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    令和3年度第3回羽村市スポーツ推進審議会会議録

    • 初版公開日:[2023年03月01日]
    • 更新日:[2023年3月1日]
    • ID:17245

    令和3年度第3回スポーツ推進審議会会議録

    日時 

    令和4年1月8日(土曜日)午前9時30分から午前11時28分

    会場 

    羽村市スポーツセンター第3会議室

    出席者 

    会長 田村義明、副会長 堀松英紀、委員 荒西岳広、新島二三彦、藤田友美、杉渕典子、田村志津子、中村平、西大輔 、樗木次男 (10名全員出席)

    欠席者 なし

    傍聴者 なし

    議題

    ① 国や東京都の動向と関連計画について

    ② 現行の羽村市スポーツ推進計画の総括について

    ③ 次期スポーツ推進計画施策案について

    ④ 今後の計画策定までのスケジュールについて

    配布資料 

    ・No.1 スポーツ基本法

    ・No.2 スポーツ基本計画

    ・No.3 現行の羽村市スポーツ推進計画の総括

    ・No.4 羽村市スポーツ推進計画の策定にあたって

    ・No.5 羽村市スポーツ推進計画スケジュールについて

    議 事 

    開会挨拶

    会長 新年あけましておめでとうございます。新年、最初の審議会で、本日もスムーズな進行をよろしくお願いします。

    議事 

    会長 それでは議事に入ります。

    ①   国や東京都の動向と関連計画について

    会長 国や東京都の動向と関連計画について、事務局から説明をお願いします。

    事務局 スポーツ基本法の概要について説明します。「(前文)」から「(基本理念)」では、スポーツの良さや意義を唱えており、第4条の「地方公共団体の責務」の中で「地方公共団体は、基本理念にのっとり、スポーツに関する施策に関し、国との連携を図りつつ、自主的かつ主体的に、その地域の特性に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有する。」とされ、第10条では、「地方公共団体は、スポーツ基本計画を参酌して、その地方の実情に即したスポーツの推進に関する計画を定めるよう努めるものとする。」と記載されており、これが市で策定しようとする羽村市スポーツ推進計画の根拠法となっています。

    その他、第12条「(スポーツ施設の整備)」、第17条「(学校における体育の充実)」などについては、計画策定にも関係してきますので、ご確認をお願いします。
    資料No.2については、国ではスポーツ基本法の規定を受け、平成29年3月に5年間のスポーツ基本計画を策定し、中長期的なスポーツ政策の4つの基本方針を謳っています。なお、前回の審議会の中で西委員からご提供いただいたとおり、現在スポーツ基本計画を策定中です。基本は現行のものを引き継ぐかたちで策定しているとのことでした。市では、現行のスポーツ基本計画を参考にしながら、市の実情に即した計画を策定していきます。
    また、資料No.2には東京都が平成30年3月に策定した東京都スポーツ推進総合計画についても記載しています。東京都スポーツ推進総合計画では、スポーツ実施率を令和2年度までに70%に到達させ、令和6年度まで維持することを目標としています。スポーツ実施率の定義は羽村市と異なりますが、東京都は世界一の実施率を目標としています。
    国や東京都の動向と関連計画については以上です。

    会長 事務局からの説明が終わりましたが、何か質問はございますか。

    委員 国の現行のスポーツ基本計画は3月で終わり、市の計画が4月からとなるが、国の次期計画を参酌するため、市の計画策定は次年度にした方が良いのではないか。または、計画の途中で改訂版を策定する必要があるのではないか。

    事務局 市の計画については、長期総合計画や生涯学習基本計画の策定に合わせ、今年度に策定することとしているため、次年度にすることは考えていません。先程の説明でも触れましたが、前回西委員から、国のたたき台を提示していただきました。国の計画は、今あるものを基本として策定するとなっているため、平成29年策定のものを参酌することで問題はないと考えています。ただし、たたき台では、スポーツを「つくる/はぐくむ」といった新たな視点も記載してありますので、国の途中経過などを情報共有しながら、参考にしていきたいと考えています。なお、それでも国の計画と大幅に乖離している場合など、計画の改訂について検討する必要があることは存じています。

    会長 ほかに質問はございますか。ないようであれば、次の議題に移ります。

    ①   現行の羽村市スポーツ推進計画の総括について

    会長 議題2、現行の羽村市スポーツ推進計画の総括について、事務局から説明をお願いします。

    事務局 (事務局から資料No.3に基づき説明)資料No.3では、現行の羽村市スポーツ推進計画の実施事業や成果、課題などについて記載しています。ここに記載が漏れてしまいましたが、現行の計画は、平成27年度から令和3年度までの7年間となっており、計画当初のスポーツ実施率41%を令和3年度までに50%に向上させることを成果目標としていました。その成果目標を達成するために、基本目標として4つの目標を掲げ、それぞれの施策を実施してきました。それぞれの施策に対する実施事業などを記載しておりますので、ご確認ください。
    スポーツ実施率につきましては、現段階で47%となっており、達成はできませんでした。次期計画において現行の計画結果を総括した上で、次期の目標や施策を記載していく予定です。
    なお、例えば「少年少女球技大会」や「小学生ドッジボール大会」などの事業については、いろいろな施策の中にでてきています。一つの事業に対し一つの目的しかない訳ではないのですが、次期計画では重なり過ぎることのないよう、整理していきたいと考えています。

    会長 事務局からの説明が終わりましたが、何か質問はございますか。

    委員 基本目標の1の(1)の中には、「課題となっている、課題として残っている」とあるが、基本目標の2以降については、課題などの記載がないのはなぜか。

    事務局 施設については、課題として残っており、総括で記載することで、次期計画に反映させたい。基本目標2以降については、事業やイベントが多く、実施したものや次期計画においても引き続き実施していくものなどを、記載しています。成果について記載しているものです。

    委員 基本目標の2の(2)で、「気軽に参加できるイベント・大会の開催」とあるが、小学生ドッジボール大会などは、体が大きい子が活躍して勝ち上がっていき、小さい子は逃げ回っている。チームの編成にしても、3つの町内会でやっと1チームをつくり参加している状態で、目的と違うと感じる。課題として捉えることもできると思うがいかがか。

    事務局 低学年には、怖いと感じ逃げ回っている児童がいることは認識している。ただし、夏はソフトとキック、冬はドッジボールを実践している団体も多く存在していることから、多くの児童が楽しみにしているのも事実である。ご意見を参考にし、記載内容については検討します。

    なお、市民体育祭など内容を検討していく必要があると考えている事業もあるので、課題である部分については、総括の中で記載できるようなかたちで考えていきます。

    会長 基本目標の4の(1)に「ジュニア駅伝教室」や「小中学生ソフトテニス教室」とある。これは参考意見として聞いていただければと思うが、体育協会では、その他に卓球やバレーボール、バスケットボール、スキーなどでジュニアの競技力の向上を行っている。
    また、高齢者に対しても、卓球やゲートボールなど補助金をもらってシニア事業を実施しています。

    委員 コロナ禍で事業が実施できなかったことについて、載せた方が良いのでは。

    事務局 今回お示しした総括については、コロナは触れていないが、次期の計画の中において、どこかに記載したいと思っています。

    委員 基本目標の3の(6)に「障害者スポーツの推進」で「ボッチャ体験教室」が載っている。ボッチャ以外の障害者スポーツなどは実施しているのか。それとも、今後実施しようとしているのか。

    事務局 現在は、ボッチャのみとなっています。前回の審議会で来年度予算の説明の中で紹介しましたが、他のスポーツも検討、実施していこうと考えています。

    委員 はむら総合型スポーツクラブ「はむすぽ」の記載がないが。

    事務局 現行の計画の総括については、基本目標やそれにぶら下がる施策について記載している。はむすぽについては、施策ではなくスポーツ推進体制の中で記載しているので、今回の総括には載っていない。

    委員 「はむすぽ」が、シニア向けや障害者向けのプログラムや特別支援学校での活動も行っているので、記載した方が良いのでは。

    事務局 ご意見を参考に、記載していきたいと思います。

    委員 基本目標の3の(3)の「青少年対象事業の充実」の中に、「働き盛り世代向けの教室」とあるが、青少年が働き盛りなのか。また、(4)の「はむら健康の日」など他部署のものがあるが、他部署のものを記載するのであれば、漏れのないようする必要があると思うがいかがか。

    事務局 「青少年対象事業の充実」では、現行計画で30歳代までを青少年に入れていることから、働き盛りを対象とした事業も記載している。
    「はむら健康の日」以外の部署についても障害福祉課や高齢福祉介護課の事業など記載しています。策定委員会の委員は、組織を横断して任命しているので、委員会の中で議論しています。

    会長 ほかに質問はございますか。ないようであれば、次の議題に移ります。

    ②   次期スポーツ推進計画施策案について

    会長 では、次期スポーツ推進課計画施策案について、事務局から説明をお願いします。

    事務局 (事務局から資料No.4のP1について説明)次期計画の目的、位置づけ、期間についてご確認ください。成果目標については、現行のスポーツ実施率は、国や東京都、他市との比較が難しい部分があるので、市独自で設定している「1時間以上」をなくし、スポーツ実施率の定義を「週1回以上スポーツや運動をした割合」としたいと考えました。また、目標も東京都と同様に70%までとしたいと考えました。現行の目標の50%から更に上げるのは厳しいとも思いますが、1時間以上をなくしたことと、スポーツの定義について、東京都を参考に設定することで、達成できるのではないかと考えます。

    会長 まず、「成果目標」までで、何か質問はございますか。

    委員 スポーツ実施率55.9%の根拠は。また、対象年齢は20歳以上なのか。

    事務局 令和2年度の市政世論調査において、年間のスポーツ・運動日数の質問の中で、週に1日以上(1時間以上)と週に1日以上(1時間未満)の両方質問しており、そこから算出したものです。また、調査の対象は18歳以上です。

    委員 成果目標の70%は、どの施策で何%増やすのか、東京都の目標70%に合わせる必要があるのか。

    事務局 指標が市政世論調査しかないので、例えばこの事業を実施することで10%増やすなど、細かい数値は出せないと考えます。都内の自治体であるため、東京都の目標に合わせ70%としたものです。ちなみに、世界一のオーストラリアのスポーツ実施率は69.5%であるため、東京都は世界一のスポーツ都市を目指していることになり、ハードルが高いことは事実です。

    委員 成果目標は必要なのか。この事業を実施しました。この施策はできました、という報告だけでも良いのでは。

    事務局 市の計画として成果目標は必要であると考えます。目標に向かって、さまざまな施策を展開するかたちにするためにも、目標は必要です。東京都や他市との比較をすることで、市の特性なども見えてくるため、同様の目標を設定したいと考えています。

    委員 例えば買い物に行くことを運動と捉えていくのか。

    事務局 次期計画ではスポーツの定義を示したいと思います。例えば、買い物のために意識的に歩くことはスポーツであるなど、東京都の計画を参考に記載したいと思います。

    委員 計画の期間が5年だが、東京都の計画期間は2024年度まで。先程も言いましたが、国の計画と開始期間が一緒だが、国の計画が出たものを見据えてから、後を追って市の計画を策定した方が良いのでは。

    また、障害者のスポーツ実施率のデータはないのでしょうか。

    事務局 市の長期総合計画と生涯学習基本計画に合わせて5年としました。障害者の実施率のデータはありません。

    委員 期間の中間での見直しができれば良いと思うが。

    事務局 市の計画の改訂版の策定などについては、必要に応じ検討します。

    委員 目的の中で、「市及び市民が協働して」の中に、体協やはむすぽなどのスポーツ関係団体も入れて良いのでは。また、オリンピックレガシーに関連して、競技の推進はあるが、国際交流については載せないのか。

    事務局 スポーツ関係団体については検討します。国際交流事業について、現在は考えていませんが、ご意見として参考にいたします。

    会長 ほかに質問はございますか。ないようであれば、次の説明をお願いします。

    事務局 (事務局から資料No.4のP2以降について説明)次期計画の基本理念及び基本目標についてご確認ください。基本理念は、現行の計画と同じとしました。基本目標に17の施策をそれぞれ設定しました。

    会長 基本理念と基本目標について、質問はございますか。

    委員 いつまでにやる、といった年次目標があった方が良いのではないか。また、「検討する」とあるのは、5年かけて検討をする、ということなのか、到達する目標がないので、入れた方が良いのではないか。

    事務局 年次目標を記載することは現在考えていません。

    委員 計画の中で、羽村市が重点的に取り組んでいくもの、羽村市としての強みなどを入れてはどうか。

    事務局 次期計画で現行から変更している部分については、オリンピックのレガシーの部分になると思っている。また、温水プールであるスイミングセンターについては、西多摩でも特徴的であるため、市の強みであると認識している。また、次期計画では、健康づくりのためのスポーツを生活の中に取り入れてもらおうと考えているため、記載方法について研究したい。

    委員 スポーツ実施率の記載に、スポーツと運動だけでなく、レクリエーションを入れたらどうか。市はこれまで、ビーチバレーやインディアカなどレクリエーションを推進して来たと認識している。家族以外のつながりができ、大変良い取組みと思っていたので、レクリエーションを入れてはどうか。

    事務局 レクリエーションも記載したいと思います。

    委員 種目で競技的な物が多いので、ヨガやダンス、太極拳など道具を使わないものを入れてはどうか。

    事務局 スポーツの定義の中で紹介するのか、施策1の(2)の「家事などの中に運動を取り入れることを推奨する」の項目の中に入れていくのか、競技だけでないことは記載していきたい。

    委員 施策3の「正しいフォームで泳ぐことを目的としたスイミング」とあるが、障害者には正しいフォームは合わないのではないか。

    事務局 障害者の健康づくりのための運動なのか、パラ競技としての水泳なのか、ということはありますが、施策5の障害者スポーツの記載と一緒に検討していきます。

    委員 先程年次目標などは考えていないとのことでしたが、指定管理者制度導入の検討については、年次目標を記載した方が良いのでは。例えば、令和5年度までに審議会に諮問するなど、導入に取り組んでいくのならば、期限を決めて十分に検討するべきだと思うが。

    事務局 土木課が市内公園の指定管理者制度の検討を始めるなど、指定管理制度も変換期にある。オリパラの事前キャンプなどがあるため、スポーツセンターの指定管理者制度は見送っていたが、今後は検討する必要があると考えている。年次目標の部分は、ご意見として参考にいたします。

    委員 以前、五者協という組織(羽村市教育委員会、羽村市体育協会、スポーツ推進審議会、スポーツ推進委員協議会、はむすぽ)があったが、それについて記載してほしい。

    事務局 さまざまなスポーツ団体が連携していくことは大切なことであると考えます。五者協議会の記載をするかどうかは名言できませんが、ご意見として参考にいたします。

    委員 施策10に学校と地域のことがあるが、部活動の地域移行についてはどうなっているのか。

    事務局 これまで、部活動の地域移行に向けた市職員による検討会を2回開催している。来年度以降は、市職員の外、体育協会やはむすぽなどのスポーツ団体や文化協会を交えて、会議を開催する予定になっています。また、学校も交えて地域移行について検討することになっています。

    委員 現行の計画には、「ライフステージに応じたスポーツ活動の推進」として、高齢者や障害者にこういうスポーツをやってもらう、スポーツ文化の創設として記載があるが、実際はいろいろな団体があり、やってもらうスポーツが見えにくいところがあると思うので、その辺りのボリューム感を出して記載してもらいたいと思います。

    事務局 健康づくりとして、こういうスポーツ活動に取り組んで欲しいものの外に、気晴らしや楽しみとしてスポーツ活動を取り入れられるよう、記載方法について研究したい。

    会長 ほかに質問はございますか。ないようであれば、次の議題に移ります。

    ③   今後の計画策定までのスケジュールについて

    会長 では、今後の計画策定までのスケジュールについて、事務局から説明をお願いします。

    事務局 (事務局から資料No.5について説明)

    会長 事務局から今後のスケジュールについてありましたが、よろしいですか。それでは、進行を事務局に返します。

    事務局 会長、ありがとうございました。それでは最後に会長から閉会の挨拶をお願いします。

    会長 長時間にわたり、皆様から活発なご意見をいただきありがとうございました。

    以上で、第3回羽村市スポーツ推進審議会を終了します。

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