横田基地における人員降下訓練に係る情報提供の徹底について（令和5年11月24日情報提供）

表題の件につきまして、防衛省北関東防衛局から下記のとおり情報提供がありましたので、お知らせします。

第21特殊作戦中隊は、10月23日、25日及び30日に連携部隊と定期人員降下訓練を行いました。

この訓練は米国と日本の防衛における継続的な即応性を確かなものとします。

運用上の情報保全のため、運用の詳細については公表できません。

すべての運用は米国政府と日本国政府の二国間合意や規則に従って行われています。

令和5年10月23日（月曜日）、10月25日（水曜日）及び10月30日（月曜日）に、横田基地周辺住民から地元自治体に対し、横田基地において人員降下訓練が実施されているとの情報が寄せられたため、防衛省北関東防衛局に確認したところ、令和5年11月24日（金曜日）、横田基地周辺市町基地対策連絡会に「第21特殊作戦中隊は、10月23日、25日及び30日に連携部隊と定期人員降下訓練を行いました。この訓練は米国と日本の防衛における継続的な即応性を確かなものとします。運用上の情報保全のため、運用の詳細については公表できません。すべての運用は米国政府と日本国政府の二国間合意や規則に従って行われています。」との情報提供があった。

事前の情報提供がない中において訓練が実施されることについては、周辺住民が不安を抱き、基地と周辺住民の信頼関係を損なう懸念がある。

令和5年度は合計7回、事前の情報提供がない中で同訓練が実施されている。6月20日（火曜日）には横田基地周辺市町基地対策連絡会から米軍に、また、8月10日（木曜日）には横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会から国及び米軍に事前の情報提供を徹底することなどの要請を実施したところであるが、再び事前の情報提供がなく訓練が実施された。

このような状況を十分認識され、訓練を実施する際の事前の情報提供の徹底について米軍に申し入れを行うよう要請する。