1 開会 2 会長挨拶 3 議題
(1)第3回審議会会議録の確認について
(会長) 第3回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録については、事前にお配りしていたが、内容について何か意見があるか。
(意見なし)
(会長) 会議録について事務局案のとおりでよろしいか。
(異議なし)
(会長) では、第3回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録について、事務局案のとおりとする。
(2)羽村市一般廃棄物処理基本計画案について
(会長) 羽村市一般廃棄物処理基本計画案について、事務局より説明いただきたい。
(事務局1~7ページ説明)
(会長) 意見はあるか。
(委員) 2ページの「地勢」に地図があるが、これに西多摩衛生組合と東京たま広域資源循環組合は載せないか。ごみ問題を認識するには、必要ではないか。
(委員) 「地勢」なので地形だけでよいと思う。
(委員) 西多摩衛生組合だけでも入れた方がよいと私も思う。
(委員) ほかに西多摩衛生組合や広域資源循環組合の位置関係がわかるページがなければ、ここに入れた方がよいと私も思う。
(事務局) 広域資源循環組合は日の出町なので、同じページでこれとは別の地図に、位置関係を記載するのはどうか。
(異議なし)
(会長) ほかに意見はあるか。
(委員) 6ページに資料編がすぐわかるように、ページ数をいれてはどうか。
(事務局) 了解した。
(委員) 7ページ「基本理念」のページの注釈は「事業者」だけでなく「市民」「行政」の説明も必要ではないか。
(事務局) 「市民」は在住、在勤以外にも遊びに来た人や通りがかりの人も含む。「行政」は実施計画の項目で、国を含めた部分もあり、ここで「行政」の定義を「羽村市」と説明することは難しい。
(委員) 誰が関わらなければならないかがはっきりするので、表記が必要ではないか。
(事務局) 注釈については、一般的に「わかりにくい言葉」についての説明がほしい、というご意見により加えたものである。その意味で「市民」「行政」については入れておらず、また各項目でさまざまに解釈される言葉なので、ここで定義することはできないと考えている。
(委員) 「行政」については広い意味で使われる部分もあるので、「羽村市」などと入れられないのではないか。
(会長) この部分は、このままでよいか。
(異議なし)
(委員) 7ページ「基本理念」で「人類が生命を存続させていくためには」は抽象的。具体的にわかりやすく表現してはどうか。また「良好な環境」もわかりにくいのではないか。
(委員) 具体的なことは実施計画のなかに出ている。基本理念に命の大切さが謳われていて、とてもよい。
(委員) 理念なので抽象的でよいのではないか。
(委員) 「人類が生命を存続させていくためには」はここに入れておきたい言葉である。「良好な環境」も羽村市だけではない広い意味を意識したものなので、このままでよいと思う。
(会長) このままでよいか。
(異議なし)
(会長) では続いて「8羽村市の廃棄物行政の課題」について、事務局より説明いただきたい。
(事務局説明)
(会長) (1)一般廃棄物の最終処分場の延命について、意見はあるか。
(意見なし)
(会長) (2)戸別収集・一部有料化の現状について、意見はあるか。
(委員) 下から3行目の「指導を強化」というのは厳しい。削除してはどうか。
(委員) 同感である。集合住宅でも最近はきちんと排出されているようである。
(事務局) 今後の実施計画に入るものなので、課題として入れた。削除する方が適当であれば削除する。
(会長) では (3)ごみの分別の現状ついて、意見はあるか。
(意見なし)
(会長) (4)ごみ処理経費の増大について、意見はあるか。
(意見なし)
以下、(5)市民・事業者・行政の連携、(6)3R(サンアール)の推進について、(7)ごみの中間処理施設の適正管理について、(8)し尿処理の現状について
(意見なし)
(会長) 次に「9基本目標」ついて、事務局より説明いただきたい。
(事務局13~15ページ説明)
(会長) 意見はあるか。
(委員) 15ページ(3)中、事業者に対し表現が強権的なので、持続可能な基本的な姿勢を表現してはどうか。市民についてはこのままでよいと思うが、行政については指導ばかりではなく、支援や基盤整備も必要ではないか。例えば、「事業者のごみになるものは作らない」という表現には違和感があるが・・。
(事務局) 表現を変え、事業者と行政、市民と行政、事業者と市民の連携について具体的に基本目標を載せるようにしてはどうか。
(異議なし)
(会長) ほかに意見はあるか。
(委員) 13ページ1ごみ量の抑制について、平成15年度のごみ量では目標値が低いのではないか。
(事務局) 15年度は有料化も始まっており、ごみに対する市民の意識が最も高く、ごみ量が減った時期。それ以下に抑制するという目標なので、どちらかといえば高いものである。
(会長) ごみ量の目標は平成15年度でよいか。
(異議なし)
(会長) 次に「10実施計画」ついて、事務局より説明いただきたい。
(事務局16~25ページ説明)
(会長) 意見はあるか。
(委員) 17ページ4の下から2行目「できる限り分解してマテリアルリサイクルすることにより埋立量を削減」とあるが、分解できないものはサーマルリサイクルになることを、文中に加えてはどうか。
(会長) サーマルリサイクルについて追加することはいかがか。
(異議なし)
(委員) 17ページ1に軟質プラスチック製品は「燃やせるごみ」としているが、軟質プラスチック製品は資源化できないか。
(事務局) リサイクルルートがなく、あったとしてもコストが高いようである。
(委員) ビデオテープはなぜ「燃やせるごみ」になったのか。
(事務局) 「燃やせないごみ」で集めると、リサイクルセンターの破砕機にテープがからまるため、やむを得ず「有害ごみ」として別に収集していた。今後は西多摩衛生組合で燃やせることになったので、「燃やせるごみ」の分類になる。
(事務局) 19ページ(4)2で廃棄物減量等推進審議会について「活用」と表現させていただいたが、ご了解いただけるか。廃棄物減量等推進員の方々と一緒に行動してほしいという意味が込められた言葉であるが、いかがか。
(異議なし)
(会長) ほかに意見はあるか。
(委員) 20ページ(6)1について、燃やせるごみのなかで生ごみの占める割合や、水分の割合を表記してほしい。2の下から4行目「生ごみの堆肥化は難しい」というのは固定したイメージである。「実施されていないが、市民が個人および団体で・・」とつなげてはどうか。
(異議なし)
(委員) 22ページ(10)枝葉の資源化の促進について、資源になるのになぜ有料なのか。
(事務局) リサイクルセンターに有料で持込まれた剪定枝は17年度16.5トンであったが、それ以外は西多摩衛生組合で燃やされて資源化されていない。剪定枝の有料戸別収集は、より多くの剪定枝を資源化したいという施策である。
(会長) ほかに意見はあるか。
(委員) 23ページ(13)国への要請は、すでに今回の「容器リサイクル法」の中で見直しがされており、現実的ではないのではないか。事業者の「拡大生産者責任」の具体的制度の確立や、事業者・消費者・行政が連携できる仕組みの確立について入れてはどうか。
(委員) 環境に負荷の少ない企業に補助金を出すこと、などを国に要請してはどうか。
(事務局) ご意見のような内容を取り入れ、修正する。
(会長) では、ほかに意見がなければ「資料編」について、事務局より説明いただきたい。
(事務局説明)
(会長) なにか意見はあるか。
(委員) 36ページ(3)ごみ収集量の推計だが、前回の基本計画の達成率も入れてはどうか。また、39ページのごみ処理経費と同じページに、広報に載っていたような円グラフを入れたり、1トン当りの処理原価について、西多摩衛生組合や東京たま広域資源循環組合の負担金がいくらかなどの内訳を入れると、ごみ処理経費が市の財政をどのくらい圧迫しているかがわかると思う。
(事務局) 17年度のみを、大きく分けて収集経費・処理経費・西多摩衛生組合の中間処理経費・東京たま広域資源循環組合の最終処分経費について載せる。
(3)羽村市資源リサイクルマニュアル(平成19年度版)について
(会長) 羽村市資源リサイクルマニュアルについて、事務局より説明いただきたい。
(事務局説明)
(会長) なにか意見はあるか。
(委員) ペットボトルのページについて、できるだけビニール袋ではなく容器を使うよう、つぶして水切りをし、容器に入っている状態で出された様子の写真やイラストを入れてほしい。
(委員) 燃やせるごみについて、青梅市、福生市、羽村市、瑞穂町が5ページにあるように、プラスチックの扱いを統一した。とても画期的である。50音順の辞書の部分も統一しているところだが、是非、他市の意見も取り入れて、いいものを完成させてほしい。
(委員) 燃やせるごみを統一したことを、どこかのページに載せてはどうか。
(事務局) 4ページの「羽村市の新しい取り組み」のなかで説明させていただいた。
(委員) ひと目でわかるよう載せたほうがよい。
(4)その他
(会長) 議題として事務局からあるか。
(事務局) 報告です。羽村市は容器包装プラスチックについて、平成14年からできた排出基準において、ずっとAランクに評価されていることは全国的に珍しいということで、プラスチック容器包装リサイクル推進協議会がリサイクルセンターに、視察と検査に来た。現場に来てまず、(ごみの)臭いがしないことに驚かれた。また、実際に羽村市で収集されたものについて、容器包装リサイクル協会よりも厳しい検査を行いAランクの評価を受けた。さらに「行政がお願いすれば、市民にここまでやってもらえるという自信がついた」という言葉をいただいた。来年1月25日、全国から集まる研修会で行政側の講師として、札幌市と羽村市が選ばれて講演をすることになった。このことは、市民の皆さんの努力が報われたということで、広報にも載せて報告したい。
(会長) それではこれで、本日の審議会を終了する。
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