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    平成25年度第3回羽村市防犯、交通安全および火災予防推進会議会議録

    • [2015年12月3日]
    • ID:7159

    平成25年度第3回羽村市防犯、交通安全および火災予防推進会議会議録

    平成25年度第3回羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議 会議録

    日時

    平成26年3月25日(火曜日)午前10時00分~正午

    会場

    羽村市役所 特別会議室

    出席者

    平辰男、望月光治、前嶋誠二郎、北浦勝平、鈴木將史、中野永久榮、

    小作裕徳、武藤清美、大橋聡毅、橋本満裕、巻田隆史、関口勝代、

    中島義信

    欠席者

    小出治、愛甲慎二、若松仁、大森忠、櫻沢富士夫、関塚久夫、伊藤憲康、

    松田大蔵

    傍聴者

    0人

    配布資料

    ・資料1 福生警察署管内犯罪発生状況(平成26年2月月末現在)

    ・資料2 福生消防署資料

    ・資料3 羽村市内の交通事故

    開会

    (事務局)推進員の異動がありましたのでご報告します。福生警察署交通課長の藤井様に代わりまして大橋様です。また、同じく福生警察署生活安全課長の小林様に代わりまして橋本様です。なお、今回は福生警察署より松本統括係長、塚田係長にもご出席いただいています。よろしくお願いいたします。

    座長あいさつ

    お忙しところ、お集まりいただきありがとうございます。今年度最後となります、第3回目の会議よろしくお願いします。

    会議の内容

    (座長)羽村市における防犯、交通安全及び火災予防の最新の状況について、個々の意見・報告等をお願いします。最初に防犯についてお願いします。

     

    (推進員)資料1をご覧ください。資料は羽村市内における平成26年2月末の犯罪発生件数です。平成25年中の状況について報告します。警視庁管内について、刑法犯の認知件数は162,565件、前年比9,820件減少です。ひったくり、侵入窃盗、強盗、子どもに対する犯罪、特殊詐欺、性犯罪、自転車盗という指定重点犯罪は13,429件でした。振り込め詐欺と振り込め類似詐欺という特殊詐欺の認知件数は2,616件、前年比342件増加です。被害総額は約87億6,900万円で、前年比約6億5,020万円増加です。続いて福生警察署管内では、刑法犯の認知件数は2,651件、前年比50件増加です。刑法犯の特徴として侵入窃盗が58件減少し、自転車盗が275件増加しました。指定重点犯罪は182件、前年比54件減少です。羽村市では、刑法犯の認知件数は775件、前年比119件増加です。増加の理由としては自転車盗の前年比98件増加が大きな原因となっています。自転車盗の発生については、小作駅と羽村駅周辺の発生が多く、無施錠の状態が多いです。侵入窃盗は25件、前年比2件減少しています。24件の内14件が空き巣被害です。振り込め詐欺については6件です。

     

    (座長)ご質問ありますか。続いて火災予防についてお願いします。

     

    (推進員)皆様の消防活動へのご理解とご協力について、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。資料2をご覧ください。平成25年中の火災件数について報告します。福生消防署管内では68件、前年比18件減少です。羽村市は24件、前年比6件減少です。焼損面積について福生消防署管内は851平方メートル、前年比187平方メートル増加です。羽村市は445平方メートル、前年比135平方メートル減少です。なお、445平方メートルは工場火災1件です。放火件数について福生消防署管内は火災件数68件の内38件、前年日1件減少です。羽村市は火災件数24件の内14件、前年比6件増加です。自動販売機火災は1台燃えると1件と数えます。福生警察署管内は15件、羽村市は7件です。平成26年に入り自動販売機火災は羽村市で3件発生しています。平成26年中の火災件数について、資料では3月15日現在となっていますが、本日現在で報告させていただきます。福生消防署管内は14件、前年比6件減少です。羽村市は7件、前年比同数です。平成26年、羽村市は7件の内3件が自動販売機火災で、他の4件は住宅火災です。住宅火災4件の内2件は、住宅1棟全焼と共同住宅の一部屋34平方メートルが燃えました。火災については以上です。続いて平成25年中の火災以外の災害状況について報告します。項目は救助活動、危険排除、緊急確認、水災となっています。救助活動は、例えば車の間に挟まれていたり、救急隊だけでは障害物等により救助者を搬送できないといった状況です。これが羽村市では90件、前年比13件減少です。危険排除は車の交通事故等で燃料等が漏れていたり、ガス漏れ等のことです。羽村市では17件、前年比6件減少です。緊急確認は火災報知器等でベルがなり、119番通報によって出動したが火災ではなかったもので、羽村市では39件、前年比28件増加です。水災は台風等により発生した水災です。羽村市では2件、前年比同数です。消防特別警戒は年末等の特別警戒による出動です。続いて救急活動の内容です。福生消防署管内は7,336件、前年比125件増加です。羽村市は2,317件、前年比68件増加です。内訳は急病、交通、労災、その他に分類しています。羽村市は急病1,508件、交通267件、労災13件、その他529件です。その他とは喧嘩、運動競技、熱中症、病院から病院への搬送等です。

     

    (座長)ご質問ありますか。続いて交通安全についてお願いします。

     

    (推進員)平成25年中の羽村市内の交通事故発生状況について報告します。事故件数223件、死傷者数272件の内死者が1件です。前年比では事故件数、死傷者数共に減少しており、東京都49自治体中最も少ない件数でした。交通事故が多く発生する時間帯は午前8時から午前10時、午後4時から午後8時までの通勤時間帯で、怪我をされた方の5割が自動車を運転していました。また、この時間帯は児童の登下校の時間帯でもあります。交通事故の特徴は飲酒運転事故の割合が高いです。羽村市内で平成25年中に3件発生しました。4月6日より春の全国交通安全運動が開始します。その前に3月30日に春の交通安全フェスティバルを瑞穂町で開催します。

     

    (座長)ご質問ありますか。質問の他に、ご自分が所属している団体等での交通安全に関する取組等がありましたら、ご報告もお願いいたします。

     

    (推進員)交通安全推進委員会に在籍しています。羽村市では推進委員は市から委嘱されています。町内会を中心に11支部、本部と事務局で構成しています。1支部15名程度で、定員180名体制です。活動内容は主に春・秋の全国交通安全運動、12月上旬のTOKYO交通安全キャンペーン、年末重大交通事故抑止特別対策等です。交差点での立哨の意味として、主に歩行者を守るということです。他の活動として羽村市の行事の会場周辺で歩行者の保護ということで立哨しています。主な行事としては、青空市、夏まつり、少年少女球技大会、敬老の集い、ふるさとまつり、市民体育大会、産業祭等です。また、福生警察署管内では3市1町が集まる教養訓練という活動もあります。任期は2年で、3月30日に任命・退任式を行います。

     

    (座長)ご質問ありますか。

     

    (推進員)老人クラブに所属しています。平成26年2月7日に福生警察署にご協力いただきまして、福祉大会で振り込め詐欺の寸劇を実施しました。老人の振り込め詐欺の防止につながればと思います。ありがとうございました。

     

    (推進員)防犯協会に携わっています。平成25年の羽村市内の振り込め詐欺の被害は6件で、2,100万円でした。平成26年は現在のところ被害がありません。振り込め詐欺の寸劇等の効果がでていると思われます。また、広報はむら2月15日号で「振り込め詐欺見張り隊」という電話機に取り付ける機器の紹介がありまして、羽村市内で7件ほど設置されたそうです。一時期、羽村市内が振り込め詐欺の対象とされて狙われていたそうですが、羽村市内を狙っていた詐欺グループが逮捕されて大変良かったと思います。

     

    (推進員)青少年育成委員会に所属しています。自転車について、ヘルメットの装着と保険加入の義務化について、東京都の条例に含めるという噂をお聞きしましたが、何か情報がありましたら教えてください。また、市内のコンビニやゲームセンターで万引き、恐喝がありました。コンビニ等の防犯カメラに写っていて、その映像が決めてとなり、犯行が分かったというケースがあります。市民パトロールを行っていて、コンビニの店員に防犯カメラの映像を見てほしいと言われた場合は、関与してもいいのでしょうか。

     

    (座長)事務局よりお願いします。

     

    (事務局)自転車利用者への保険の加入については、公費で加入するということはありません。中学生の自転車通学における交通安全教室ということで、スケアード・ストレイトというスタントマンによる事故の再現、体験型交通安全教室を年1回、市内中学校で実施しています。その中で自転車は車両の仲間で、被害者にも加害者にもなること、ヘルメットの必要性等を周知しています。

     

    (推進員)防犯カメラの映像については、店舗等で取り付けたカメラであれば店員は自由に映像を見ることはできますが、第三者が店舗等のカメラ映像を店員から見てほしいと言われても、関与せず警察に届け出を出すように言っていただいた方がいいです。

     

    (推進員)防犯カメラの映像は警察から一般人に公開しているのでしょうか。

     

    (推進員)映像の公開はその時々の判断で行います。

     

    (事務局)平成25年度に小作駅の東口に5台の防犯カメラを設置しました。映像は個人情報になりますので、市の職員であっても見ることができません。現在まで、警察より捜査関係事項照会ということで依頼が2件あり、防犯カメラの映像を警察へ提出しています。

     

    (座長)続いて事務局よりお願いします。

     

    (事務局)資料3をご覧ください。過去5年間の羽村市内の交通事故件数になります。一番上のグラフが、羽村市で平成21年から25年までに発生した、交通事故件数と死傷者数です。過去5年間で見てみますと、事故件数、死傷者数ともに平成22年をピークに年々減少しています。そのうち自転車が関係する交通事故はどのくらいかといいますと、平成21年には96件、平成22年には108件発生し、その後減少して、平成25年には74件の事故が発生しています。次に、高齢者の交通事故については、平成21年は78件、その内21件が自転車が関係した事故になります。平成22年には80件発生し、内自転車による事故が13件、平成25年には68件の交通事故が発生し、内自転車による事故が13件です。交通安全対策といいましても、さまざまな取組があると思います。まず、自転車に関しては、近年、健康的な乗り物という認識や、東日本大地震以来、災害時に強い乗り物ということで、自転車が見直されたこともあり、自転車の利用者も増えているといわれています。自転車の利用者増加に伴って自転車が関係する事故の多さや、通行に関するマナーの問題など、テレビや新聞でも取り上げられていることは、みなさんご存知だと思います。また、自転車の事故による賠償額も近年、高額化しています。昨年8月には、当時小学校5年生のお子さんが運転する自転車が起こした、歩行者との衝突事故がありました。歩行者の60代の女性は当時の報道では、5年近くたっても意識が戻らないとありました。この事故では、その子どもの母親に約9500万円の賠償を命じる判決がでました。こうしたことから、市では、交通安全対策については、特に高齢者の事故防止、また、子どもから大人まで幅広い世代に対して、自転車利用のルールとマナーの向上を推進していく必要があると考えています。高齢者の事故防止については、平成25年度から高齢者向けの交通安全講習を新たにスタートしました。6月に行った羽村市シルバー人材センターの総会の中で、自転車の安全利用についての講習、内容としては特に、自転車のルールや事故にあわない、おこさないために、といったことと、自転車の保険、賠償責任保険の加入について、講習をやらせていただきました。この講習は200名以上の方を対象に実施しております。その他には、羽村市老人クラブ連合会の福祉大会が先月2月にゆとろぎで実施されました。この福祉大会で、振り込め詐欺の演劇を交えた防犯講話とともに、自転車シミュレーターを設置して、来場された方にシミュレーターによる自転車の安全利用についての講習も同時にやらせていただきました。この福祉大会には約350名の方が参加しております。この2つの講習を通じて感じたことですが、講習をやりますから来てくださいという周知方法では、なかなか皆さん足を運んでいただけません。特に高齢者の方は足が不自由になっている方もいらっしゃいます。高齢者対象の講習を実施する際には、いかに会場に足を運んでもらうかということが重要になってきます。市では、「生涯学習まちづくり出前講座」というものがありまして、市民のみなさんが集まる学習会や集会などに、市の職員が出向き、市の事務や事業などの説明をします。平成25年度からこの出前講座に「防犯」と「交通安全」のメニューを加えて、市民のみなさんが集まる場に出向き、講座をやらせていただくという形で、出前講座の周知にも力を入れて実施していきたいと考えています。

     

    (座長)ご質問ありますか。

     

    (推進員)健康に不安のある方は自転車に乗らないほうがいいと思いますが、市から広報等を通して、指導等はできないのでしょうか。

     

    (事務局)自転車については運転免許証がありませんので、自転車を安全に利用できるかという判断は、本人または家族に委ねられてしまいます。

     

    (推進員)先日、交通安全講習会に出席させていただきました。来場者が多く、会場に入れなかったため、会場前のテレビモニターで内容を見聞きしましたが、画像が小さく映像が見づらい状態でした。改善していただけたらと思います。

     

    (事務局)3月19日、20日に生涯学習センターゆとろぎの小ホールで交通安全講習会を開催しました。ありがたいことに、年々来場者が増え、会場に入れない方が出てきたため、今回初めて会場の外にテレビモニターを設置しました。次回の秋の交通安全講習会については、2日間開催していたところを1日にして、会場も小ホールから大ホールに変更して開催したいと考えています。

     

    (推進員)幼稚園では福生警察署の方の協力で、交通安全教室を行っています。また、毎月1回、火災の避難訓練を実施しています。

     

    (推進員)保育園でも福生警察署の方の協力で、交通安全教室を行っています。交通安全教室は2回行っており、1回目は警察署の方の講話と映画、2回目は年長を対象に警察署の方と一緒に通学路を歩く内容になっています。

     

    (推進員)小中学校PTA連合会では、各学校付近の通学路で地元の方々の協力で登下校の見守りをしていただいています。皆さんと安心安全を築いていきたいと思います。

     

    (推進員)市民パトロールセンターでは、パトロール車に乗る人は必ず警察の講習を受講してからとなっています。また、平成26年4月1日から徒歩によるパトロールを開始する予定です。これは車に乗っている人と違い、自分自身が身をさらけ出して歩くため、危険が伴います。不審者を発見した場合は、カメラ撮影を検討していましたが、警察と協議したところ、プライバシーの侵害になりかねないため、カメラは所持しないことになりました。注意の仕方についても、否定的な言い方ではなく、ご協力くださいといった言い方で接するよう、パトロール隊員に対し指導を行っています。相手に対し注意を呼びかけるとともに、自らの身の安全も確保しながらパトロールするよう、心がけています。

     

    (座長)今後の予定について事務局よりお願いします。

     

    (事務局)平成26年度の推進会議については、第二次推進計画の検証と第三次推進計画の内容の検討を中心に、皆様のご意見等をいただきたいて進めていきます。平成26年度第1回の会議は8月ごろに開催したいと思います。

     

    (事務局)事務局の防災係長です。平成26年度に予定している行事について、お知らせいたします。6月15日に羽村市水防訓練を宮ノ下運動公園で第九消防方面本部と合同で実施します。9月6日に羽村市総合防災訓練を実施します。今回は夜間訓練ということで午後6時に発災し、主に参集訓練を予定しています。

     

    (座長)以上で第3回の会議を終了いたします。