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    第1回羽村市使用料等審議会会議録

    • [2010年3月1日]
    • ID:531
    平成17年度第1回羽村市使用料等審議会会議録
    1 日時平成17年6月22日(水曜日) 午後2時00分~午後4時15分
    2 場所市役所4階特別会議室
    3 出席者【会長】大野哲夫 【職務代理】河村孝子 【委員】柴田昌孝、指田幸三、今井大宰、島田光雄、向笠幸雄、塩野憲司、柴田和江、土肥和代 【事務局】梅林企画部長、小林財政課長、市川課長補佐、本橋主任 【説明員】島田生涯学習施設準備担当主幹、小机課長補佐
    4 欠席者なし
    5 議題 会長および職務代理の選任
    審議会の傍聴について
    諮問事項の内容説明
    審議日程について
    市の財政状況等について
    生涯学習施設(仮称)西棟使用料について
    その他
    6 傍聴者なし
    7 配布資料羽村市使用料等審議会委員名簿【資料1】
    羽村市使用料等審議会条例【資料2】
    羽村市使用料等審議会傍聴の定め(案)【資料3】
    使用料等の適正化について(諮問)【資料4】
    使用料等の適正化について(諮問)の参考事項【資料5】
    使用料等審議会の状況(審議内容等の概要)【資料6】
    平成15年度決算の概要【資料7-1】
    財政統計基本指標(多摩地区都市との比較統計)【資料7-2】
    コスト算定のルールについて【資料8】
    生涯学習施設(仮称)西棟の概要【資料9-1】
    生涯学習施設(仮称)西棟コスト計算表【資料9-2】
    羽村市財政白書(平成15年度決算)
    8 会議の内容

    1 市長あいさつ

    (並木市長) 本審議会は適正な使用料等を決定することを目的としており、設置については不定期となっている。今回特に、現在建設中の生涯学習施設(仮称)西棟が、本年10月に完成予定、平成18年 4月から利用開始の予定であることから、新規の施設のため市民にとって使い勝手の良い、使用料のあり方についてご審議をお願いしたい。また、その他の施設も適正な使用料等についてご審議をいただきたい。

    2 委嘱状の交付
    <市長から各委員へ交付>

    3 委員の紹介
    <「資料1 羽村市使用料等審議会委員名簿」により、財政課長から各委員を紹介>
    <委員紹介後、事務局を紹介>

    4 審議会の所掌事項
    <「資料2 羽村市使用料等審議会条例」により、事務局から審議会の所掌事項等を説明>

    5 会長および職務代理の選任
    <条例第4条の規定に基づき、事務局から各委員に会長の互選について意見を求める>
    <大野委員を会長に推薦したいとの意見あり>
    <事務局から各委員に確認>
    <全員承認>
    <引き続き、条例第4条第3項に基づき、会長から河村委員を職務代理に指定>
    <会長:大野委員、職務代理:河村委員に決定>

    6 諮問
    <市長から会長へ諮問>
    [諮問事項]使用料等の適正化について
    (1) 各施設使用料等の適正化について
    (2) 生涯学習施設(仮称)西棟使用料の設定について
    (3) 水道料金および下水道使用料の適正化について
    (4) その他
    <各委員には「資料4」として諮問書の写しを配付>

    <諮問終了後、市長退席>

    7 審議・報告事項

    ○会長あいさつ

    (会長) ただいま、使用料等審議会の会長を務めることになった、大野です。皆さん大変お忙しい方ばかりなので、これから8回にわたって審議会を開催する予定とのことだが、審議会の円滑な進行に努めていきたいと考えているので、協力方よろしくお願いしたい。

    ○職務代理あいさつ

    (職務代理) 河村です。利用者の立場に一番近いのではないかと思うが、これから勉強していくのでよろしくお願いしたい。

    (1) 審議会の傍聴について

    (会長) まず、会議次第の「7審議・報告事項」の「(1)審議会の傍聴について」、事務局より説明をお願いしたい。

    (事務局)  <「資料3 羽村市使用料等審議会傍聴の定め(案)」により説明>
    当審議会では、「羽村市審議会等の設置および運営に関する指針」に基づき、審議会を公開するものとし、市民の傍聴について必要な事項を定めたいと考えている。「羽村市使用料等審議会傍聴の定め(案)」を事務局で作成したので、ご審議いただきたい。

    (会長) ただいまの事務局説明について質問等あるか。

    (委員) 第2条の傍聴人の定数は会議によっては入れるだけというものもある。今回、10人に制限した理由は。

    (事務局) 一つには会場の大きさの関係がある。今日開催しているこの特別会議室も、傍聴は10人程度の座席が用意できる大きさである。また、他の審議会の状況も8~10人程度である。このため、事務局案としては10人とした。

    (委員) 了解した。

    (会長) それでは、「羽村市使用料等審議会傍聴の定め」について、事務局案のとおり承認したいが、いかがか。
    <全員承認>

    (会長) では、「羽村市使用料等審議会傍聴の定め」については、事務局案のとおり決定する。

    (2) 諮問事項の内容説明

    (会長) 続いて、審議・報告事項の「(2)諮問事項の内容説明」と「(3)審議日程について」、あわせて事務局に説明をお願いする。

    (事務局) 
    <「資料5 使用料等の適正化について(諮問)の参考事項」に基づき説明>
    ア 各施設使用料等の適正化について
    イ 生涯学習施設(仮称)西棟使用料の設定について
    ウ 水道料金および下水道使用料の適正化について
    エ その他
    (ア) 住民票の写し証明手数料等の郵便申請に対する手数料格差の設定について
    (イ) 一般廃棄物処理業許可手数料の適正化について
    <追加で審議をお願いする案件が生じる場合もあることを説明>

    (3) 審議日程について

    (事務局) 
    <「資料5 使用料等の適正化について(諮問)の参考事項」に基づき説明>
    計8回を予定しており、第2回まで日程が決定している。それ以降、7月に2回、8月上旬に1回、9月に1回、10月に2回を予定している。その中で、生涯学習施設(仮称)西棟使用料については、9月議会に条例案の上程を予定しているため、先に答申をいただきたい。そこで8月上旬に中間答申を予定している。その後、10月にそれ以外の項目について最終答申をお願いしたい。審議項目については、今後の事情によって変更になることもあるが、現時点では日程(案)のとおり予定している。

    (会長) ただいまの事務局説明について質問等あるか。

    (委員) 今後の日程を決めなくてよいか。

    (事務局) 本日のうちに中間答申までの日程を決定していただきたい。
    <カレンダーを配付し、第3回~第6回までの日程を決定>
    <第3回:7月15日(金)午後3時~>
    <第4回:7月25日(月)午後2時~>
    <第5回:8月3日(水)午後2時~[中間答申予定]>
    <第6回:9月12日(月)午後2時~>

    (4) 市の財政状況等について

    (会長) 続いて、審議・報告事項の「(4)市の財政状況等について」、事務局より説明をお願いする。

    (事務局) 
    <「資料7-1 平成15年度決算の概要」、「資料7-2 財政統計基本指標(多摩地区都市との比較統計)」に基づき説明>
    平成15年度決算において、多摩26市中の性質別構成比の人件費は低い方から5位である。物件費は低い方から22位であり、施設が充実しているとも言える。補助費等は26市中最も高い。市民1人当たりの地方債残高は少ない方から5位。同じく積立金現在高は高いほうから6位である。羽村市の経常収支比率は 93.9パーセントで高い方から22位となっており財政の硬直化が見られる。

    (会長) ただいまの事務局説明について質問等あるか。

    (委員) 私としては、羽村市はいろいろ頑張っているという印象を受けたが、この資料に基づいて各委員の見解を求めるのか。

    (事務局) ただいまの説明は、現在、市が置かれている財政状況を26市と比較しながら一定の健全性が保たれているかどうか参考とするためのものである。これについて改めて詳細な解析を求めるということではない。使用者に負担を求めるにしてもコストの節減が図られているかが問題となるため、先ほどの資料から市の財政運営の状況を説明した。

    (委員) 「資料7-1」は平成15年度と14年度が比較されているが、16年度の決算が出ていないためか。

    (事務局) 16年度決算については、公会計上、5月31日までを出納整理期間としていることから、現在、決算数値を精査中である。このため、15年度と14年度の比較とした。

    (5) 生涯学習施設(仮称)西棟使用料について

    (会長) 続いて、審議・報告事項の「(5)生涯学習施設(仮称)西棟使用料について」、事務局より説明をお願いする。

    (事務局) これから西棟の施設の概要、コスト分析の説明を行う予定だが、その前に、コスト算定のルールについて説明したい。

    (会長) 説明をお願いする。

    (事務局) 
    <「資料8 コスト算定のルールについて」に基づき説明>

    (会長) ただいまの事務局説明について質問等あるか。

    (委員) コストの算定方法は、専有面積による按分となっているが、西棟などは施設の設備によって違いがあると思う。そうした点については考慮されないのか。

    (事務局) 基本的には面積按分としているが、これから審議をお願いする西棟で言えば、ホール等のような特徴のある施設で個別に算定できるものがあれば個別に算定している。個別の算定ができない経費について面積按分としている。

    (委員) この中でコスト算定方法が示されているが、これが妥当かどうか判らない。全国的な状況などについて補足願いたい。

    (事務局) 施設の行政コストの算定については統一的な基準がない。減価償却費や公債費(利子分)等のストック部分まで全ての経費を含めて算定している団体もある。その場合、相当な経費となり、そこまで使用者に負担を求めるのかという議論がある。羽村市ではこの算定区分としたが、これが絶対的なルールというわけではない。

    (委員) 羽村市ではこういうやり方ということか。

    (事務局) そのとおりである。

    (委員) 算定方法が羽村市独自ということは、今後、使用料等の適正化について審議する中で、他市町村の状況も知っておきたい。他の市町村との比較はしていないという考え方か。

    (事務局) 他市との比較という点では、類似施設の使用料を比較する方法があると考えている。コストの比較については各団体の算定方法についても不明であり、コスト算定を行っているかも不明である。市では、算定したコストを全て使用者に負担を求めるわけではなく、コストに対する負担割合の状況を見るためにこうした方法をとっている。

    (委員) 羽村市ではこれまで長い期間にわたって同じ方法をとっているのか。

    (事務局) 前回もほぼ同じである。

    (会長) 続いて、生涯学習施設(仮称)西棟使用料のコストについて説明をお願いする。

    (説明員) 
    <「資料9-1 生涯学習施設(仮称)西棟の概要」に基づき、施設の概要を説明>
    <引き続き、「資料9-2 生涯学習施設(仮称)西棟使用料コスト計算表」に基づき説明>

    (会長) ただいまの説明について質問等あるか。

    (委員) 先ほどのコスト算定ルールに戻ってしまうが、一般企業のコスト計算では減価償却費は当然含めている。

    (委員) 確かにそのとおりだが、使用料にはね返るため含めていないということではないか。

    (事務局) 企業会計の考え方はそのとおりであるが、公共施設には市民福祉の向上という目的がある。このため、減価償却費等のストック部分に対し、税による負担もやむを得ないという考え方がある。こうした施設の性格の違いから、税による負担という観点があり、コスト算定の対象に含めていない。公会計においても、企業会計的な考え方を取り入れて財政運営を行うということが流れになっているので、今後はそうした企業会計的な要素を考えていく必要があるが、現在のところは、使用料を算定する際のコスト資料として減価償却の考え方をコスト算定に入れることは考えていない。

    (委員) 西棟の管理運営については、直営で部分委託とするのか。指定管理者制度との関係で聞きたい。

    (事務局) 生涯学習施設については、これまでも市民の意見を聞きながら管理運営方法を検討しており、まとまりつつある。全て市が直営で行うという方法はコストの面からも非効率であるため、指定管理者制度と一部委託という2つの方法が考えられる。結論は、管理についてはビル管理、ホールなどは、専門的な業者への一部委託を考えている。一方、公演等の事業については、市民組織との協働を考えている。

    8 その他

    (会長) 最後に、「その他」について事務局より説明をお願いする。

    (1) 審議会会議録の作成および公表について

    (事務局) 審議会会議録の作成および公表について、市では、審議経過が明瞭となるよう記録を作成し、情報提供に努めることとしている。会議記録は、詳細記録、要点記録等の方法があるが、当審議会は要点記録としたい。また、発言者の氏名も公表することが原則となるが、当審議会は使用料に関するものであり、利害関係等が生じることが想定されるので、発言者の氏名は記録せず、「委員」と記録し公表することとしたい。皆さんの意見を伺いたい。
    <全員承認>

    (2) 審議会の日程公表について
    <事務局より審議会の日程を広報はむら、ホームページで周知することを説明>

    (3) 委員の報酬について
    <事務局より説明>

    (4) その他

    (委員) 時間の無駄をなくすため、1週間前に資料を配付してもらい、できるだけ事務局の発言を抑えて自分たちで発言していかないと意味がない。実質審議の時間を多く取りたいがどうか。

    (会長) 委員の意見のとおり、次回からは審議の時間を多く取りたい。事務局においては、資料について1週間前を目途にできるだけ早く送付するように準備してほしい。

    (委員) 議事録の確認については、会長と職務代理に一任することでよいと思う。

    (事務局) 了解した。

    (会長) 次回までに、他市の類似施設の使用料の比較資料、羽村市の施設使用料の比較資料を用意できないか。

    (事務局) 生涯学習施設(仮称)西棟の使用料の審議にあたり、まず、本日示したコストについて検討してもらいたい。その他、ただいま会長から要望のあった資料を用意する。他に必要な資料があれば意見をいただきたい。

    (会長) 他に必要な資料について、何か意見はあるか。

    (委員) 平成18年3月まで登録されている社会教育団体の使用料が特別に免除されている。そういうものについて今後どうするのか。従来、無料で慣れている団体もあると思う。使用料の減免について、どのように周知していくのか。

    (事務局) 先ほど他の委員から意見のあったとおり、事務局から減免についての考え方を示すよりも、審議会の中で検討いただきたい。減免に関する資料について意見があれば用意する。

    (委員) 減免団体については把握している。これらの団体について、前の公民館と同じように対応するのか、まったく新しい施設としての使用料体系にするのか。特に、ホールと会議室を分けて考える必要がある。

    (事務局) 次回の審議会は、教育委員会に説明員として出席させることとしたい。

    (会長) それでは、本日の審議はこれで終了する。

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