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    平成20年度第3回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    • [2010年3月1日]
    • ID:950
    平成20年度第3回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録
    1 日時平成20年12月10日(水曜日) 午後2時~午後4時
    2 場所市役所4階特別会議室
    3 出席者会長 山本啓史 副会長 栗原悦男 委員 田村兼雄、金子由美子、臼井智乍妤、井上君江、小山德幸、吉崎寛子、山田天正、清水尚美、秋山弘、島田善道、小林健朗
    4 欠席者委員 宇都宮建二、内藤政一
    5 議題(1)第2回審議会会議録の確認について
    (2)羽村市一般廃棄物指定収集袋取扱店の在庫調査結果について
    (3)燃やせるごみ組成分析調査結果について
    (4)資源リサイクルマニュアルの作成について
    (5)その他
    6 傍聴者0人
    7 配布資料・第3回羽村市廃棄物減量等推進審議会次第
    ・第2回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録
    ・燃やせないごみ袋在庫調査結果[資料1]
    ・燃やせるごみ組成分析調査結果[資料2]
    ・羽村市資源リサイクルマニュアル(平成21年度版)案
    ・「都政新報」記事(平成20年9月2日付)
    ・「資源新報」記事(平成20年8月29日、9月5日付)
    ・「月刊廃棄物」記事(平成20年12月1日号)
    ・はむらの資源とごみ 羽村市清掃事業概要 平成20年度版(平成19年度実績)
    ・羽村市リサイクルセンター環境報告書 2008
    ・西多摩衛生組合環境センター環境報告書 2008
    8 会議の内容1 開会
    2 会長挨拶
    3 議題
    (1)第2回審議会会議録の確認について
    (会長) 平成20年度第2回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録の確認についてを議題とする。これで間違いないということでよろしいか。

    (異議なし)

    (2)羽村市一般廃棄物指定収集袋取扱店の在庫調査結果について
    (会長) 羽村市一般廃棄物指定収集袋取扱店の在庫調査結果についてを議題とする。

    (資料1により事務局説明)

    (事務局)
     前回の審議会で燃やせないごみ袋の交付枚数が減ったことにより取扱店で多くの在庫を抱えているのではないかとの意見があったことから、全取扱店に在庫調査を実施した。燃やせないごみ袋については今年の4月以降は1箱が25袋入りのものとなっており、3月以前の在庫については1箱50袋入りのものとなっている。1箱50袋入りの在庫については箱単位で在庫を抱えていない店舗が71.2%であり、1箱の在庫があるところが19.1%、2箱が5.9%、3箱以上が3.8%であった。最も多い在庫数は燃やせないごみのミニの袋が8箱であった。25袋入りのものについては箱単位で在庫を抱えていないところが81.3%であり、取扱店の多くは在庫を抱えていないという状況であった。25袋入り50袋入り合わせて76.2%の取扱店が箱単位で在庫を抱えていないという状況であったが、今後も50袋入りの在庫が続くようであれば、新しい袋と交換するなどの対策を検討していきたい。

    (会長) 何か意見はあるか。

    (委員) 在庫は減っているということなのか。徐々に減りつつあるということなのか。

    (事務局) 3月以前のものが交付しきれずに取扱店に残っているという状況である。

    (委員) まだ旧の袋が残っており、売れ行きが悪い。燃やせないごみは月1回の回収のためである。徐々に減らしていくように商業協同組合関係に話している。

    (会長) 他に何かあるか。

    (なし)

    (3)燃やせるごみ組成分析調査結果について
    (会長) 燃やせるごみ組成分析調査結果についてを議題とする。

    (資料2により事務局説明)

    (事務局)
     昨年の12月に燃やせるごみの組成分析調査を実施し、燃やせるごみの中に資源化できる紙ごみや容器包装プラスチックが多く入っていたことから、その結果を広報に掲載し、市民の皆さんに分別の徹底をお願いしてきた。しかしながら、依然として燃やせるごみの量が増え続けているため、今年の10月に再度燃やせるごみの組成分析調査を実施した。約200キログラムの燃やせるごみを回収し確認したところ、前回調査時より資源ごみの混入は減っているが、依然として多くの資源ごみが含まれており、紙ごみのうちの約61%、容器包装プラスチックのうちの約92%、古繊維のうちの約47%が資源化できるものであった。その中には新聞やチラシ、おかしやティッシュペーパーの箱などの雑紙、あめの個包装のような手間をかけずにそのまま資源化できるものがあった。また、封が開けられていないお肉やハムや魚などの生ごみが目立った。
    資源化できる紙ごみ、容器包装プラスチック、古繊維をきちんと分別して資源化することができれば、平成19年度ベースで燃やせるごみ量を約1,200トン減量することができ、西多摩衛生組合の分賦金を単純計算で約1,200万円減額することができる。また、生ごみの約8割は水分であり、その半分を水切りにより減量することができた場合、平成19年度ベースで燃やせるごみ量を約3,400トン減量することができ、西多摩衛生組合の分賦金を約3,400万円減額することができる。
    この結果を11月1日号の広報に掲載し、11月を燃やせるごみの分別強化月間とし、更なる分別の徹底を市民の皆さんにお願いした。この分別強化月間の結果については11月に実施したため、その前後の10月と12月の結果を踏まえ、2月1日号の広報でお知らせする予定となっている。さまざまな方法で分別を訴え、燃やせるごみの減量に努めていきたいと考えている。ご協力をお願いしたい。

    (会長) 何か意見はあるか。

    (委員) 原因は何なのか。細かく分別をしなければいけないということなのか。

    (事務局) 燃やせるごみの中に紙ごみであれば新聞やチラシが入っている。本来は資源ごみで出せるものや、特に容器包装プラスチックは、ほとんどが洗わずに資源ごみになるものもかなり入っている。市民の皆さんに分別の徹底を呼びかけていきたい。

    (委員) 11月のキャンペーンは感触としてはどうだったのか。

    (事務局) それほど変化はなかったが、集合住宅の管理会社からは何件か問合せがあった。10月と12月で比較し検証をしていきたい。

    (会長) 他に何かあるか。

    (委員) 資源化できる容器包装プラスチックについてだが、これはきれいに洗っているのに燃やせるごみに入れているのか。それとも汚れているのか。

    (事務局) 洗っていないものである。洗うのが困難なものとした25品目以外のものが入っていた割合であり、本来、洗ってもしくは洗わずにきれいな容器包装プラスチックが入っていたということである。8%だけが洗わなくてもいいものであった。

    (委員) 簡単に言えば、汚れているということなのか。

    (事務局) そのとおりである。ただ、汚れていない、もともときれいなものも燃やせるごみに入っている。部屋に燃やせるごみのごみ箱しかないため、そのまま燃やせるごみに入れてしまう。部屋に燃やせるごみ、容器包装プラスチック、雑紙のごみ箱3つという取り組みをしていただければ、自然と分けて入れることができる。どこのご家庭もごみ箱が1つのため、きれいな雑紙や容器包装プラスチックをそのまま燃やせるごみのごみ箱に入れてしまい、それが燃やせるごみで捨てられてしまう。

    (委員) ということは、きれいですぐに資源になるものが92%も燃やせるごみに入っていたということなのか。

    (事務局) 本来は洗って容器包装プラスチックで出さなければならないものも、洗わずに燃やせるごみで出されている。

    (委員) 家庭では注意している方も多いと思うが、町内会の行事になると、洗えば資源になるのに何でも燃やせるごみに入れてしまうことが多い。夏まつりなども分別の方がついているが、かなり燃やせるごみで入っているのではないか。町内会で集まりのあるときはそのようなものがたくさん出るような気がするが。家庭でも注意していない方もいるとは思うが、町内会などにもお願いしたほうがいいのではないか。

    (委員) 町内会や団体の場合はあらためてお願いすることも必要なのではないか。

    (事務局) 町内会長の会議や廃棄物減量等推進員の会議では、町内会のイベント時のごみの分別の仕方のチラシを配っているが、大量に出てしまい洗いきれない場合は仕方がない。極力洗って出していただきたいが特殊な事情がある場合には仕方がないとしている。ただし、町内会により取り組みが違い、やっているところもある。各町内会で意識が違う部分であり、市としてはそこまで踏み込めない状況である。

    (委員) 分別を開始して何年ぐらい経つのか。

    (事務局) 平成12年からであるので、8年である。

    (委員) そろそろ厳しくやってもいいのではないか。一般家庭でもごみ減量を図っていかないとごみゼロにはならない。

    (委員) 幼稚園の送り迎えで行きがけにごみを捨てていく人がいる。一度は人が分かったので現場で注意したいと思ったが、仕事に遅れてしまうため待っていられなかった。また、他市町村から引っ越してくると非常に分別が面倒である。都心と比べるとかなり差がある。羽村市は分別がかなり厳しくて細かい。集合住宅でも戸別に収集するのが理想である。引っ越してきた人にごみの分別について啓発するなどしてはどうか。また、集合住宅の集積所に鍵をかけてもいいのか。アパートで用意するものなのか。

    (事務局) 鍵の件については集合住宅の管理会社に言っていただきたい。オーナーもしくは管理会社で鍵を用意していただくことになる。届け出をしていただければ鍵の番号を収集業者に伝える。集積所の管理はオーナーまたは管理会社となっている。集積所の状況がひどいと収集できない場合もある。管理をしっかりとやっていただくことが基本である。

    (委員) 集合住宅は1軒1軒の回収は無理なのか。

    (事務局) 集合住宅は1軒1軒の収集は難しい。集合住宅によっては袋に名前を書かせるところもある。また、家が少ないのであれば集積所のなかに棚を作り、それぞれ出す場所を区切っているなどの話を聞いたことがある。住んでいる方が管理会社にお願いしてやっていただくしかない。住民の方が意識を変えていくしかない部分である。市が入っていく部分ではない。一戸建てについてはご自分で管理している。

    (会長) 他に何かあるか。

    (委員) 総括のごみ減量の効果についてだが、正確に言うと西多摩衛生組合負担金は実績投入割のため、羽村市が青梅市、福生市、瑞穂町と比較して1,200トン減少した場合は1,200万円の減になるということである。羽村市のごみが減少しただけでは同時にその金額の全てが下がるわけではない。全ての構成市町が減少すれば割合は同じである。

    (委員) 燃やせるごみの中で生ごみが多いが、市販されている水切りネットを市民に斡旋や周知することはしないのか。少しでも生ごみは減ると思うが。実際にどれだけ減るかは推測しにくいが、一晩置いておくだけで済む。袋は使い捨てだが、25枚入りで100円前後ぐらいだと思うが。

    (事務局) 水切りのしぼり器などを産業祭で配る等の啓発活動も検討はしたが、予算の関係でできなかった。自主的に市民の皆さんで対応していただきたい。広報でも水切りについてお願いしている。三角コーナーを置いてしまうと水がはねて、調理残渣が水を吸ってしまう。三角コーナーを使わないような努力をするなど広報で周知している。経費をかけずに生ごみが減量できる方法を考えていきたい。

    (委員) 我が家では、一度水を切ったものを新聞に吸わせているが。

    (会長) 有料化から8年経過するので、皆さんにあらためて引き締めてもらいたい。他に何かあるか。

    (委員) ごみ箱3つが分別の一番の方法だと思う。各部屋にごみ箱3つをさらに言っていただきたい。広報では何号か前に掲載されたきりであった。ごみのマニュアルの表紙に各部屋にごみ箱3つを大々的に掲載し、皆さんにお知らせしてほしい。近所の方に聞いてもそのようなことは知らないという人が多い。合言葉のように各部屋にごみ箱3つをやってほしい。皆さんのご家庭ではどうなのか。

    (委員) 平成12年からやっているが、老人会でも新年会などは各自ごみを持ち帰って分別して出すよう徹底している。我が家では生ごみは夜のうちに水を切っている。また、ごみ箱は各部屋に5つ入れるところがあり徹底している。燃やせないごみはほとんど出ない。

    (会長) 他に何かあるか。

    (委員) 分別が始まった当時は燃やせるごみに容器包装プラスチックは入れてはいけないとしてやっていたと思うが、汚れたものは燃やせるごみで出しても良くなってから増えたのではないか。以前と同じように戻して、汚れたものは入れてはいけないように徹底してはどうか。できるだけ洗って出すように。楽なほうにいくのは人間の心理だと思う。イベントの時には大量にごみが出る。

    (委員) 老人会はやっている。汚れているものは洗っている。

    (委員) うちの町内会ではやっていない。町内会のごみは汚れたものは燃やせるごみで出していいということであったので。

    (委員) 団体だけでなく、個人的にもそうなのではないか。

    (委員) 一度徹底したほうがいいのではないか。このあたりで厳しくやったほうがいいのではないか。

    (委員) 町内会の行事のときは、屋内の場合は洗って分別している。屋外のときは水道の施設があれば多少できるとは思うが。家庭ではごみ箱3つが大事だと思う。

    (委員) 茶封筒をごみ箱の横に置くだけでもごみ箱を3つにすることができる。

    (委員) まずは台所からやっていけばどうか。

    (委員) 台所は大半のご家庭がやっていると思うが。各部屋に置くことが大事である。

    (委員) クリーニングの袋は資源ごみではないのか。

    (事務局) 燃やせるごみである。平成19年度に燃やせるごみの分別を統一するまでは容器包装プラスチックとしていた。法律上は役務の提供であり物の販売でないため容器包装ではない。西多摩衛生組合構成市町内で分別の統一を行い、他の市町では燃やせるごみとしていたため、燃やせるごみに統一した。

    (委員) クリーニングの袋はクリーニング店に戻せばリサイクルしている。

    (委員) クリーニングの袋は街路樹の清掃の袋に使っている。

    (事務局) 清掃事業概要の67ページに子ども部屋に3つのごみ箱という広報を掲載している。燃やせるごみ、容器包装プラスチック、雑紙の3つをということである。これを各部屋にと置き換えて合言葉にしてやっていくという非常にいい提案をいただいたので、今後そのようにやっていきたい。

    (委員) 毎回ぜひ広報に載せていただきたい。

    (事務局) 毎回それを合言葉にしてやっていきたい。

    (会長) 町内会や各団体にも説明し、解決の方向に持っていきたい。各部屋にごみ箱3つを合言葉にしながらやっていきたい。他に何かあるか。

    (委員) 意識がある人は広報やパンフレットを見て自分で取り入れていけると思うが、地域と接していない若い人は分からない。転入してきて分別に悩んで、聞いて覚えてきた。スタートラインが違ってしまうと、興味がなければとりあえず回収されるから捨ててしまえばいいや、お金を払っているのだから持っていってという人が末端にはたくさんいると思う。意識の問題で、ごみを減らそうとがんばっている人は交流もするし考えたりするが、ほとんどの人は自分には関係ないと思っており、自分の庭にごみが捨てられるようになってからでないと行動に移せないと思う。人の意識を変えるのは非常に大変なことで、自分の身に降りかからないと動けないと思う。若い人は広報すら見ないと思うので、そういう人たちに情報を無理やりにでも知ってもらうように、転入したときに強制的にでも知ってもらうようなきっかけを作ることが必要なのではないか。ごみ箱3つということもいいことであるし大事だが、まず今のレベルでは意識のない人を底上げすることが必要ではないか。その後、三者が一体となる会議で周知徹底していくとは思うが。置いてかれている人が出てきているのかなと思う。集合住宅では引っ越してきた人がいると必ず集積所のごみの出し方が悪くなる。また、紙ごみを出すのは我が家だけであった。知らずに燃やせるごみで捨てているのではないかと思う。細かい部分まではできないが、大ざっぱなところから少しずつ意識を変えていくことが必要なのではないか。

    (事務局) 転入手続きの時には市民課でリサイクルマニュアルを配付しており、分からない場合は2階の生活環境課へ来ていただいている。

    (委員) 末端の人たちまで、いかにレベルを上げられるかということが問題だと思う。

    (事務局) 汚れたものはだめだというのはまだそのレベルでない人がいる。面倒だと思われてしまうと簡単に汚れが落ちるものでも洗われなくなってしまう。洗うのが困難なものについてのみ洗わなくてもいいこととしている。市民全体のレベルが底上げされた段階であらためて実施できればと思うが、今の段階では低いレベルと高いレベルが非常に離れているため、この部分を近づけてから行っていく必要があるのではないかと思う。

    (会長) 他に何かあるか。

    (なし)

    (4)資源リサイクルマニュアルの作成について
    (会長) 資源リサイクルマニュアルの作成についてを議題とする。

    (資源リサイクルマニュアル案により事務局説明)

    (事務局)
     5ページまでについて何か意見があればお伺いしたい。

    (会長) 何か意見はあるか。

    (委員) 4ページのリターナルとはどんなびんか。

    (事務局) ビールびんや一升びんなど、再使用できるびんのことである。例示を載せるようにしたい。なお、リターナブルびんの誤りである。

    (委員) びんは町内会の回収に出すようにしている。

    (委員) 3ページの経過の中に西多摩衛生組合の構成市町のごみの分別の統一について入れていただきたい。構成市町でごみの分別の統一を図っているところはない。ぜひ経過の中で触れていただきたい。資源化できないプラスチックの焼却については、埋め立て廃止、最終処分場の延命を図るためなど大きい目的があって統一がされた。羽村市はこのようなスローガンを掲げたということであり、「19年4月にはプラスチックごみのリサイクル推進と最終処分場の延命化を目的に、可燃ごみ焼却施設である西多摩衛生組合の構成市町のごみ分別が統一されたことを受けて」という文言を入れアピールしていただきたい。また、5ページのマニュアルの改正点の関連で、8ページからのフローシートを掲載した目的は何なのか。

    (事務局) 西多摩衛生組合構成市町の分別の統一についての文章を入れようとは思ったが、統一されたのが燃やせるごみだけのため、全ての分別が統一されたと誤解されないよう、掲載しなかった。意見はごもっともであり、誤解されないように掲載をしたい。

    (委員) 燃やせるごみを統一し、リサイクルを推進し最終処分場の延命化を図るということは統一されていることであるので、大筋の中ではコンセンサスを得ており、これだけでもいいことであると思う。

    (事務局) 昨年の4月に、ごみが統一されたのに燃やせるごみ以外では違うなど問合せがあった。非常に書きたい部分ではあったが、そのような経緯があったということでご理解をいただきたい。分別の統一については掲載したい。
    また、フローシートについては前回は各分別種類の左上に掲載していた。そのためどのようにリサイクルされているのか、各ページを見なければ分からなかった。今回はその部分を最初にまとめて掲載し、このページを見ればどのようなリサイクルがされるのか分かりやすいようにまとめた。また、フローの部分をまとめることにより各ページに余裕ができ、字や写真を大きくすることができるためである。

    (委員) ごみの処理にはさまざまな流れがあり、一番重要な市民の分別の部分でしっかりとやっていただいている。一番重要な役割を市民が担っている。自分が分別して出したごみが行政の責任でしっかりとリサイクルされているか、行政は市民の皆さんにお知らせする責任がある。そのような意味合いでこのフローシートがあるのであれば、改正点の「自らがどのように出せばいいのかわかるように作られています」という表現はあまりにも高圧的ではないか。少しニュアンスが違うのではないか。行政としては市民の皆さんにしっかりと処理していますと知らせる義務があるので、ここの改正点の役割は、一つは市民の皆さんができるだけごみの分別がしやすいように表現するということ、もう一つは行政は市民の皆さんから出されたごみをしっかりリサイクルしていますとお知らせするということである。二種類に分けてここを変えたほうがいいのではないか。

    (事務局) 後半部分に辞書があるが、リサイクルのフローを意識していただくことで、このごみは最終的にはこのようにリサイクルしているからこのように出さなくてはいけないと、辞書部分を見なくても自ら分別ができますという表現であるのだが、そのように取れないようであれば直したい。

    (委員) 行政がしっかりと処理しているということを市民の皆さんにお知らせするためのフローシートではないのか。

    (事務局) このフローシートを理解することで辞書部分を見なくても分別がわかるという意味合いであるが、委員が言われた部分も取り入れながら掲載していきたい。

    (委員) 分別が分からないときは辞書部分を見る。前半部分は見たことがない。今回初めて読んだ。

    (委員) どちらかというと、前半の文章は転入された方や意識の低い方が読むべき文章である。一番大切なのは3ページの羽村市の取り組みの部分と4ページの3Rの推進の部分を読んでいただかなければならない。3ページから5ページまでについては、いい方法を考えて読んでいただけるような形にしなければいけない。

    (委員) またマニュアルが配られたと思われないように、改正した理由をはっきり言わないと読めない。

    (委員) 5ページの鏡の分別についてだが、現在の鏡は水銀が含まれていないというのはいつからか。昔の鏡はどうすればいいのか。

    (事務局) 水銀が含まれていたのは明治末期までである。

    (委員) 変更となった理由は書かなくてもいいのではないか。

    (事務局) シンプルに理由を書かずに、有害ごみから燃やせないごみに変更になったことだけを掲載し、質問があった場合に回答することとしたい。

    (委員) 質問するということは、この部分を読んだということであり、良いことである。

    (委員) 1ページ目の収集地区は前回と変わったのか。

    (事務局) 変わっていない。

    (委員) 家電リサイクルの関連で、50ページの指定引取場所のAグループとBグループとはどういう意味か。

    (事務局) メーカーによってグループ分けがされているものである。

    (委員) 前回は載っていなかった。親切ではあるが分かりにくい。

    (事務局) 以前のマニュアルではグループ分けも表に掲載していたが、紙面の関係もあり掲載していなかった。

    (会長) 他に何かあるか。ないようであれば、次に移る。

    (事務局) 次に6ページから11ページまでで何か意見があればお伺いしたい。

    (会長) 何か意見はあるか。

    (委員) 6ページは前回より文字が小さいが。もう少し文字が大きいほうが見やすいのではないか。

    (事務局) 印刷の段階では文字は大きくする予定である。

    (会長) 他に何かあるか。ないようであれば、次に移る。

    (事務局) 現在業者の選定をしているが、写真部分についてはカラーで印刷することを考えている。次に12ページから60ページまでで何か意見があればお伺いしたい。

    (会長) 何か意見はあるか。

    (委員) 13ページのポイント1について、古着・古繊維については段を変えたほうが分かりやすいのではないか。

    (事務局) そのように訂正したい。

    (会長) 他に何かあるか。

    (委員) 他のページには容器包装プラスチックやアルミ缶の識別表示があるので、12ページの資源ごみAに紙のリサイクルマークを入れてはどうか。また、前回のマニュアルではページ番号の部分にレジ袋のイラストが使われていたが、今回はなくて良かったと思う。また、29ページの燃やせないごみのポイントに、燃やせないごみでも分解すれば金属、硬質プラスチックの資源ごみになりますと入れてはどうか。最後に、23ページの資源ごみを洗って出すイラストに水道の蛇口が描かれているが、これを見るときれいな水道水で洗わなければいけないと感じてしまうため、桶にたまっている水を使うイラストでアピールしてはどうか。

    (事務局) 紙の資源のマークはなく、掲載することができない。6ページの表の下に書いてあるとおり、紙のリサイクルマークの付いているものの全てが雑紙ではないためである。紙のリサイクルマークは紙製容器包装の識別表示であり、羽村市は紙製容器包装ではなく雑紙の収集を行っているため、このマークで判断されてしまうと困ってしまう。また、23ページの洗うイラストについては貴重な意見としてお伺いしたい。また、28ページからの燃やせないごみのポイントは、31ページのポイント3に掲載している。

    (委員) 拠点回収ボックスの白色トレーに納豆の容器が入っているが、拠点回収のボックスに納豆の容器は違いますと張ったらどうか。

    (事務局) 拠点回収ボックスによっては、設置店等で掲示している所があるが、作成し掲示するようにしたい。

    (会長) 他に何かあるか。ないようであれば、次に移る。

    (事務局) 次に61ページからで何か意見があればお伺いしたい。また、115ページに「この「羽村市資源リサイクルマニュアル」は、羽村市廃棄物減量等推進審議会が監修したものです。」というコメントを掲載させていただきたい。

    (会長) 何か意見はあるか。

    (委員) 細かいものをバリアフリー化するのは大変であるが、ポイントの部分がすぐ引けるように色分けをすることや、文字数を減らすために曜日を短縮するなどすれば、もう少し字を大きくできるのではないか。

    (事務局) 辞書部分のインデックス加工はする予定である。羽村市だけの特徴であるため、今後も継続してやっていきたい。表紙の曜日については、もう少し文字を大きくするため、印刷業者とも協議しながら検討していきたい。

    (委員) 分別の説明部分もインデックス加工してはどうか。

    (委員) 色別にするのが大変なのであれば、ページの番号の数字を入れるだけでも違うのではないか。

    (事務局) 辞書部分がすぐに開けるように、辞書部分からインデックス加工をしている。

    (委員) いろいろな方法があると思うが、分かりやすくしていただきたい。

    (事務局) どのような手法が引きやすくできるか検討していきたい。

    (会長) 他に何かあるか。

    (委員) 各部屋にごみ箱3つはどこに入れるのか。

    (委員) 表紙でいいのではないか。

    (事務局) 115ページに入れようと考えていたのだが。

    (委員) 表紙に掲載するのが一番いい。

    (会長) 見やすいようにしていただきたい。

    (委員) 65ページのインクカートリッジだが、パソコンのインクは家電販売店で回収しリサイクルしていると思うので、掲載してはどうか。また、クリーニングの袋についてもクリーニング店に返却と掲載してほしいが、どのクリーニング店でもやっているかどうか分からないため、確認していただきたい。また、金属のところで細かいものは紙に包んで表示して出すと掲載されているが、市役所の机の上などを見るとペットボトルの中にホチキスの針などが入っているが、そのような出し方でもいいのか。

    (事務局) 入れやすいようにペットボトルを使用しているだけであり、出すときには封筒などに入れて出している。

    (委員) 以前繊維問屋で聞いたところ、ブラジャーは一番高く海外に売ることができるとのことであったが。

    (事務局) 下着類としてひとまとめに扱っている。その他の下着類は古着・古繊維として回収できないため、混乱を防ぐため古着・古繊維としていない。

    (委員) メーカーによっては古い下着を持っていくと、買い取ってくれるところがある。

    (委員) 入れ歯を回収しているところがあると聞いたことがあるが。

    (委員) 携帯電話も回収している。

    (事務局) 入れ歯の回収を実施している自治体は、社会福祉協議会が主体となって実施している。近隣では瑞穂町の社会福祉協議会が実施している。近隣では他に取り組んでいるところはない。携帯電話についても燃やせないごみで処理していたが、基本的には国の取り組みでモバイルリサイクルネットワークによる携帯電話販売店に戻す新しい仕組みができており、今回のマニュアルの中ではそのように掲載している。

    (委員) 入れ歯は歯科医院に戻せないのか。

    (事務局) 廃棄物になってしまうため、受け取るのは難しいのではないか。

    (委員) 入れ歯も病気などの関係もあるので、なかなか難しい。羽村市の社会福祉協議会もそのような話をしていた。

    (会長) 他に何かあるか。

    (委員) 集合住宅の表現についてもう少し記載してはどうか。強調できればと思うが。

    (委員) 行政が作るものは固い。仕方がない部分であると思う。

    (会長) 他に何かあるか。

    (なし)

    (5)その他
    (会長) その他を議題とする。

    (事務局より羽村市の取り組みが紹介された新聞記事、羽村市清掃事業概要、羽村市リサイクルセンター環境報告書の説明)

    (審議委員より西多摩衛生組合環境センター環境報告書の説明)

    (会長)
     何か意見はあるか。

    (委員) 落ち葉がたくさん落ちているが、先日突風が吹いて大量に落ちた。そのためいっせい美化運動の袋を使用して出したがシールを張られて回収されなかった。いっせい美化運動で余った袋はどうすればいいのか。

    (事務局) 余った袋は次回に使っていただきたい。

    (会長) 他に何かあるか。ないようであれば、第3回羽村市廃棄物減量等推進審議会を終わりにする。

    お問い合わせ

    羽村市産業環境部生活環境課

    電話: 042-555-1111 (生活環境係)内線222 (リサイクルセンター係)042-578-1211

    ファクス: 042-554-2921

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