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あしあと

    平成29年度第1回羽村市スポーツ推進審議会会議録

    • [2017年8月25日]
    • ID:10146

    平成29年度第1回スポーツ推進審議会会議録

    日時 

    平成29年6月24日(土曜日)午前10時~11時35分


    会場 

    羽村市スポーツセンター第三会議室


    出席者 

    会長 大野元雄、副会長 堀松英紀、委員 中村匠、新島二三彦、藤田友美、田村義明、杉渕典子、樗木次男、中村平

    (10名中、9名出席)


    欠席者 

    委員 竹澤光弘


    傍聴者 

    1名


    議題

    ①平成29年度社会教育関係団体補助金(スポーツ・レクリエーション団体)の交付について

    ②スポーツ推進計画実施状況及び施策の進め方について

    ③国・東京都の動向について


    配布資料

    ・平成29年度社会教育関係団体補助金交付額

    ・平成29年度社会教育関係団体補助金申請一覧

    ・スポーツ基本法(抜粋)

    ・平成29年度羽村市社会教育関係団体補助金交付基準

    ・スポーツ推進計画実施状況及び施策の進め方

    ・第2期スポーツ基本計画のポイント

    ・羽村市生涯学習基本計画 後期基本計画

    ・夏休みスポーツカレンダー

     


    開会挨拶

    会長 お忙しいなか、お集まりいただきありがとうございます。今年度、第1回のスポーツ推進審議会を始めたいと思いますのでよろしくお願いします。


    傍聴

    会長 本日の会議に際して、傍聴を希望する方が1名おります。会議は、原則公開にしていますので、これを承認したいと思いますがよろしいですか。


    (異議なし)


    議事 

    会長 それでは議事に入ります。

    ①平成29年度社会教育関係団体補助金(スポーツ・レクリエーション団体)の交付について

    会長 始めに、「平成29年度社会教育関係団体補助金(スポーツ・レクリエーション団体)の交付について」、事務局から説明をお願いします。

    事務局から資料に基づき説明。

    ・補助金の交付は、スポーツ基本法に基づき、スポーツ推進審議等の意見を聞く必要があることと羽村市の交付基準を説明。

    ・羽村Colorsは、電話連絡をしたものの申請期限までに申請がなかったもの。

    ・前年度に、になかソフトテニスクラブ、松林少年サッカーの補助金申請がなかったのは、市内の子どもの人数が交付基準に定める7割を割り込んだため。

    ・体育協会への補助金は、加盟21団体に配分される。

    委員 少年サッカーの団体で、人数の多いチームと若干少ないチームで経費を比較すると、人数の少ないチームの方が経費が多いのは何故か。

    事務局 各団体によって活動内容自体が異なるので、人数と経費は比例しません。

    委員 補助金をいつまで出すのかという財政面での話が過去にあったが、今はどのようになっているのか。

    事務局 各団体が活動をしていくなかで、会費で不足する部分を補助金に頼る状態になっていることは認識しており、毎年対象になる子どもたちが代わることや、青少年の健全育成に貢献していることを考えると、担当としては、引き続き支援をしていきたいと考えています。

    委員 体育協会の補助金は、資料をみると日常活動の他に教育振興もやっていて、前年度と同額のようだが大丈夫なのか。

    事務局 体育協会の補助金は、加盟21団体に対して、活動内容に応じて体育協会が配分しているもので、羽村市におけるスポーツ推進の大きな担い手になっていただいており、現状の金額のなかでお願いしている。

    委員 社会教育関係団体は、使用するグラウンドの使用料を免除し優遇しているなかで、補助金まで出していていいのかという議論は出ていないのか。

    事務局 子どもたちの健全育成に携わっていただいている面から、使用料の免除と補助金交付という部分で優遇されているのは事実です。直接、このことについて、疑義がでているわけではありませんが、現在、実施している使用料審議会では、スポーツセンターの個人使用料を子ども料金を含めて、26市のなかでも安すぎるので、上げるべきではないかという意見も出ています。

    会長 ほかに意見はありますか。なければ、「平成29年度社会教育関係団体補助金について」は、原案のとおり交付していくことでよろしいですか。異議がないようなので、よろしくお願いします。

     

    ②スポーツ推進計画実施状況及び施策の進め方について

    会長 続いて、「スポーツ推進計画実施状況及び施策の進め方について」事務局から説明をお願いします。

    事務局 スポーツ推進計画にあるスポーツ実施率(週1回1時間以上)向上に向けた29年度の具体的な施策について、委員の皆さんからご意見を伺い、施策として弱い部分などを今後改善したり、対策を講じていくものです。

    資料2をご覧ください。1の「スポーツ環境の充実」の分野の(1)「総合的なスポーツ施設の整備」では、市民が使いやすい施設として、スポーツセンターの利用時間区分の変更を考えています。現行の午前・午後・夜間の3区分を、それぞれの区分の1時間の入れ替え時間を廃止し、午前・午後1・午後2・夜間の4区分に細分化し、利用しやすくしようとするもので、現在、使用料も時間区分の変更で変わってきますので使用料審議会で審議いただいているとことです。時間区分の変更は、条例の規定を改めることになりますので、議会の承認が必要となり、平成30年4月から実施していきたいと考えています。

    また、今年度は、スポーツセンターのエレベーターの改修工事を行う予定です。

    (2) スポーツセンターの管理と運営では、受付の臨時職員を常時2名配置して、職員がスポーツ事業の企画等にさらに力を入れていけるような体制を築いています。

    (4)スポーツボランティアの活用では、市民体育祭に実行委員会形式で各スポーツ団体の皆さんなどに協力をいただき実施しているものですが、それ以外の分野では、事務局でも弱い部分であると認識しています。

    2の「スポーツ・運動を通した健康づくり」の①「健康を保持・増進するために」では、多摩・島しょスポーツ習慣定着促進事業を平成28年度から進めており、引き続き同じ内容の事業を実施していきますが、内容については、今年度はさらに充実させていきます。

    (2)「スポーツや運動が苦手な子どもが気軽に参加できるイベント・大会の開催」では、多摩・島しょ小中学生走り方教室(初心者編)の実施や、(3)「参加しやすいスポーツ事業の開催」では、スタジオプログラムなどの他、市民体育祭などがありますが、今年の市民体育祭は、70周年の節目の大会になりますので、市民の皆さんが参加する記念イベントをプログラムに入れていく予定です。

    3の「ライフステージに応じたスポーツ活動の推進」の(1)スポーツ機会の提供では、全体的に弱い部分であると認識はしています。乳幼児期の分野では、ベビーマッサージや親子体操など、はむすぽが行っている事業が中心なので、スポーツ推進課で実施できるものはないか、健康課と連携した事業など検討してまいります。また、青少年対象事業のうち、働き盛りの30代のスポーツ事業の展開も考えていく必要があります。

    (4)「保育付事業の実施」では、はむら健康の日に、保健師に保育をしていただき、スポーツ事業を実施しました。

    (5)「高齢者スポーツの推進」では、新たにスポーツを始める方を増やしていくことが課題と認識しています。

    (6)「障害者スポーツの推進」では、明日、障害者レクリエーションのつどいがありますが、スポーツ推進委員によるボッチャの紹介を行います。また、多摩・島しょ障害者スポーツを行っていきます。

    4の「競技力向上に向けた選手育成、指導者の資質向上」では、(1)ジュニア競技力では、体育協会が実施している各競技のジュニア育成事業や多摩・島しょ小中学生走り方教室(競技力向上編)や同じく体幹教室(競技力向上編)を実施していきます。

    (4)「高い技術に触れられる機会の提供」では、今ご説明した多摩・島しょの事業の他に市民体育祭にオリンピアン・パラリンピアンの招致を計画しています。

    以上です。

    会長 全体を通して、皆さんから何かご意見ありますか。

    委員 情報発信の分野の説明がなかったが、具体的にはどのようなことを計画しているのか。

    事務局 説明を割愛して申し訳ありません。情報発信も弱いと認識している部分で、ウエブサイトを見やすくしたり改善したりしていきます。スポーツ事業など個別に日程などが決まればチラシなどでお知らせもしていきます。

    委員 ウエブサイトを作成して、更新が疎かになることがありますのでよろしくお願いします。

    事務局 分かりました。

    委員 スポーツリーダーの資質向上について、養成講習会を行っているが、青少年団体のコーチとか全団体が来ているわけではない。更新は、3年に1回なので、もっと積極的に受けてもらうようにしていくべきではないか。よく参加してくれる団体は、ウエブサイトなどに出したり、参加しない団体には個別にアプローチしたりする必要があるのではないか。

    事務局 ご指摘の点はもっともですので、どのような対応が効果的か検討をしていきます。

    委員 競技力向上の分野でもリーダー養成の分野でも、アスリートの派遣について、東京都で無償のメニューがあると思うので、活用できると思う。

    委員 体育協会では、ジュニア育成の話があったが、高齢者のシニア事業を含めて各加盟団体で積極的に事業を行っている。

    会長 他に何かありますか。

    委員 障害者スポーツでボッチャを進めている話が出ていましたが、昨年の障害者レクリエーションのつどいで紹介されたことで、ある小学校では玉入れの球を使ってやっていたと聞いている。

    委員 スポーツボランティアの活用のなかに市民体育祭があるが、これから新しく何かをやるということなのか。

    事務局 市民体育祭は、現在、実行委員会を設けて各スポーツ団体の方たちを中心に中学生のブラスバンドなどさまざまな方たちの協力を得て行っています。多くの皆さんの協力でできているものですが、新しく何かをやるというものではなく、この分野の事業の位置づけに当てはまるというもので記載したものです。市民体育祭は、他にもさまざまな観点からも位置づけられる市の大きな事業なので、分野別のところどころに入っています。

    委員 スポーツボランティアでは、一定の資格が必要な競技ボランティアと駐車場係、案内係といった一般のボランティアの2つに分かれているので、分けて考えていく必要がある。

    委員 東京2020大会には、ボランティアとして参加したいという人が多くいると思う。ただし、何をしたらいいのか、何を求められているのか情報がないので分からないのが実態ではないか。

    委員 ラグビーワールドカップがありますが、ここでもボランティアを募集していくことを聞いています。このボランティアに関係した方を、引き続き東京2020大会でも関係していただくようなことを考えているようです。

    会長 他に何かありますか。なければ、「スポーツ推進計画実施状況及び施策の進め方について」は、各委員からでた意見を踏まえて取り組んでいってください。

    次に、「国・東京都の動向について」中村 平委員から説明をお願いします。

    委員 第2期スポーツ基本計画の概要ですが、29年度から33年度の5年間の計画で、スポーツに全ての人が取り組み、前向きで活力ある社会をつくろうと基本方針に4つの言葉で表現されています。第3章の今後5年間で総合的、計画的に取り組む施策として、成人のスポーツ実施率を週1回以上が65%程度、障害者は40%程度、週3回以上が30%程度、障害者は20%程度を目指すものです。具体的には、スポーツ参画人口の拡大として、学校体育を始め子どもの運動習慣の確保や、ビジネスパーソン、女性、障害者といったスポーツに関わってこなかった人への働きかけ、成人のスポーツ未実施者をゼロに近づけることとしています。スポーツ環境の基盤となる人材と場の充実では、総合型地域スポーツクラブの質的充実がありますが、量を100%にしていくという考え方から質を高めていく考え方に転換しています。スポーツを通じた共生社会等の実現では、障害者スポーツの振興、具体的な数値目標が掲げられていますが、そのほか、健康寿命の延伸効果、女性の活躍促進では、女性指導者の増加や女子生徒の運動習慣の二極化の課題も出ています。次にスポーツを通じた経済・地域の活性化が示されていますが、個人的には経済とスポーツを結び付けるのはいかがかと思っています。ほかに、国際競技力の向上に向けた持続可能な人材育成や環境整備、クリーンでフェアなスポーツの推進によるスポーツ価値の向上などが記載されています。

    会長 なにか、ご意見などありますか。

    委員 5月30日にスポーツ施設のストック適正化ガイドライン(案)が示されましたが、施設の老朽化対策と人口減少社会を見据えた地域の現状にあわせた計画を平成32年までに市区町村が策定することとされています。今回、この個別計画を策定するとなると、将来的な見通しをたてたりと大変な作業となる気がします。

    委員 ここで、情報が出たてなので全て目を通していませんが、スポーツ施設が充足しているのか否かを含めて、財政的な問題もありますが判断していく必要があります。

    事務局 事務局でも、平成32年までにどのように計画を策定していくか、情報収集をしながら、委員の皆さんにもお諮りしながら進めていきます。

    会長 ほかに何かありますか。なければ、報告事項に移ります。今後の主なスポーツ事業について、事務局からお願いします。

    事務局 8月までのスポーツ事業ですが、7月に東京都市町村総合体育大会があきる野市を所管に西多摩地域の第2ブロック管内で行われます。羽村市では、7月23日にスポーツセンターでバレーボール男子と柔道、30日にダンススポーツが行われます。お時間があればご臨席くださるようお願いします。

    会長 よろしいですか。次に会議の予定をお願いします。

    事務局 今後の会議予定ですが、9月、11月、2月を計画しています。事業などがあるため、近くになりましたら会長と日程調整をさせていただきご連絡をさせていただきます。基本的には土曜日の午前10時から開催を予定しています。

    会長 全体的によろしいか。それでは、閉会のあいさつを副委員長からお願いする。


    閉会あいさつ

    副会長 長時間にわたり、審議をいただきありがとうございました。東京オリンピック・パラリンピックに向けて、どこの区市町村も練習会場などに名乗りをあげて招致しようと努力しているところですが、このような場で、活発に意見を言うことは、非常に大切なことだと思います。審議会でいただいた意見を踏まえ、よりスポーツ事業が発展できるように期待をしています。皆さんのご協力で議題の審議も無事終了することができました。ありがとうございました。

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    羽村市教育委員会 生涯学習部スポーツ推進課(S&Dスポーツアリーナ羽村内)

    電話: 042-555-0033 (スポーツ推進係)

    ファクス: 042-554-9974

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