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あしあと

    平成25年度 第2回羽村市環境審議会会議録

    • [2014年9月9日]
    • ID:7074

    平成25年度 第2回羽村市環境審議会会議録

    日時

    平成25年12月16日(月曜日)午前9時~11時40分

    会場

    庁議室

    出席者

    【委員】福嶋司、大崎玄、岡誠、大宮姫路子、藤井孝之、船木信雄、大塚秀則、北浦勝平、丹野紀子

    【事務局】産業環境部長、環境保全課長、環境保全係長、環境保全係主事

    欠席者

    谷口宏乃

    議題

    1    開会

    2    産業環境部長挨拶

    3    議題

    (1)(仮称)羽村市環境とみどりの基本計画について

    (1)基本計画第1章~第3章の修正点について

    (2)基本計画第4章 計画実現に向けた行動方針1 都市環境分野について

    (3)基本計画第4章 計画実現に向けた行動方針2 自然環境分野について

    配布資料

    ・次第

    ・環境とみどりの基本計画第4章(都市環境分野及び自然環境分野)…資料1

    会議の内容

    1 開会

    2 挨拶

    産業環境部長挨拶

    2週続けての審議会であるが出席していただき感謝する。限られた時間であるが行動方針を中心に意見をいただきたいのでよろしくお願いしたい。

     

    会長挨拶

    前回とても活発に議論していただいたので、本日もよろしくお願いしたい。

     

    3 議題

    (1)(仮称)羽村市環境とみどりの基本計画について

    (1)基本計画第1章~3章の修正点について

    (会長)修正点について事務局から説明をお願いする。

    前回からの変更点について事務局から口頭説明

    (会長)キーワードについてはどのようになったのか。

    (事務局)これまで他のワーキングでも議論してきたので、引き続き記載していきたい。

    (委員)現代用語の基礎知識を読んだが、「スマート」にはさまざまな意味が入っているが、このままで良いと思う。

    (会長)それではキーワードについてはこのままとする。

    1ページの計画の構成図について、環境基本計画とみどりの基本計画が互いに関連し、その両方が生物多様性とも関連していくことがわかるように図表に線を入れるなどしてわかりやすくしてほしい。

    崖線の緑は羽村市にとって、とても重要だと思うので、図を入れることで、位置がどこなのかわかりやすくなったと思う。

    植生の名称は正式名称になった。

    崖線は、大きく言えば「立川崖線」で通じるものでもあるが、市民がどこの緑が崖線の緑なのかを認識できるようにすることが大切なので、図を入れたことでわかりやすくなったと思う。

    (委員)防災マップ羽村には、崖線の部分が土砂災害の警戒区域などと記されているが、環境基本計画の中では触れるのか。

    (事務局)第1次の環境基本計画の中では、防災の分野の1項目として入っていた。第2次環境基本計画では、防災の分野は地域防災計画に任せようと考えている。施策については地域防災計画になってしまうが、防災のことで計画に盛り込んだ方が良いことがあれば追加していくのでご意見をお願いしたい。

    (委員)みどりがあることによって防災につながることがあると思うので、環境基本計画にも防災について記述した方が良いと思う。みどりと関連を持たせながら計画を策定しているということを示すためにも、記載した方が良いと思う。

    (会長)崖線の土砂崩れのことなど、市民の安全を考える上で、災害時にみどりが果たす役割もあるので、大きな項目を立てる必要もないと思うが、追記を検討してほしい。

     

    (2)基本計画第4章計画実現に向けた行動方針 都市環境分野

    (会長)1都市環境分野における状況と体系について、事務局から説明をお願いする。

    事務局から資料に基づき説明

    (会長)意見等はあるか。

    (委員)特になし

    (会長)次に、2都市環境分野の環境行動方針の2-1地域環境保全について事務局から説明をお願いする。

    事務局から資料に基づき説明

    (会長)二酸化窒素などの経年グラフがあるが、何を示しているのか経過の概要の説明を加えてほしい。

    (委員)専門に勉強されている方は理解できると思うが、市民が読んで、これらのガス類がどのような影響を与えるのかということをわかってもらえるような記述が必要だと思う。市民が環境について考えるきっかけになるような記述があると良いと思う。

    (委員)5ページの目標指標の数式だが、もう少しわかりやすい表記だと良いと思う。

    (事務局)計算式については、指標をどのようにするのかも含めて検討する。

    (会長)それぞれが持つ性質の意味を良く考えた方が良い。違う性質のものを混ぜてしまうのは良くないと思う。数式を一つにしてしまうのではなくて、一つ一つを比較して全体を比較できればよいと思うので、検討してほしい。

    (委員)光化学オキシダントについては、都内で環境基準を達成しているところはないので、今後も適切な対応をしていくことが必要と思う。羽村市に一番近い測定局が福生市にあるので、福生での数値を挙げておくと参考になると思う。

    P明治2年5月については別の項目でも記述があるが、市民が気になる部分でもあると思うので、2項目に渡って記述しても良いかもしれない。

    (会長)次に、2-2生活環境について、事務局から説明をお願いする。

    事務局から資料に基づき説明

    (委員)方針3で飼い犬の高齢化のことについても触れていただきたい。ペットの火葬業者もある。

    (委員)前計画の改訂版には具体的に行動内容が記載されているが、今回の計画には具体的な内容は入ってこないのか。

    (事務局)基本計画は全体的に広く内容を記載しており、具体的な行動については、基本計画本体とは別に行動計画を作成する予定である。この行動計画については進行管理していく考えである。行動計画については、市民ワーキング、事業者ワーキングの中で意見をいただいているところである。

    (委員)問題点・課題は多く挙げられているが、あまり課題が多すぎると取り組みが薄れるということもあると思う。羽村市では最終的にこれだけは推進していくというようなものを挙げておいた方が良いと思う。

    (会長)いろいろな分野があり、さまざまなことが書かれているが、一つ一つの項目がどのような状況にあり、それを良い方向へ導いていくには具体的にどのようなことが必要なのかを明確に整理した方が良い。一般的なことだけではなく、羽村市がどのように行動するのかということが大切なので、その辺りを詳しく具体的に記載してほしい。

    (会長)方針5に自然林、雑木林、二次林とあるが、羽村市は自然林はなく、二次林で、ほとんど雑木林だ。延焼防止の例として写真が掲載されているが、燃えやすいモミノキとシュロなので、差し替えが必要である。常緑樹の林やシイやカシ、モチノキ、ツバキなどの写真が良いと思う。

    (委員)方針3に「ペット(牛、馬、豚、羊、犬、猫、いえうさぎ、鳥などの人が飼っている哺乳類、鳥類、爬虫類)」とあるが、牛、馬などはペットとして考えるのか、それとも家畜として考えるのか。また、目標指標に改善件数を掲げているが、どのようになれば改善と判断しているのか。

    (事務局)愛護動物とは人が愛玩する動物(ペット)であり、その種類の例として記載した。この項目ではペットについて記述しているので、家畜は対象外である。改善件数については、指導に応じ、改善されたものの件数としている。

    (会長)それぞれの項目で注釈を入れると読み手にとってわかりやすくなると思う。全体的に見直してほしい。図表が読み取りづらいので、改善してほしい。

    (委員)羽村では外来種生物についての問題はないのか。

    (事務局)市内では特にない。

    (会長)次に、2-3循環型社会について、事務局から説明をお願いする。

    事務局から資料に基づき説明

    (委員)13ページのごみの量はどのような種類のものか。

    (事務局)西多摩衛生組合に持ち込まれている資源以外の一般可燃ごみの量である。

    (委員)13ページの(2)環境行動方針の文章が、主語がわからないので、はっきりさせてほしい。また、14ページにレアメタルについての記述があるが、そもそもレアメタルとは何かを記載してほしい。

    (会長)全体の流れの中で出てくるような話ならば、特にレアメタルの項目を立てる必要はないと思う。

    (事務局)市民ワーキングの中で、レアメタルに関することを入れてほしいと要望があったので記載している。

    (会長)全体的にだが、図表が示している内容と、文章が示している内容が直接結びついていないので、結びつけて、行動につなげていくという形が良いと思う。

     

    (3)基本計画第4章計画実現に向けた行動方針 自然環境分野

    (会長)1自然環境分野における状況と体系及び2-1樹林・緑化について事務局から説明をお願いする。

    事務局から資料に基づき説明

    (委員)方針2の目標数値がまだ決まっていないようだが、いつ決まるのか。

    (事務局)次回の環境審議会までには決められる。

    (会長)歴史あるみどりの保全の指標が「天然記念物及び保存樹木の本数」だけでは、少し寂しい。羽村には歴史的に重要な玉川上水があるので、指標に入れた方が良いと思う。方針3では、生け垣や街路樹について目を向ける必要があると思う。壁面緑化を行う場所を探すよりは、生け垣設置の方が緑化は進められると思う。街路樹も樹種を増やすなどできれば緑化も進んでいくと思うので、検討していただきたい。

    (委員)緑ヶ丘3丁目に行ったら、「緑ヶ丘憩いの森」ということで整備されているが、昔は手つかずの森だったと思う。あの場所は市が買い取って公有地化したのか。

    (事務局)買い取ったのか借りているのかは、調べておく。

    (委員)保存樹林地の面積が減少してきているので、もしも買い取っているのなら、市にはこのような動きを進めていってほしいと思っている。

    (事務局)保存樹林地の面積は減ってきている。宅地化しているところもあるが、寄付などもあり、公有地化している樹林地もあるので、保存樹林地の減少面積と緑の減少面積は同じではない。

    (会長)今の説明にあったような内容を記載しておくと、読み手にとってわかりやすくなると思うので、検討していただきたい。

    (委員)ごみの排出量についても、減ってきている現状を記述しても良いと思う。

    (委員)方針1の目標値を設定した根拠を示してほしい。

    (会長)目標値がなぜ減少しているのかも記述していほしい。

    (委員)方針3にある緑化助成制度はどのようなものか。

    (事務局)市民を対象にしている生け垣設置助成制度である。

    (会長)緑化の制度がどのようなものなのかを記述した方が市民に分かりやすいと思う。

    (委員)市内を歩いてみたが、工場地域は緑化が進んでいる。反対に、宅地開発した地域の方が緑化の面積が少ないように感じた。

    (事務局)工場立地法や都条例などで緑化が義務付けられている。住宅については、一定規模以上の開発であれば、市の宅地開発等指導要綱に基づいて緑化をしているが、一定規模に満たない場合は、緑化をしなくても良いことになる。この方針3では、一般家屋に対しての緑の創出を推進していく内容である。

    (委員)方針3の環境行動指針にある「家屋の屋上や壁面、駐車場などの都市空間を緑化し、まちなみにあった新たな緑を促進します。」とあるが、どのようなことかわかりにくいので、記述を工夫してほしい。これまでの生け垣設置費の助成金額を教えてほしい。

    (事務局)これまでの助成した生け垣の総延長は836.1メートルであるが、助成金額については、今は資料がないため回答できない。

    (会長)次に、2-2田園について事務局から説明をお願いする。

    事務局から資料に基づき説明

    (委員)方針1と2のどちらにも関係するが、市のみどり率の経年のデータも掲載した方が良いと思う。

    (事務局)平成18年に緑被率を調査して以来行っていないので、みどり率の経年変化を示すことができない。

    (会長)既存の緑の欄でも良いので、平成18年の状況をどこかに記載してはどうか。

    (事務局)自然環境分野の総論の部分に羽村市の緑被率・みどり率のデータを掲載する。

    (会長)次に、2-3公園緑地について、事務局から説明をお願いする。

    事務局から資料に基づき説明

    (委員)神明緑道は公園か。

    (事務局)公園ではない。東京都の管理地である。

    (委員)土地を借りて公園を整備している場所はあるか。

    (事務局)土地を借りて公園を整備している場所はある。

    (委員)8ページの公園数などのグラフの数値が間違っているので、修正してほしい。

    (会長)次に、2-4水環境について、事務局から説明をお願いする。

    事務局から資料に基づき説明

    (会長)方針1の行動指針について、雨水浸透施設のことを「雨水浸透マス」と具体的に記載すれば、市民もわかりやすいと思う。雨水浸透マスの効果は大きいものだと思う。

    (委員)方針2の内容だが、多摩川は国土交通省の管理なので、現在の記述では、羽村市のもののように書かれているので修正してほしい。今のままでは羽村市がすべてを管理しているように感じ取れてしまうので、整理してほしい。

    (会長)市が主体的に動ける分野もあれば、国や都に働きかけていくということもあるので、整理して記載してほしい。また、玉川上水の記述があまり見られないので、記述した方が良いと思う。

    (委員)BOD(生物化学的酸素要求量)などについては東京都でも計測しているので、数値を参考にしてほしい。

    (委員)玉川上水は羽村市ではなく、東京都が管理しているものだと思うが。

    (会長)管理は東京都だが、羽村市にある。改善の提案などはできると思うので、東京都とよく相談して、保全に努めていってほしい。

    (委員)羽村市の水道は地下水であるが、近年、雨水が地下水に流れているため、危険だという話を聞いたことがある。そのあたりの影響はどうか。

    (事務局)地下水への影響は今のところ聞いていない。飲料水として、羽村市の水道は問題ない。

    (会長)次に、2-5自然景観について事務局から説明をお願いする。

    (委員)崖線の下に谷戸(ヤト)という湿地帯がある。市内にも禅林寺の近くが東ヶ谷戸だと言われているという。西ヶ谷戸もどこかにあるという。

    (会長)谷戸は昔、水田として使われていた場所が多い。谷戸の上には池を作って、水を流していた。その辺りは湿地の環境があるので、他の場所とは違う動植物がいると思うので、地域の環境を守る上では重要だと思う。崖線から谷戸の地域一帯を守ることが大切である。

    (会長)方針1の目標数値が減っているがなぜか。最低でも減らさないようにするということならわかるが、減らすのであれば、それなりの理由を示さなければならないと思うので、見直してほしい。ボランティアと一緒に動いているのなら、そのことも記載した方が良い。

    (会長)次に、2-6生物多様性について事務局から説明をお願いする。

    (委員)方針3にある『外来生物被害予防3原則』に「日本に入れません」「絶対に捨てません」「これ以上拡げません」とあるが、なぜ外来種を日本に入れてはいけないのかわからない。外来種でも悪影響のないものなら良いのではないか。

    (会長)外来種については、捨てられたりすると、強い外来種が生き残り、生態系に悪影響を与えるということがある。

    方針1については、先ほど委員からの意見にもあったように崖線や谷戸など、羽村市ならではのみどりついて記述し、大切にする具体的な内容にしないといけない。

    方針2では、「市全体を守ります」ということだけではなくて、生物が多いホットスポットといわれるような場所を最優先で守っていくような姿勢を見せていかなければならない。種を守るということは環境を守るということなので、種が生きられる環境を守るということを説明しなければならない。

    方針3のシロツメクサは、牧草として日本に入ってくる前に、クッション材として持ち込まれたものであるので、修正してほしい。また、目標指標で特定外来生物種を3種から1種に減らすとしているが、達成は難しいので、極力努力していくという内容にした方が良いと思う。

    トウネズミモチという樹木は23区でも問題になってきているものなので、記載しても良いかもしれない。

    方針4の目標数値は、現状の2倍くらいの数値になっているが、達成可能なのか。この数値を目標とするなら、どのように達成するかを記載する必要があると思う。

    (委員)生物多様性の内容がよくわかるような記述が必要だと思う。国連の生物多様性の資料では、図を交えて詳しい説明がされている資料があるので、参考にしてほしい。情緒的な説明内容だけでなく、内容を理解できるような説明を入れてほしい。

    (委員)方針3の目標指標に掲げている特定外来生物種とはどの生物か。

    (事務局)ウシガエル、ガビチョウ、アライグマの3種である。

    (委員)方針2に掲げている水生生物種は動物か植物か。

    (事務局)魚類、付着藻類、昆虫である。

    (会長)カワラノギクは含まれているのか。

    (事務局)カワラノギクは野生生物種に含まれている。

    (委員)環境省の資料に外来生物のリストがあるので、特に羽村に影響のあるものを抜粋して記載しても良いかもしれない。

    (委員)目標指標の説明を記述した方がわかりやすいので検討してほしい。

    (会長)第4章では方針ごと番号と方針が記載されているが、第3章にある体系図と表現を統一させた方が良い。

    方針ごとの構成は、現状の文章とデータは合わせて記載し、目標の部分は目標数値と説明をまとめて記載した方が良い。

    図表について、何を示しているのかわかるように説明を加えること。また、小さい図は見やすくすること。

    目標数値の説明も加えること。

    その他、各委員から出た意見を整理し、反映させてほしい。本日の会議はこれで終了する。

     

    午前11時40分終了