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    平成29年度第6回羽村市使用料等審議会会議録

    • [2017年10月3日]
    • ID:10417

    平成29年度第6回羽村市使用料等審議会会議録

    1 日時  平成29年8月8日(火曜日)午前10時から正午
    2 場所  市役所東庁舎4階特別会議室
    3 出席者 

    【会長】金子 憲
    【職務代理】内田正敏
    【委員】田村義明、宇津木牧夫、小澤右任、川津紘順、田村 勇、吉田ますみ
    【説明員】石田ゆとろぎセンター長、鈴木係長、石田地域振興課長、桜沢係長、西尾生涯学習総務課長、増田係長
    【事務局】早川財務部長、高橋財政課長、浜中主査、大武主査

    4 欠席者  矢部久子、大塚勝江

    5 議題

    (1)使用料の適正化について

    1. 生涯学習センターゆとろぎ使用料(生涯学習センターゆとろぎ)
    2. 学習等共用施設・地域集会施設使用料(地域振興課)
    3. 羽村市自然休暇村、八ヶ岳少年自然の家使用料(地域振興課・生涯学習総務課)

    6 傍聴者  なし
    7 配布資料  別紙のとおり
    8 会議内容  下記のとおり

    開会

    【会長】

     只今より「第6回 羽村市使用料等審議会」を開催する。
     効率よく進行していきたいので、各委員のご協力をお願いする。

    1 審議事項
     (1) 使用料の適正化について
      ①生涯学習センターゆとろぎ使用料
    【会長】
     それでは、「(1)使用料の適正化について」を議題とする。はじめに、①生涯学習センターゆとろぎ使用料について事務局より説明をお願いする。

    【事務局】
    …(「資料1-1から1-4」により説明)

    【会長】
     ただいま、説明があった件について、質疑等はないか。

    【委員】
     1日あたりのコストが同じにもかかわらず、土曜日、日曜日、祝日において割増しとなる料金を設定している理由はなにか。

    【事務局】
     1日あたりのコスト計算については、年間コストを年間利用可能日数で除して計算しているため、1日あたりのコストが同じになっている。
     また、土曜日、日曜日、祝日の単価を高く設定している理由については、利用希望が多い需要のある区分であるため、経済性などを勘案して平日より高い単価を設定している。

    【委員】
     ホールなど予約が一杯で利用できないケースが多いが、どのような対策を考えているのか。

    【説明員】
     ホールなどは稼働率が高く、特に土曜日、日曜日、祝日については利用が集中しており予約が取りにくい現状があることは理解している。
     ホールなどについては12か月前から、学習室などについては3か月前から予約を受付けているが、市民の利用についてはそれよりも1か月早く予約受付を開始し、市民が優先的に利用できるようにしている。
     
    【委員】
     リハーサル室の使用料が、他市と比較すると割高になっているが、その理由はなにか。

    【説明員】
     単価設定にあたっては、部屋の面積をベースに設定しており、羽村市のリハーサル室は、他市と比較すると面積が大きいことから割高な使用料となっている。
     また、シャワー室やピアノの設置など付帯設備が充実している。

    【委員】
     他市のリハーサル室は、設備が充実していないということか。

    【説明員】
     他市の設備については把握していない。

    【委員】
     平成24年度と比較すると利用件数・人数とも減少し、使用料収入についても減少しているが、この理由はなにか。

    【説明員】
     社会教育関係団体や学校関係の利用が多く、これらの団体については使用料が減免されることから、この影響が使用料収入減少の一つの要因であると考えられる。

    【委員】
     経常収益の「その他」とは具体的にはどういった収入なのか。

    【説明員】
     ゆとろぎに設置している自動販売機の中には、文化協会などの団体が設置している自動販売機があり、その自動販売機設置場所の貸出料にあたる収入である。

    【委員】
     駐車場用地の賃借料が高額になっていることから、駐車料金を徴収するなどの検討をしてはどうか。

    【事務局】
     第1回の審議会でも回答しているが、駐車場の有料化については、設備の導入にコストがかかり、黒字にすることが難しいという検討結果が出ている状況である。このことから駐車場有料化の導入には至っていないが、引き続き研究をしていきたい。

    【委員】
     平成24年度と比較すると維持補修費が増加傾向にあり、各部屋あたりのコストを見たときに、施設修繕料が多くかかっている部屋があるが、なにか理由はあるのか。

    【事務局】
     各部屋のコスト算出にあたっては、全体のコストを各部屋の面積で按分して算出していることから、面積が大きい部屋はコストが多くなっている。

    【説明員】
     ゆとろぎは、コンピュータや電気関連の設備が多く、5年程度の期間で更新時期を迎えることから維持補修費が増加傾向にある。

    【委員】
     ゆとろぎは、特徴的な構造の建物であることなどから、施設の維持管理に費用がかかることや舞台設備関係の委託料が高額となるなど費用がかかる施設であるが、今後その費用に見合うだけのサービスを提供することができるのか。また、ゆとろぎが今抱えている問題をどの様に解決していくかなど、今後の方向性について伺いたい。

    【説明員】
     ゆとろぎは、市が直接運営し、施設の維持管理は専門の舞台スタッフやビル管理に委託することで質の高いサービスを提供し、事業については市職員と市民の共同で実施している。
     今後もこの形態での運営を継続していく予定であるが、事業の面では内容を充実させ、より発展させていく必要があると考えている。

    【委員】
     ゆとろぎは大きな施設であり、人事異動などで職員が変わることから、方向性については共通認識として一貫した考え方を持つことや財政状況が悪化した際の対策などを準備しておく必要があると感じている。  
     また、駐車場の空きが少ないといった声や、リハーサル室の値段が高いなどといった声を耳にすることがある為、利用者の意見を反映し、より良く施設が使えるように検討をお願いしたい  
     
    【事務局】
     今年度から生涯学習基本計画の後期基本計画がスタートし、市が推進する循環型生涯学習社会の構築にあたり、ゆとろぎは中心となる施設である。
     今後の財政状況もよく見極めながら、ゆとろぎを中心として事業を進めていきたいと考えている。
     また、駐車場の問題などもあることから、市民目線に立った整備・運営をしていきたいと考えている。

    【会長】
     他に意見はないか。

    …(なし)

    【会長】
     それでは、さまざまな意見があるが、生涯学習センターゆとろぎ使用料は現行の使用料を据え置くことが適当であるとしてよろしいか。

    …(異議なし)

    【会長】
     それでは、以上とする。

      ②学習等共用施設・地域集会施設使用料
    【会長】
     続いて、②学習等共用施設・地域集会施設使用料について事務局より説明をお願いする。

    【事務局】
    …(「資料2-1から2-5」により説明)

    【会長】
     ただいま、説明があった件について、質疑等はないか。

    【委員】
     椅子などの備品について、古くなっている物も多いが、これらの備品等の修繕はどのように行っているのか。

    【説明員】
     備品等の修繕については、会館運営委員会へ支出している運営委託料の中で対応してもらうこととなっており、修繕等は運営委員会の判断に任せている状況である。

    【委員】
     運営委員会の判断による修繕等だけではなく、利用者からの要望による修繕等も可能なのか。

    【説明員】
     修繕等については、市に直接連絡がある場合や会館管理者に連絡がある場合などさまざまなケースがある。
     市では会館運営委員会と連絡協議会を設けており、要望等は共有をし、反映できることについては対応している。

    【委員】
     平成18年度の地方自治法の改正により、各町内会での管理運営から市の直営に変更となり、条例によって全館一律の使用料を規定したが、過去の実態や地域の実情を勘案し使用料を据え置いて、条例に規定する使用料と異なる料金設定をしている実態がある。
     会館運営委員会の委員長会議の中でも、条例に規定する使用料に統一してはどうかという意見が出ていることから、条例の規定に合わせた使用料にすることを検討してはどうか。

    【委員】
     会館の管理はどのように行っているのか。

    【委員】
     先ほどの備品等修繕の件と重なるが、会館や備品等の状態についてしっかりと把握できているのか。

    【説明員】
     各会館に運営委員会が設置されており、町内会長や自治会長が委員長となっている。その他、会計事務や鍵の管理を行う方がおり、運営委員会で施設の管理を行っている。
     修繕等について、要望があれば運営委託料の範囲内で修繕を行うことは可能であるし、定期的に運営委員会が開催されていることから、その中で状況を把握し対応している。

    【委員】
     使用料・賃借料について、特定の会館のコストが高くなっているが理由はなにか。

    【事務局】
     使用料・賃借料については、土地の借上料が含まれており、民間から土地を借りている会館についてはコストが高くなっている。

    【会長】
     過去の実態や地域の実情に応じた使用料設定で運用されていること、また、コストに対する回収率が10パーセント程度と低いことについて意見はないか。

    【委員】
     使用料が高くなってしまう会館もあるが、条例に規定する使用料の統一することが適当ではないか。

    【説明員】
     会館運営委員会の委員長会議の中で、条例に規定する使用料に統一してはどうかという意見は出ており、委員長の間ではコンセンサスが取れている状況にある。

    【会長】
     他に意見はないか。

    …(なし)

    【会長】
     それでは、学習等共用施設・地域集会施設使用料については、条例に規定する使用料に統一することが適当であるとしてよろしいか。

    …(異議なし)

    【会長】
     それでは、以上とする。

    休憩

      ③羽村市自然休暇村、八ヶ岳少年自然の家使用料

    【会長】
     続いて、③羽村市自然休暇村、八ヶ岳少年自然の家使用料について事務局より説明をお願いする。

    【事務局】
    …(「資料3-1から3-6」により説明)

    【会長】
     ただいま、説明があった件について、質疑等はないか。

    【委員】
     八ヶ岳少年自然の家について、どの年齢層の利用が多いのか。また、市内・市外の利用状況についても確認したい。

    【説明員】
     手元にあるデータの範囲内での回答となるが、市内の小中学校や保育園の活動で利用がある。また、他市の小学校や大学生の合宿などで利用がある。

    【委員】
     自然休暇村の別荘の稼働率が低いことから、閑散期には値段を下げるなどの稼働率を上げる対策を講じてはどうか。

    【説明員】
     別荘については、冬場は貸出しを行っていないことから稼働率が下がっている。
     料金については、別荘1棟単位で単価設定しており、値段が高いといった声は聞いていない。
     閑散期の値下げについては、現状考えていないが、今後の参考にしたい。

    【委員】
     八ヶ岳少年自然の家について、他市の小学校の利用があるというが、市外料金で利用しているのか。
     また、別荘地帯ではその地域の住民よりも高い水道料金を徴収されるケースがあるという話を聞いたことがあるが、八ヶ岳少年自然の家についてはその対象となっているのか。

    【会長】
     他市の小学生については市外料金となっている。
     また、水道料金についてだが、過去3年のデータを見ると水道料金に大きな変動はない。
     地域住民よりも高い水道料金を徴収されているかについては、水道契約の状況などの資料がないため不明である。

    【委員】
     町内会の活動で、自然休暇村の利用はあるのか。また、何名以上から団体利用として扱うのか。

    【説明員】
     平成28年度については町内会の活動での利用実績はないが、団体利用の場合でも個人名で予約するケースがあり、こちらで把握できていない可能性もある。
     また、八ヶ岳少年自然の家の団体利用については、規定を設けてはいないが、目安として部活動や学習など青少年活動を行う10名以上の団体について青少年団体として扱っている。

    【委員】
     自然休暇村、八ヶ岳少年自然の家については、自然が豊かな場所にあり、市民からの評判もよい施設であることから、積極的にPRを行い、一層利用してもらうよう取り組んでいただきたい。

    【説明員】
     指定管理者と連携をとり、利用率などを上げられるよう努力していきたい。

    【委員】
     自然休暇村の天体望遠鏡について、平日に見ることができないという話を聞いているので、改善をお願いしたい。また、交流事業などで利用する場合、使用料を減免することで稼働率があがるのではないかと考えているが、減免について考えはあるか。

    【説明員】
     天体望遠鏡については、自然休暇村の目玉としてPRしていく方針で、保守管理をしながら運用しており、毎週土曜日また平日でも希望があれば、天体望遠鏡を覗くことは可能である。
     減免について、交流事業などでは市内料金で安く利用することができるため、減免についての条例規定がない状況にあるが、今回の意見を参考に今後研究したい。

    【会長】
     平成8年から20年間料金の変更がない点について、また、民間でも提供可能なサービスである点について、意見はないか。

    【説明員】
     指摘のとおり20年間使用料の改定がないが、指定管理者の努力などにより、利用人数などここ数年はプラスに転じている状況にある。
     今後は、民間の同種施設の動向も確認しつつ、現行の運営体系を維持していく方向性で、ハード・ソフトの両面からの充実やPRを行い、市民に愛される施設とするべく取り組んでいきたいと考えている。

    【会長】
     他に意見はないか。

    …(なし)

    【会長】
     それでは、羽村市自然休暇村、八ヶ岳少年自然の家使用料については、現行の使用料を据え置くことが適当であるが、積極的にPRを行い、稼働率を上げる努力をする必要があるとしてよろしいか。

    …(異議なし)

    【会長】
     それでは、以上とする。

    【会長】
     以上で、本日の審議事項は全て終了した。
    「2 その他」について、事務局より説明をお願いする。

    【事務局】
     第7回の審議会は、8月21日月曜日午後1時30分から市役所4階特別会議室で開催する。

    【会長】
     それでは、本日の審議はこれで終了する。

    閉会

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