日時
平成28年11月12日(土曜日)午前9時55分から11時25分
会場
羽村市スポーツセンター特別会議室
出席者 会長 大野元雄、副会長 堀松英紀、委員 田村義明、新島二三彦、藤田友美、杉渕典子 (10名中、6名出席)
欠席者 委員 中村匠、中村平、樗木次男、竹澤光弘
議題
①羽村市スポーツセンター外部評価(案)について
②平成29年度スポーツ事業計画について
③平成29年度スポーツ推進課予算要求の状況について
④平成28年度多摩・島しょスポーツ習慣定着促進事業の状況について
⑤国・東京都の情報について
配布資料
・羽村市スポーツセンター外部評価シート(案)
・平成29年度羽村市スポーツ事業計画
・平成29年度スポーツ推進課予算要求の状況
・平成28年度多摩・島しょスポーツ習慣定着促進事業計画書
・羽村市市民体育祭参加人員報告書
・羽村市市民体育祭職場対抗リレー、小中学校対抗リレー競技結果一覧
・羽村市市民体育祭町内会・自治会対抗競技種目別結果一覧
・第34回小学生ドッジボール大会実施要項(抜粋)
・第30回羽村市ふれあい綱引き大会実施要項
・はむすぽニュース(第33号)
・スポーツ推進委員だより(第64号)
開会挨拶
会長 お忙しいなか、お集まりいただきありがとうございます。早速、審議の方に入りたいと思いますのでよろしくお願いします。
議事
会長 それでは議事に入ります。
①羽村市スポーツセンター外部評価(案)について
会長 始めに、羽村市スポーツセンター外部評価(案)について、事務局から説明をお願いします。
事務局から資料に基づき説明。
・外部評価を大きく3項目に区分し、さらに細区分された項目を評価いただくことを説明。
・スポーツ推進課で自己評価したものを外部評価いただくもの。
会長 評価の日程は、どのように考えているのか。
事務局 12月には、お願いしたいと考えています。
会長 「S」の特に優れているから「C」の改善が必要まで、項目ごとに決めていくのか。
事務局 自己評価後に評価シートに基づき評価をしていただき、評価の低いものは対策を講じ改善していきます。
委員 外部評価となっているが、本審議会の構成員が評価するのを第三者評価と呼んでいいものなのか。外部評価というのは、お金を出して評価機関に見てもらうのが本来の形だとは思うが、職員ではないわれわれが評価をするというものか。
事務局 たしかに、完全な第三者でないかもしれないが、スポーツ関係者がいて本市のスポーツ行政をご存じの本審議会で評価いただくことは教育委員会でも承認されています。
委員 スイミングセンターでは、既に外部評価を行っていて、内容面つまり項目でいえば館のことだけで、スポーツ行政とか広い面での評価はしていない。
事務局 スポーツセンターの各事業は個々に評価を行っていくので、それ以外の面の外部評価を行っていただくものです。
委員 セキュリティや職員の研修などはいかがか。12月に実施するとなると1ケ月しかないが、資料などは揃えられるのか。
事務局 新たに資料を整備するものではなく、現在あるもので行うので問題はないと考えています。
会長 私もオブザーバーという形で評価の席に出させていただきたい。ほかに意見はありませんか。なければ、この案をもとに評価をしていくということにします。
② 平成29年度スポーツ事業計画について
会長 続いて平成29年度スポーツ事業計画について、事務局から説明をお願いします。
事務局 例年どおりの事業を基本的に計上しています。多摩・島しょスポーツ習慣定着促進事業は、今年度と同様に5事業を計上していますが、スポーツ習慣を定着させていくことを目的としているので、補助金の交付期間である平成32年度まで基本的には継続的に実施していきます。ただし、事業内容をより充実させるために、その事業の目的に相応しい事業者に変えたりするなどしていきたいと考えています。
委員 あらかじめ他の事業と日程が重複してしまう事業については、変更を検討いただきたい。体力測定では、年々参加者が減ってしまうのではないか。やり方などを変えていく必要はないのか。
委員 小学生から対象にして実施しているところもある。
委員 スポーツ推進委員が学校に行ってやっているところや、ニュースポーツ祭みたいな事業に合わせて実施しているようなところもある。
事務局 例えば、健康の日に合わせてやるとか、工夫はできるかもしれませんが、この体力測定は、国に報告するものなので対象者の年代も定められています。
委員 オリンピック・パラリンピックに関係したものはないのか。
事務局 体育祭にオリンピアンやパラリンピアンに来てもらうことは決まっていますが、年間の事業が固まっているというより、その都度決まっていくような流れなので、フラッグツアーも3月の駅伝に当てていくことになるなど、体育祭以外で今の段階で具体的に決まっているものはありません。
会長 2020年のオリンピック・パラリンピックが終了して、スポーツ関連予算が縮小されることも十分に想定される。スポーツ機運まで縮小しないように今から考えていく必要がある。
委員 障害者スポーツの推進という面から、羽村市が何に取り組んでいくのか、さまざまな障害があり障害の程度も異なるなかでどのように取り組んでいくのか難しい面がある。
委員 市として、オリンピック・パラリンピックの外国のキャンプ地として誘致している状況はいかがか。
事務局 スポーツセンターを拠点に、バレーボールやバスケットボールの練習会場として使用できますということを、事前キャンプ地誘致活動として、台湾、韓国、中国など東アジアをターゲットにオリンピック・パラリンピック準備室が中心となって行っています。
委員 産業祭のときに、東京都の主催ではあるが車椅子テニスでパラリンピアンが来ていたが、事前の案内やお知らせがなかったのは何故か。
事務局 オリンピック・パラリンピックの協賛スポンサーの取り扱いもあり、名前を出すには承認を得る必要があります。地元企業をPRしている産業祭に広報に出すことが難しい面があります。
委員 せっかく羽村にパラリンピアンが来てくれたのに、広報ができないのは反省点ではないのか。
事務局 開催の直前まで誰がくるのか分からない部分もあり、オリンピック・パラリンピックの名前を使うのに承認を得なければならないので担当課で調整をしていましたが、簡単ではありません。
会長 ほかに意見がなければ、平成29年度スポーツ事業計画についてはよろしいか。
③ 平成29年度スポーツ推進課予算要求の状況について
会長 次に、「平成29年度スポーツ推進課予算要求の状況について」をお願いします。
事務局から資料に基づき説明。
・歳入では、過去の実績をベースに予算化を図ったが、利用者の声を聞きながら利用増や歳入の確保に努めていく。
・主な増減理由を説明、大きなものでは、第二駐車場用地の一部用地を羽村市土地開発公社が所有しているものを市で買戻しをする予算を計上。
委員 ホールの冷房設置は、どのようになっているのか。
事務局 多額の予算が必要な事業なので協議中です。
会長 オリンピック・パラリンピックの開催は夏になるので、キャンプ地としてエントリーするには冷房設備は必ず必要になる。
委員 要求していくチャンスではないのか。
委員 第一ホールと第二ホールの上部空間が一体になっているので、冷房を入れても効きづらい面があると思うので、間仕切りを入れるなどの対策も必要ではないか。夏場で室温が30度を超える日が多くなっており、ホールでの熱中症対策として考える時期に来ているのではないか。まずは、調査費などを要求して、冷房化を行っていくという意思表示をしていくことが必要ではないか。
事務局 29年度の予算化はしていませんが、実施計画では東京オリンピック・パラリンピックの前年までに工事が終了できるよう記載しています。実際に着手となると、前年度に設計委託をして、次年度工事をする方向で考えています。また、競技に影響のでない、つまり強風で冷風を吹き付けるものではない冷房方法や、その導入コスト、維持していくための維持管理コストなど、さまざまな角度からさらに調査研究しながら、あわせて財源の問題もありますが、必要性を出していきます。
会長 ほかに意見はよろしいか。
④ 平成28年度多摩・島しょスポーツ習慣定着促進事業の状況について
会長 次に、「平成28年度多摩・島しょスポーツ習慣定着促進事業の状況について」事務局から説明をお願いします。
事務局から資料に基づき説明。
・今年度5本計画している事業のうち4本の開催日程が決まった。
・残る1本の「障害者スポーツのすすめ」については、関係機関と調整中
委員 「走り方教室」の初心者編の1時間は、時間的に短くないか。
事務局 運動初心者で集中力を切らさないため、指導者とも相談して1時間としました。
委員 「障害者スポーツのすすめ」の関係機関と調整中とはどこか。
事務局 社会福祉協議会や「社会福祉法人そよかぜ」などです。
委員 障害者スポーツでは、「ボッチャ」を2組購入しているので普及させていきたいと考えている。
会長 ほかによろしいか。⑤議題の「国・東京都の情報について」は、都合により割愛させていただく。
報告
会長 「第69回羽村市市民体育祭の結果について」事務局より説明願います。
事務局 今年の市民体育祭は、雨天により参加者が減ってしまいました。特にプログラムの前半は雨が降っていたので参加を見送る方が多かった。リオデジャネイロオリンピックに出場した澤野選手のインタビューは、良いコメントをいただけたと事務局では感じている。
委員 雨天の対策を考えていく必要がある。グラウンドの水はけを考えて、テント裏の側溝に雨水が流れる仕組みになっているが、砂が詰まっていたので清掃を次年度に向けて依頼した。町内会・自治会の人集めが大変だという声が出ている。種目変更とか高齢者向けの種目も考えてくれという意見が出ている。
委員 現在のプログラムのなかでも、高齢者も参加可能な種目はあるが、高齢者だけという種目を多くしてくれという声がある。
委員 来年は70回の節目になる大会になるので、印象に残るものにしていきたい。
会長 ほかによろしいか。
会長 「今後の主なスポーツ事業について」説明願います。
事務局 小学生ドッジボール大会とふれあい綱引き大会は要項ができたのでお示しさせていただいたが、駅伝大会はまだなので日程だけお伝えします。ドッジボール大会は、17チームの申込みがあり、昨年の19チーム当日棄権1の18チームよりさらに減っています。監督(責任者)会議などで出ている意見を参考に、来年に向けて検討していきます。綱引き大会は、昨年26チームの参加があり、今年度は商工会にもお知らせしていきます。30回目を迎えますが、特別なものを企画するという計画はありません。
委員 綱引き大会は、中学生のチームが出ていない。 学校でも綱引きを教えることがないのも一因ではないか。
委員 綱引き連盟やチームが羽村市内にないのも普及しない理由ではないか。
事務局 綱引きをやめてはどうかという意見もありますが、現時点では続けていきたいと考えています。
会長 その他で何かあるか。
委員 都民大会で、羽村市のゴルフ競技が優勝したので報告させていただく。また、ソフトボールは準優勝であった。
会長 全体的によろしいか。それでは、閉会のあいさつを副委員長からお願いする。
閉会あいさつ
副会長 長時間にわたりご審議いただきありがとうございました。報告ですが、市内の小学校から要望があり、12月15日にプロバスケットボールのチームのうち数人が来ます。身長2m24cmの選手も来ますので報告させていただきます。皆さんのご協力で議題の審議も無事終了することができました。ありがとうございました。
羽村市教育委員会 生涯学習部スポーツ推進課(S&Dスポーツアリーナ羽村内)
電話: 042-555-0033 (スポーツ推進係)
ファクス: 042-554-9974
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