表題の件につきまして、防衛省北関東防衛局から情報提供がありました。
市では、令和7年11月20日付で、国及び米軍に対して抗議を行いました。
また、横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会では、国及び米軍に対し、要請を行いました。

これまでの対応

防衛省北関東防衛局からの情報提供(令和7年11月28日)
【事案概要】下線部が更新情報
- 発生日時:令和7年11月18日(火)夕方
- 発生場所:東京都羽村市川崎(降着)
東京都羽村市神明台の歩道(パラシュートの一部)
- 部隊等:米陸軍1名
- 事案概要: 11月18日(火)夕方、米陸軍兵士が横田基地所属のC-130輸送機による降下訓練において、区域外(羽村市)に着地した。
当該兵士は、主降下傘が作動しなかったため、緊急手順に従い予備降下傘を展開したもの。作動しなかった主降下傘については、ジャンパーとともに降りたとのこと。
また、当該兵士が使用していたパラシュートの一部(誘導傘(パイロットシュート))が羽村市内の歩道に落下していた。
- 米側の死者、損害の程度:深刻な負傷は確認されていない。
- 部外への被害、影響等:建物の一部が破損
なお、これ以外の被害は確認されておりません。
- 米軍の対応:【11月20日(木)】
(米軍から以下の連絡がありました。)
本件を受け、18日(火)および19日(水)の降下訓練を中止し、使用機材および手順について徹底した点検を実施しました。
パラシュート降下運用の安全性について確信が得られたことから、今日にでも訓練を再開する予定です。
本件は、運用時における安全確保のために隊員が日頃から実施している厳格な訓練の重要性と有効性を改めて示すものです。
降下訓練を通じて、搭乗員および関係部隊の即応態勢を維持することは不可欠であり、私たちは日本の防衛のために必要な運用上の即応性を確保しつつ、地域社会への影響の最小化に努めています。
【11月21日(金)】
(米軍から以下の連絡がありました。)
18日(火)に羽村市内に落下していたパラシュートの一部は、区域外に着地した兵士のものであることを確認し、(20日(木))回収しました。
- その他:【11月20日(木)】
落下物を目撃をした者から北関東防衛局に対し、落下物(パラシュートの一部)の連絡があったことから、当局、羽村市及び米軍が落下物の確認等をし、米軍が回収した。
北関東防衛局職員が、1535頃、目視によりパラシュート降下を確認した。

防衛省北関東防衛局からの情報提供(令和7年11月26日)
【事案概要】下線部が更新情報
- 発生日時:令和7年11月18日(火)夕方
- 発生場所:東京都羽村市川崎(降着)
東京都羽村市神明台(パラシュートの一部)
- 部隊等:米陸軍1名
- 事案概要: 11月18日(火)夕方、米陸軍兵士が横田基地所属のC-130輸送機による降下訓練において、区域外(羽村市)に着地した。
当該兵士は、主降下傘が作動しなかったため、緊急手順に従い予備降下傘を展開したもの。作動しなかった主降下傘については、ジャンパーとともに降りたとのこと。
また、当該兵士が使用していたパラシュートの一部(誘導傘(パイロットシュート))が羽村市内に落下していた。
- 米側の死者、損害の程度:深刻な負傷は確認されていない。
- 部外への被害、影響等:建物の一部が破損
なお、これ以外の被害は確認されておりません。
- 米軍の対応:【11月20日(木)】
(米軍から以下の連絡がありました。)
本件を受け、18日(火)および19日(水)の降下訓練を中止し、使用機材および手順について徹底した点検を実施しました。
パラシュート降下運用の安全性について確信が得られたことから、今日にでも訓練を再開する予定です。
本件は、運用時における安全確保のために隊員が日頃から実施している厳格な訓練の重要性と有効性を改めて示すものです。
降下訓練を通じて、搭乗員および関係部隊の即応態勢を維持することは不可欠であり、私たちは日本の防衛のために必要な運用上の即応性を確保しつつ、地域社会への影響の最小化に努めています。
【11月21日(金)】
18日(火)に羽村市内に落下していたパラシュートの一部は、区域外に着地した兵士のものであることを確認し、回収しました。
- その他:【11月20日(木)】
北関東防衛局職員が、1535頃、目視によりパラシュート降下を確認した。

横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会による口頭要請(令和7年11月26日)
令和7年11月18日及び19日、防衛省北関東防衛局から「11月18日夕方、米陸軍兵士が横田基地所属のC-130輸送機による降下訓練において、区域外(羽村市)に着地した」との情報が、東京都及び基地周辺自治体に提供されました。これを受け、当協議会は、国と米軍に対して、11月21日、今回の場外降着の原因究明と、他の落下物の有無の確認を速やかに行うとともに、再発防止策を講ずるまでは、同様の訓練は行わないことなどを要請しました。
その後、令和7年11月21日、防衛省北関東防衛局から「兵士が使用していたパラシュートの一部が羽村市内に落下していた」、「18日(火曜日)に羽村市内に落下していたパラシュートの一部は、区域外に着地した兵士のものであることを確認し、回収しました」との追加情報が提供されました。
基地外へのパラシュートの一部の落下は、一歩間違えれば人命に関わる重大な事故につながりかねず、多くの住民に不安を与えるものです。
貴職においては、このような状況を十分認識され、11月 21 日付で要請した内容について対応するとともに、パラシュートの一部の落下の経緯や落下物の詳細(形状や重量等)、落下場所などに関する情報を関係自治体に速やかに提供することを要請します。(注意)
(注意)国に対しては、「貴職においては、このような状況を十分認識され、11月 21 日付で要請した内容について対応するとともに、パラシュートの一部の落下の経緯や落下物の詳細(形状や重量等)、落下場所などに関する情報を関係自治体に速やかに提供することを米軍に申し入れを行うよう要請します。」

要請先
在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官
北関東防衛局長
横田防衛事務所長

防衛省北関東防衛局からの情報提供(令和7年11月21日)
【事案概要】下線部が更新情報
- 発生日時:令和7年11月18日(火)夕方
- 発生場所:東京都羽村市
- 部隊等:米陸軍1名
- 事案概要: 11月18日(火)夕方、米陸軍兵士が横田基地所属のC-130輸送機による降下訓練において、区域外(羽村市)に着地した。当該兵士は、主降下傘が作動しなかったため、緊急手順に従い予備降下傘を展開したもの。作動しなかった主降下傘については、ジャンパーとともに降りたとのこと。
また、当該兵士が使用していたパラシュートの一部が羽村市内に落下していた。
- 米側の死者、損害の程度:深刻な負傷は確認されていない。
- 部外への被害、影響等:建物の一部が破損
- 米軍の対応:
【11月20日(木)】
(米軍から以下の連絡がありました。)
本件を受け、18日(火)および19日(水)の降下訓練を中止し、使用機材および手順について徹底した点検を実施しました。
パラシュート降下運用の安全性について確信が得られたことから、今日にでも訓練を再開する予定です。
本件は、運用時における安全確保のために隊員が日頃から実施している厳格な訓練の重要性と有効性を改めて示すものです。
降下訓練を通じて、搭乗員および関係部隊の即応態勢を維持することは不可欠であり、
私たちは日本の防衛のために必要な運用上の即応性を確保しつつ、地域社会への影響の最小化に努めています。
【11月21日(金)】
18日(火)に羽村市内に落下していたパラシュートの一部は、区域外に着地した兵士のものであることを確認し、回収しました。
- その他:【11月20日(木)】
北関東防衛局職員が、15時35分頃、目視によりパラシュート降下を確認した。

防衛省北関東防衛局からの情報提供(令和7年11月21日)
【事案概要】下線部が更新情報
- 発生日時:令和7年11月18日(火)夕方
- 発生場所:東京都羽村市
- 部隊等:米陸軍1名
- 事案概要: 11月18日(火)夕方、米陸軍兵士が横田基地所属のC-130輸送機による降下訓練において、区域外(羽村市)に着地した。当該兵士は、主降下傘が作動しなかったため、緊急手順に従い予備降下傘を展開したもの。作動しなかった主降下傘については、ジャンパーとともに降りたとのこと。
- 米側の死者、損害の程度:深刻な負傷は確認されていない。
- 部外への被害、影響等:建物の一部が破損
- 米軍の対応:【11月20日(木)】
(米軍から以下の連絡がありました。)
本件を受け、18日(火)および19日(水)の降下訓練を中止し、使用機材および手順について徹底した点検を実施しました。
パラシュート降下運用の安全性について確信が得られたことから、今日にでも訓練を再開する予定です。
本件は、運用時における安全確保のために隊員が日頃から実施している厳格な訓練の重要性と有効性を改めて示すものです。
降下訓練を通じて、搭乗員および関係部隊の即応態勢を維持することは不可欠であり、
私たちは日本の防衛のために必要な運用上の即応性を確保しつつ、地域社会への影響の最小化に努めています。
- その他:【11月20日(木)】
北関東防衛局職員が、15時35分頃、目視によりパラシュート降下を確認した。

横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会による文書要請(令和7年11月21日)
令和7年11月18日及び19日、防衛省北関東防衛局から「11月18日夕方、米陸軍兵士が横田基地所属のC-130輸送機による降下訓練において、区域外(羽村市)に着地した。当該兵士は、主降下傘が作動しなかったため、緊急手順に従い予備降下傘を展開したもの。作動しなかった主降下傘については、ジャンパーとともに降りたとのこと。」との情報が、東京都及び基地周辺自治体に提供された。
降下訓練における場外降着等は、一歩間違えれば人命に関わる重大な事故につながりかねず、基地周辺住民に多大な不安を与えるものである。
また、当協議会は、人員降下訓練に当たっては、訓練情報の早期提供を徹底するとともに、訓練規模の大小にかかわらず詳細な訓練情報を提供することなどを再三にわたり求めてきたが、今回も事前の情報提供がない中で人員降下訓練が実施された。さらに、人口密集地で行う訓練の危険性を十分考慮の上、これまでに発生したパラシュートやフィンの基地外への落下事故と同様の事故を防止すること等を要請してきたにもかかわらず、こうした事態が発生したことは、遺憾である。
貴職においては、このような状況を十分認識され、原因究明を行い、再発防止と安全確保に努めるよう、下記のとおり要請する。(*)
(*)国に対しては、「貴職においては、このような状況を十分認識され、次のとおり米軍に申し入れを行うよう要請する。」と要請

要請内容
今回の場外降着の原因究明と、他の落下物の有無の確認を速やかに行うとともに、再発防止策を講ずるまでは、同様の訓練は行わないこと。
訓練を再開する場合は、事前の情報提供及び安全確保について、更なる徹底を図ること。
横田基地所属以外の部隊による同様の訓練は行わないこと。
以上に関する情報を関係自治体に速やかに提供すること。

要請先
在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官
北関東防衛局長
横田防衛事務所長

防衛省北関東防衛局からの情報提供(令和7年11月20日)
標記について、本日の最終報を下記のとおりご連絡いたします。
【事案概要】下線部が更新情報
- 発生日時:令和7年11月18日(火)夕方
- 発生場所:東京都羽村市
- 部隊等:米陸軍1名
- 事案概要: 11月18日(火)夕方、米陸軍兵士が横田基地所属のC-130輸送機による降下訓練において、区域外(羽村市)に着地した。当該兵士は、主降下傘が作動しなかったため、緊急手順に従い予備降下傘を展開したもの。作動しなかった主降下傘については、ジャンパーとともに降りたとのこと。
- 米側の死者、損害の程度:深刻な負傷は確認されていない。
- 部外への被害、影響等:建物の一部が破損
- 米軍の対応:
(米軍から以下の連絡がありました。)
本件を受け、18日(火)および19日(水)の降下訓練を中止し、使用機材および手順について徹底した点検を実施しました。
パラシュート降下運用の安全性について確信が得られたことから、今日にでも訓練を再開する予定です。
本件は、運用時における安全確保のために隊員が日頃から実施している厳格な訓練の重要性と有効性を改めて示すものです。
降下訓練を通じて、搭乗員および関係部隊の即応態勢を維持することは不可欠であり、
私たちは日本の防衛のために必要な運用上の即応性を確保しつつ、地域社会への影響の最小化に努めています。
- その他:北関東防衛局職員が、目視によりパラシュート降下を確認した。

防衛省北関東防衛局からの情報提供(令和7年11月20日)
【事案概要】下線部が更新情報
- 発生日時:令和7年11月18日(火)夕方
- 発生場所:東京都羽村市
- 部隊等:米陸軍1名
- 事案概要: 11月18日(火)夕方、米陸軍兵士が横田基地所属のC-130輸送機による降下訓練において、区域外(羽村市)に着地した。当該兵士は、主降下傘が作動しなかったため、緊急手順に従い予備降下傘を展開したもの。作動しなかった主降下傘については、ジャンパーとともに降りたとのこと。
- 米側の死者、損害の程度:深刻な負傷は確認されていない。
- 部外への被害、影響等:確認中
- 米軍の対応:
(米軍から以下の連絡がありました。)
本件を受け、18日(火)および19日(水)の降下訓練を中止し、使用機材および手順について徹底した点検を実施しました。
パラシュート降下運用の安全性について確信が得られたことから、今日にでも訓練を再開する予定です。
本件は、運用時における安全確保のために隊員が日頃から実施している厳格な訓練の重要性と有効性を改めて示すものです。
降下訓練を通じて、搭乗員および関係部隊の即応態勢を維持することは不可欠であり、私たちは日本の防衛のために必要な運用上の即応性を確保しつつ、地域社会への影響の最小化に努めています。

抗議の実施(令和7年11月20日)
(1)日時
令和7年11月20日(木曜日)
(2)抗議者
羽村市長 橋本 弘山
(3)抗議先
・防衛大臣
・防衛省北関東防衛局長
・防衛省北関東防衛局横田防衛事務所長
・外務大臣
・在日米軍司令官
・第5空軍司令官
・在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官
(4)要請方法
北関東防衛局長及び在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官に対しては抗議文を手交、その他に対しては郵送。

抗議内容(文書による抗議)
横田基地は、人口が密集した市街地に所在しており、周辺住民は航空機騒音等に悩まされ、いつ発生するか分からない事故に不安な毎日を送っています。
このような中にあって、令和7年11月18日(火曜日)に防衛省北関東防衛局から「11月18日(火曜日)夕方、降下訓練において、場外(羽村市)降着が発生した。」との情報提供がありました。
横田基地では、平成13年9月24日に米空軍機の部品が落下し、羽村市内の工場の屋根を破損する事故を発生させ、平成30年4月10日には羽村市立羽村第三中学校へパラシュートが落下しています。さらには、令和2年7月2日に立川市へパラシュートが落下し、令和2年7月7日には福生市へフィンが落下しています。一歩間違えば人命に関わる重大な事故であります。
横田基地においては人員降下訓練が度々行われており、基地運用の安全対策及び事前の情報提供を徹底するよう再三要請しているにもかかわらず、今回も事前の情報提供がなく訓練が実施され、こうした事態が発生したことは、極めて遺憾であります。市民生活の平穏と安全を守る立場から、こうした事故は看過できません。
安全対策に万全を期すよう抗議するとともに、この原因となった今回のパラシュート人員降下訓練の中止を求めるものであります。
速やかに事故状況を調査し、徹底した原因の究明を行うとともに、正確な情報の提供を迅速に行い、今後とも、周辺住民に不安や危険を与えることのないよう、基地運用に関して安全対策の徹底を図ることを要望します。

在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官による説明(令和7年11月20日)
(1)日時
午前9時30分から午前10時00分
(2)説明者
・在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官
・在日米軍横田基地第374空輸航空団広報部長
(3)対応者
・市長
・副市長
・企画部長
・企画部企画政策課長
・企画部企画政策課企画政策担当主査
(4)内容
在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官が来庁し、令和7年11月18日夕方に発生した降下訓練における場外降着について説明があった。
市長より、在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官に対し本件について口頭及び文書にて抗議し、抗議文を手交した。

防衛省北関東防衛局からの情報提供(令和7年11月19日)
【事案概要】下線部が更新情報
- 発生日時:令和7年11月18日(火曜日)夕方
- 発生場所:東京都羽村市
- 部隊等:米陸軍
- 事案概要:11月18日(火)夕方、米陸軍兵士が横田基地所属のC-130輸送機による降下訓練において、区域外(羽村市)に着地した。当該兵士は、主降下傘が作動しなかったため、緊急手順に従い予備降下傘を展開したもの。作動しなかった主降下傘については、ジャンパーとともに降りたとのこと。
- 米側の死者、損害の程度:深刻な負傷は確認されていない。
- 部外への被害、影響等:確認中
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北関東防衛局長による説明(令和7年11月19日)
(1)日時
午前11時30分から午前11時45分
(2)説明者
・北関東防衛局長
・北関東防衛局管理部長
・北関東防衛局管理部業務課長補佐
・北関東防衛局管理部業務課業務第3係長
(3)対応者
・市長
・副市長
・企画部長
・企画部企画政策課長
・企画部企画政策課企画政策担当主査
(4)内容
北関東防衛局長が来庁し、令和7年11月18日夕方に発生した降下訓練における場外降着について説明及び謝罪があった。
市長より、北関東防衛局長に対し本件について厳重に抗議した。

防衛省北関東防衛局からの情報提供(令和7年11月18日)
【事案概要】
- 発生日時:令和7年11月18日(火曜日)夕方
- 発生場所:東京都羽村市
- 部隊等:確認中
- 事案概要:本日、降下訓練において、場外(羽村市)降着が発生した。
- 米側の死者、損害の程度:確認中
- 部外への被害、影響等:確認中
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