横田基地における人員降下訓練及び口頭要請について（初報：令和6年7月29日）

表題の件につきまして、令和6年7月29日付で防衛省北関東防衛局から情報提供がありました。

横田基地周辺市町基地対策連絡会では、本件に対し口頭要請しましたので、お知らせします。

令和6年7月29日（月曜日）に防衛省北関東防衛局より、横田基地において令和6年7月29日（月曜日）夕刻から8月2日（金曜日）まで、人員降下訓練が実施されるとの情報提供があった。

基地周辺住民は基地で行われる訓練については、訓練規模の大小を問わず、常に不安を抱えている状況であり、横田基地周辺市町基地対策連絡会では、これまでも、基地訓練に関し、迅速な情報提供を重ねて求めてきたところである。

ついては、次のとおり口頭要請を行う。

○　これまで、横田基地周辺市町基地対策連絡会では、訓練情報の早期提供を求めてきたにもかかわらず、当日の情報提供であった。訓練直前の情報提供では、周辺住民への周知が十分に行えない。周辺住民の不安軽減のため、訓練情報の早期提供を徹底すること。

○　訓練に使用する航空機の機数及び降下人数等のより詳細な情報を明らかにすること。

○　市街地上空での低空・旋回飛行訓練は行わないこと。

○　訓練従事者に対して、安全の重要性を認識させるとともに、基地外に影響を及ぼさないよう、安全対策に万全を期すこと。特に、使用する航空機及びパラシュート、装備品等の使用器材等の安全確認は徹底して行うこと。

○　必要最小限の機数及び人員での訓練を実施すること。

在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官

横田基地広報部より、横田基地における人員降下訓練について以下のとおり情報提供がありました。

• 令和6年7月29日（月曜日）夕刻から8月2日（金曜日）まで
• 通常の運用時間帯（0600－2200）の範囲で実施

• C―130により実施予定

• 訓練予定については、天候等の事情によって変更されることがある。
• 運用上の情報保全のため、運用の詳細については公表できない。
• すべての運用は米国政府と日本国政府の二国間合意や規則に従って行われる。

• 北関東防衛局から米軍に対し、訓練の実施に当たっては、安全対策に万全を期すとともに、日米合同委員会合意を遵守し、周辺住民に与える影響を最小限にとどめるよう申し入れた。