標記の件について、防衛省北関東防衛局から下記のとおり情報提供がありましたので、お知らせします。
なお、横田基地周辺市町基地対策連絡会では、在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官に対し、口頭要請を行いましたので、合わせてお知らせいたします。
横田基地にて行われております人員降下訓練について、横田基地広報部からRA-1型パラシュートを使用した訓練を再開するとの情報が入りましたのご連絡をさせて頂きます。
北関東防衛局から米軍に対し、訓練の実施に当たっては、本年1月に発生した事故を踏まえ、再発防止及び安全対策に万全を期すとともに、日米合同委員会合意の遵守に努め、周辺住民に与える影響を最小限にとどめるよう申し入れております。
第374空輸航空団からのお知らせです。明日、令和元年9月26日に、横田基地においてRA-1型パラシュートを使用した訓練を再開する事となりました。周辺地域の皆さんと、我々の人員の安全は、常に我々の最優先事項です。航空団のリーダーは、RA-1型パラシュートが関連したインシデントが発生したことを認識しています。
また、以前にお伝えさせていただいた通り、問題が発生する可能性を最小限にとどめるための対策を講じています。運用上の安全を考慮して、高度ならびに訓練を行う部隊の名称は公表いたしません。現時点において、明日のRA-1型パラシュート使用の訓練は約5名の予定で、今後RA-1型パラシュートを使用した訓練が行われる予定です。第374空輸航空団は、全てのパラシュート降下訓練を、日米両政府の取り決めに従って行います。我々が日々遂行するアメリカと日本の防衛任務に対し、皆さんのご支援に感謝いたします。
令和元年9月25日夕方、北関東防衛局より、平成31年1月8日及び9日に連続して発生したパラシュート事故と同型のパラシュートを使用した訓練を9月26日より再開するとの情報提供があった。
情報提供内容によると、「問題が発生する可能性を最小限にとどめるための対策を講じています。」とあり、その対策の内容については明らかにされていない。
当連絡会では、これまでも再三にわたり、安全対策の徹底及び情報提供を速やかに行うよう要請してきた。
人員降下訓練は、一歩間違えれば基地外へ影響を及ぼし、人命に係わる重大な事故につながりかねず、多くの住民は、基地で行われる訓練の大小を問わず、常に不安を感じている。こうした、周辺住民の感情を踏まえ、次の内容について強く要請する。