日時
平成25年3月22日(金曜日)午後2時 ~午後3時
会場
羽村市役所 庁議室
出席者
(会長) 伊藤保久、(副会長) 中野永久榮、(委員) 西野礼子、関美智子、松尾智子、鈴木洋子、三宅宏枝、野島セキ江、靏貝郁子、佐藤由美、下田壮、小作豊、指田富一
欠席者
(委員) 宇都宮建二、島田善道
議題
1.第3回審議会会議録の確認について
2.平成24年度のごみ量(見込み)について
3.燃やせるごみの組成分析結果について
4. 家庭用生ゴミ処理容器購入費の助成について
その他
・ 資源回収助成事業の内容変更について
・ 災害廃棄物の受け入れ終了について
傍聴者
0人
配布資料
・ 平成24年度第4回 羽村市廃棄物減量等推進審議会次第
・ 平成24年度第3回 羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録
・ 平成24年度のごみ量(見込み)について
・ 燃やせるごみの組成分析結果について
・ 家庭用生ゴミ処理容器購入費の助成について
・ 資源回収助成事業の内容変更について
・ 災害廃棄物の受け入れ終了について
会議の内容
1 開会 (生活環境課長より)
2 会長挨拶 (伊藤会長より)
3 議題
(1)第3回審議会会議録の確認について
(会長)第3回審議会会議録について、何か質問はあるか。
(委員)意義なし
(2)平成24年度のごみ量(見込み)について及び(3)燃やせるごみの組成分析結果について
事務局より、配布した資料「平成24年度のごみ量(見込み)について」と「燃やせるごみの組成分析結果について」を合わせて説明
(会長)ごみ量見込みの資料について何かあるか。
(事務局)丁度1年前に平成23年度のごみ量見込みを出しておりますが、その時の資料で平成22年度と平成23年度の比較してみますと、平成23年度にはかなりごみ量が増えてしまっており、家庭系の燃やせるごみが124tの増加となっていました。平成24年度は平成22年度と比較すると増加となりますが、平成23年度と比較するとほぼ横ばいとなっております。また、平成23年度に増えたもう一つの要因は、雑誌・雑紙となっており前年比189tの増加であり、平成24年度には更に16t増加となっていますが、これもほぼ横ばいの状況です。平成24年度のごみ総量として77tの増加ですが、平成23年度とは増加の要因が変わってきていると見受けられます。
(会長)今の説明を聞き何かあるか。無いようなので、次の資料の燃やせるごみの組成分析結果について何かご意見は。これは毎年、地域を変えて実施しているのか。
(事務局) はい。調査ごとに地域は変わっておりますが、200kg集めて調査しています。
(委員) 紙おむつはどの項目に入っているのか。
(事務局)資源化出来ない紙ごみになります。
(会長) 他は何かあるか。
(事務局) 毎年、この結果は広報紙に載せております。今回も、広報でお知らせして分別の呼びかけに活用いたします。
(委員) 新聞紙ですが、以前立川市では買い取り金額が違うからとのことで、新聞紙と広告は別にして排出すると聞いていましたが、羽村では折込チラシも一緒に出して良いのか、また新聞屋さんが袋を下さるのですが、本来はひもで束ねて出すのですよね。便利な袋ではありますが、中には生ごみとかも入ってしまっていて、結局袋から出して処理することもあると聞いていますが、袋で新聞紙を出してしまって良いものなのか。
(事務局) 新聞紙はひもで束ねて出していただくようになります。また、チラシについては新聞と一緒に出していただいて結構です。新聞屋さんから貰う袋は、雑誌・雑紙を出す際の紙袋として使ってください。
(委員) 雑紙用として使えば良いのですね。とても重宝しているので。
(事務局) 袋に入っているものを回収しない訳ではありませんが、やはり新聞はひもで束ねていただき、袋は雑紙用で出してください。ひもについては紙ひもをお願いしています。また、新聞紙や雑誌・雑紙の単価ですが、四半期に一度入札しており、その時の市場単価で変わりますが比較的高値となっております。現在は、新聞紙・折込チラシと雑誌・雑紙の排出ルートは同じですが、違うルートとなることもあることから、それぞれ別にして出していただきたい。
(事務局) 新聞用の袋として新聞屋さんが配布しているものですので、それを雑紙用と表示は変更しないと思います。今のままで、意識のある方は雑紙用として利用していただくしかない。
(委員) ひもを使う理由は、中が見えるようにするためなのか。
(事務局) 新聞・折込チラシは資源として、中間施設となる売却先から処理施設へそのまま搬出できるからです。
(委員) 袋で出されたものは、中身を出して束ね直しているのか。
(事務局) そこまでは確認できておりませんが、ある程度まとめて束ねているようです。また、袋は、新聞を作っている業者が自ら新聞を回収するための袋として配布しているようです。貰う方は、手頃な大きさであるため雑紙用の袋として活用しておりますが、本来は新聞業者の回収用のものとなります。受取る側が上手く活用している状況かと思います。全ての事業者が全ての資源を回収してくれれば、市としては収集の必要がなくなりますが、極論の話ではありますが、市の費用がかからなくなります。
(委員)資源なのだからお金になるものですよね。
(事務局) 先程申し上げたように、相場があって値段がつけばお金になりますが、場合によっては価値がなければお金を払って引き取ってもらうことになります。市場の相場に左右されます。
(委員) 新聞はなるべく業者に出した方が良いのでしょうか。
(事務局) 容器包装プラスチックなどの様に、排出者の責任として事業者が責任をもって回収する法改正がありますが、全ての生活用品に広がれば市の収集はなくなります。市は、一般廃棄物処理法に基づいて収集しております。
(事務局) 新聞屋さんが全て回収すると、市の収集の新聞紙は無くなりますので、ごみ量は減りますが、市の歳入も減ることとなります。ごみ量を減らそうとすると、一方では歳入が減ってしまう結果になりますが、平成23年度の決算でびんや鉄等全て含めて7,700万円の歳入でしたが、その3年前は1,600万円しかありませんでした。出したごみ量は変わらないのに、何千万も差が出ています。それだけ相場の左右を受けている現実があります。
(委員) 紙ひもで縛って出す場合、新聞紙は濡れても資源になりますが、ひもが切れてしまったりしないのでしょうか。
(事務局) 濡れてしまうのは袋も同じ状況かと思いますが、新聞は比較的高値で引き取られていますが、袋に入れてしまうと新聞以外の雑誌等が入っていても見えなくなってしまいます。雑紙もひもで束ねて貰えればいいのですが、品目が一目で判断できるように新聞紙はひもでお願いするようになりました。雨の日は、ビニールひもが駄目ということではないので、臨機応変にお願いできればと思います。
(会長)このような実情は市民の方には理解されてはいないようですね。
(事務局) 今後、リサちゃんいくるちゃんとなどのキャラクターを使って広報できるよう考えておきます。
(委員) お酒の紙パックのように、中がアルミコーティングされているのは紙マークがついているが、雑紙として出して良いのか。
(事務局) アルミコーティングされているものは、資源になりませんので燃やせるごみとなります。
(委員) お鍋にそのまま使えるアルミ容器も燃やせるごみで良いのか。
(事務局) 紙と表示がされていても、アルミコーティングされているので燃やせるごみとなります。
(委員) 物によって迷ってしまうものがありますね。
(事務局) リサイクルマニュアルもそろそろ改訂する時期になっており、いくつか分別のわからないごみも出てきています。平成25年度の予算にはついていないですが、頂いた意見等も盛り込んで次回改訂するときには反映したいと思います。
(会長) 他に意見はないか。今後も広報等で市民への周知をお願いしたい。
(4)家庭用生ゴミ処理容器購入費の助成について
事務局より、配布した資料「家庭用生ゴミ処理容器購入費の助成」について説明
(会長)良い取り組みであるが、なかなか浸透して行ってない状況のようです。もっと参加して貰える手立てはあるのか。
(委員)手間と時間がかかってしまうため、現役世代の忙しい方は取り組めないのでは。また、ダンボールコンポストは、費用がかかってないので助成の対象になっていません。かき回しが必要なため、忙しい世代には向かず、お年を召した方や時間にゆとりがある方、お庭や家庭菜園をされている方が生ごみの堆肥を使って美味しく安心・安全な野菜を作っておられ少しずつやっている人は増えてきています。ミミズを利用するコンポストもあり、また使い方によっては虫が湧いてしまうこともあります。助成をした後に、使い方、失敗していないかも見ていかないといけないのでは。22件と少ないですが、それをご近所の方がみて更に広がって行けば良いですね。以前にEMバケツの普及活動をし、60個くらい普及した後にこの助成制度が始まっていますので、含まれてはいないものがあります。この数年で普及し始めたものであるので、少しずつではありますが浸透してきていると思います。一気に増えないのは、やはり面倒臭いからですが、ちょっと経費節減になればやる方はいますので、ピートモスなどの補助もあれば増えていくのではないか。
(会長)他に意見は。やって直ぐに成果がでるものはあまり無いですので、引き続き取り組み続けていただきたい。
(委員)金額がまちまちですが、大きさとかによって違うのか。
(事務局)品物の違いと、販売店での値引きの差もあります。ミミズを使って堆肥化する大きな箱のものは値段も張っていますし、一方で安価なものや庭に置く大型の容器もあります。
(委員)私が購入したのは、庭に置いてハンドルを回してかき混ぜるものですが、正直手間がかかります。この時期は良いのですが、夏場は小ハエがきますので、若い方にはちょっと難しいかなと思います。
(会長)他に意見は。無いようなのでその他として事務局より説明を。
(5)その他 1
事務局より、配布した資料「資源回収助成事業の内容変更」について及び「災害廃棄物受け入れ終了」について説明
(会長)何か意見は。無いようなので、事務局より、この審議会委員の任期について説明があります。
(6)その他 2
事務局より、羽村市廃棄物減量等推進審議会委員の任期についての説明
(会長) 何か意見は。無いようなのでこれで第4回審議会を終了します。
羽村市産業環境部生活環境課
電話: 042-555-1111 (生活環境係)内線222 (リサイクルセンター係)042-578-1211
ファクス: 042-554-2921
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