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あしあと

    第9回羽村市使用料等審議会会議録

    • [2010年3月1日]
    • ID:615
    平成17年度第9回羽村市使用料等審議会会議録
    1 日時平成17年10月20日(木曜日) 午前10時00分~午後11時29分
    2 場所市役所4階特別会議室
    3 出席者【会長】大野哲夫 【職務代理】河村孝子 【委員】柴田昌孝、指田幸三、今井大宰、島田光雄、向笠幸雄、塩野憲司、柴田和江、土肥和代 【事務局】下田企画部長、小林財政課長、市川課長補佐、高橋主任 【説明員】福島建設部長、森田公園緑政課長、並木下水道課長、数野係長
    4 欠席者なし
    5 議題 水道料金および下水道使用料の適正化について
    6 傍聴者1名
    7 配布資料各施設使用料等の適正化についての検討資料
     動物公園【資料10-1】
    水道料金および下水道使用料の適正化についての検討資料
     下水道使用料【資料32-1】
    8 会議の内容○会長あいさつ

    (会長) おはようございます。第9回の審議会に出席いただきありがとうございます。本日は、下水道使用料について審議していくので、よろしくお願いします。下水道使用料については、前回平成13年度に開催された使用料等審議会において、16.25%改定の答申がなされているので、それも踏まえて審議願いたい。
     その前に、まず、事務局から、前回審議した動物公園入園料についての確認事項があるので、説明をお願いします。

    (事務局) 前回、動物公園入園料について審議していただいたが、整理すると論旨に矛盾があると思われるので、確認願いたい。
     まず、羽村市動物公園条例施行規則第3条の減免規定について、第1項第1号および2号の市外の幼稚園、小中学校、保育所等が団体で入園する場合、現行は減額100分の40相当額であるが、市外の団体であるので、これを100分の20相当額の減額に改定するという決定をした。しかし、本則の入園料についての審議で、現行4歳未満は無料であるが、無料年齢を就学前までに引き上げるという結論となった。これでは、減免規定と入園料の関係に矛盾が生じてしまう。
     次に、羽村市動物公園条例施行規則第3条第1項第9号、市内に住所を有する70歳以上高齢者の免除規定については、少しでも負担していただいて動物公園の収入を増やすという観点から、100円負担していただくという結論になった。しかし、本則の入園料についての審議で、65歳以上の料金を100円に引き下げるという結論となった。これでは、論旨に矛盾が生じてしまう。
     以上の点について、論旨に矛盾があるのではないかということで、確認させていただいた。

    (会長) ただ今、事務局から説明があったが、意見等はあるか。

    (委員) 前回、市内70歳以上の免除を65歳以上100円にしたらどうかとの意見を申し上げたが、勘違いをしていた。東京都の動物公園は 65才以上無料だと思っていたが、よく見ると大人料金の半額の300円であった。その点を勘違いしていた。羽村市の動物公園は、コストに対して市の持ち出しが多く、本来であれば値上げの方向で良かったところを勘違いしてしまったので、再審議していただければと思う。

    (会長) 今、委員から意見が出たが、もう一度審議し直すことにしてよろしいか。

    <異議なし>

    (委員) では、現行料金はそのままで、減免規定の70歳以上免除を100円負担してもらうようにしたらどうか。

    (委員) 全国的にみて、高齢者の基準年齢は65歳だと思う。よって、高齢者の基準年齢は65歳で良いと思う。子ども料金については小中学生という区分で設定し、未就学児は無料で良いと思うが。

    (委員) 就学前は無料という区分だと、減免規定の意味が無くなる。

    (委員) 本則の子ども料金の年齢をそのまま(4歳未満)にしておけば、矛盾が無くなるのではないか。

    (委員) 団体は別として、個人で来る場合は、子ども料金は50円であるし、4歳以上は料金をもらっても良いのではないか。

    (委員) 私は、料金は現行のまま、減免規定の「市内の70歳以上高齢者の免除」を100円負担にするという案を提案する。

    (委員) 確か前回の審議では、小中学生の入園料は100円にすると決定したのではなかったか。

    (事務局) 前回の審議では、小中学生の入園料を50円から100円に引き上げるから、無料年齢を就学前までに引き上げるというセット案であった。しかし、別々に採択した結果、無料年齢を就学前に引き上げて、小中学生の料金は引き上げずに、50円のままで決定してしまった。

    (委員) 未就学児を無料にするという案は、市内、市外の区別をして減免規定に入れても良いのではないかと思う。また、70歳以上は、市外の方も免除か。

    (説明員) 市内の70歳以上のみ免除である。敬老事業の一環として、市内の70歳以上の方について免除としている。対象者の方には、入園時に申告してもらっている。

    (委員) 私は先ほどの「料金は現行のまま、減免規定の「市内の70歳以上高齢者の免除」を100円負担にする」という案に賛成である。

    (委員) 私も賛成である。

    (会長) 料金は現行のまま、減免規定の「市内の70歳以上高齢者の免除」を100円負担にする、という意見で異議はないか。

    <異議なし>

    (会長) それでは、動物公園入園料については、現行入園料は据え置き、減免規定の第1号および第2号の市外幼稚園、小中学校等の減額を100分の40相当額から100分の20相当額にし、市内70歳以上高齢者の免除を100円負担(減額3分の2相当額)とすることに決定する。

    1 審議事項
    (1)水道料金および下水道使用料の適正化について
    (ア)下水道使用料

    (会長) それでは、次に下水道使用料の審議に移る。事務局から説明はあるか。

    (説明員)
    <資料No.32-1に基づいて説明>

    (会長) 前回、平成13年度の使用料等審議会の答申では、下水道使用料については1~2年後に16.25%改定すべきとのことであったが、改定を見送っている。その点について意見等はあるか。

    (委員) 改定を見送っている経緯を説明して欲しい。

    (説明員) 経済情勢等を勘案して、市民の負担増を避けるために、内部努力により経費節減を図り改定を見送ってきた。例えば、職員を2名減らしたことにより約1,200万円、水質検査委託を広域共同化したことなどにより約500万円を節減した。

    (委員) 経済情勢は、その当時と今とではそれほど変わっていない。よって、使用料を値上げしなくてもよいのではないかということになる。しかし、内部努力が限界に来ており、経営が厳しいので値上げせざるを得ないということか。

    (事務局) そのとおり。経済情勢はあまり変わっていない。しかし、内部努力が限界に来ており、市財政にも影響がでてくる。つまり、一般会計から下水道事業会計への繰り出し額が増えていくと、一般会計で福祉などに充てるべき財源が減ってしまうことになる。そうすると、やはり、実際に下水道を使用している方に使用料として負担していただかないと、下水道事業の経営は厳しい。

    (委員) 羽村の下水道使用料は安いと思う。値上げもやむを得ないと思うが、改定率をどうするかということは、審議が必要だと思う。

    (委員) 改定すると、大企業の下水道使用料がかなり増える。よって値上げのしっかりした理由や、市でももっと経費節減や経営の効率化を図っていくということを明示しないと、市民が納得しないと思う。

    (会長) 値上げすべきかどうか、ほかに意見はあるか。

    (委員) 値上げはやむを得ないと思う。

    (委員) 私も値上げはやむを得ないと思う。

    (委員) 福生と羽村は同じぐらいの使用料で、ともに安いが、その理由は何か。

    (説明員) 福生は横田基地があり、大口の使用者がいるので、一般使用者の使用料は安く抑えられている。羽村については、近年大きな下水道工事がなかったことや、地形の関係でポンプ場があまりないので維持管理経費があまり掛からないということ、また、内部努力をしてきたことにより、使用料は安く抑えられていると認識している。しかし、今後、清流地区の汚水管工事を行う予定がある。

    (委員) 私も値上げは必要だと思うが、財政計画では、平成19年度と平成21年度の市債が多くなっているが、その理由はなにか。

    (説明員) 都市下水路道路下の雨水管工事や清流地区の汚水管工事等を予定しているためである。

    (委員) その年度に集中して工事を行うということか。

    (説明員) 工区や工法によって平準化できないものがあり、その年度が多くなっている。

    (委員) ということは、今後そういった事業があり、下水道が良くなっていくので、使用料を改定して、もう少し使用者の方に負担してもらうという認識でよいか。

    (委員) 値上げはしない方が良いが、値上げをしなければサービスが落ちるということではやむを得ないと思う。それと、下水道使用料は、使えば使うほど使用料単価が高くなるのは何故か。

    (説明員) 理由は、大量に下水道を使用すると、下水管を大きなものにする必要があることや、下水処理場での汚水処理費用がかさむということである。よって、下水道使用料単価は従量制により、使用量が多くなると使用料単価も高くなっている。

    (会長) 見直しはやむを得ないという意見が多いが、前回答申をそのまま尊重するか、新たに改定率を決めるかについて意見はあるか。

    (委員) 改定しなかった場合と、改定した場合はこうなるという説明はあるか。

    (説明員) 資料の9ページに改定しなかった場合と改定した場合の財政計画を示している。

    (委員) この財政計画をみると、10年間は現行使用料でいけるということか。

    (説明員) 長期総合計画に基づき、平成23年までのスパンで財政計画を立てており、改定しなかった場合と、改定した場合をシミュレーションで示しているということである。

    (委員) 平成23年度までというのは長期総合計画での下水道計画であり、16.25%の改定でいけばなんとかやっていけるということではないか。よって、改定率は16.25%で良いのではないか。

    (会長) 今、委員から改定率は16.25%で良いのではないかという意見がでたが、異議はないか。

    <異議なし>

    (会長) それでは、下水道使用料については前回答申と同様に、平均改定率16.25%で改定するということに決定する。
     以上で、すべての諮問事項についての審議が終了した。
     その他について、事務局から何かあるか。

    (事務局) 特になし。

    (会長) それでは、本日の審議会を終了とする。

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