日時
平成24年12月14日(金曜日)午後2時 ~午後3時半
会場
羽村市役所 庁議室
出席者
(会長) 伊藤保久、(副会長) 中野永久榮、(委員) 西野礼子、関美智子、松尾智子、鈴木洋子、三宅宏枝、野島セキ江、靏貝郁子、佐藤由美、小作豊、島田善道、指田富一
欠席者
(委員) 宇都宮建二、下田荘
議題
1.第2回審議会会議録の確認について
2.収集地区別の燃やせるごみ量について
3.リサイクル品販売状況について
その他
・ 美化デー袋の変更について
・ 資源回収助成事業について
・ 家庭用生ごみ処理容器等の助成状況について
・ 羽村の資源とごみ「羽村市清掃事業概要(平成23年度実績)」について
・ 環境報告書2012について(西多摩衛生組合)
傍聴者
0人
配布資料
・ 平成24年度第3回 羽村市廃棄物減量等推進審議会次第
・ 平成24年度第2回 羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録
・ 収集地区別の燃やせるごみ量について
・ リサイクル品販売状況
・ 羽村の資源とごみ 「羽村市清掃事業概要(平成23年度実績)」
・ 災害廃棄物受入れの進捗状況について等(西多摩衛生組合作成資料)
・ 西多摩衛生組合環境報告書(2012)
1 開会 (生活環境課長より)
2 会長挨拶 (伊藤会長より)
3 議題
(1)第2回審議会会議録の確認について
(会長)第2回審議会会議録について、何か質問はあるか。前回の中で、犬のフンの件について更に市の対策等必要なものがあったがその後の取り組みは何かあったか。
(環境保全課)宮ノ下グランド周辺については、看板を立てたり、公園担当職員が現地へ行き注意はしているが、やはりパトロールをし続けていかなければならない。今後も国土交通省に足を運びシール等張ったりできないか検討していきます。
(会長)資源回収の助成対象回数を年4回から2回に見直す案があったが、その後どうなったのか。
(生活環境課)その他のところでお話する予定でしたが、前回の審議会でいろいろな皆さんのご意見を伺いました。いづれにしても回収量が上がっていない状況ですので、資源に対する意識を醸成させるための取り組みを今後していきたい。現行制度では、年4回以上実施する団体でないと認めておりませんが、より多く回収するために年2回からの回収も認める方向で検討しております。それと、今までは繊維を、いわゆる古着は売値が付かない理由で見合わせていましたが、状況が変わりましたので古着も再開したいと考えております。当面、来年度からこの2点について実施いたしまして、その状況によって回収量が上がるかと思われますので、それを踏まえてその次には助成金の単価の見直しをして、より意欲的に回収できるような方向にしていきたいと思っております。
(会長)解りました。それと、前回、資源回収を実施していない町内会等があったかと思いますが、町内会連合会にできるだけ取り組んで欲しいとお願いしたが、今回の内容も伝えて進んで取り組んで貰えるように話していきたい。その他、前回の内容に何かあるか。
(委員) 特にない。
(2)収集地区別の燃やせるごみ量について
事務局より、配布した資料「資源回収事業について」について説明
(会長)世帯数が増えれば、ごみの量が増えるのはある意味では仕方ないことではありますが、世帯数が横ばいでごみ量が増えた地域は何か原因があったのかと思われますが。事務局の説明に何かあるか。
(事務局)補足説明として、世帯数でごみ収集量を割って1世帯あたりのごみ量を見てみますと、24年度では羽西、羽加美地区等では235kg、栄町が184kg、羽東、羽中1・2で245kg、緑ヶ丘が204kg、神明台1・2等が211kg、最後の五ノ神、富士見平等が219kgとなります。多いところと少ないところですと、少ないところは栄町の184kgで、羽東、羽中1・2が一番多くなっておりますが、世帯数ではなく人口を調べますと、栄町地区の人口は5,278人で1世帯2.02人となりほぼ2人世帯となります。それに対して、羽東等の地区が5,998人の人口ですので、2.35人で、羽東、羽中1・2の方が、世帯内の家族が多いとなります。家族構成が大きいところのごみの量は多くなるという印象があります。
(委員)今の説明を聞きますと、22年、23年、24年とごみの減量の施策を展開していると思いますが、そういった施策とは関係なく自然的な要因でごみが増えているだけのように思えるが。その状況で何か対応と言っても、特段ないのではないか。住んでいる人が大きければごみも増えるし、量的なものもそんなに増えている訳ではなく自然増ではないか。
(事務局) 地区別としてどんな状況なのかをお示しした一つのもので、これでごみ量の多い地域を重点的に啓発していくということではなく、広報等で市内全域に啓発活動をしていかなければなりませんので、特別な施策というのはなかなか難しいかと思っています。ただ、それほどごみ量が増えているという状態ではありませんし、西多摩衛生組合構成市町の中の一人当りのごみ量を調べますと、羽村市が一番少ない、つまり分別が概ね出来ている地区であと見て取れますが、それにしても多少ごみが増えてしまっているということで、これからもいろいろな活動をしていかなければならないと考えております。
(委員) この区分けの中で、燃やせるごみ量や資源のごみ量の仕分けはできるのか。
(事務局) 資源ごみは出ます。
(委員) 資源ごみの多い少ないという地域が解れば、少ない地域の住民の方にもっと資源化して貰うようPRしていくという方法がありますね。
(会長)他は何かあるか。燃やせるごみの中には、道路等の落ち葉が含まれているのか。落ち葉の量はかなりあるようだが。
(事務局) 落ち葉も含んだ量となっています。ですので、地区内で出た落ち葉の量が増えれば、その地区のごみ量も増えていきます。
(委員) 先日、地区内のけやき公園で清掃したが、大きな袋で50袋にもなった。市役所の収集ではなく、農家の方とかが収集した場合は含まれないのか。
(事務局) 落ち葉を、焼却ではなく堆肥として再利用すれば、地区のごみ量には入りません。
(委員) そのような努力をすればごみ量が増えるのを抑えられますね。
(会長)銀杏の葉が大変多いが、銀杏の葉は腐らないそうで、他の葉に混ざってしまうと堆肥にならないそうです。
他に何かあるか。
(委員)特にない。
(3)リサイクル品販売状況について
事務局より、配布した資料「リサイクル品販売状況」について説明
(会長)リサイクル品の販売場所が、以前は市役所の近くにあったのが、リサイクルセンターに移ったことから、市民の方にわかりにくくPR不足から販売していることもあまり知られていないのではないかという点も含め、看板を作ったり粗大ごみ受付ロビーに展示をしたりしているようですが、何か意見は。
(事務局)補足としまして、今年は環境フェスティバルの時に市役所1階ホールで販売会をしたところ、売る場所が変われば見る方も変わるようで、午前中にかなりの品が売れたとシルバーの方から報告がありました。場所を変えたり、目につくようにして、自分でリサイクル品を出す一方で、購入もするというサイクルで、循環していける様な形になれば良いと思います。低廉な料金でもあり、もったいないという思いから購入をして下さる方が多いです。また今回、広報担当での公共施設見学会が2回あり、リサイクルコーナーも見学して頂きPRいたしました。いづれにしても、あらゆる所で紹介しそういった機会を持っていかなくてはと思っております。
(会長)青空市とかにも出展していたか。
(事務局) フリーマーケットに出たことがあります。
(委員)自転車は扱わないのか。
(事務局)自転車につきましては、市内に販売をしている業者との関係もあり、前段で調整をしてリサイクルセンターでの販売はせず、修理の技術のこともあり自転車屋さんが中古品として販売しております。
(委員)自転車屋に行った時、新品の高いのでなくリサイクル品の方が安いですよと言われ、いろいろな説明もあり良いシステムかと思う。
(委員)市からの補助金等は出ているのか。
(事務局)市の補助金はありません。
(委員)他市では中古自転車を海外へ輸出していると聞いていますが。
(委員)市民の立場から言えば、海外に安価で輸出するよりも、少しでも低額な自転車が出回れば購入しやすい。以前、輸出額並みに販売すると通常の販売店への影響が大きすぎる点と安全面で、安価な販売をしないようにしていると聞いたことがあるが、少しでも安い自転車があれば購入費も嵩まないし、修理についてはシルバー人材の方などが研修に参加することで補えるのではないか。耐用年数が短くても安い物を選ぶかどうかは、購入者の自己責任で決定すればいいことではないのか。3千円位であれば良いと思うが。
(委員)青梅市では4千円位で売っていたかと思う。
(委員)放置自転車がだいぶあると思うが、多摩川の先に所有者不明の自転車が長期間保管されているがどうなっているのか。
(事務局)それはごみの扱いではなく、市の他部署の管理で放置自転車として一定期間保管しているものです。その後売却しております。
(事務局)あまり自転車が安く手に入ると、大事に使わなくなり放置自転車が増える可能性もあるかと思います。
(委員)そのような自転車を貸自転車として活用する方法もあるようですが、羽村でも取り入れたら良いかと思うが。
(事務局)部内に産業課がありまして、まだ決定ではないのですが、リサイクル自転車を利用して、花と水のまつりとかの観光事業でレンタサイクルを取り入れようかと検討しているところです。青梅市では、自転車屋さんがそのようなことをしていると聞いております。福生市では、リサイクル品ではなく電動の自転車を使って実施しているようです。羽村の観光地へは坂道が多いため、お金をかけてやれるのならばそのような良い自転車があれば便利ですが、今はお金をかけずに工夫していく方法を検討しています。
(会長)自転車についてはさまざまなご意見がでましたが、市では今のところはやっていないとのことですが、このような意見があることを知って頂ければと思います。他のリサイクルについてご意見はあるか。
(委員)本のリサイクルショップで、業者さんらしき人が車を乗りつけて購入していて、良いものは直ぐに無くなってしまうようです。どこかで転売しているのかも知れませんが、羽村のリサイクルセンターにもその様な業者さんが購入に来ているのか。市民が良い物に巡り会えないと、行っても仕方ないとなってしまうし、良い物があればまた行ってみようと期待感で足を運んでくださるようになるのではないか。やはり品揃えとか魅力的な物があれば足繁く通うことに繋がるのでは。
(事務局)羽村の場合は、業者の排除はしておりません。確認できるのは1社です。定期的に訪れ購入していますが、このリサイクル品の売り上げが、販売をしているシルバー人材の方の賃金となっております。その売り上げの一端を担っている業者でもあるのが実情です。もっと市民の方の利用が増えてくれば排除せざるを得ないこともあるかも知れませんが、当面は排除までは考えておりません。
(会長)他にご意見は。
(委員) 話が前に戻ってしまいますが、先程、3市1町の中で羽村市の可燃ごみが他市より少ないとのことで、リサイクルに回っているのではないかとありましたが、職員の方のご努力もあるのではと思っています。皆さんはご存知ないかと思いますが、羽村市の場合、年2回、西多摩衛生組合での抜き打ち検査があります。そこで、青い袋の中に資源等が混ざっていると、そようなごみを回収した収集業者も指摘を受けます。職員の方が、家庭ごみの入った、当然酷い臭いもある袋を1個1個開けて中身を全部チェックしています。羽村市が一番厳しくやっています。恐らく、統計を取れば、羽村市が一番青い袋に警告シールを貼っているのが多いのではないでしょうか。資源は入っていますとか記入して貼っています。収集業者としては、出されたごみはそのまま回収するのが簡単ではあるのですが、抜き打ち検査があることもあり、収集の際には気をつけて収集しているところもあり、そういう効果も少ないごみ量に出ているのかも知れません。
(会長)解りました。他の意見は。家財だけやっている理由はあるのか。
(事務局)例えば、電化製品などはきちんと修理できる人がおりません。保障もできないこともありますので。
(会長)ゴルフクラブなどはあるか。
(事務局)ごく稀に出る時はあります。ただゴルフの中古ショップもありますので、そちらで購入する人が多いようです。どうしても種類もないですし、また、保障のこともあり、中古ショップなら短期間でも修理対応するようですが、リサイクルセンターで果たしてできるのかということもあり、置いてはありますが購入には至りません。
(会長)他にあるか。無いようなので、これで第3回審議会を終了します。
羽村市産業環境部生活環境課
電話: 042-555-1111 (生活環境係)内線222 (リサイクルセンター係)042-578-1211
ファクス: 042-554-2921
電話番号のかけ間違いにご注意ください!