割を担っていることから、近隣市平均程度に使用料を抑えてほしい。

    (委員) あくまでも、多くのデータを持っていると思ったので、隣接する福生市と建設年度の近い東大和市の単価を平均した使用料を提案したが、利用率のことを勘案すると、できるものなら安く設定した方がよい。ただし、端数は切り捨てた方がわかりやすいのでは。

    (委員) この後、一日当たり使用料を基に時間帯別に細分化するのではないか。

    (説明員) 一日当たりの使用料が決定した後、午前、午後、夜間の時間区分の使用料を設定するので、そこでは100円単位の端数が生じる。

    (委員) 個人的には平日120,000円、土曜日・日曜日・祝日150,000円程度と考えているが、2択なら平日110,000円の案がよい。

    (委員) どちらかと言えば、近隣市平均の平日106,000円、土曜日・日曜日・祝日130,000円が妥当と考える。

    (委員) コスト面からの使用料の設定は考え方として難しい。一番大切なのは、稼働率を上げることと考える。1席当たりの単価に注目してきたが、実際に利用する場合、総額で比較するのではないかと思う。新しい施設なので、多くの方に利用してもらいたい。

    (委員) 運営方法は、一部委託と聞いているが、今後、指定管理者制度を導入していく考えはあるか。

    (事務局) 本施設に限らず、常に検討している。

    (会長) それでは、大ホールの使用料については、近隣市平均の平日106,000円、土曜日・日曜日・祝日130,000円という意見が多かったので、これを一まず審議会の案としてよろしいか。
    <全員承認>

    (会長) では、大ホール使用料については、平日106,000円、土曜日・日曜日・祝日130,000円を審議会の案として決定する。この後、他の施設の使用料を審議する中で、只今の決定に不都合があれば、再度審議したい。

    (会長) 続いて、小ホールについての意見を伺いたい。

    (委員) 大ホールと同様の考え方でよいのではないか。

    (委員) 賛成。

    (委員) 大ホールと同じく、古い施設を除くと、近隣市平均による試算は平日31,000円、土曜日・日曜日・祝日38,000円となることだけ申し上げたい。

    (委員) コミュニティセンターの使用料をみても、近隣市平均程度が妥当と考える。

    (説明員) 一般的に、同一施設内に大・小ホールの施設がある場合は、小ホールの方が稼働率が高いことも、使用料の設定にあたり参考にしてほしい。

    (委員) 建設年度の近い東大和市、隣接する福生市、瑞穂町の使用料と比較すると、平日で27,000円~28,000円程度が妥当ではないか。

    (委員) 平日使用料で、30,000円、できれば28,000円以下ならば、借りたいと思う。

    (委員) 近隣市平均の平日27,000円、土曜日・日曜日・祝日33,000円が妥当と考える。

    (委員) 同じく、近隣市平均が妥当である。

    (会長) それでは、小ホールの使用料については、大ホールと同様に近隣市平均から算出した、平日27,000円、土曜日・日曜日・祝日33,000円という意見が多かったので、これを審議会の案として決定してよろしいか。
    <全員承認>

    (会長) では、小ホール使用料については、平日27,000円、土曜日・日曜日・祝日33,000円を審議会の案として決定する。

    (会長) ホール以外の各施設使用料の設定が残っているが、予定の時間も過ぎたので本日の審議についてはここまでとしたい。次回は、早見表を基に各自の案を持ち寄ってもらい、意見を集約したい。

    2 その他
    (会長) 最後に、「その他」について事務局から何かあるか。

    (1) 次回日程について
    (事務局) 次回は、7月25日(月)午後2時から、本日と同じ特別会議室で開催するのでよろしくお願いしたい。

    (会長) それでは、本日の審議はこれで終了する。

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