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    令和元年度第2回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会会議録

    • [2019年12月11日]
    • ID:12825

    令和元年度第2回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会会議録

    日時

     令和元年8月15日(木曜日) 午後7時00分~午後9時00分

    会場

     市役所3階 庁議室

    出席者

     委員 若松 仁(座長)、鶴岡協子、山口 脩、井上肇彦、武藤清美、長島富江、浦野雅文、渡辺祐治、中田国雄、荻原 稔、小暮桃子、米屋恵里

    欠席者

     委員  堀 茂子(副座長)、西山豪一、岩崎浩示、中根 透、白井孝裕

    議題

      1.開会 

      2.議事

       (1)第1回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会会議録について

       (2)羽村市生涯学習基本計画推進懇談会・テーマについて

         「生涯学習を通したまちづくり~『“羽村だから”学べる』事業展開とは?~」

      3.その他

    傍聴者

     なし

    資料

     ・ 第2回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会 会議次第

    -以下、事前配布資料-

     ・ 令和元年度 第1回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会 会議録

    -以下、第1回懇談会配布資料-

     ・ 資料6    令和元年度 生涯学習基本計画推進懇談会 テーマ


    会議の内容

    1.開会 

    (事務局) 定刻となりましたので、只今から、令和元年度第2回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会を開会します。

     本日は、お忙しいところ、ご出席いただき誠にありがとうございます。

     早速ですが、次第に沿って会議を進めさせていただきます。

     次に、本日の傍聴者について報告します。本日は、傍聴を希望する者はおりません。

     それでは、議事に入りますので、座長に議事進行をお願いします。



    2.議事

    (1) 第1回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会会議録について

    (座長) それでは、議事の1項目め、「第1回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会 会議録について」を議題とします。

     第1回懇談会の会議録の内容について、訂正やご意見等ございますか。

    (各委員) 特になし。

    (座長) 訂正やご意見等ないようなので、会議録については、委員の氏名を削除し、「座長・委員・事務局」に表記を改めた上で、窓口での閲覧や羽村市公式サイトに掲載します。


    (2) 羽村市生涯学習基本計画推進懇談会テーマについて「生涯学習を通したまちづくり~『“羽村だから”学べる』事業展開とは?~」

    第2回懇談会テーマ「“羽村らしい”もの(こと)とは何か?」

    (座長) 続いて、議事の2項目め、「羽村市生涯学習基本計画推進懇談会テーマについて」を議題とします。

     事務局から説明をお願いします。

    (事務局) それでは、事務局からご説明させていただきます。

     第1回懇談会でお配りした資料6をご覧ください。

     令和元年度の懇談会で、委員の皆さんにご議論いただく内容は、「生涯学習を通したまちづくり~『“羽村だから”学べる』事業展開とは?~」をテーマとしています。

     近年の著しい社会情勢の変化に対応し、誰もが令和の時代をイキイキと豊かな人生を送るために、羽村市に求められる生涯学習とは何なのか。皆さんからご意見をいただきたいと思います。

     本日、第2回の会議では、「“羽村らしい”もの(こと)とは何か?」をテーマに「1皆さんが日ごろ感じている『羽村といえばコレ!』について」と「2『羽村といえばコレ!』を活かしたもので、どのような事業が市民に求められているか。」について議論していただきます。

     皆さんがこれまで経験したことや、今までに見聞きした他の自治体や民間などの素晴らしいと思った取組み、厳しい状況を逆手に取った事例等をお聞かせいただき、“羽村だから”できる生涯学習の施策作りの参考にしたいと考えています。

     資料の裏面は、市の施策として取り組んでいる「多彩な学習プログラムの提供」、「生涯学習まちづくり講座の充実」、「芸術・文化分野での特色あるテーマ」について記載しましたので、議論の参考にしていただければと思います。

     以上で、説明を終わります。

    (座長) 事務局からの説明が終わりました

     只今の説明のとおり、本日は、第1回懇談会で配布された資料6「生涯学習を通したまちづくり~『“羽村だから”学べる』事業展開とは?~」のおもて面にある「1皆さんが日ごろ感じている『羽村といえばコレ!』について」と「2『羽村といえばコレ!』を活かしたもので、どのような事業が市民に求められているか。」の2項目について、「“羽村らしい”もの(こと)とは何か?」をテーマに議論していただきます。


    議題1「皆さんが日ごろ感じている『羽村といえばコレ!』について」

    (座長) それでは議論に入ります。

     私が思う『羽村といえばコレ!』は“音楽のまち羽村”です。羽村第一中学校吹奏楽部をはじめ、羽村東小学校の弦楽部(羽村東ジュニアオーケストラ)等、市内の各小・中学校が活躍しています。8月24日(土)夕方からは「星空コンサート」が羽村西小学校の校庭で開催され、羽村第一中学校・羽村東小学校・羽村西小学校・小作台小学校のブラスバンド部等が集まって演奏します。

     他に、羽村市には田んぼがあり、田植えやかかし立てが行なわれていて、非常に大勢の方が“田んぼ体験”に参加しているのも、羽村市の特徴だと思います。 

     それでは、皆さんのご意見をホワイトボードに列記していきますので、確認しながら進行させていただきます。

    (委員) 羽村で特色があるものといえば“羽村の堰”です。堰があることで、江戸時代以降は幕府の情報を直接手に入れることが出来たため、堰の補修工事等、堰に付随した産業も羽村で活性化したと言われています。

    (委員) “音楽”だと思います。市内小・中学校の吹奏楽部や羽村東ジュニアオーケストラ等、学校を中心に活躍していること。また、羽村市文化祭では、コーラスや和楽など、文化的で音楽的なものがたくさんあります。“音楽”を学校等の一部に限らずに、全市民でやると良いと思います。例えば、羽村市市民体育祭で全員合唱する等。市民をあげて、音楽のイベントを開催したら良いと思います。

    (委員) “規模が小さい”ということを地元にいて特に感じます。羽村市で活動していると、行政を身近に感じたり、互いの自然体が見えたりします。また、何かアクションを起こした時には、手ごたえを感じることができる機会が多いです。“規模が小さい”ことは、市民として有利なまちだと感じています。

    (座長) 以前、関東エリアの住みよい街ランキングで羽村市は鎌倉市よりも上位だったことがありました。

    (委員) 市内に“動物公園”があるのは、他市にない特徴だと思います。また、川やチューリップ畑など、“自然が豊か”なところもありますので、幼少期から動物や自然に触れ合うことができるのは、子どもが学ぶにはとても良い環境だと思います。

    (座長) 私が羽村市動物公園の近くに住んでいた頃、よく動物公園に行っていたので、私の子どもは幼稚園に通う年齢の頃には、「もういいよ」とあきれ返られてしまいました。

    (委員) 『羽村といえばコレ!』は“祭り”だと思います。春には「はむら花と水のまつり」、夏には「はむら夏まつり」、秋には「羽村市産業祭」が開催され、一年を通していろんな祭りが行なわれていることが、『羽村らしい』と思います。

    (座長) 先日、福生市の関係者と話をしていて、「福生七夕まつり」より「はむら夏まつり」の方が来客数が多かったのではないか、という感想を聞きました。

    (委員) 羽村市はこじんまりしていて、すごく“まとまりが良い”と感じます。私は市民ではないので、羽村市を見ていて、皆さんがまとまっていろいろな活動をされているのを羨ましく思っています。特に羽村市文化祭は、とても多くの団体が参加していて、あれほどの規模の市民文化祭を他市でやろうとしても難しいと思います。さらに、“自然が豊か”で“動物公園”もあり、いろいろなものが凝縮されていて羨ましいと思います。

    (委員) 羽村市の“規模が小さい”ということは、一面良いことだと思いますし、子どもたちにも伝えています。大きな市を羨ましいと言う子どももいますが、小さい市だからこそ自慢できるのだと考えを切り替えていくべきだと思っています。

     将来、いろいろな場所で活躍して世の中を引っ張っていく子どもたちにとって、羽村市が良いまちであってほしいと思います。子どもたちが将来「羽村市出身だ」と誇れるようになってもらいたいと願いながら活動しています。

     また、他市と違い羽村らしいと感じるのは、“工業団地”です。例えば八王子市も企業数は多いですが面積が広いので身近ではありません。一方、羽村市では、企業は登下校の道沿いにもあり、子どもや市民にとって、とても身近な存在です。企業と一体となって事業を実施してもらいたいということが、私の願いです。

    (委員) “自然が豊か”や“動物公園”、“祭り”は私も『羽村ならでは』だと思います。

     他には、“羽村の人は優しい”ということを感じています。少なくなってはいますが、「ちょっと寄ってお茶飲んでいかない?」という方もいますし、町内会役員は1年で全員交代するので「1年間だから一生懸命やります」と言う誠実な人が多いと感じていて、大事な宝だと思います。その一方で、子育て世代の人たちが町内会に加入しないのも現状です。私たちの世代は、当然町内会には加入するという雰囲気がありましたが、若い方々は町内会に加入しません。このままで、今後も地域のつながりが保っていけるのか、心配しています。

    (委員) 羽村と聞いてまず思い浮かべるのは“水”です。羽村の堰や多摩川があり、水がおいしく、水道代も近隣に比べて非常に安い。子どもの頃は羽村駅の近くにある「まいまいず井戸」を社会科見学で見に行きました。

    (委員) 私が思う『羽村といえばコレ!』は既に意見が出てしまっています。ただ、小・中学生の音楽活動も就学児童が身近にいない人には、なかなか伝わらない。せっかくいろいろなイベントや講座があっても、周知することがとても難しい。こんなに良いことがたくさんあるのだから、まずは周知することが大事だと思います。

    (委員) “玉川上水の歴史”だと思います。玉川上水に関する資料は人類の宝だと思っています。もっとアピールしていきたいです。

    (座長) 委員全員からご意見を伺い、いろいろ出てきました。“音楽のあるまち”“田んぼ体験”“羽村の堰”“規模が小さい”“動物公園”“自然が豊か”“祭り”“工業団地”“人が優しい”“水”“玉川上水の歴史”です。

    (委員) “工業団地”ではなく、“いろんなジャンルの企業がある”ということに訂正をお願いします。

    (座長) 先ほど言い忘れたことですが、中央区銀座で開催されるパレード「大銀座祭り」に羽村第一中学校吹奏楽部が毎年出演しています。銀座という東京のど真ん中で「羽村からやってきました!」と言って中学生が羽村市をPRしてくれています。これも『羽村ならでは』だと思います。

     他に、ご意見はありますでしょうか。

    (委員) 企業に関連したことで、“外国人が多い”ということも羽村市の特徴だと思います。青梅線沿線で外国人の数が一番多いのは、羽村市であるということを最近聞きました。

    (座長) 福生市がすごく多いと思っていました。

    (委員) きっと、企業との関わりで羽村市に入ってきているのではないかと思います。ここで問題となっているのが、言葉が通じないため地域に溶け込めないということ。羽村市ボランティア連絡協議会に日本語を教える団体がありますが、講師の人数が足りないと聞いています。

    (委員) 私が勤務する保育園にも、8か国から来た子どもたちがいます。フィリピン、ペルー、ブラジル、スリランカ、アメリカ、韓国、ベネズエラ、ウガンダの8か国です。

    (座長) 多言語ですね。

     他に、ご意見はありますでしょうか。

    (委員) “自動車教習所”は他市にあまりないと思います。

    (座長) 近隣では、羽村(西多摩自動車学校)と拝島(拝島自動車教習所)だけで、あとは遠い場所にしかないです。

    (委員) 西多摩自動車学校では、軽度の知的障害がある人たちを支援していて、希望すると特別のクラスを作ってくれます。また、西多摩自動車学校が開催するイベントでは、青梅市にある青峰学園という特別支援学校のダンスチームが参加しています。

    (座長) 他に、ご意見はありますでしょうか。

    (委員) “フレッシュランド西多摩”は、大浴場と体育館が一体となっている珍しい施設として、遠方からも利用者が来ているようです。羽村市に住んでいると当たり前だと思っていましたが、知人が杉並区から利用しに来ているのを知り、珍しい施設なのだと知りました。

    (座長) 他に、ご意見はありますでしょうか。

    (委員) 羽村市には“特別支援学校”もあります。広範囲地域から羽村まで登校しているようです。

    (委員) 東京都立羽村特別支援学校は通学区域がとても広く、青梅市・福生市・東大和市・武蔵村山市・羽村市・立川市の一部(西砂町・一番町)・瑞穂町・奥多摩町から通っています。

    (委員) 以前、羽村特別支援学校の入学式に行きましたが、大勢の生徒がいて、近隣住民の理解がないと成り立たないものだと感じました。

     ここまでに出てきた意見をみても、羽村には多様なものがあって素晴らしいと思います。

    (座長) 他に、ご意見はありますでしょうか。

    (委員) 質問です。羽村市には市歌はありますか。

    (事務局) あります。市の公式サイトに「羽村市の歌」の歌詞と音声ファイルを掲載しています。なお、平成26年に羽村市公式キャラクターはむりんの「はむりんのうた」を作成しています。

    (委員) 以前、「羽村体操」をやったこともあります。

    (座長) 議題1「皆さんが日ごろ感じている『羽村といえばコレ!』について」の議論は、ここで打ち切ります。


    議題2「『羽村といえばコレ!』を活かしたもので、どのような事業が市民に求められているか。」

    (座長) それでは議論に入ります。

    (委員) 羽村は“規模が小さい”こと、人と人が近いことを活かして、子どもたちが豊かに育ってもらいたい。子どもたちに幸せになってほしいというこだわりを持って、私は活動しています。少子化なら尚更手厚く教育でき、子どもたちと深く接することもできると感じています。私は、子どもたちと交流する団体で活動し、年間1,000人以上の子どもたちと関わっています。子どもたちはロボットを作るのが好きなので、今年度も(教育委員会の後援を得て)恐竜ロボットを作る講座を行ないます。また、地域の人たちに自分がやりたいことを教えてほしい、と子どもたちは思っています。

     企業でエンジニアとして活躍した人たちが定年退職して一市民に戻った時に、地域のために寄与してもらいたいと私は願っています。特に、それまで自分が育んできたものを子どもたちに伝えてほしいと思っています。

     企業で活躍したエンジニアたちと子どもたちを融合させるような事業を行政として先駆的に羽村で実施してほしいです。

     また、定年退職予備軍の人たちに、退職する前に「羽村でこんなことやっている」と伝え、定年退職後はスムーズに地域に入れるような仕組みを作り、そして子どもたちと融合してほしいです。

     子どもたちの「やりたい」を支援する環境を作ってほしいと思います。

    (座長) 「団塊の世代」がリタイアする時代になり、各企業から地域に帰ってきている人たちが、もっと活躍できる場所を探していこうというご意見でした。

    (委員) 現在の子育て世代はゆとり教育により「自分の自由に」と育てた関係で、地域で自分にできることに参加したり、まちづくりに参加したり、地域に仕えたり、自分のできる範囲のことでできることは何かないだろうか、という発想が欠如していると感じています。このこと対して、再教育することが必要ではないかと感じています。

     物や自然がどんなに豊かでも、結局は人がどういう人材が、人の心が豊かかどうかということが大切だと思います。

     私たちの世代は戦後、産業の発展に力を尽くしてきた反面、心の教育がほとんどなされませんでした。高齢者も含めて、どうしたら人のためになるのか、自分に何かできないか、と考えられる人を育ててほしいと思います。

    (座長) “心の教育”を事業として何か実施できないか、というご意見でした。

    (委員) 誰でも自分自身の幸せの追求はしますが、そこで終わらないでほしい。一生懸命仕事して定年退職して、あとは自分の生活を楽しみたい、ということに留まらず、もう少し社会参加してもらいたい。地域で社会参加をすると、また違った人生の豊かさがあるということに気が付いてほしいと思います。

    (委員) 議題1で羽村といえば“水”と意見を出しました。“水”を活かした事業として、水がきれいなことに併せて玉川上水や玉川兄弟の像を知ってもらう観光PRがあると良いと思います。

    (委員) “外国人が多い”ことに関して。外国籍の子どもは、学校で日本人の友達と日本語を話せても家で親が日本語を話せなければ、2つの言語を使い分けていることになります。いろんな国の外国籍の親にもボランティアで日本語を教える事業があると良いと思います。教えることは自分も学ぶことになります。

    (委員) 私が小学生の時に玉川兄弟のことを勉強した記憶がまだ残っています。また、同じ頃に羽村の堰を見学するイベントがあり、家族と参加したという記憶も残っています。この経験から、学校の授業を活かして体験できるイベントがあれば、より学びが深くなるのではないかと思います。

    (座長) 学校教育と社会教育が繋がり合っている、まさに生涯学習の事業だと思います。

    (委員) 2つあります。

     1つは動物公園に関することです。私は大学で動物について学んでいて、馬等の触れ合える動物はとてもセラピー効果があるということを授業で学びました。子どもや特別支援学校の生徒が、動物に触れ合う機会を増やして、セラピー効果に役立てられるのではないかと思います。

     もう1つは、若い人が市で開催されるイベントの多くを認知していないことです。若い人がいる場所にポスターが貼っていないといけないと思いますが、例えば、駅周りに若い人が集まるようなおしゃれなカフェやレストラン等を増やし、その店にポスターを貼り、若い人がポスターをみてイベントに興味を持つ、という案です。駅周りをもう少し盛り上げたら良いのではないかと思います。

    (委員) “水”に関することです。羽村にいると「まいまいず井戸」は当たり前のものになっていますが、各地に昔の井戸が残っていても水がない遺跡になっています。しかし羽村の「まいまいず井戸」はまだ水が出ています。とても珍しく値打ちがあることなので、このことを活用できないかと思います。例えば、水を汲めるようにしておき、災害時は防災井戸になる等。「活用している中世の井戸」はとても貴重なものになると思います。併せて、QRコードを活用して羽村の歴史を紹介しても良いと思います。

     また、防災マップに掲載されている「防災指定井戸」の一つ一つに注目することも面白いと思います。

    (座長) 以前の懇談会で、羽村の名所や旧跡にQRコードを掲示し、多数の言語で説明が出ると良いのではないか、という意見があり、面白いと思いました。

    (委員) 羽村の水や花、農園に関することです。今も実施されていますが、“自然”を活かした体験を、市民とともに対外的にもアピール・強調していっても良いのではないかと思います。

     例えば、自然を活かした食事。多摩川沿いに変わった建物を建てて、自然を活かした食事を食べてもらう。自然と水と食べ物と建物の形を活かした事業に取り組んだら良いと思います。

    (委員) 羽村市内の神社を活用して、「はむら七福神神社巡り」コースを作ると良いと思います。

     また、羽村市内にあるいろんな組合や協会等の団体が協力しあって羽村をPRする活動が少ないと感じますので、団体同士が一体となって活発に活動したら良いと思います。

    (委員) “田んぼ体験”に関することです。毎年、田植え体験には子どもが約500人、大人を含めると約800人が参加しています。これほどの人数が参加するのは珍しいと思います。また、「星空コンサート」は羽村第一中学校と一中校区の小学校3校が出演します。全国レベルの実力がある羽村第一中学校はPRになると思います。

     他にも、羽村駅と小作駅の自由通路にポスターを貼れる場所が少ないので、情報発信できる場所を増やしたほうが良いと思います。

    (座長) 「星空コンサート」は委員の皆さんが聴きに行っても良いのでしょうか。

    (委員) 大丈夫です。8月24日(土曜日)午後6時から、羽村西小学校の校庭(雨天の場合は体育館)で開催します。出演するのは、羽村第一中学校、羽村東小学校、羽村西小学校(メイン学校)、小作台小学校です。星空が見えるなかで聴くコンサートです。

    (座長) 中学生と小学生のコラボもあり、中学生は踊りながら演奏することもあります。無料で観るには申し訳ないような内容とクオリティーの高さですので、ぜひ聴きに来てください。

    (委員) 小学6年生と中学生のレベルの差が感じられて面白いです。

    (座長) 他に、ご意見はありますでしょうか。

    (委員) 羽村のお土産に関することです。羽村市内で「モンドセレクション」受賞商品を作るお店はありますか。

    (委員) 羽村市商工会女性部でも検討はしていますが、コストや人材確保の問題があり、現状では難しいです。

    (委員) 市内のお菓子屋さんが挑戦してくれる話もありませんか。「モンドセレクション」は挑戦すれば受賞できるらしいので、ぜひ挑戦してみてほしいです。

    (委員) 各店に伝えておきます。

    (委員) 私は「さくらサブレ」をよく買います。

    (委員) 以前、お土産で「青梅せんべい」を持っていきましたが、高齢者には硬くて食べられなかったそうです。羽村で名物お菓子を作るなら、柔らかいものをお願いします。

     また、羽村市市政30周年(令和3年度)のときに、記念お菓子を作って、「モンドセレクション」に挑戦するのも良いのではないでしょうか

    (座長) 他に、ご意見はありますでしょうか。

    (委員) キルギス共和国と友好関係が出来たので、ホストタウンで終わらずに、長く続けていける取り組みがあると良いと思います。例えば、姉妹都市になる等。羽村市は外国の姉妹都市がないので、市民にとって学びが多くなると思います。

    (座長) キルギス共和国の男性のDNAは日本人と同じだとテレビで話題になりました。羽村市とキルギス共和国との結びつきは血やDNAが呼び寄せたのではないか、と私は思っています。

    (委員) キルギス共和国と長く付き合えるように行政が取り組みをしたり、市民も「羽村キルギス協会」を作ったりしても面白いと思います。

     せっかくの縁でつながったキルギス共和国との関係に注目していきたいと思います。

    (座長) 他に、ご意見はありますでしょうか。

    (委員) 神社を巡るコースの話が出て思い付いたのですが、「でんきバスはむらん」を活用して、市内の名所やお店を一日かけて巡るイベントも面白いと思います。

    (座長) 「でんきバスはむらん」は、現在1コースですが、それを使って羽村市内の名所・旧跡を巡るツアーは面白そうです。

    (委員) 羽村市観光協会に、市内のことを勉強して説明できる「観光ボランティア」というスタッフがいます。しかし、「はむら花と水のまつり」の時は会場で活動しますが、その他の時期は需要がありません。

     先ほどの、「でんきバスはむらん」を活用したイベントを定期的に開催し、「観光ボランティア」が案内する名所・旧跡ツアーにしても良いと思います。他市の人が知らない、「馬の水飲み場」等を回ると良いと思います。

    (委員) 羽村市内には、神主がいる神社が2か所、寺が4か所あり、併せて6か所になります。神社と寺が協力することができるのであれば、「はむら七福神」を作ることができるかもしれません。また、御朱印集めも人気がありますので、お正月に1週間だけ「はむら七福神巡り」を開催しても良いと思います。

    (座長) 他に、ご意見はありますでしょうか。

    (委員) 羽村市観光協会の事務所は、羽村駅から少し離れています。飲食店や企業のことも案内できる観光案内所を駅の目の前に作ってもらいたいです。

    (委員) 羽村市観光協会の事務所には、飲食店マップ等、いろいろなパンフレットが置いてありますし、「観光ボランティア」は案内することも出来ます。

    (座長) 羽村駅の東口に降りてしまうと、案内所がなくて市内の情報がわかりにくいかもしれません。

     他に、ご意見はありますでしょうか。

    (委員) キルギス共和国との交流に関することです。外国に興味がある人は増えていると思いますが、羽村市がキルギス共和国のホストタウンになったことも若い人は知らないかもしれません。例えば「キルギスフェス」のようなイベントを東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される前までの期間に実施したら良いのではないかと思います。

    (委員) キルギス共和国のことをもっと知りたいです。

     近々、関連コンサートが開催されると聞きました。

    (事務局) 8月18日(日曜日)にゆとろぎ大ホールで「羽村市・キルギス共和国友好親善コンサート~草原の風を感じて~」を開催します。キルギス共和国在住の歌手グルム・カシィムバエヴァさんと、羽村市・キルギス共和国友好親善ボランティア大使の三田りょうさんが出演します。

     なお、ゆとろぎ展示室では、「キルギスの伝統や暮らしが感じられる展示」を開催しており、遊牧民の伝統的な移動住居「ユルタ」や民族衣装等を展示しています。

     また、友好イベントの一つとして、10月6日(日曜日)にコミュニティセンターで「世界の文化講座『キルギス共和国のおいしい料理を作ろう!』(料理講座)」を開催します。

     さらに、10月26日(土曜日)にゆとろぎで開催する、羽村市文化祭の特別企画・文化講演「親日国キルギス共和国の人々と草原のシルクロード」では、日本とキルギス共和国の架け橋となっている中島利博さんを講師にお迎えしますので、ぜひご来場ください。

    (座長) 先ほど、情報がなかなか耳に入らないという意見がありました。羽村市はもう少し宣伝方法を検討した方が良いのかもしれません。

     例えば、田んぼ体験で500人以上の子どもが集まるのは、とても珍しいことだと思いますので、市外にもアピールしても良いと思います。

     他に、ご意見はありますでしょうか。

     羽村市は中学2年生約500人の職場体験を、羽村市商工会の協力のもと、市内企業だけで受け入れをしています。これは、全国的にみても非常に珍しいことだと聞きました。

    (委員) 多様なジャンルの多数の企業が市内にあるという特徴を活かしている証拠です。

    (座長) 他に、ご意見はありますでしょうか。

    (委員) 先ほど意見があった“ツアー”に関することです。他市でもよく「○○巡り」を実施しています。羽村市でも、観光のためにも市民の郷土愛のためにも、子どもから大人まで参加できるイベントを定期的に開催し、継続することが大事だと思います。

     ゆとろぎ協働事業運営市民の会との企画で、企業を見学するイベントに参加したことがありますが、非常に良い企画だと思います。子どもたちが、興味を持ってやりたい仕事に出会える企業がたくさんあるはずです。

     また、市内にいろいろな協会や組合等の組織があるのに、横のつながりがないのはもったいないと思います。

    (委員) ゆとろぎ協働事業運営市民の会の学習文化部会で、「ゆとろぎ市民講座『わが街羽村を知るシリーズ・企業』」で、毎年度最低1社は紹介できるように企画・実施しています。同シリーズの初回は、平成25年7月に実施した「日野自動車(株)羽村工場見学会」で、63人が参加しました。なお、企業への依頼等は産業振興課を通しています。しかし、企業秘密が洩れては困るという不安や参加者数が多すぎるとグループ分けしても案内する人員が足りない、安全帽子や靴の用意が間に合わない等、企業からの意見もあり、企画してもなかなか実施困難な場合が多いです。今年度も計画はしていますし、今後もこのシリーズは実施していきたいと思います。若い世代や小・中学生にもぜひ参加してもらいたいです。

    (委員) 自分自身の地域にある企業がどんなことをやっているのか知ることで、防災上も企業と協力できると思います。例えば、災害時には日野自動車株式会社羽村工場が敷地内の井戸を提供してくれる等、羽村市と協定を結んでもらえるとうれしいです。

     “規模が小さい”ことにより行政と市民が身近だからこそ、地域の企業を知ることで、企業が地域に社会貢献してくれる要素に気付いたり、見つけたり、探り当てていくことが出来ます。企業の存在は大事でありがたいと思いながら見学する。「ゆとろぎ市民講座『わが街羽村を知るシリーズ・企業』」は防災を考える上でも、とても意義があると思っています。

    (委員) 子どもたちが見学したいと思う企業は断られることが多いです。例えば、子どもたちの興味が深い、恐竜等を製作している企業も営業上の理由で当然断られます。そもそも羽村市にそうした企業があることを市民の皆さんに知ってもらい、行政の働きかけでそうした企業と市民がつながりが出来れば素晴らしいと思います。

    (委員) 以前、「ゆとろぎ市民講座『わが街羽村を知るシリーズ・企業』」で計画し、産業振興課を通して依頼してみましたが、断られました。

    (委員) 他にも最先端の事業に取り組んでいる企業が、羽村市内にたくさんあるはず。子どもたちが見て喜ぶものを企業に見せてほしいです。最近はインターネットで何でも見られると言いますが、自分の興味のあることしか見ていない、あくまでも一部しか見ていません。羽村の子どもたちには、自分の地域にある企業を見てもらいたいです。

    (座長) 他に、ご意見はありますでしょうか。

    (委員) 情報発信に関することです。現在、メインではどこが発信しているのでしょうか。例えば、羽村市観光協会が情報を一括して発信することは可能でしょうか。

    委員) 「田んぼ体験」はどのように宣伝していますか。

    (委員) ポスター掲示と『広報はむら』に掲載しています。しかし、このままの方法では、他市の人には伝わらず、知られていません。

    (委員) 祭りは長年開催しているし賑やかなので、他市の人にも伝わるけれど、地味な地域の活動を他市の人にも知らせるには、なかなか時間も手間もかかります。

    (委員) 『広報はむら』や『ゆとろぎイベントガイド』は市内各戸に配布し、いろんな場所に掲示してあるのに、伝わっていない気がします。

    (座長) 『広報はむら』や『ゆとろぎイベントガイド』は、町内会に加入していない世帯にも届きます。

    (委員) 情報紙が届いているのに伝わらないのは、どうしたら良いのでしょうか。

    (座長) 若い人はどのようにして情報を得ていますか。

    (委員) 『広報はむら』はちらっとしか見ていません。また、紙媒体はあまり見ていません。祭りの日程等もインターネットで調べてしまいます。

    (座長) 羽村市の公式サイトや公式インスタグラムを見たことはありますか。

    (委員) 姉に教えてもらったので、少しだけ見たことがあります。

    (委員) 『羽村市メール配信サービス』は、情報の受け手が登録手続きをしないといけないものですから、全員には伝わらないです。

    (事務局) 『羽村市メール配信サービス』は、登録していただいた方に情報をお届けするというスタンスで運営していますので、まずは登録していただかないことには、メールアドレスを得ることができず、情報をお届けすることが出来ません。そのため、広くどなたにでも情報を伝える方法は紙媒体でお届けすることと、羽村市公式サイトを見に来ていただくことしか出来ないのが現状です。

    (委員) 羽村市商工会女性部で「もう一度花嫁」というイベントを開催していますが、『広報はむら』に掲載していても、直接「応募して」と伝えないと、なかなか応募がありません。広報だけでは見過ごされることが多いと思います。特に若い人はもっと見ないのかもしれません。

    (委員) 長年、情報発信の難しさを感じています。媒体は届いていても情報を受け取ってもらえていない。この状態をどうしたら良いのか。羽村市役所に情報発信する部署を作るのはどうでしょうか。シティープロモーション推進課は情報発信する部署ではなく、子育てをPRすることに特化した部署であることを知りましたが、情報発信の専門部署があると良いと思います。

     羽村のあらゆることを発信する組織。また、情報が届いたかどうかもチェックしてフィードバックするような、情報発信組織があったら良いと思います。

    (座長) 他に、ご意見はありますでしょうか。

    (委員) “水”に関することです。今後はペットボトルがなくなっていくと思いますが、ペットボトルに変わるものを検討し始めないといけないのではないかと思います。

    (委員) ガラス瓶に戻るでしょうか。

    (委員) リターナブル瓶を使って、SANAさんなど市内のアーティストに絵を描いてもらったり、季節によってラベルが変わったりすると面白いと思います。

    (座長) 議題2「『羽村といえばコレ!』を活かしたもので、どのような事業が市民に求められているか。」の議論は、ここで打ち切ります。



    7.その他

    (座長) 以上で、本日の議論は終了します。

     次回、第3回懇談会は「“循環型生涯学習”にむけて」をテーマに、「3多彩な学習プログラムの提案と受講者がその成果を活かせる場について」と「4生涯学習まちづくり出前講座メニューの提案とその成果を活かせる場について」を議題としますので、よろしくお願いします。

     次に、「その他」といたしまして、事務局から連絡等はありますか。

    (事務局) 次回、第3回懇談会は、9月30日(月曜日)を予定していますので、よろしくお願いします。

     なお、本日お配りしました、『令和元年度版羽村市生涯学習まちづくり出前講座』メニューの一覧は、次回の議題である「生涯学習まちづくり出前講座メニューの提案とその成果を活かせる場について」の参考資料として、次回懇談会までにご覧ください。

     また、次回懇談会の開催にあたり、必要な資料等がございましたら、電話やメール等で事務局にお申し付けください。事前にご用意できるよう、対応いたします。

     事務局からは、以上です。

    (座長) 次回の会議は、9月30日(月曜日)午後7時からです。

     その他に、皆さんから質問等ございますか。

     特に無いようですので、これで第2回の懇談会を閉会とさせていただきます。皆さんのご協力ありがとうございました。

     それでは、事務局に戻します。

    (事務局) 本日は、若松座長におかれましては、議事進行、大変ありがとうございました。また、委員の皆さんにおかれましても、貴重なご意見をいただきありがとうございました。

     本日は長時間に渡り大変ありがとうございました。


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    羽村市教育委員会 生涯学習部プリモホールゆとろぎ(生涯学習センターゆとろぎ)

    電話: 042-570-0707 

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