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あしあと

    平成22年度第2回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    • [2010年10月20日]
    • ID:3154

    平成22年度第2回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    日時

    平成22年8月20日(金曜日)午後2時~3時55分

    会場

    羽村市役所4階 特別会議室

    出席者

    会長 伊藤保久 副会長 栗原悦男 委員 芳谷松男、関美智子、渡辺和子、川島紀子、小山德幸、吉崎寛子、鈴木博久、芝文夫、秋山弘、島田善道、指田富一

    欠席者

    委員 宇都宮健二、小作豊

    議題

    1.第1回審議会会議録の確認について

    2.一般廃棄物処理基本計画の基本的な考え方について

    傍聴者

    0人

    配布資料

    ・平成22年度第1回羽村市廃棄物減量等推進審議会 回答文

    ・羽村市一般廃棄物処理基本計画 実施計画(平成19年~平成23年)

    ・ガラス、陶磁器の再資源化について(資料1)

    会議の内容

    1 開会    (生活環境課長より)

    2 会長挨拶  (伊藤会長より)

    3 議題

    (1)第1回審議会会議録の確認について

    (会長)第1回審議会会議録について、何か質問はあるか。

    (各委員)特になし。

    (会長)それでは、第1回の会議で私から質問した件について、事務局から回答願いたい。

    (事務局)「リサイクル品販売状況について、前年度との対比はどうなのか」という質問について回答する。平成22年度と平成21年度の4月から7月の実績を比べると、販売数と重量については、平成22年度は増えているが、販売金額を比べると、平成22年度は減っている状況となっている。今後のリサイクル品販売事業について、シルバー人材センターに聞いたところ、テレビはむらなどを活用し、PRをしていき、また、青空市フリーマーケットなどに出店し、リユースの促進と売上金の向上を目指していくとのことだった。

    (会長)ただいまの回答について何か質問はあるか。

    (委員)リサイクル品で売れ残って処分したものはあるのか。

    (事務局)平成21年度までは、社会福祉法人そよかぜで販売していたので、売れ残ったリサイクル品はリサイクルセンターへ返品され処分していた。しかし、平成22年度は現在まで、リサイクル品で売れ残って処分したものはない。

    (2)一般廃棄物処理基本計画の基本的な考え方について

    (現在の実施計画1について、事務局より説明)

    (会長)前回の会議で今年度の審議会は一般廃棄物処理基本計画の実施計画を検討していくことに決定した。現在の一般廃棄物処理基本計画の実施計画は16項目である。平成24年からの一般廃棄物処理基本計画の実施計画については、現在の実施計画に修正や追加などを行い、新たな実施計画を作成していきたいと考えている。ただいま、事務局から説明のあった実施計画1について何か意見等はあるか。

    (委員)実施計画1の(2)の環境教育の充実について、品川区では、塵芥車にごみを積んだ状態がわかる特殊な車両などを使用し、小学校や保育園で環境学習を行っている。このように子供のころからごみに関心を持てるような教育を実施計画に取り入れたらよいと考える。もうひとつは、未だに燃やせるごみの中に資源ごみなどが混入している状況なので、ごみの減量を図るためにも、1人あたりのごみ量や町内会ごとのごみ量を公表することで、競争心が芽生えて、ごみの減量につながるのではないかと考える。

    (事務局)現在の状況について、説明させていただく。現在羽村市では、小学校4年生の社会科でごみについて勉強をしていることから、毎年、羽村市リサイクルセンターと西多摩衛生組合には見学に来ている。今後、特殊車両を購入できるのであれば、見学時に特殊車両を用いた環境学習を検討していきたい。それから、1人あたりのごみ量については、廃棄物減量等推進員には資料でお配りしている。しかし、それが町内会の中で波及しているかは確認していないが、今後も、継続して1人あたりのごみ量については、公表していきたいと考える。

    (委員)実施計画1の(2)の環境教育の充実で年少期の年齢を下げたらよいのではないか。

    (事務局)了解した。文面の年少期については、幼稚園や保育園といった年齢まで下げた表現で記載させていただく。また、この会議で意見をいただいたものを文章にしてお示しさせていただく。

    (会長)意見が出て取りまとめたものを次回の会議に回答していただけるということなのか。

    (事務局)回答という形ではなく、次回の会議に、今回の会議で出た実施計画の意見を取りまとめたものを文章にし、皆さんに確認していただきたいと考えている。

    (会長)了解した。他に意見等はあるか。

    (委員)町内会の盆踊り大会で、ごみの分別をしていただけなかった。また、町内会役員の方もごみの分別を把握していないため、子供たちにも指導を行えない状況であったことから、環境教育は必要と考える。また、盆踊りなどのイベントでごみの減量を図るためにも、実施計画1にリユース食器の推進についても掲載していただきたい。

    (会長)ただいまの意見について何か質問はあるか。

    (委員)老人会の食事でリユース食器を使用したことがあったが、残った食べ物は家に持ち帰ることができないことから、リユース食器は不評だった。

    (委員)町内会の盆踊り大会などで出たごみは、燃やせるごみで出すように町内会長会議などで決まっているのか。

    (委員)町内会長会議で決まってないが、汚れがついて洗えないものは燃やせるごみで出している状況である。

    (委員)盆踊り大会の行事などで、以前は分別のかごを設置し、子供たちにごみの分別を教えた経験がある。子供たちは、ごみの分別が分かり、大変勉強になっていた。しかし、現在は分別を行わずに、すべて燃やせるごみになってしまった。確かに分別を行うのには手間が掛かるが、ごみを減らすことに関しては、逆行している。それが、家庭の中にまで普及してしまい、分別を行わないことで、燃やせるごみ量が減らないのではないかと考える。

    (委員)今出た意見などは細かい内容であり、実施計画としては、羽村市全体のごみ減量とリサイクル意識の高揚に向けて、協議したほうがよろしいのではないのか。

    (会長)確かに、羽村市の一般廃棄物処理基本計画となることから、きめ細かい内容の全部を実施計画に取り込むことはできないと考える。したがって、委員の意見を協議し、実施計画を修正し、作成していきたいと考える。先ほどからいろいろな意見が出たように、環境教育は大変に重要であることから、環境教育の文章をどのようにすればよろしいか伺いたい。

    (委員)今委員から出た、意見などを集約し、環境教育の文章を作成すればよいのではないか。

    (委員)処理費用についても、記載したほうがよいと考える。

    (委員)どれだけ費用が掛かっているのか、それとも利益が出ているのか、市民には分からないので、数字的なものを知ることによって、市民の意識が変わるのではないかと考える。したがって、できるだけ数字的なものを公表したほうがよいと考える。

    (会長)事務局から意見を伺いたい。

    (事務局)ごみ処理経費がいくら掛かっているのかという細かい数字は、機会があるごとに市民へ発信していきたいと考えている。また、ごみ処理経費等は実施計画4のごみ処理経費およびごみの減量・ごみの分別のPRに掲載していきたいと考えている。それから、先ほど委員から出た、町内会の盆踊りなどのごみについては、町内会の廃棄物減量等推進員に渡した資料には、大人数で町内会等の行事を行って出たごみは、「できるだけ分別を行ってください」と説明している。しかし、町内会の負担を考慮して、やむを得ない場合は、「汚れているプラスチック容器などは燃やせるごみとして出してください」と説明させていただいている。

    (会長)実施計画について、細かい内容まで協議していくと時間が掛かることから、細かい内容の質問は、省かせていただくのでご了承願いたい。

    (委員)実施計画1の(1)のごみ減量とリサイクル意識の高揚は非常に難しいが、そこを変えていかなくては、ごみ減量につながらない。したがって、「便利さを追求するライフスタイルを見直し」と記載されているが、例えば、「レトルト商品の多用を抑える」などと具体例を記載したほうがよいと考える。また、「ごみになるもの」は具体的に「来年捨ててしまうようなもの」と記載したり、「ごみになるものを多く含む商品」を具体的に「過剰包装の商品」などと強調して記載していただきたい。

    (会長)他に意見等はあるか。無ければ実施計画1については、今出た意見を事務局で取りまとめて、実施計画(案)を作成していただきたい。次に実施計画2について、事務局より説明をお願いしたい。

    (現在の実施計画2について、事務局より説明)

    (事務局)実施計画2の戸別収集・一部有料化の徹底について、約8年経過していることから削除してよいのか、それとも、市民の意識改革の徹底が図れていなので、継続し、実施計画2として残していくことが必要なのか、どちらがよいのか意見を伺いたい。

    (会長)ただいま、事務局から説明のあった実施計画2について、何か意見等はあるか。

    (委員)現在、集合住宅のマナーは守られているのか。

    (事務局)現在、集合住宅でマナーが守られていない場所が一部見受けられる。

    (委員)戸別収集・一部有料化が始まってから、約8年が経過したが、戸別収集・一部有料化前と現在では、どれくらい集合住宅のマナーは変わったのか伺いたい。

    (事務局)戸別収集・一部有料化前より、集合住宅でマナーが守られていない数は、減少している。

    (委員)集合住宅でマナーを守れていない場所もあることから、実施計画2は継続して、残した方がよいと考える。

    (会長)では、集合住宅でマナーを守れていない場所もあることから、実施計画2については、継続して残すということでよろしいか。

    (各委員)異議なし。

    (会長)他に意見等はあるか。無ければ実施計画2については、今出た意見を事務局で取りまとめて、実施計画(案)を作成していただきたい。次に実施計画3について、事務局より説明をお願いしたい。

    (現在の実施計画3および資料1について、事務局より説明)

    (会長)ただいま、事務局から説明のあった実施計画3および資料1について、何か意見等はあるか。

    (委員)資料1のガラス・陶磁器・鏡について、工事用資材に生まれ変わるということで、リサイクルとしてはレベルが低いと感じる。現在、大阪のほうで、陶磁器は陶土に変えるリサイクルが始まっていることから、今後、分別収集品目を増やすのであれば、陶磁器を陶土に変えるリサイクルも調査・研究をしていただきたい。

    (事務局)了解した。今後、調査・研究を行い検討させていただく。

    (会長)他に何か意見等はあるか。

    (委員)現在、紙にしみこませたり、凝固剤を使用したりして燃やせるごみで出されている廃食用油をバイオディーゼルとしてリサイクルしている自治体が多いことから、羽村市も廃油をリサイクルすることを検討したらよいのではないか。

    (事務局)了解した。今後検討させていただく。

    (委員)生ごみも分別種類を作って堆肥化できるよう検討していただきたい。

    (事務局)生ごみの排出抑制として実施計画6で掲載してあるが、羽村市では家庭における生ごみの資源化が波及していない。しかし、近隣では少しずつ導入していく動きがあるが、全家庭に対して生ごみの分別の徹底を行うことは難しいことから、「生ごみを堆肥にする」という意思のある方に行っていただいているのが現状である。したがって、実施計画3のごみの分別の見直しに入れるには無理があると考えることから、実施計画6の生ごみの排出抑制のなかで、家庭における生ごみの資源化について、文面を改正し、掲載したいと考える。

    (委員)白色トレーについて、分別を行うことにより、資源化が進むと分かっているが、手間を省くために容器包装プラスチックと白色トレーを一緒の分類として収集したらよいのではないのか。

    (事務局)白色トレーと容器包装プラスチックは一緒に収集はできるが、材質が違うので、選別して処理を行うことから、手間が掛かるため分けさせていただいている。

    (会長)他に意見等はあるか。無ければ実施計画3については、今出た意見を事務局で取りまとめて、実施計画(案)を作成していただきたい。次に実施計画4について、事務局より説明をお願いしたい。

    (現在の実施計画4について、事務局より説明)

    (会長)ただいま、事務局から説明のあった実施計画4について、何か意見等はあるか。

    (委員)先ほど話をしたごみ処理費用などは、どれだけ費用が掛かっているのか、それとも利益が出ているのか、市民には分からないので、ごみ処理経費等について、できるだけ数字的なものを記載していただきたい。

    (事務局)実施計画4の(1)の「広報はむら」等の活用で、ごみ処理費用などを数字でわかるようにPRしていくよう掲載させていただく。

    (委員)ごみの分別のPRとして、マイはし、マイカップ、マイ水筒を推奨し、ごみ減量につなげるよう記載していただきたい。

    (事務局)検討させていただく。

    (会長)他に意見等はあるか。無ければ実施計画4については、今出た意見を事務局で取りまとめて、実施計画(案)を作成していただきたい。次に実施計画5について、事務局より説明をお願いしたい。

    (現在の実施計画5について、事務局より説明)

    (事務局)実施計画5の(1)については、審議会で答申をいただいており、市民・事業者・行政が連携した検討委員会の設置に向けて、現在準備中である。実施計画5の(2)については、平成20年度から実施している。したがって、継続して文面を残すのであれば、廃棄物管理責任者会議の「設置」ではなく「充実」といった文面で残していきたいと考えている。

    (会長)ただいま、事務局から説明のあった実施計画5について、何か意見等はあるか。

    (委員)実施計画5の(1)について、市民・事業者・行政が連携した検討委員会を設置していない理由を伺いたい。

    (会長)事務局に伺いたいが、現在の実施計画について、実施済みとか、未実施であるとかのデータはあるのか。

    (事務局)データとしてまとめているものは無いが、実施計画期間が終了する段階で、見直しを図ることから、実施済みか、未実施の把握はしている。

    (会長)実施計画については、全部実施できるとは限らないが、先ほど委員より質問が出た、実施計画5の(1)市民・事業者・行政が連携した検討委員会の設置していない理由を伺いたい。

    (事務局)実施計画5の(1)市民・事業者・行政が連携した検討委員会の設置については、どのような形が有効的であるか、また、市民・事業者・行政の役割や立場はどのようにするかについて、模索していたことから検討委員会の設置が遅れてしまっている。しかし、現在検討委員会の設置に向けて準備中である。

    (会長)了解した。市民・事業者・行政が連携した検討委員会の設置ができるよう進めていただきたい。次に実施計画5の(2)は実施済みであることから、削除したほうがよいか、それとも文面を変更して残していくか伺いたい。

    (委員)実施計画5の(2)の事業用途に供する延床面積3,000平方メートル以上の大規模事業所は羽村市で何社ぐらいあるのか。

    (事務局)大規模事業所は羽村市で現在、約70社ある。

    (委員)平成20年度より、廃棄物管理責任者会議を設置し、計画書を提出していただいていると聞いたが、達成度の報告は大規模事業所からもらっているのか。

    (事務局)減量および再利用計画については、平成20年度以前から報告をもらっている。また、達成度については、同じ年度の計画に対する実績を報告していただいているので、減量および再利用計画の達成度は把握している。

    (委員)先ほどの説明で、廃棄物管理責任者会議の「設置」ではなく「充実」にする考えを教えていただきたい。

    (事務局)廃棄物管理責任者会議の充実として思い浮かべているのが、ごみの減量やリサイクルの推進を図るために、事業者同士の情報交換が、もっと活発に行えればよいのではないかと考えている。

    (委員)平成20年度から廃棄物管理責任者会議を実施して、平成21年度は廃棄物管理責任者会議を実施したのか。

    (事務局)平成20年度から毎年実施している。

    (委員)廃棄物管理責任者会議で事業者同士の情報交換ができているのか。

    (事務局)なかなか、活発な事業者同士の情報交換ができていない状況である。

    (会長)では、実施計画5の(2)については、廃棄物管理責任者会議の充実として残すことでよろしいか。

    (各委員)異議なし。

    (会長)他に意見等はあるか。無ければ実施計画5については、今出た意見を事務局で取りまとめて、実施計画(案)を作成していただきたい。次に実施計画6について、事務局より説明をお願いしたい。

    (現在の実施計画6について、事務局より説明)

    (会長)ただいま、事務局から説明のあった実施計画6について、何か意見等はあるか。

    (委員)実施計画6の(2)について、「食べ残しについては塩分などを含み、良質の堆肥は難しいといわれています」と書かれているが、現在では、堆肥にするのに塩分は支障がないという方もいる。したがって、この文面は削除したほうがよいと考える。それから、生ごみを堆肥化することは、かなりの労力が必要とする。しかし、生ごみを堆肥にしたいという方を集めて、私も生ごみの堆肥化に挑戦したい。

    (委員)現在、塩分を好むアイスプラントという野菜もあるので、塩分が多い生ごみを堆肥化したら、このような野菜に活用できることを紹介したらよいのではないか。

    (委員)全国的にも生ごみの堆肥化が進んでいることから、生ごみの堆肥化について羽村市も検討したらよいのではないか。

    (委員)実施計画6の家庭における生ごみの資源化について、「個人および団体における取り組みを推進していく」と書かれているが、具体的にどのように推進しているのか伺いたい。

    (事務局)消費生活係を中心にダンボールでできる堆肥化容器などを体験していただく講座などを開催し、PR活動を行っている。

    (委員)学校給食で出た食べ残しくずはどうしているのか伺いたい。

    (事務局)食べ残しくずは、武蔵村山市にある比留間運送(株)で堆肥化している。

    (会長)他に意見等はあるか。無ければ実施計画6については、今出た意見を事務局で取りまとめて、実施計画(案)を作成していただきたい。次に、7月26日に生ごみ堆肥化施設を視察したので、委員から報告をいただきたい。

    (委員)蕨戸田衛生センター組合リサイクルフラワーセンターと久喜宮代衛生組合生ごみ堆肥化処理施設を7月26日に視察した。蕨戸田衛生センター組合リサイクルフラワーセンターでは、生ごみを専用生ごみバケツで持参した市民に、花の苗と交換を行い、ごみの減量と環境美化を行っていた。久喜宮代衛生組合生ごみ堆肥化処理施設は、日量4.8トンを処理できる施設で、モデル地区の一般家庭から排出される生ごみだけを活用し、良質な堆肥として資源化を図っていた。施設の臭気は嫌な臭いは無く、土のような臭いがしていた。羽村市でも広大な敷地と収集する労力があれば、生ごみ堆肥化処理施設を稼働させることは可能であると感じた。

    (会長)委員の視察の報告について、何か質問はあるか。無ければ今回の会議で出た意見を事務局で取りまとめて、実施計画(案)を作成していただきたい。それでは、第2回審議会を閉会する。

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    羽村市産業環境部生活環境課

    電話: 042-555-1111 (生活環境係)内線222 (リサイクルセンター係)042-578-1211

    ファクス: 042-554-2921

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