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    令和5年度第2回羽村市スポーツ推進審議会会議録

    • 初版公開日:[2024年02月02日]
    • 更新日:[2024年2月2日]
    • ID:18392

    令和5年度第2回スポーツ推進審議会会議録

    日時

    令和5年12月2日(土曜日)午前9時30分~12時00分

    会場

    S&Dスポーツアリーナ羽村(羽村市スポーツセンター)会議室

    出席者

    会長 田村義明、副会長 堀松英紀、委員 小林錠、杉渕典子、樗木次男、佐々木さと子、永松俊哉、松井優太(10名中、8名出席)

    欠席者 新島二三彦、河合律子

    傍聴者 なし  

    議題

    (1)   羽村市スポーツセンターの今後のあり方(管理運営方法)について

    配布資料 

  • 資料1 羽村市スポーツセンターの今後のあり方(管理運営方法)について
  • 資料2 羽村市スポーツセンターの今後のあり方(管理運営方法)について【まとめ】
  • 令和6年度 生活文化スポーツ局 予算見積の概要(令和5年11月)より抜粋(東京都資料)
  • はむすぽニュース第56号

  • 開会 

    事務局 10月1日付けでスポーツ推進課長に拝命されました小山誠です。よろしくお願いいたします。それでは、令和5年度第2回羽村市スポーツ推進審議会を開会させていただきます。まず初めに、田村会長から開会のご挨拶をお願いいたします。

    会長 皆さんおはようございます。土曜日にご参加いただきありがとうございます。本日の議題は1つです。みなさまのご審議よろしくお願いします。

    事務局 ありがとうございました。引き続き、会長には会議の進行をお願いいたします。

    会長 ただいまの出席委員は、8人です。定足数に達しておりますので、これから、令和5年度 第2回 羽村市スポーツ推進審議会を開会いたします。それでは議題の方にうつります。

     

    議題 (1)  羽村市スポーツセンターの今後のあり方(管理運営方法)について

    会長 議題(1) 羽村市スポーツセンターの今後のあり方(管理運営方法)についてを議題といたします。事務局から説明をお願いします。

    事務局 事務局から資料に基づき説明

  • 資料2はこれまでの審議会における意見を整理したもの。追加修正削除など、意見をいただきたい。
  • 会長 事務局からの説明が終わりましたが、質問等はありますか。

    委員 指定管理者制度の導入にあたり、経費削減ができるのであれば導入の効果があるといえるのでしょうか。

    事務局 そのとおりです。

    委員 経費の縮減については、都内101の指定管理施設で行政の経費が削減されています。市民サービスについては飛躍的にサービスが増えていますし、指定管理者にとっては、空きスペースを活用した事業の実施で収入が見込めるためメリットといえます。

    委員 経費についてはメリット以外ありません。研究開発によって得られた知識・技術・製品・サービスの実社会での活用がすすめられています。これまでヘルスケア部門は立ち遅れていましたが、業界は産官学連携を進めようとしていますので、羽村市スポーツセンターに指定管理者制度を導入すれば、間違いなく応募者が出てくるはずです。

    委員 指定管理者制度を導入したときに、なり手があるかというご意見があったため、事業者に確認していただいたところ、導入は可能であると聞いております。

    会長 指定管理者制度を導入すれば市として経費は削減できますが、利用者にとって、すべてがメリットになるということにはならないのではないでしょうか。
    施設を改修して移行すればよいのですが、現実的な問題として、羽村市スポーツセンターでは施設の老朽化に伴うホールの雨漏りのために貸出しできないことなどが考えられます。

    委員 先ほど「羽村市スポーツセンターの指定管理者制度の導入は可能である」との発言がありましたが、キャパシティの問題でしょうか。

    委員 その通りです。

    委員 指定管理者制度の公募の際に、施設の老朽化の状態を示したうえで、受託者を募ることが必要です。ソフト面で収益があげられれば、修繕費も見込むことができます。
    公共の施設を活用したい事業者は多くいます。「自治体と連携すること」に対してメリットがある事業者が確実にいるということです。

    会長 赤字の事業者もあるのでしょうか。

    委員 知っている限りではありません。先ほど「施設の老朽化の状態を示したうえで、受託者を募ることが必要」というご意見がありました。羽村市スポーツセンターの場合は雨漏りですので、この条件は事業者にとって難しい面もあると考えられますが、事務局としてはいかがでしょうか。

    事務局 雨漏りについて現状を把握しており、ある程度改修が必要と考えております。
    設計から工事まで期間がかかりますので、場合によっては指定管理者制度の導入と工事が同時進行ということもありますが、ある程度工事を行ってから引き渡すのが望ましいと考えております。

    委員 老朽化の内容を精査することが重要と考えます。工事を大規模、中規模、小規模に分類して、ロードマップを作成したうえで、事業者と調整していくことが必要です。具体化を視野に入れて、議会に諮り、決定していく必要があると思います。

    会長 羽村市スポーツセンターの今後のあり方について、これまで議論を重ねてきましたが、当審議会に諮問し、審議会が答申するのかなど、市としての基本的な方針はいかがでしょうか。

    事務局 当審議会では、委員から意見を聴取することとしています。そのため、資料2、羽村市スポーツセンターの今後のあり方(管理運営方法)について【まとめ】に、委員の意見を追加していただき、そのうえで、指定管理者制度の導入について見定めてまいりたいと考えております。

    委員 資料2の意見聴取の懸念についてですが、「市民の声」ではなく、「利用者の声」ではないでしょうか。

    事務局 修正いたします。

    会長 指定管理者は利用者の声にすぐ対応することが求められているため、市民にとってはメリットになります。

    委員 意見聴取の懸念についてですが、団体への影響はよい意味での影響だととらえられます。公平に、市民すべてから考えると、体育館を利用する市民が優遇、もしくは恩恵を受けているととらえられます。受益者負担はネガティブな要素でとらえなくてよいのではないでしょうか。

    委員 当審議会として、資料2の空欄を埋めていく必要があります。
    応募者のメリットは、「ヘルスケア産業に参入したい事業者は多数あり、市の要望に合わせて選択できる」ことです。
    運営のメリットは、安定運営が期待できますし、懸念としてあげられている「運営がうまくいかないのでは」という点については、指定管理事業者による運営がうまくいかなかった場合、新規事業者に切り替えることも可能です。
    意見聴取のメリットでは、例えば、指定管理者から具体的な意見を聞くことができます。大きな意見によって、新しいことも進められるのではないでしょうか。
    緊急対応についても、契約に入れておけば問題はなく、保険加入について規定をしておくことで、市の責任は軽減されますので、客観的に考えると大きなメリットがあります。

    会長 緊急対応については、指定管理者による管理であろうが、市の管理であろうが、対応は変わらないと思います。
    ほかに意見や質問等はありますか。ないようですので、これで意見をまとめていただくことでよろしいでしょうか。異議がないようですので、事務局で意見をまとめてください。


    報告 (1)  羽村市の動向について

    会長 続いて、報告の(1)羽村市の動向について、事務局から説明をお願いします。

    事務局 市議会定例会における関連情報を7件お伝えいたします。
    1点目は、6月一般質問「西多摩広域行政におけるスポーツ施設の予約の共通化」でございます。
    「西多摩地域広域行政圏協議会において、施設の相互利用と併せ、システムの共通化の方針や仕様等について協議してまいります。」と答弁しております。
    2点目は、9月一般質問「イベント(市民体育祭)の変更は丁寧な説明と今後の方針を示すべき」でございます。
    「全町内会・自治会に対して市民体育祭への参加に関するアンケートを行ったところ、3分の1は参加しない。また、参加意向を示した町内会においても、対抗種目に参加することは難しいとした団体が複数あったことから、町内会・自治会を参加主体とした現行の市民体育祭の開催は困難であると判断し、今年度以降、開催しないことを決定し、今後は、羽村市体育協会など関係団体の皆様からご意見等を伺い、時代に即した新たな市民参加型のスポーツイベントの開催について検討してまいります。」と答弁しております。
    3点目は、9月一般質問「学校プールの在り方に関連するスイミングセンターを活用した水泳授業」でございます。
    「学校の水泳指導を委託した場合、メリットとして、授業の実施が天候に左右されないこと、熱中症になったり体を冷やしたりするリスクを軽減できること、専門的できめ細やかな指導が実現すること、教員による的確な評価の実施や負担の軽減が図られることなどが挙げられます。また、課題としては、移動時間・移動手段の確保、施設における個人利用や、ほかの団体利用との日程及び時間調整などが挙げられます。S&Dスイミングプラザ羽村のさらなる活用について、検討を行ってまいります。」と答弁しております。
    4点目は、9月条例改正「スイミングセンター使用料の改定【令和6年4月~】」でございます。
    現行のスイミングセンター施設使用料は、令和2年度に改正を行い消費税等の税率引上げ分を転嫁しましたが、実質的には平成30年度から据え置かれております。スイミングセンターの運営経費の多くを占める光熱水費が近年高騰しており、これに伴い利用者負担(施設使用料)の見直しが必要となったことから、羽村市使用料等審議会に、スイミングセンター施設使用料の適正化について諮問し、使用料の見直しが必要との答申(中間)を受け、使用料の見直しを行うものです。
    ジムは150円から200円、プールは400円から500円、改定率は約30%です。
    5点目は、12月一般質問「にぎわいあふれるまちづくりの新たなスポーツイベントの検討状況」でございます。
    「来年度、(仮称)「はむらスポーツ健康フェスタ」の開催を計画しています。なお、「第2期羽村市スポーツ推進計画」では、スポーツ習慣の定着促進と健康事業との連携を施策の一つとして掲げていることから、市民の健康づくりの普及啓発を目的として実施している「はむら健康フェア」と併せて開催できるよう、今後、検討会議を設置し、詳細について検討してまいります。
    6点目は、「スポーツセンター使用料の改定【令和6年4月~】」でございます。
    現行のスポーツセンター施設使用料は、令和2年度に改正を行い消費税等の税率引上げ分を転嫁しましたが、実質的には平成8年度から据え置かれております。また、個人使用区分(卓球室、トレーニングルーム、スタジオ)については、平成30年度から据え置かれており、スポーツセンターのコストの増減に伴う利用者負担(施設使用料)の見直しが必要となったことから、羽村市使用料等審議会に、スポーツセンター施設使用料の適正化について諮問し、使用料の見直しが必要との答申を受け、使用料の見直しを行うもので、12月議会で提案予定です。なお、個人利用は150円から200円、改定率は約30%です。
    7点目は、「スイミングセンター指定管理者の指定【令和6年4月~】」でございます。
    来年度からの指定管理者の指定について、12月議会に提案予定です。

    続きまして2.東京都知事表彰についてです。
    広報はむら11月1日号でお知らせいたしましたが、羽村市体育協会の本田副会長がスポーツ功労賞を受賞いたしました。
    バレーボール連盟の普及発展に貢献するとともに、平成9年には体育協会理事に就任、平成20年から体育協会の副会長として長年にわたり地域スポーツの振興に努めている功績が認められ、スポーツ功労者として東京都知事から表彰されました。

    3.その他の関連情報を4件お伝えいたします。
    まず1点目のはむらスポーツフェスティバルの実施についてです。
    これまで行っていた、オリンピックとパラリンピック競技種目の体験教室などを統合し、そのほか複数のスポーツを1日で体験できるイベントとして、はむらスポーツフェスティバルを実施しました。当日は、体験や講演、展示など15箇所のブースを設置したほか、スタンプラリーやクイズにチャレンジした方へプレゼントを配布するなど、約400人の皆さんが来館されました。
    続きまして2点目です。新型コロナウイルスワクチン接種の集団接種会場及び従事者控室のため利用を中止していた第2ホール・幼児ホールは、令和6年1月4日から通常通り利用を再開します。
    続きまして3点目、羽村東小学校及び羽村第三中学校の夜間照明使用料の改定についてです。
    現行の学校施設器具使用料は、令和2年度に改正を行い消費税等の税率引上げ分を転嫁しましたが、実質的には平成8年度から据え置かれています。
    羽村東小学校と羽村第三中学校の校庭に設置された夜間照明の運営経費は、電気料金が近年高騰していることから、利用者負担(器具使用料)の見直しが必要となりました。そのため、羽村市使用料等審議会に、学校施設器具使用料の適正化について諮問し、使用料の見直しが必要との答申を受け、器具使用料の見直しを行うものです。
    続いて4点目、(仮称)はむらスポーツ健康フェスタの実施についてです。
    市民がスポーツを通じて親睦を図ることができるよう、子どもから高齢者まで市民の誰もが参加できるスポーツ事業として、令和6年度に新たな地域の活性化につながるスポーツイベントを計画しています。このイベントでは、オリンピアンやパラリンピアンの招致、市民体育祭で実施してきた競技を含め、市民参加型の事業を組み合わせて実施する予定です。今後、関係各課の職員のほか、東京都障害者スポーツ協会の職員、スポーツ推進委員や健康づくり推進員などを構成員とした検討会議を設置し、詳細について検討してまいります。

    説明は、以上となります。

    会長 事務局からの説明が終わりました。質疑等がありますか。

    委員 市民体育祭について、なぜ廃止に至ったのですか。町内会・自治会にアンケートを取った時期も疑問ですし、予算を通ったものを廃止する理由をお聞かせいただけますか。

    事務局 市民体育祭は台風や新型コロナウイルス感染症の影響により中止が続いておりました。そのような中、昨年度、町内会・自治会と協力して検討し、計画を決めていましたが、改めて町内会自治会に説明をしたところ、参加が難しいという意見が出たのが現状でございます。

    委員 はむらスポーツフェスティバルについてですが、参加者の年代の内訳はわかりますか。年齢がわかれば次回に生かせるのではないかと思います。さらには、各ブースで年代について収集してもよいのではないでしょうか。

    事務局 インターネットのアンケートを実施しましたので、協力していただいた方の集計は可能です。全体としては家族連れが多かったように感じますが、各ブースを見ると年齢高い方もいらっしゃいました。

    委員 私も参加し、楽しく体験をさせていただきました。

    会長 はむらスポーツフェスティバルでは、トランポリン体験に子供が多く参加していましたし、ボッチャやシッティングバレーには障害がある方も多く参加していました。全体として見ると、親と子供の参加が多かったように思います。体験種目により参加者層も異なっていて、イベントを体験型で実施したことが評価できます。
    市民体育祭の廃止についてですが、町内会・自治会によっては人手が不足している状況で参加が難しいとの報告があり、最終的には市長に決定いただきました。
    また、使用料の改定に関しては、使用料等審議会において、時代に合わせた金額になるよう審議を行い、12月議会において市より改定の提案がされるものです。
    学校水泳事業については、小中学校のプール老朽化問題もあります。全国的にこのような状況があり、委託も増えているとのことです。
    ほかにはよろしいでしょうか。なければ次に進みます。

    報告 (2)  国・東京都の動向について

    会長 続きまして(2)国・東京都の動向についてお願いいたします。

    委員 令和6年度の東京都生活文化スポーツ局における予算見積の概要から、新規事業を中心として一部を紹介させていただきます。

    1.スポーツの振興
    スポーツを通じた健康増進事業ですが、体力測定等の機会を設けることなどにより、都民が目標を持ちスポーツに取り組むことで、スポーツを継続することを狙いとしています。

    2.パラスポーツの振興
    バーチャルスポーツを用いた障害者のスポーツ実施促進事業ですが、軽度から中度の障害の方を対象として、スポーツに興味のなかった方がスポーツに参加する仕組みとして実施します。

    3.国際スポーツ大会等の開催
    世界陸上・デフリンピックの開催に向けた取り組みとして、ユニバーサルコミュニケーションを促進します。大会の開催を契機に、最新の技術(音声、手話をテキスト変換する技術)の実証実験やPRを行っていきます。また、デフリンピックチャレンジ事業は、デフスポーツ振興に向けた選手発掘、事業への補助などを行います。
    国際スポーツ事業の推進では、TOKYO SPORTS LEGACY FES(仮称)を新規に実施します。東京レガシーハーフマラソンの開催に合わせ、障害の有無に関わらず誰もが楽しめるスポーツイベントを実施し、都民のスポーツ実施を促進するものです。

    会長 ご質問などございますか。ないようですので、次に進みます。


    その他

    会長 その他として事務局からございますか。

    事務局 審会日程ですが、平日も含めて委員の予定を確認し、参加できる委員が多い日程で決定したいと考えております。本日出席している皆様のご都合はいかがでしょうか。

    委員 平日は夜ならば可能です。

    委員 平日は夜8時以降であれば可能です。

    事務局 平日の夜8時以降ですと開始時間が遅いため、これまでどおり土曜日の開催とさせていただきます。候補日を何日かあげて、後日日程調整等をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

    会長 ほかにございますか。なければ事務局に進行を戻します。

    事務局 会長、ありがとうございました。会議録につきましては、確認のため、みなさまにお送りさせていただきます。


    閉会あいさつ

    副会長 長時間にわたりありがとうございました。また次回よろしくお願いいたします。以上で、第2回羽村市スポーツ推進審議会を終了します。

    お問い合わせ

    羽村市教育委員会 生涯学習部スポーツ推進課(S&Dスポーツアリーナ羽村内)

    電話: 042-555-0033 (スポーツ推進係)

    ファクス: 042-554-9974

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