平成30年度の補正予算の状況をお知らせします。
1号補正は、歳入歳出それぞれ5,310万円を減額し、予算の総額を、歳入歳出それぞれ225億690万円とするものです。
補正の主な内容
【歳入】
国庫支出金は、生活保護システムの改修に係る補助金を計上しました。
都支出金は、東京都教育委員会が実施する次の事業について、市内小・中学校がそれぞれ指定を受けたことによる都委託金を計上しました。
■「道徳教育推進拠点校事業」・・・羽村第三中学校
■「プログラミング教育推進校事業」・・・武蔵野小学校
繰入金は、財政調整基金繰入金を減額しました。
【歳出】
上記歳入に伴う事業費を計上したほか、富士見小学校トイレ改修事業については減額しました(平成29年度第5号補正予算において、繰越明許費として予算措置をしたことから、平成30年度当初予算に計上した歳出の事業費、歳入の国庫補助金、都補助金および市債について減額)。
また、平成30年4月の人事異動などにより、職員人件費を組替える必要が生じたことから、一般会計における歳出科目間、特別会計への人件費に係る繰出金について、それぞれ増減措置を行いました。
平成30年度一般会計補正予算書(第1号)
2号補正は、歳入歳出それぞれ5億6,060万円を増額し、予算の総額を、歳入歳出それぞれ230億6,750万円とするものです。
補正の主な内容
【歳入】
地方交付税のうち普通交付税については、当初予算額との差額分を増額しました。
都支出金は、企業の操業環境改善事業に対する補助金である、都内ものづくり企業地域共生推進事業費補助金などを計上しました。
市債は、普通交付税の算定に伴う財源不足に対応するため、臨時財政対策債について、発行可能額と当初予算額との差額分を増額しました。
このほか、平成29年度の決算の確定に伴い、繰越金を増額するとともに、特別会計における決算剰余金を一般会計に繰入れる措置を行いました。
【歳出】
総務費は、財政調整基金積立金などを増額しました。
民生費は、都の制度である、心身障害者医療費助成制度の改正に伴うシステム改修委託料などを計上しました。
衛生費は、富士見斎場および富士見霊園のフェンス改修工事費などを計上しました。
商工費は、産業福祉センターの空調機の故障に伴い、空調機設置等工事費などを計上しました。
土木費は、街路樹および公園の高木などの剪定委託料や、信号機の新設に伴う市道第202号線道路交通安全施設設置工事費などを計上しました。
消防費は、第1被災者一時宿泊所解体工事費などを計上しました。
教育費は、富士見小学校ブロック塀の一部撤去に伴う学校施設修繕料などを増額しました。
平成30年度一般会計補正予算書(第2号)
3号補正は、歳入歳出それぞれ1億1,560万円を増額し、予算の総額を、歳入歳出それぞれ231億8,310万円とするものです。
補正の主な内容
【歳入】
国庫支出金は、事業費の伸びに伴い、障害福祉サービス費等負担金などを増額しました。
都支出金は、国庫支出金と同様、事業費の伸びに伴い都負担金を増額しました。
繰入金は、歳出に対する歳入不足を補うため、財政調整基金繰入金を増額しました。
【歳出】
総務費は、コミュニティバスの利便性の向上を図るため、バス停設置等工事費などの経費を計上しました。
民生費は、サービス利用の増加に伴い障害福祉サービス費などを増額するとともに、認知症対応型デイサービスセンター整備事業補助金などを計上しました。
土木費は、入居者の退去に伴い、市営住宅修繕料を増額しました。
消防費は、落雷により防災行政無線移動系の遠隔制御装置の基盤が故障したため、修繕料を増額しました。
教育費は、平成31年4月から市内中学校で特別支援教室事業を開始するため、特別支援教室整備工事費などの経費を計上しました。
平成30年度一般会計補正予算書(第3号)
4号補正は、歳入歳出それぞれ7,080万円を減額し、予算の総額を、歳入歳出それぞれ231億1,230万円とするものです。
補正の主な内容
【歳入】
市税は、市内大手企業などの業績が好調であったことなどにより、市民税法人分が増額となりました。また、固定資産税のうち償却資産分は、新規設備投資の増加などにより増額となりました。
国庫支出金、都支出金は、各事業の事業費確定に伴い、予算額の増減措置を行いました。
寄付金は、個人や団体からのご厚意による一般寄付金と特定目的寄付金を計上しました。
繰入金については、充当事業の決算見込に基づき、公共施設整備基金繰入金などを減額しました。
【歳出】
総務費は、庁舎修繕料や財政調整基金を増額しました。
民生費は、サービス利用の増加に伴い、障害児通所給付費を増額するとともに、昨年度の事業費確定に伴う国・都支出金返還金を計上しました。
衛生費は、負担金の確定に伴い、西多摩衛生組合負担金を減額しました。
農林費は、台風24号により倒壊・破損した農業用ハウスの再建、修繕にかかる助成金を計上するとともに、事業を翌年度に繰り越して実施するため、繰越明許費を設定しました。
土木費は、事業費の減額などに伴い、羽村駅自由通路拡幅施工委託料を減額しました。
教育費は、空調設備の故障に伴い、博物館空調整備等改修工事設計業務委託料を増額する一方で、羽村第一中学校防音機能復旧工事費を減額するなどしました。
この他、給与改定や人事異動などに伴い、一般職職員給について増減措置を行いました。
平成30年度一般会計補正予算書(第4号)
5号補正は、歳入歳出それぞれ610万円を増額し、予算の総額を、歳入歳出それぞれ231億1,840万円とするものです。
補正の主な内容
福生都市計画事業羽村駅西口土地区画整理事業の事業計画変更決定取消請求事件の控訴にかかる訴訟弁護委託料を計上しました。
平成30年度一般会計補正予算書(第5号)