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あしあと

    平成30年度第3回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会会議録

    • [2018年11月5日]
    • ID:11636

    平成30年度第3回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会会議録

    日時 平成30年9月13日(木曜日) 午後7時00分~午後9時00分

    会場 市役所3階 庁議室

    出席者 座長 若松 仁、副座長 堀 茂子、委員 山口 脩、白井 孝裕、平 辰男、石川 千寿、荻原 稔、向坂 正恵、

          大野 英子、鈴木 あすか、上野 芳枝

    欠席者 委員  中根 透、鶴岡 協子、池田 文子、瀧島 麻耶

    議題

    1.開会

    2.議事 

    (1)第2回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会会議録について

    (2)羽村市生涯学習基本計画推進懇談会・テーマについて

      【テーマ】生涯学習を通したまちづくり ~学習活動を通して地域の課題を解決するには?~

    3.その他

    傍聴者 なし

    資料

    ・ 第3回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会 会議次第

    -以下、前回配布資料-

    ・ 資料6 「生涯学習を通したまちづくり~学習活動を通して地域の課題を解決するには?~」


    会議の内容

    1.開会

    (事務局) 定刻となったので、ただ今から、第3回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会を開会する。

     本日は、お忙しいところ、ご出席いただきありがとうございます。

     早速だが、次第に沿い会議を進める。

     なお、鶴岡委員、池田委員、瀧島委員、中根委員は、本日、所用により欠席である。

     会議に入る前に前回欠席された鈴木委員に自己紹介をお願いしたい。

    (委員) 自己紹介 

    (事務局) それでは、これから議事に入るが、本日の会議の傍聴者は、なしである。進行は座長にお願いする。

     

    2.議事(1)第2回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会会議録について

    (座長) まず会議に先立ち、皆さんにお願いしたい。円滑に会議の議事を進行するため、発言のある場合は挙手をしていただき、私から挙手した委員を指名するので、その後、発言をしてほしい。

     それでは、初めに、議事の1項目め、「第2回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会会議録について」を議題とする。

     事務局から説明をお願いする。

    (事務局) 議事の1項目め、「第2回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会会議録について」説明する。

     開催通知とともに皆さんにお送りした会議録には、ご自身の発言を確認していただくために発言者氏名を記載してあるが、この後の議事の1で、会議録について修正の有無の確認後、「座長・副座長・委員・事務局」と表記を直し、公表する。

     以上で、説明を終わる。

    (座長) 会議録の内容について、訂正・ご意見等はあるか。

    (各委員) 特になし。

    (座長) 訂正・ご意見等ないようなので、会議録については、委員の氏名を削除した形で、羽村市公式サイト等へ掲載をする。

     続いて、議事の2項目め、「羽村市生涯学習基本計画推進懇談会・テーマについて」を議題とする。

     事務局から説明をお願いする。

    (事務局) それでは、事務局からご説明させていただく。

     この懇談会で、皆さんに議論していただく内容については、第1回懇談会で説明させていただいたところであるが、前回の懇談会で配布した資料のうち、資料6をご覧いただきたい。

     第2回の会議では、「皆さんの活動の中で、地域と関わっていることやその中で課題と思われること」と「各種団体の活動が活性化するために求められることは何か?」について議論していただいた。

     その際の意見を「生涯学習基本計画推進懇談会(第2回)意見まとめ」として作成し、開催通知・会議録とともに送付した。

     本日の会議では、「各種団体が地域で活躍するような場として考えられることは何か?」と「団体活動について、将来望むこと」について、ご議論いただきたい。

     以上で、説明を終わる。

    (座長) 事務局からの説明が終わった。

     本日は、ただ今の説明のとおり、前回の資料6「生涯学習を通したまちづくり ~学習活動を通して地域の課題を解決するには?~」の裏面にある「各種団体が地域で活躍するような場として考えられることは何か?」と「団体活動について、将来望むこと」の2項目について議論していただく。

     

    (2)羽村市生涯学習基本計画推進懇談会・テーマについて

    「各種団体が地域で活躍するような場として考えられることは何か?」

    (座長) それでは議論に入るが、意見のある方は挙手をしてほしい。

    (委員) 私自身の日頃の活動としては、障害がある方の生涯学習や防災学習に関することを行っている。皆さんもそれぞれの分野で目標を持って活動していることと思うが、皆さんの活動を通して市の中でできることについて話し合ってはいかがだろうか。

    (座長) 皆さんの活動を通して、市の中でできることとしては何かあるか。

    (委員) 地域活動として青少年対策地区委員会が発足してから50年が経過したが、50年という時代の流れの中では、それぞれの家庭の考え方やライフスタイルの変化があった。共働きの世帯が増えた現在は、ワークライフバランスとは言われていても、仕事以外の生活の中に占める地域活動への意識は低下していると思う。

    (委員) 10年ほど前にPTA会長をしていた頃に、PTAには加入しないという世帯が出た。当時はそういった考えに驚く人の方が多数だったが、今はPTA加入の有無で同意書をとっている学校もあり、活動の目的に賛同する人が加入するという時代になってきているので、そういった状況の中でいかに活動の魅力を発信していくかということが大切であると思う。

     PTA活動や町内会に加入しない人であっても、防災や生活に関することは地域と切り離せない部分がある。

     また、加入者が減少しても、PTAや町内会は無くして良いという活動ではない。生涯学習の観点からは自身が選択する生涯学習とは違うが、それぞれの在り方を整理し、問題点を洗い出して課題に対して対応していかなくてはならないと思う。

    (委員) 私は町内会活動を始めて40年になるが、新興住宅地域だったため、当時の町内会は同時期に住み始めた会員同士の仲間意識がとても強く、活発に活動していた。

     現在は当時の会員が高齢化し、新たに町内に住む世帯は集団的なことより個人的なことの優先度が高く、地域への意識が低い人が増えた。

     防災訓練を行っても、いつも参加していない人はどういう意識を持っているのだろうかと、本当の災害があった時のことを考えると不安である。

    (委員) 先ほどPTA加入の話が出たが、私の勤務する学校のPTA加入率は100%である。しかし、保護者の意識の低下がみられるものとしては保護者会の参加人数が大変少ないことが気になっている。保護者会に来て良かったと思ってもらえるような資料作りなどに努めているが、大変な労力になっている。共働きが増えている背景もあるだろうが、家庭の考え方が多様化しているので、1つの方向性を見つけるのは難しいと感じている。

     まちづくりとして思うことは、さまざまな度合・特性の障害をもつ子どもたちや何らかの事情で登校困難になってしまった子どもたちが自分の目標ややりがいをもって活躍することができる場をつくれる、あるいはバックアップできる羽村市であったら良いと思う。

    (副座長) 大人は、職場が合わなければ変えるという選択肢があるが、子どもにとっての学校は行くか行かないかの選択肢しかない。例えば学校でなくても、子どもが自分の存在意義が見つけられる場があったら良いと思う。

    (委員) 地域課題は全国的に継続して抱えている問題であり、解決の糸口を見つけることが難しい。

     地域課題を考えると大きく分けて、行政と関わりが深い町内会・自治会における課題と個人の多様なニーズが多様化する中における課題の2つがあると思う。

     市内の町内会は地域によって加入率が異なるので課題もそれぞれ異なると思うが、コミュニティの必要性を感じていた時代に比べると、現在はその意識が低いようである。

    (委員)  現在の情報化社会の中では、自分で情報を得る手段があるので、いろいろな情報を得るために人を頼らなくても良いことから、コミュニティの必要性が低くなっているのではないかと思う。

     また、先ほど、子どもたちのためのPTA活動や保護者会などの学校行事の参加について、保護者の関心が変わってきているという話があったが、子どもを大切に思う気持ちは昔も今も変わりはないはずなのになぜかと疑問に思う。

    (委員) 子どもの頃に感じたこととして、PTA活動や町内会・自治会に加入している家庭と加入していない家庭では、子どもの地域コミュニティにも影響が及ぶと思う。

     親が積極的に地域コミュニティの場へ参加する家庭は、子どもも自然とその中に入れるが、女性の社会進出が一般的になり、共働きの家庭が増えたことで、中にはPTA活動や町内会・自治会に加入しない家庭もあり、そういった家庭の子どもたちはお祭りなどの行事に参加しないことが多いようだった。

     家庭の状況に関わらず、子どもだけでも参加できる地域コミュニティの場があると良いと思う。

    (委員) 「団体が地域で活躍するような場として考えられること」としては、「ボランティア活動」・「初心者向けの講座の開催」・「体育祭・文化祭」が挙げられるのではないかと思う。

     ただ、「体育祭・文化祭」は、団体が「参加しなくてはいけない」という意識が強いと、新たに団体へ加入したいと考える人は敬遠するのではないか。強制され、やらされ感がある活動は嫌だと思っている人は多い傾向にあると思う。

     強制ではなく、自ら活動を発表したいと思った時に好きな場所で発表できると良い。あるいは、発表の場にこだわらず、活動日に気の合う仲間たちと会う楽しみの場があるというだけでも良いと思う。

     ボランティア活動にしても、活躍の場については、強制されない環境である方が気負いなく楽しめると思う。

    (委員) 青少年対策地区委員会では、各町内から選出された役員で構成している。子どもたちを支える活動は、やらされ感があっては続けられない。子どもと創りあげる活動の楽しさ、子どもの成長を見る嬉しさ、自分自身の成長も実感できるという糧があるから活動を続けられる。

     他のボランティア活動にしても、誰かに奉仕することで喜びが得られることがエネルギーや生きがいになって、活動を継続できるのだと思う。

    (副座長) ボランティアもサークルもどんな活動も「自分が楽しいから」ということが活力になり、活動がつながっていくのだと思う。気の合う仲間と会えるのが楽しみ、など意外とシンプルな理由で人と人がつながって活動できる。

     しかし今、そのつながりが薄れているのは、社会情勢の変化から人々の考え方が変わってきたからではないか。

     それでも中には、声掛けすると仲間に加わってくれる人がいると思う。

    (座長) 私もかつて青少年対策地区委員会で活動していた。わが子たちは既に成長して一緒に遊ぶ年齢ではなくなったが、地域の子どもたちと過ごす活動は有意義で、わが子たちの成長が思い起こされるような時間は楽しく、長い間活動を続けた。

     PTA会長をしていた頃は、大変な問題を抱えても、皆で尽力したことで学校が変わっていき、その変化を見ることに充実感があった。

     時代の流れで、地域活動が「楽しさ」から「負担感」に変わっていっているようだが、大変だと思う中にも「これは自分に向いている」「楽しい、充実している」という部分を見い出せるとやりがいが出てくると思う。

     各活動にもそれぞれの魅力があるので、それを表現できる方法があれば良いと思う。

    (委員) 企業だとリーダー研修などがあるが、各種団体のリーダーが団体の運営を学べる講座があると良いと思う。リーダーが団体を活性化させる知識を学び、自身の団体に活かしていけば、地域でも活躍できるのではないか。

    (委員) 皆さんのご意見のとおり、楽しいことは継続につながることであると思う。

     地域コミュニティである町内会・自治会は、楽しいことが主ではないが、加入することは他の団体とは違う大切な意義がある。北海道の地震や西日本豪雨などの被災地では、地域コミュニティの災害への対応能力が評価されている報道があった。

     今まで大きな被害を被っていないので、地域コミュニティに関わらなくても何とかなっていると思っている人も異常気象で経験したことのない災害が起こっている昨今は考えを変えなくてはならないと思う。

     

      「団体活動について、将来望むこと」

    (座長) 次の議題に入るが、何か意見はあるか。

    (委員) 東京都の社会福祉協議会の発行する冊子に「活動を終息させていくこと」をテーマにしたものが掲載されていた。活動の中心になっている人が舵をとれなくなることはどの団体にもあることであるが、少子高齢化が続くこの時代は、ダウンサイジング、規模を縮小することで活動しやすくなることもあると思う。

    (委員) ちょっとしたきっかけがあればいろいろなことを経験したい私は、「思い切って行動に移し体験してみれば楽しい」と何も参加していない人に言いたい。

     先日も裁縫が苦手なのに劇で使う道具作りに役立つかとポシェット作り講座に参加したが、思いのほか上手に出来上がった。

     また、食事サービス千草を手伝わないかと誘われて行ってみたが、料理のレパートリーが増えるなど得ることもあり、楽しんで参加している。

     数多くの活動に参加しているので、毎日のスケジュールが詰まっているが、外に出て活動することを楽しんでいる。

    (委員) 既存のところに入るのは敷居が高いと思っている人へ向けて活動の楽しさを伝えるために私たちの団体を紹介する場があれば積極的に出向いている。

     私が将来望むことは、市内の企業などに出向き、定年退職を控えている方へ私たちの活動を紹介し、退職した後もこれまで培った経験を活かす場があることを伝えたいと思っている。

     また、定年退職後に何をして良いかわからない人を見つけ、声をかけるのは難しいので、体育祭や産業祭などのように人が集まる生涯学習祭を開催し、さまざまな団体が活動を周知できる場があると良いと思う。

     市公式サイトもサークルガイドも広く周知されていないので、市民へ向けていろいろな生涯学習の周知方法が取れると良い。

    (座長) たしかに今後は生涯学習祭りのような周知方法もあると良い。若い世代の視点から意見はあるか。

    (委員) 情報は、広報紙に掲載するだけでは伝わっていかない。

     学校を通して子どもたちに伝える方法をとれれば、親も関心を持つと思う。

     また、既存の団体が新しく何かを始めることを億劫に思っている人に向けて呼びかけるには、団体の活動を体験できるようなきっかけづくりが必要である。

    (委員) 子どもたちが自立し、夫婦だけになった世帯には、町内会に加入する意義は何かと思うことある。子どもたちが幼い頃は、町内会に関わることが多々あったが、成長した今は関わりが薄くなってしまった。

     そういった世帯でも、例えば、これまでの経験を活かしてお願いしたいことがあると声がかかればひと肌脱ごうかと意気込みが出る。声がかからないので自分は必要ないものと出ていかないこともあるのではないか。

     高齢化社会の今、自分から進んで出ていくことができないが、褒められたり、頼られたりすると力を発揮できる高齢者は少なくない。今後の活躍を引き出すのは、若い人たちの役割ではないかと思う。

     また、子どもたちの生涯学習の場として将来望むことは、5教科以外の体育・美術・音楽・家庭科などの分野を得意とする子どもたちがのびのびと力を発揮できる場をつくっていけたら、子どもたちの才能を引き出せるのではないかと思う。

    (座長) ゆとり教育があったからこそ生まれた文化・スポーツ分野のスターがいると論じている本を読んだことがある。才能を見つけて引き出す場があれば、将来、力を発揮できる子どもたちもいるであろう。 

    (委員) さまざまな知識や経験を持っていながら、何も活動していない人をその力が発揮できる場へ引き出すことが難しいと日々感じている。

     先ほどの意見の通り、頼られるような出番があれば喜んで出ていくという人もいると思うが、「自分の力が発揮できる場がわからない人」と「共に活動してくれる人材を求めている団体」のお互いのニーズが明らかになっていないので、なかなかうまくいかないという課題がある。

     もう一つ、意見として、子どもたちや高齢者が元気なまちは望ましいことだと思う。

     私は、学校でも家庭でもできない体験の場として、工作などを行う教室を開講し、活き活きと目を輝かせる元気な子どもたちの姿を見ている。

     その姿を見て感じたことは、子どもたちは日々勉強を頑張っているが、他にもやりたいと思うことがあり、それは勉強を頑張るための励みになっている。

     子どもたちがどんなことを望んでいるのかを知り、それを叶える活動ができたら良いと思う。

     また、団体活動が困難になってきた際は、無駄な部分は削るダウンサイジングも必要だが、他の団体と横のつながりを持ち、協力し合うことで解決できることもあるので、早急なネットワーク作りが必要であると思う。

    (委員) 団体活動のダウンサイジングが必要な一方で、時代に合わせ新しいことを始めることも必要である。将来の団体活動については、活動内容の増減を時代の変化とともに見直していかなくてはならないと感じた。

     また、先ほどの意見にあった、活躍できる人材が潜在的に多く存在するが、なかなか自分からは出ていけないということについて、若い世代も多忙で地域活動に参加できない人が多いので、将来的な予備軍となっている。 

     そういった人たちを今後増やさないためには、子どもの頃から地域の活動を経験することが大切である。

     活躍できる人材を地域のニーズの場へ引き出すには、人と人をつなぐリーダーが必要であり、そのリーダーの人材育成が将来、市民の地域活動満足度が高いまちづくりにつながると思う。

    (委員) それぞれ仕事をもっている同世代の友人と会うと「仕事をしなくなったら毎日をどう過ごすか」が度々話題になるが、皆、「趣味を見つけるなど、何かしたいと思っている」と言う。 

     将来、望むこととしては、市がこのようなニーズに対応し、市民がさまざまなジャンルの学びが選べる1年間プログラムの講座を企画し、期間終了したところで、別の講座に参加するか継続するかを選択できる生涯学習があれば、そこで活躍できる人もいると思う。

    (委員) 市の生涯学習総務課が企画した初心者講座「手作り絵本とポップアップカードづくり」受講者のうち数人が、受講後も継続して学ぶためのサークルを立ち上げ、先日、初の作品展を行った。

     また、地域振興課が市民活動団体の特性を活かした提案を募集し、市民活動団体と市が協働で1年間事業を実施する「市民提案型協働事業」では、市民ギャラリー運営委員会やはむらプレーパークの会などが市の支援を受け、市民が参加する事業を行い、大変盛況である。

     今後、このような団体が市民提案型協働事業から自立し、自分たちだけで運営していくことになったときに抱える問題は多々あるので、活動を継続するための努力が必要になると思う。

     せっかく築いた活動を下降させないためには、人と人、団体と団体をつなぎ、活動を活性化させるコーディネート役が必要である。

     昨年度の懇談会のテーマでもあったが、生涯学習コーディネーターがいれば、何かを始めたいと言う人の相談を聞き、団体や講座とつなげたり、団体と団体のネットワーク作りをしたり、それぞれ点であったもの同士がつながって線になるような役割ができると思う。

    (委員) 各種団体は、社会の変化に自分たちの活動が対応していくことと後継者を育てることが重要であると思う。

    (副座長) 生涯学習を通したまちづくりに取り組むには、羽村市の郷土の良さを子どもたちにつなげていくことが大事である。

     郷土博物館に行けば、資料を見ることができるが、昔を知っている人たちから直接話を聞く機会など、一つのテーマを持った町おこしのような取組みの事業があると良い。

     現在もさまざまな事業があるので、これ以上事業が増えるのも運営する人たちに負担がかかるという懸念もある。

     また、まちを輝かせる人をつくるために人とまちをつなげるシステム作りや団体と団体をつなげるネットワークづくりができると良い。

    (委員) 市民提案型協働事業として、子どもたちを対象とした工作事業を行っているが、大変好評である。市との協働事業であれば保護者も安心して申し込んでいるようである。

     個人団体の呼びかけだけでは限界があり、行政の応援があることで効果があげられるのではないかと思う。

     将来望むこととしては、まちと地域や団体の協働に力を入れていただきたい。

    (委員) 将来望むことの意見を聞いていて、昨年度の懇談会のテーマだった生涯学習コーディネーターの役割に合致するものが多いと感じた。

     しかし、コーディネーター1人の力では成し得ないので、地域ごとに配置されたコーディネーター同士がネットワークをつくり活動することが効果的である。

     また、そのネットワークの中には行政の立場、障害者のニーズがわかる人などさまざまな立場のコーディネーターがいると、より良い体制が作れると思う。

    (委員) 生涯学習が多様化しているので、すべてのメニューをそろえることは難しい。

     自分でやりたいと思ったことを自ら始められるようにコーディネーターのような仕組みがあると、誰でも活動しやすいのではないかと思う。

    (委員) 年代に関わらず、すべての人が活躍できる社会になると良い。さまざまな年代の人が参加することで、新しい技術や方法を取り入れるだけでなく、基礎的なこと、過去の歴史や伝統を含めたことが共有できると思う。

          

    3.その他

    (座長) これで今日の議事は終了とする。次回は「テーマの議題1から4を通しての意見」と「この懇談会に参加した感想」を議題とする。 

    次回も活発な意見をお願いしたい。

     「その他」として事務局からは何かあるか。

    (事務局) 次回の日程は10月19日(金)午後7時からである。

    (座長) これで、第3回の生涯学習基本計画推進懇談会を閉会する。皆さんのご協力をいただきありがとうございました。

    それでは事務局に戻す。

    (事務局) 座長におかれましては、議事進行ありがとうございました。

     委員の皆さんにおかれましても、長時間にわたりご審議いただきありがとうございました。

     本日の会議録については、次回の開催通知と一緒に送付するので、あらかじめ確認をお願いしたい。

     

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