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第12回羽村市史編さん委員会会議録

[2019年3月14日]

第12回羽村市史編さん委員会会議録

日時

平成31年2月14日(木曜日)午前10時~午前11時15分

会場

羽村市役所3階 301・302会議室

出席者

委員長 浜田弘明、副委員長 江本裕子

委員 深澤靖幸、白井哲哉、白井正明、菊池健策、白井裕泰、増田一仁、和田豊

顧問 櫻沢一昭

欠席者

委員 清水亮一

議題

(1)平成30年度羽村市史編さん事業実績及び平成31年度事業計画について

(2)『羽村市史 資料編 近世』、『羽村市史 資料編 自然』について

(3)その他

傍聴者

なし

配布資料

  ・第12回羽村市史編さん委員会次第

  ・席次表

  ・【資料1】平成30年度羽村市史編さん事業実績及び平成31年度事業計画について

  ・【資料2】『羽村市史 資料編 近世』、『羽村市史 資料編 自然』について

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内容

1.委員長あいさつ

委員長からあいさつ


2.議題

(委員長)それでは次第に沿って議事を進めてまいります。本日は清水委員から欠席のご連絡をいただいております。それでは、会議に入る前に事務局に伺いますが、傍聴希望者はいますか。


(事務局)本日、傍聴希望者はいません。


(委員長)確認しました。それでは議題に入りたいと思います。議題の(1)平成30年度羽村市史編さん事業実績及び平成31年度事業計画について、事務局から説明をお願いします。


(1) 平成30年度羽村市史編さん事業実績及び平成31年度事業計画について

(事務局)【資料1】を説明。

 今年度の羽村市史編さん事業のおける活動実績について報告します。昨年度は羽村市史資料編の「中世」と「近現代図録」を刊行しました。印刷部数1,000部のうち、都内の市区町村歴史関連施設、協力者等へ配布を行いました。「中世」は239部、「近現代図録」は219部を配布しています。一般の方への頒布については、当初各60部の頒布を計画していましたが、1月末現在、「中世」は104部、「近現代図録」は133部を頒布しました。来年度も頒布を行っていきます。

 次に今年度の羽村市史資料編の刊行ですが、「近世」と「自然」を3月末に1,000部印刷し協力者等への配布及び一般の方へ頒布をする予定です。

 続いて市史編さん本部会議の開催ですが、本年度は次回の開催も含め4回開催する予定です。会議の議題等については資料のとおりです。

 次の市史編さん委員会ですが、本日を含め3回開催いたしました。会議の内容については資料のとおりです。

 次に、市史編さん部会の活動実績について報告します。

 第1部会では、縄文班は土器の出土遺物台帳の入力が完了し、資料編に掲載する市内出土土器の撮影についてもほぼ完了しています。その他の資料整理、デジタルトレースの作業は継続中です。中世班は、懸案していた阿蘇神社の中世瓦等の調査が完了しました。そのほか、資料整理や来年度の資料編刊行に向けての執筆作業を進めています。

 第2部会は、阿蘇神社所蔵の文書関係の作業、資料編の執筆に関わる作業を概ね終え、そのほか郷土博物館等での調査を継続しています。

 第3部会は、羽村市役所で永年保管している明治期からの行政文書の確認を終えたほか、起案文書の目録内容の確認とデータ化を進めながら、資料の選別を行っています。また、羽村市関係の新聞記事のデータ化、目録化も継続して作業を行っています。

 第4部会は今年度の資料編刊行に向けた筆耕を進め、ほぼ完了しています。

 第5部会は、来年度刊行予定の資料編「民俗」の編さんに向け、個人を対象とした聞き取り調査や、年中行事の様子を記録し、調査を進めてきました。その他、郷土博物館での調査も継続して進めています。

 以上が、今年度の各部会の活動内容となります。

 次に来年度の市史編さん事業における事業計画ですが、市史編さん本部会議は、3回を予定しています。市史編さん委員会は3回を予定しており、引き続きご協力をよろしくお願いしたいと思います。

 続いて事務局(市史編さん室)の活動ですが、「市史編さんだより」を年4回、編集・発行しました。最新号は16号ですが、過去の「市史編さんだより」についても、市民が気軽に手に取ってご覧いただけるように、市史編さん室の前にラックを設置したところです。

 市史関連講座は、今回で4回目となりますが、昨年の12月1日に開催し、「羽村市域の江戸時代を見直す」と題して、第2部会の白井部会長を講師にお招きしました。講座の参加者は46名となり、過去いちばん多い参加となっております。来年度も12月に開催する予定ですが、担当部会と早めに日程等を調整し、講座を開催したいと考えております。


(委員長)事務局からの説明が終わりました。質疑に移る前に各部会から補足はありますか。


(委員長)第3部会はマイクロフィルム化された行政文書の確認作業が昭和期の分まで完了しました。

 そのほかの部会は、特に補足は無いようなので、全体を通して質疑を受けたいと思います。何かありますか。


(委員)市史の頒布場所は市役所だけですか。


(事務局)市役所と郷土博物館の2か所で頒布しています。


(委員長)頒布量の割合はどちらが大きいですか。


(事務局)市役所がほとんどの割合を占めています。


(委員)書店等に販売を委託することはしないのですか。


(事務局)手数料などの費用の面や、公金の取り扱いを委託する課題もありますので、今後の頒布数をみながら考えていきます。


(委員)1月に立川市で開催された多摩郷土誌フェアでの頒布は実施しましたか。


(事務局)多摩郷土誌フェアで頒布を実施し、7部頒布しました。


(委員)都内の博物館や大学での頒布はしないのですか。


(事務局)手数料など費用の問題や、羽村市の公金を他の自治体等で取り扱うことになるため、都内の博物館や大学等での頒布については考えていません。


(委員長)これから羽村市史の巻数が増えてくると在庫の保管場所等の課題も出てくると思うので、頒布促進の方法を検討していただければと思います。その他にご質問等はありますか。


特になし


(委員長)ないようですので、次の議題に移りたいと思います。『羽村市史 資料編 近世』、『羽村市史 資料編 自然』について、事務局から説明をお願いします。


(2)『羽村市史 資料編 近世』、『羽村市史 資料編 自然』について

(事務局)【資料2】を説明。

 『羽村市史 資料編 近世』ですが、表紙と裏表紙は、羽村の古地図をデザインしています。表紙を開くとカラーで口絵が入ります。口絵の次は「刊行にあたって」、「編集にあたって」、「凡例」、「目次」と続きます。目次の次は「羽村市史資料編近世を読むみなさんへ」、と題した総解説が入り、次から「本文」になります。本文の内容については、前回の委員会でお示しした内容から大きな変更はありませんが、校正を経て文言の統一などを行いました。巻末に「参考文献一覧」、「あとがき」、「協力者と関係者の一覧」、「奥付」が続きます。以上が「近世」の説明となります。 なお、先月開催した羽村市史編さん本部会議では、目次のレイアウトや総解説に関する文字の大きさなどの意見が出ていますので、部会と調整しています。

 次に『羽村市史 資料編 自然』ですが、表紙と裏表紙ともに羽村の自然を撮影した写真を選定しています。続いて「刊行にあたって」、「編集にあたって」、「目次」、「本文」という構成になります。「自然」の本文についても大きな変更はありませんが、校正で図の差し替えや表現の統一を行っています。巻末に「あとがき」、「協力者・関係者一覧」、「奥付」を掲載し、参考文献等は各章の最後に掲載しています。

 また、先月開催した羽村市史編さん本部会議では、謝辞の掲載方法について意見がでており、部会と調整中です。

 以上が資料2の説明となります。


(委員長)『羽村市史 資料編 近世』について、第2部会長から補足説明がありましたらお願いします。


(委員)資料2として配布されているものは1校が終わった原稿になります。校正は、事務局から説明があったとおりですが、表紙に使用している画像は口絵に掲載している元禄15年の「羽村絵図」という史料を使用しています。この史料は阿蘇神社所蔵のもので、阿蘇神社と羽村と多摩川の様子を描いたものです。

 次に、「羽村市史資料編 近世を読むみなさんへ」という部分には、この資料編がどのような考え方に基づいて作成されたのか、近世の羽村がどのような所であったのかなど、総解説を設けています。

 続いて本文ですが、第1章に掲載している絵図については、写真ではなく絵図をトレースしたイラスト図に変更を考えています。前回の編さん委員会でご指摘いただいた、筏流しに関する史料が掲載されていないということについては、第6章と別章に史料を掲載しました。第8章のタイトルは「寺社と信仰」に変更し、御嶽山の修験に関する史料についても掲載しました。第9章の村山騒動については、資料編では村山騒動に統一しましたが、従来、羽村で天明一揆と呼んできたということについても、説明を記載しております。


(委員長)ありがとうございました。それでは、『羽村市史 資料編 近世』について、ご質問、ご意見はございますか。


(委員)騒動と一揆の違いはどのようなものですか。


(委員)大まかにいえば一揆は集団で行うもので、騒動はより小規模であったり同時多発的なものとして、研究上区別されています。一般的には村山騒動と呼ばれることが多いです。


(委員)179ページに「はむらむら」とありますが、どういうことですか。


(委員)史料上でそのような表記がされているためです。史料を記した人がそのように誤認して書いているようです。


(委員)「はむら」という読み方についてはどのように考察するのですか。


(委員)本編の方で考察する予定です。現時点で江戸時代の史料では根拠となる資料は見つかっていません。


(顧問)羽村では天明一揆という呼び方も認識されているので、村山騒動と天明一揆を並列で表記することはできないでしょうか。


(委員)羽村で天明一揆と呼ばれてきた理由について考察することも重要だと認識していますが、一方で事実に基づいてどのように解釈できるかという点も大事ですので担当部会員と扱いを検討していきます。


(委員)「羽村修験」という表記はどこから出てきたものですか。


(委員)羽村、五ノ神村、川崎村のそれぞれに直接かかわる史料について、各史料の表題に、それぞれの村の名前を付けています。


(委員)この表記だと「羽村修験」という団体が存在するように読んでしまいます。あと、史料番号137の内容は許状ではないでしょうか。


(委員)「羽村修験」の表現については、誤解しないよう表現を見直します。史料番号137については、担当者に確認します。


(委員)第3章第4節の鷹場の記述に関して、小平市史の資料集に参考となる資料がありましたが、それには触れないのですか。


(委員)羽村に直接関係のある史料ではないので、今回の資料編には掲載しませんが、通史編を作成の際に他自治体の資料も参考としていきたい。


(委員長)その他、ご質問、ご意見はございますか。無ければ、『羽村市史 資料編 自然』について第4部会長から補足説明がありましたらお願いします。


(委員)再校原稿に校正を入れているところです。基本的に、全体な章立ついては、ほぼ変更はありません。謝辞については、事務局と協議して最後にまとめて掲載するなど調整しています。引用文献は各章の最後に掲載しています。


(委員長)ありがとうございました。それでは、『羽村市史 資料編 自然』について、ご質問、ご意見はございますか。


(委員)資料編でも調査等についての考察が掲載されていますが、本編との違いはどのようなものになりますか。


(委員)自然分野に関しては、調査の結果を掲載しただけでは図鑑的な内容になってしまうので調査に対する考察も掲載しています。

本編では、資料編で調査・考察した内容から最大の成果となるものを掲載していきます。


(委員)各章の章扉の記載部分を「ですます調」にする必然性はあるのでしょうか。


(委員)広く市民に読んでいただけるように、各章の導入部分を「ですます調」にして柔らかい表現にしています。


(委員)多くの市民の方に読んでいただきたいと思い、『羽村市史 資料編 近世』の総解説にあたる部分は「ですます調」で書いています。ここ最近の近隣の市史等では、導入部分を柔らかくする書き方が多くなってきています。


(委員)その他でお伺いしようと考えていたが、文体等の話が出たので。民俗編を作成していくにあたって、基礎的な表記の仕方など委員会で審議していかなければいけないと考えている。民俗編では誰がどのように言ったかという情報が重要なので個人名の記載についてもどのようにしていくのか決めていかなければならないと考えている。


(委員)文体や凡例についての考え方は、今年度以降に刊行する『羽村市史』の作成にも関係してくるので議論が必要だと考えます。


(事務局)執筆要領に関しては、過去に開催した編さん委員会でも考え方の方向性をお示ししており、資料編は分野ごとに適した調査報告の記載方法があるので統一した執筆要領は作りませんが、本編の作成に関しては、統一した執筆要領を議論していく必要があると認識しています。


(委員)資料編は、各部会が担当する分野ごとの調査結果の報告なので、調査報告を掲載するうえでの最も適した方法というものがそれぞれあると思います。それについての最低限の了解は委員会で議論する必要があると考えます。ただし、本編の作成についてはそうはいかないので、議論していく必要があると思います。


(委員長)次回以降の委員会で議論すべきことは議論していき、凡例等については、各部会で議論を進めていただければと思います。

 そのほかご質問、ご意見はございますか。


(委員)引用文献や参考資料の「ページ」や「p」、「pp」などの表記がバラバラなのはなぜですか。


(委員)まず年に数回発行される学術誌やそれに類する文献では、ページは数字のみで表しています。一方単行本等を参考にする場合は、全体的に参考にしたものは総ページ数を「ページ」として表記しています。特定のページからの引用は「p」や「pp」を使用していますが、この点については分かりやすくなるよう検討したいと思います。


(委員長)目次の最後のページに空白部分があるので、ここへ注意書きを追加してはどうですか。


(委員)引用文献や参考資料の表記について解説文を追加します。


(委員)どの章を開いているか、分かりやすく本の体裁を工夫できないでしょうか。


(事務局)事務局で対応できる範囲で部会と印刷業者に確認します。


(顧問)自然編の裏表紙について桜や雪の風景など四季を表す写真を用いているようですが、羽村の特徴があまりわからないように感じますがどうか。


(事務局)部会と調整します。


(副委員長)『羽村市史』について一人でも多くの市民へ周知するために、ゆとろぎでの頒布や市史編さんの進捗のお知らせなどができないか検討していただきたい。


(事務局)ゆとろぎの担当者に確認します。


(委員長)『羽村市史 資料編 近世』と『羽村市史 資料編 自然』についてさまざまなご意見をいただきました。

 最後に、全体的に何かありますか。


(顧問)昨年刊行された『羽村市史 資料編 近現代図録』に、中里介山の戦時中の日本文学報国会に対する行動や、史実としての軽便鉄道に関する記述がないとの意見をいただきました。


(委員長)中里介山に関しては、「写真図録」という性質上、内面性を示すことが難しく、また軽便鉄道に関しては、掲載に適した写真が見つかりませんでした。いずれも、本編を記述していくうえで重要な事柄であるので、どう取り上げるかを含めて検討していきたいと思います。


(顧問)羽村の歴史にとって重要なことなので、是非検討をお願いしたいと思います。


(3)その他

(委員長)事務局から何かありますか。


(事務局)『羽村市史 資料編 近世』と『羽村市史 資料編 自然』について、その他お気付きの件ありましたら2月19日火曜日までに事務局へお知らせください。また、今回の会議でいただいた意見等は、次回開催予定の市史編さん本部会議に報告いたします。

 以上をもちまして、本年度の市史編さん委員会は終了となります。次回の会議日程については9月下旬を予定しています。事務局で日程の調整をしますので、今後とも、ご協力よろしくお願いします。


(委員長)日程調整にご協力をお願い致します。

 その他、何かありますか。


特になし


(委員長)それでは、これで第12回羽村市史編さん委員会を終了いたします。ありがとうございました。


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企画総務部市史編さん室

電話: 042-555-1111 (市史編さん担当)内線364

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