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    第8回羽村市使用料等審議会会議録

    • [2010年3月1日]
    • ID:613
    第8回羽村市使用料等審議会会議録
    1 日時平成17年10月3日(月曜日) 午後2時00分~午後4時44分
    2 場所市役所4階特別会議室
    3 出席者【会長】大野哲夫 【職務代理】河村孝子 【委員】柴田昌孝、指田幸三、今井大宰、島田光雄、塩野憲司、柴田和江、土肥和代 【事務局】下田企画部長、小林財政課長、市川課長補佐、高橋主任 【説明員】福島建設部長、森田公園緑政課長、指田係長、雨倉市民課長、武田係長、羽村産業環境部長、加藤生活環境課長、市川係長、原島水道事務所長、加藤水道課長、田中課長補佐、並木下水道課長、数野係長
    4 欠席者【委員】向笠幸雄
    5 議題 (1)各施設使用料等の適正化について
    (2)手数料の適正化について
    (3)水道料金および下水道使用料の適正化について
    6 傍聴者1名
    7 配布資料各施設使用料等の適正化についての検討資料
    ・動物公園【資料10-1】
    手数料の適正化についての検討資料
    ・住民票交付手数料等【資料41】
    ・一般廃棄物処理業等許可手数料【資料42】
    水道料金および下水道使用料の適正化についての検討資料
    ・水道料金【資料31】
    ・下水道使用料【資料32】
    8 会議の内容○会長あいさつ

    (会長) 大変お忙しいところ、第8回の審議会に出席いただきありがとうございます。本日は、前回審議が終わらなかった動物公園のほか、手数料、水道料金・下水道使用料についての審議を進めていく。みなさんの協力をお願いしたい。
    また、本日は傍聴の方がいらっしゃいます。傍聴にあたっては、遵守事項をお守りのうえ、傍聴されますようお願いいたします。

    1 審議事項
    (1)各施設使用料等の適正化について
    (ア)動物公園

    (会長) それでは、会議次第に沿って議事を進行させていただく。まず、会議次第の「1 審議事項の(1)各施設使用料等の適正化について」を議題とする。先般の会議で「動物公園」が残っているので、この審議から始める。はじめに事務局から補足説明がある。

    (説明員)
    <資料No.10-1 羽村市動物公園条例施行規則(抜粋)について説明>
    ○入園料の減免について、規則第3条第1号並びに第2号に規定する市外の幼稚園、保育所、小中学校、養護学校等の生徒および教職員が学校行事または課外活動のために入園する場合の減額割合(100分の40相当額)を、同条第3号に規定する有料入園者が30人以上の団体が入園する場合の減額割合(100分の 20相当額)と同様の減額割合とする。

    (会長) ただ今、事務局から説明があったが、意見等はあるか。

    <特になし>

    (会長) では、入園料の減免に係る事務局案については、そのようにご了承願いたい。

    (会長) では、動物公園入園料について、意見等はあるか。

    (委員) 近隣動物公園と比較すると、羽村市動物公園の入園料は低い。また、収入比率をみても低い状況であり、私としては入園料をもう少し上げても良いのではないかと思う。また、近隣動物公園の中で民間が運営している施設があるが、赤字でやっているということか。

    (説明員) 入園料収入のほかに駐車場等の収入もあると聞いているが、詳細については不明である。

    (委員) 上野動物公園や多摩動物公園の入園料をみると、子ども入園料は大人入園料の3分の1であるが、羽村市動物公園の入園料は大人 300円、子ども50円であり、子ども入園料は大人入園料の3分の1以下となっている。よって、子ども入園料を大人入園料の3分の1の金額である100円ぐらいに値上げしても良いかと思うが、やはり羽村市動物公園は地域密着型の動物公園であり、あまり値上げをしてしまうと入園者数も減ってしまうと思う。
    そこで、都内の近隣動物公園の入園料をみても、65歳以上の方からも大人入園料の半額を徴収しているので、現在、市内70歳以上の方は免除となっているが、現在の高齢者は比較的経済的に余裕があるとも言われているため、70歳以上の方の免除を廃止して入園料を徴収するようにしたらどうか。

    (委員) 確かに、高齢者からも入園料を徴収すれば、経営的にも楽になるのではないか。

    (委員) これだけ赤字が出ているので、入園料の値上げもやむを得ないとも思うが、やはりいろいろな企画やイベントが増えたとか、サバンナ園ができたという納得できる理由が必要だと思う。

    (委員) ここ数年、動物公園はお金を掛けて整備をしてきた。サバンナ園の建設費はどれくらいなのか。

    (説明員) 平成14年度に建設したサバンナ園の建設費用は約1億円、平成16年度に建設したスタディホールの建設費用は約1億5千万円である。費用は共に財団法人日本宝くじ協会からの助成金で賄った。助成割合は、共に建設費用のほぼ10割である。

    (委員) 建設費用に掛かる市の持ち出し分は少ないかもしれないが、施設が充実したことは確かである。施設を建設すると、以後、維持補修費等が発生する。それらを使用料などに転嫁しても良いかどうかは非常に難しいと思うが、高齢者からの入園料の徴収も含めて、もう少し入園料を上げても良いのではないか。

    (委員) 羽村市の動物公園は多くの小動物と触れ合うことができ、子どもたちの情操教育には欠かせない施設である。動物公園が本当に好きな子は、親子共々何回でも行っている。そういったことから、子ども入園料については、利用しやすい金額が好ましく、できれば就学前の子どもは無料にして欲しいと思う。また、高齢者については、自分のまわりをみても経済的に豊かな方が多いので、もう少し入園料を徴収しても良いと思う。

    (委員) 一利用者としては現状維持が望ましいが、説明を聞いて、施設整備がなされてきている現状を認識した。子ども入園料については、大人入園料の3分の1位の金額に引き上げても良いと思うし、高齢者についても、入園料を徴収しても良いと思う。

    (委員) 平成16年度の入園者数は、平成12年度と比べて9.1パーセント増加している。今後2年~3年の見通しはどうか。

    (説明員) 平成17年3月にスタディホールが完成し、運営を開始している。スタディホールには新しい動物を展示し、小動物とのふれあいコーナーも従来あった場所からこちらへ移動した。雨をよけることが可能であるので、雨による団体のキャンセルも減っており、平成17年8月時点での入園者数は、対前年比約18パーセント増となっている。このようなことから、今後も入園者数は増えていくのではないかと見込んでいる。

    (委員) 私も孫を連れて動物公園に行くとき、自分自身が無料でなくても良いと思う。よって、高齢者からの入園料の徴収について、少し考えても良いと思う。

    (委員) スタディホールが完成して入園者数も増えているとのことである。それは良いことだが、スタディホールの施設整備効果はまだ出切っていないと思う。その効果をもう少しみてから入園料について検討すれば良いと思うので、現時点では現行入園料は据え置くことで良いと思う。

    (委員) 現行入園料を据え置くことが良いか、一部改正したほうが良いかどうか決を採ったらどうか。

    (会長) では、現行入園料を据え置くことが良いか、一部改正したほうが良いかどうか決を採る。

    <現行入園料据え置き・・・・・・・2名>
    <一部入園料を改正・・・・・・・・・6名>

    (会長) それでは、一部入園料を改正する方向で審議を続けていく。改正の理由と具体的な金額について、意見をお願いしたい。

    (委員) 大人入園料300円を400円に、子ども入園料を50円から100円に、70歳以上は免除を100円にしたらどうか。

    (委員) 大人入園料、子ども入園料はそのままで、65歳以上を100円にしたらどうか。

    (委員) 私は、4歳未満無料を就学前まで無料にして欲しい。無料年齢を4歳で区切っている理由は何なのか。

    (説明員) 不明である。

    (委員) 無料年齢を就学前までに変更する。それと、70歳以上の免除を100円にするというものの年齢を65歳に引き下げるという案はどうか。東京都の他の動物公園をみてもほとんど65歳となっている。羽村市はなぜ70歳なのか。

    (説明員) 厚生労働省等の定義では、65歳以上を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者としている。羽村市が設定している70歳という年齢についての理由は、不明である。

    (会長) それでは、無料年齢を4歳未満から小学校就学前までに変更し、70歳以上を65歳以上にするということでよろしいか。

    <一同賛成>

    (会長) それでは具体的に入園料についてはどうか。

    (委員) 大人入園料は300円のまま、子ども入園料は50円を100円に、65歳以上を100円にしたら良いと思う。

    (会長) それでは、大人入園料について現行入園料据え置きか400円に上げるかどうか決を採る。

    <現行入園料据え置き・・・7名>
    <400円に改正・・・・・・・・・1名>

    (会長) では、大人入園料は現行入園料据え置きと決定する。
    次に、子ども入園料について現行入園料据え置きか100円に上げるかどうか決を採る。

    <現行入園料据え置き・・・5名>
    <100円に改正・・・・・・・・・4名>
     
    (会長) では、子ども入園料は現行入園料据え置きと決定する。
    次に、高齢者65歳以上の入園料について決を採る。

    <100円・・・・・・・・・7名>
    <150円・・・・・・・・・1名>

    (会長) それでは、大人入園料は現行入園料据え置きの300円、子ども入園料(小中学生)は現行据え置きの50円、小学校就学前までの幼児は無料、65歳以上の高齢者は100円ということに決定する。
    以上で、各施設使用料等の適正化についての審議は全て終了した。全体をとおしてまとめの意見等があればお願いしたい。

    (委員) 施設を建てると、その後年々、維持管理費や補修費、改修費等が増加してくる。そういうものと使用料との関係はどのように考えたら良いのか。

    (事務局) 確かに施設が古くなって補修費等が増えてくると、市の持ち出しが増える。だからといって使用料を上げると、利用者からすれば施設が古くなったのに使用料が上がるというのは納得がいかない部分もあると思う。そういう利用者感覚というものも確かにある。
    今回のコストは、年間を通じて全ての区分で利用があった場合と仮定して算出しているため、利用実態を基に算出したコストとは違い、利用者負担割合が 100パーセントを超えてしまうという矛盾も出た。そういう意味では、今回の方法が絶対ということではないと考えている。

    (委員) この審議会で決定した使用料等については、議会をとおして決定となるのか。

    (事務局) 基本的には、この審議会の答申を受けた後に市長決定ということになる。答申については、市長が尊重するという立場をとることから、答申と市長決定とが食い違うということもあり得る。最終的に条例改正という形で市長が議会へ提案し、決定される。

    (委員) 今、我々が持っている情報についての守秘義務はいつまでか。

    (事務局) この審議会の資料や内容は公開しているものなので、特に守秘義務はないが、各委員の発言を特定して公にするようなことなどについてはご配慮いただきたい。

    (会長) それでは、各施設使用料等の適正化についての審議は、これで終了とする。

    (2)手数料の適正化について
    (ア)住民票交付手数料等の郵便申請に対する格差の設定

    (会長) 次に、審議事項の(2)「手数料の適正化について」を議題とする。
    はじめに、(ア)住民票交付手数料等の郵便申請に対する格差の設定について、事務局から説明をお願いします。

    (説明員) 
    <資料No.41 住民票交付手数料について説明>

    (会長) ただ今、事務局から説明があったが、質問等はあるか。

    (委員) 住民票交付の郵送交付分については、消費者金融業者等の事業者からの請求がほとんどで、一般市民からの請求はほとんどないようである。個人情報保護法が施行され、消費者金融業者の住民基本台帳閲覧問題なども社会問題化していることから、手数料の引き上げが必要であると思う。

    (委員) 私も賛成である。

    (委員) 私も同感である。事業者が営業で申請するものであるので、住民票交付手数料郵送分のコストが425円掛かっている現状から、手数料を200円から400円へ引き上げても良いと思う。

    (会長) それでは、郵送交付分については窓口交付分との格差を設けて、手数料を引き上げるということでよろしいか。

    <異議なし>

    (委員) 確認だが、引き上げる手数料は、住民票交付手数料郵送分と住民票記載事項証明手数料郵送分、そして戸籍附票交付手数料郵送分についてということで良いか。

    (説明員) 事務局としても、そのように考えている。

    (委員) 了解した。

    (会長) では、引き上げる額について意見はあるか。

    (委員) 400円に設定してはどうか。理由としては第1に、住民票交付手数料郵送交付分については、1件あたりのコストが425円掛かっているということ。第2に、狛江市が既に400円としており、他市もいずれ400円に値上げしてくると推測されること。以上から400円への引き上げを提案する。

    (会長) 今、委員から400円に引き上げしたらどうかとの提案があったが、異議はないか。

    <異議なし>
     
    (会長) それでは、住民票交付手数料等の郵便申請に対する格差については、住民票交付手数料、住民票記載事項証明交付手数料および戸籍附票交付手数料の郵送交付分手数料を、1件あたり400円とすることに決定する。

    (イ)一般廃棄物処理業等許可手数料

    (会長) 次に、一般廃棄物処理業等許可手数料について、事務局から説明をお願いします。

    (説明員)
    <資料No.42 一般廃棄物処理業等許可手数料について説明>

    (会長) ただ今、事務局から説明があったが、質問等はあるか。

    (委員) 手数料については、平成5年以降変更されていないのか。

    (説明員) 変更はない。

    (委員) 羽村市の手数料は、なぜ他市と比べてこれほど低くなってしまったのか。

    (説明員) 当該許可に係る法律が改正され、許可期間が1年から倍の2年に変更となった。その時点で、他市は手数料も倍にして改正したが、羽村市は手数料を改正しなかった。

    (委員) 直近では、武蔵村山市が平成17年4月に改定しているが、その経緯を聞いているか。

    (説明員) 武蔵村山市は、当該手数料について無料だったものから20,000円に改定した。これは、他市の状況を見て今後他市も20,000円へ引き上げていくだろうという見通しと、武蔵村山市では頻繁に手数料改定ができないという事情からだと聞いている。

    (委員) この手数料を引き上げることによって、市民への影響はあるか。

    (説明員) これは、あくまでも業者が許可を取るための手数料である。この手数料が高いか低いかによって収集料金が上がるとか下がるということはない。よって、市民への影響はないと考える。

    (委員) 他市は、かなり前から羽村市よりも高い手数料を設定している。それを考慮すると、手数料を20,000円ぐらいに引き上げても良いと思う。

    (委員) 20,000円に引き上げると現行手数料の4倍となり、急激な値上げとなる。西多摩近隣市の状況を勘案し、新規・更新・変更に係る手数料については現行の2倍である10,000円への引き上げ、再交付に係る手数料についても2倍の6,000円への引き上げで良いと思う。

    (委員) 青梅市並みの15,000円位に引き上げても良いと思う。ただ、平成5年から手数料改定に手を付けていなかったのは理解しがたい。

    (会長) 今、20,000円、15,000円、10,000円と3つの改定案が出ているが、みなさんの意見はどうか。

    (委員) 私は現行手数料から2倍引き上げる10,000円案が良い。

    (委員) 10,000円では低いと思う。せめて15,000円位に設定した方が良い。理由は、仮に今回手数料を引き上げたとして、その後他市もすぐに手数料を引き上げた場合、羽村市もそれにあわせてまた手数料を改定するということは難しいだろうということである。先ほど20,000円の案を提案したが、やはり私は15,000円の案に変更する。

    (会長) では、手数料を引き上げたらどうかということについて決を採る。

    <手数料を引き上げる・・・・・8名>
    <現行手数料を据え置く・・・0名>

    それでは、手数料を引き上げることに決定する。具体的な金額については、10,000円と15,000円の2つの案が出ているので、決を採る。

    <10,000円に改定・・・・・4名>
    <15,000円に改定・・・・・5名>

    (会長) では、新規・更新・変更に係る許可手数料については、現行5,000円を15,000円とすることに決定する。
    再交付手数料については、先ほど委員から現行手数料の2倍の6,000円に引き上げたらどうかとの意見があったが、他に意見はないか。

    (委員) 再交付の場合の事務手続きは、新規・更新・変更と同じなのか。

    (説明員) 再交付は、既に許可したものであるので現地調査等の必要はない。

    (委員) 大切な許可証を紛失してしまうということなので、10,000円ぐらいに引き上げたらどうか。

    (委員) 新規・更新・変更の場合の手数料は現行手数料の3倍にしたので、同じ引き上げ率にして現行手数料の3倍の9,000円としてはどうか。

    (会長) それでは、再交付手数料について6,000円、9,000円、10,000円と3つの案が出ているので、決を採る。

    <6,000円に改定・・・・・1名>
    <9,000円に改定・・・・・4名>
    <10,000円に改定・・・・3名>

    (会長) それでは、再交付手数料については、9,000円とすることに決定する。
    以上、一般廃棄物処理業等許可手数料については、新規・更新・変更は15,000円、再交付は9,000円とすることに決定する。


    (3)水道料金および下水道使用料の適正化について
    (ア)水道料金

    (会長) 続いて、審議事項の(3)「水道料金および下水道使用料の適正化について」を議題とする。はじめに、水道料金について事務局から説明願います。

    (説明員)
    <資料No.31 水道料金について説明>

    (会長) ただ今、事務局から説明があったが、質問等はあるか。

    (委員) 次に審議する下水道使用料とも関係するので、関連して審議した方が良いのではないか。

    (事務局) 先ず、水道料金について審議していただきたい。

    (委員) 下水道使用料と切り離して水道料金単独で考えるのであれば、現行料金のままで良いと思う。

    (委員) 平成23年ぐらいまでは、経常利益として5,000万円前後の黒字を継続できるとのことである。
    よって、水道料金改定の是非については、次回の使用料等審議会で審議していただいて、今回は現行料金維持ということで良いのではないか。

    (会長) ただ今、両委員から今回は現行料金据え置きで良いのではないかという意見が出たが、これについて異議はないか。

    <異議なし>

    (会長) それでは、水道料金については、現行料金据え置きということに決定する。

    (イ)下水道使用料

    (会長) 次に、下水道使用料について事務局から説明願います。

    (説明員)
    <資料No.32 下水道使用料について説明>

    (会長) ただ今、下水道使用料について事務局から説明があったが、本日は終了予定時間を大幅に過ぎているので、審議は次回に行うことでよろしいか。

    <異議なし>

    (会長) 最後に事務局から何かあるか。

    <日程調整>

    (会長) それでは、本日の審議会を終了とする。長時間にわたり、ご協力ありがとうございました。

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    羽村市企画部財政課

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