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    羽村市生涯学習基本計画審議会(第5回)会議録

    • [2016年5月27日]
    • ID:3438

    羽村市生涯学習基本計画審議会(第5回)会議録

    日時

    平成23年1月19日(水曜日) 午後7時00分~午後9時15分

    会場

    庁舎 特別会議室

    出席者

    ・委員:古本泰之、金子秀夫、川津紘順、松本桂子、新島二三彦、雨倉壽男(会長)、濱本栄子、若松仁、橋本富明、瀧島忠典、中野康治、佐藤美知子、永井英義、谷口宏乃、渡部清孝、藤原忠、堤信幸

    ・副市長、教育長、全部長(派遣除く)

    ・事務局:教育総務課長、生涯学習基本計画担当主幹、主査

    欠席者

    委員:3 瀬沼克彰(副会長)、神田順恵、嘉陽義明

    部長:3 総務部長、市民部長、議会事務局長

    次 第

    1 会長あいさつ

    2 議事

    (1)前回の審議会会議録の確認について【資料1】

    (2)第4回審議会における基本理念(案)等に対する審議会委員の主な意見【資料2】

    (3)基本理念(案)と基本的な視点に関する修正案について【資料3・4】

    (4)施策の方向性を含む体系図(案)について【資料5・6】

    (5)乳幼児期の施策事業シート(案)について【資料7】

    (6)生涯学習基本計画の策定に向けた市民ワークショップ報告書について【資料8】

    (7)次回以降の日程について

    3 その他

    傍聴者

    1人

    配布資料

    第5回羽村市生涯学習基本計画審議会 会議次第

    資料1 第4回羽村市生涯学習基本計画審議会 会議録

    資料2 第4回審議会における基本理念(案)等に対する審議会委員の主な意見

    資料3 基本理念(案)修正案

    資料4 基本的な視点について(修正案)

    資料5 ライフステージの年齢区分について

    資料6 体系図(案)

    資料7 乳幼児期の施策事業シート(案)

    資料8 生涯学習基本計画の策定に向けた市民ワークショップ報告書

    次第の内容

    資料の確認

    次第1 会長あいさつ

    次第2 議事

    (1)「前回の審議会会議事録の確認について」

    (会長) 議事の(1)「前回の審議会会議録の確認について」事務局からの説明をお願いします。

    (事務局) こちらは、第4回の審議会の会議録です。予めご確認いただいているかと存じますので、これでよろしければ、ホームページ等で公表していきます。よろしくお願いいたします。

    (会長) では、第4回の会議録については、この内容でよろしいでしょうか。

    (各委員) 異議なし。

     

    (2)第4回審議会における基本理念(案)等に対する審議会委員の主な意見について

    (3)基本理念(案)と基本的な視点に関する修正案について

    (会長) 次に、議事(2)第4回審議会における基本理念(案)等に対する審議会委員の主な意見、及び(3)基本理念(案)と基本的な視点に関する修正案については、関連がありますので、【資料2】、【資料3】、【資料4】に基づき、一括して事務局から説明をお願いします。

    (事務局) この資料2については、前回の審議会において、事務局がご提示した基本理念(案)に対して、皆さんからいただきました、主なご意見をまとめたものであり、また、資料3・4については、そのご意見を踏まえて、修正を加えたものです。

    基本理念と基本的な視点については、さまざまなご意見をいただき、修正をいたしましたが、今後、施策事業の検討を行った上で、再度立ち返って見直すということでご了解が得られたものと考えておりますので、現時点では仮にこのままとさせていただくこととして、本日は資料の提示のみとさせていただきたいと考えております。           

    (会長) 事務局の説明が終了いたしました。この件につきましては、確かに前回の審議の中で、施策事業の検討を行った上で、再度立ち返って見直すということで、ご理解いただいたものと考えておりますので、事務局からの説明のとおり、仮にこのままとさせていただくことといたします。よろしいでしょうか。

    (各委員) 異議なし。

     

    (4)施策の方向性を含む体系図(案)について

    (会長) では、次に議事(4)の施策の方向性を含む体系図(案)について、資料5・6に基づき、事務局から説明をお願いします。

    (事務局) はい、まず資料5ですが、前回の審議会の中で、ライフステージの年齢区分に関するご質問があり、その際にもご説明はいたしましたが、参考に他市の生涯学習の計画で使われている、年齢区分をお示しするとともに、改めて、本市においては、概ねここにお示しした年齢区分でライフステージ別に施策事業を抽出していきたいと考えるものです。

    【資料5】に基づき、説明。

    本日欠席の副会長から 、前回(第4回)の審議会において、年齢の区分の仕方についてのご意見をいただいておりましたので、事前に説明し、了解を得ている旨をここで報告しました。

    次に資料6ですが、現在、内部の専門部会で各ライフステージ別に検討しておりますが、本日、乳幼児期の施策事業を説明するにあたり、ライフステージ全体で見た場合、現段階での施策の方向性がどのようになっているか、イメージしていただくためにお示ししようと体系図に落とし込んだものです。

    まだ内部での検討が十分になされておりませんので、現時点での状況であることを先ずもってご了承ください。

    当然ながら、今後、各ライフステージの施策事業をご検討いただく際には、前もって内部で検討いたしました後に、ご提示いたしますのでご理解いただければと思います。

    【資料6】に基づき、説明。

    (会長) 事務局の説明が終了いたしました。この件につきましては、まだ内部でも検討途中とのことですので、細かな文言に関するご質問やご意見ではなく、体系自体の構成や枠組み等、全体的なことに対するご質問やご意見がいただければと思いますが、いかがでしょうか。

    (委員) 資料5の子ども・若者育成支援推進法を確認したが、その中で、青年期を延長する概念が導入されたという事ですが、このビジョンの中でどのような理由で青年期を延長する事を提唱しているのか、その考え方を確認したい。

    (子ども家庭部長) 子ども・若者育成支援推進法ですが、法律につきましては、児童虐待やいじめ、少年による重大事件の発生、有害情報の氾濫など、子どもや若者を取り巻く環境の悪化、ニートや引きこもり、不登校、発達障害、精神疾患などの子ども若者に対する問題が深刻化していることから、これらの対応について、従来の個別分野における縦割り的な対応では限界もあり、子ども・若者育成支援施策の枠組みを整備するために制定されています。この法律の中では、ニートや引きこもりまで、包含して対応していこうとしていて、従来の青少年という言葉に変えまして、「子ども・若者」という概念を使用するとなっています。子ども・若者という言葉の内容ですが、資料5に書いてありますように、乳幼児期から概ね40歳未満の者というふうに国では指定しております。法律の方ではどのような事がおこってくるかといいますと、国の子ども・若者ビジョンを踏まえて都道府県が子ども・若者計画を策定することになり、さらに市町村につきまして、国や都のビジョンを参考として、子ども・若者計画を策定するものとされています。現在、生涯学習基本計画とともに、長期総合計画の策定作業に入っているのですが、子ども・若者を支援するために、ネットワークの整備を前期の5ヵ年の間に行っていくことを考えておりまして、長期総合計画の方でも、子ども・若者分野を一つ立てております。それらに伴いまして、この生涯学習基本計画の年齢構成につきましても同様に39歳までのところを、一つの区分けとしました。

    (会長) 他にございますか。

    (委員) 資料6について、施策の方向性のところで、まだ事務局の説明で、不十分のところがあると言っていましたが、乳幼児期と少年期は語尾が統一してありますが、青年期は特徴が書いてあって、方向性が読み取れません。これから検討されると思いますが、語尾のところを統一してください。

    (会長) 少年期以降はまだ、細かく検討していない状況でありますので、改めて少年期の事に関してはご意見としてお受けしておきたいと思います。体系図(案)についてはどうでしょうか。

    (委員) 体系図のニュアンスは、会長の説明した内容だと私も承知しますが、イメージとして確認したいのですが、例えば、高齢期の中で、「憂いを安心に代えて備える」「現代的な課題を解消する」という項目があがっていますが、抽象的な言葉ですので、項目として挙げたとしてもイメージしにくいため、どんな内容を考えているのか教えていただきたい。

    (事務局) 高齢期の2と3ですが、現段階で、どのような項目が挙がっているかと申しますと、「憂いを安心に代えて備える」ですが、65歳以上になりますと、人生の総括をする時期になり、例えば生涯学習のなかでも、自ら、遺言の書き方などは人気のある事業ではあります。また、ニーズもあり、心配が無い様にしたいという方も多くおります。また、成年後見制度などもイメージしています。それから、「現代的な課題を解消する」ですが、例えば、この年代以降ですと、情報機器などは不得意、不得手という方もいます。または、そのような、ツールを活用したいという方もいるので、この年齢では、時代の流れに対応できないとか、課題を解消したい等に対応していきたいと考えています。また、情報ツールの使い方や、振りこめ詐欺の注意を促すといった学習の機会なども現代的な課題の解消の一つかなと思っています。

    (会長) 先程も話しましたが、このような事を考えているという事でご理解をいただきたいと思います。私事で申し訳ないが、確かに遺言とはどうしたらよいか、相続はどうしたらよいかという相談は数多くあります。私も仕事上関わっておりまして、一週間に2,3件は必ずあります。ご主人が亡くなり、奥様だけになり、周りに身寄りがいないため相続をどうしたらよいかなど、遺言の相談などは多いです。

    (委員) 今後変わることが前提ということでお聞きしますが、2の「個人の要望」が気になります。「施策の方向性」とは考え方を示しているという理解でよろしいでしょうか。

    (事務局) 一点目の「個人の要望」の件ですが、三つの基本的な視点の中でも、説明させていただきましたが、「個人の要望」と申しますのは、個人の自己実現、趣味、教養など自己実現をするために学習を積み重ねるというようなところ、具体的には、高齢期などで生きがい作りや仲間作りとして一番色濃く出てまいります。また、必ずしも、そのステージだけでなく、どのステージにもその視点はあるだろうということで、「個人の要望」という言い方をしています。ライフステージでは年齢が若い方が、その視点で考えることは難しいという部分はありますが、意味としてはそういった視点で考えています。二点目の「施策の方向性」については、施策を考えていく上で、どういった考え方で事業を出していくのかというようなところで、挙げさせていただいているということでご理解いただければと考えています。

    (委員) それであれば、問題ありません。「子どもたちの笑顔を過程や地域の活力につなげます」については、具体像がイメージできなかったので、一つのキャッチフレーズということで考えるのであれば異論はありません。

    (会長) 他にご意見ございますか。

    (委員) 「施策の方向性」ですが、これからいろいろ話が出てくると思いますが、乳幼児期でみると、こういった問題や課題があって、だからこのような事をやっていきますという論法で他のステージもやっていくのかお聞きしたい。

    (事務局) 具体的に乳幼児期の資料7でお示しさせていただきますが、こういった施策の方向の考え方があるという事は、つまり現状と課題や背景があるので、それを踏まえて、事業を展開していきたいと考えております。具体的には次の乳幼児期の資料でご説明いたしますが、基本的には、ご質問いただいたような考え方で事業は出していきたいと考えています。

    (会長) 他に考えはありますか。

    (委員) 少年期の4番にあります「教職員の資質、能力の向上を図る」は、小中学校の先生たちの資質・能力の向上を図る意味だと思いますが、乳幼児期にも市の保育園の保育士の資質・能力の向上を図っていくということも必要だと思いますが。

    (会長) 先程もお話したとおり、本日の審議会については、資料7で乳幼児期を中心に細かく検討いたします。少年期以降については、体系としてはどうかといったご意見をいただきたいので、細かな点については、改めて次回以降といたしますので、ご理解をお願いします。補足する点がありましたら、事務局お願いします。

    (事務局) 確かに、見てお分かりのとおり、少年期が細かく事業出しをしている点については、承知の上で資料としてお出ししています。恐らくこれから少年期をお出しする時には、作業がすすんで、もう少しまとまった形でご提示できると考えています。ただいまの質問については、後ほど、資料7では説明をさせていただきますが、そういった視点で、資料7の中で事業として出しております。

    (会長) よろしいでしょうか。他にご質問ございますか。では、ご意見についてはここまでといたします。皆さんのご意見については、十分に配慮されるよう、お願いいたします。

     

    (5)乳幼児期の施策事業シート(案)について

    (会長) では、次に議事の(5)乳幼児期の施策事業シート(案)について、資料7に基づき、事務局から説明をお願いします。

    (事務局) こちらは、乳幼児期のライフステージになっておりまして、基本的な視点に基づき、体系図にもお示ししましたとおり、4つの施策の方向に向けて、事業の抽出を行ったものです。

    【資料7】に基づき、説明。

    (会長) 事務局の説明が終わりました。この件につきましては、皆さんの活発なご意見をいただきたいと考えておりますが、ページ数が12ページに及んでおりますので、先ず全体的な構成や組み立て等に関するご質問・ご意見があれば、ご発言いただき、その後、ページ数または単元を区切って、ご質問・ご意見をいただければと考えております。

    それでは、まず全体的な構成や組み立て等について、ご質問・ご意見があればお願いします。いかがでしょうか。

    (委員) 施策の方向性として4項目があがっていますが、重点事業があるものと、ないものがあります。どのようなことで決められたのですか。

    (事務局) 施策の方向性の3のところを説明する際に触れましたが、基本的には、このステージの子どもに対して、学習の機会や場にはどういったものがあるのかが主眼ではありますが、子どもたちが楽しむ事によって、他が影響を受けて、いきいきするようなところにつながっていることもあります。しかし、つながってはいくものの、直接その子どもたちだけを対象にしているわけではありませんので、重点となるようなものが出しにくかったということです。委員の皆さんの中から工夫ができるものなどのご意見があれば、是非いただきたいと思っています。また、こちらの方向の3の考え方についてもご意見をいただけたらと思っています。必ず重点事業が出せればいいわけですが、施策の方向3については、このステージのお子さんだけを対象とした事業だけでは組みにくいところがありまして、結果的に、重点事業が出てこなかったというわけです。

    (会長) 他にございましたらどうぞ。

    (委員) 記述の方法だと思うのですが、「主な特徴」は一般的なことなのでこれで良いと思います。施策の方向の中の、「現状と課題」は、一般的なものと、羽村市の特徴的なことがある程度明確になっていた方が良いのではと思います。そのような見方で、昨年の羽村市の現況の資料を見ますと、課題が見えるのではないかと思いました。10ページの(4)には羽村市の合計特殊出生率について触れていますが、施策の方向の中の「現状と課題」には、羽村市の特殊事情とか、平均的にずれている部分とか、そういったことが言述されるべきだと思うのですが、羽村市に関する記述が無いのは、課題が無かったと言う事なのでしょうか。

    (事務局) この時期のお子さんに、市としてピンポイントで足りないような項目は、記述として表しにくい部分であろうかと思います。羽村市の状況の一つの事例として合計特殊出生率のことを触れましたが、あとの部分につきましては、一般的に言われている背景とか現状になっている部分が多いかなと思っております。羽村だけがこの部分が弱いといった点については、見えにくい所は確かにあるのかと思います。事務局としては、出来れば記述の方を具体的に盛り込んでいきたいと思っております。

    (委員) 他のライフステージでは羽村独特の課題が出やすいというか、掘り下げが進むかもしれないということですね。

    (事務局) できれば「現状と課題」の中に、羽村の0歳から5歳のお子さんがこのような状況であるといった羽村市の特徴の記述が出来れば、と思いますし、また少年期以降についても、極力そういった形で表現していきたいと思っています。特に少年期は具体的なところは出やすいと思いますので、羽村市の状況をより反映した形で「現状と課題」を記述したいと思います。

    (会長) よろしいですか。各施策については細かく区切って答弁いただきたいと思っております。全体的にはこのような構成でというご意見があれば、この場でお願いします。このような構成でよろしいでしょうか。

    (委員) 施策の方向性の1は子ども自身について、2は保護者に対して、3は家庭に対して、4は地域社会に対してということで、網羅されているという感じです。この時期に子どもが育っていく上で、基本になるところは、特定の大人との愛着の確立、そのあたりが全ての根本にないと、その後いくらいろんなことをやってもベースが砂の上という感じになりますから、もし優先順位をつけるとしたら、安心して子育てするための支援というような事を、最重点項目に挙げるのがいいのかなと思います。ただし、項目的にも充実しているし、保育士の研修とか支える側についても考慮されていると思います。

    (委員) 全体としての構成は良いと思います。課題の掘り下げ方を明確にすれば、次の世代の施策に結び付けやすいかなと思いました。ごく当たり前に書かれていて、課題といえるのだろうかというものや、気になるところはいくつかありましたが、全体的にはこのようになるのかなと思いました。

    (委員) 全体のことですが、施策事業シートには施策の方向と書かれていますが、体系図の方は方向性となっているので、統一した方が良いのが一つと、「現状と課題」は羽村市の現状が全て書いてあるわけでは無いので、課題のみでよいのではないかと思いました。

    (委員) 全国で保育所が足りないなど報道されますが、羽村市では充足しているのか聞かせてください。

    (子ども家庭部長) 平成22年4月1日現在、で認可保育園に入れない待機児童は31名出ています。特徴は、0歳から2歳までの低年齢児が多く、構造的なものです。低年齢児につきましては、保育園の中でも、保育する面積や保育士の数等があり、3歳児以降の園児とは同じ保育が出来ない状況があり、そこが市町村でも待機児となっています。現状でいうと、羽村市の保育園・幼稚園の定員数は3歳児から5歳児までほぼ充たしています。実際には、95%くらいで、定員が多いような現状です。羽村市も少子化が進んでおり、一つの年齢層で500人くらい、全年齢層で3000人程度の園児がいます。そのうち、3歳からは、保育園、幼稚園の集団の中で生活しますが、0歳から2歳まではご家庭で保育されているところもありますが、その中でも待機児は出ています。昨今の状況から、共働きで仕事に出られる方も増え、需要は伸びています。同様に、その部分につきましては、解消策を打っていかなければいけないのですが、その辺につきましては、施設の面積など、私立保育園等の改修の時に支援をしていきたいと考えています。ただし、生涯学習の範囲内では、多く記述しているものではありませんので、長期総合計画の方でそれらの方法論について記述しています。

    (委員) 0歳から3歳までのところに、何らかの手を差し伸べていく何かが必要かなと思いますが。

    (事務局) 今ご説明しましたとおり、基本的に生涯学習の計画の中では、概ね0歳から5歳の乳幼児期の子どもたちに、どういった学習の機会を提供できるのかを考えることが重要なので、施策の方向の1番に挙がっています。施策の2番目は、保護者向けの学習支援を主眼に事業を挙げています。保育園などの設備的な整備などは長期総合計画で記述されていることから、生涯学習のステージでは記述をしていません。

    (委員) 全体のことなのですが、事業番号が1からふってありますが、番号に意味があるのか、単純に羅列しているのか、飛んで似たようなものが出ていたり、一見するだけでは意味がわからないのでお聞きしたい。

    (事務局) 事業の番号は、「現状と課題」の番号に沿うように事業を記述し番号をふるようにしています。施策の方向1でみますと、「現状と課題」の1から3が挙がっていますが、重点事業は違いますが、推進事業はそれに沿うように番号をふっています。番号自体に特別な意味を持たせていることはありません。

    (委員) 読み手としましては、似たような情報が飛んで出てくるよりは、まとめていただいた方がいいと思います。対応しているのはこれですといった方が読みやすいと思いますので。

    (会長) 1ページから3ページまでの間でご質問はありませか。

    (委員) 1ページの「主な特徴」の最後の行の「必要な基本的な」とあり、二つダブっているので、「基本的な力を身につけます」とか「必要な力を身につけます」のようにどちらか一つで良いのではないか。それから、「現状と課題」の(2)の「コミュニケーション能力や遊びを通じた」とありますが、コミュニケーション能力も遊びを通じて生まれるものではないかと思われますので、遊びを前にもってきたらどうかと思います。「遊びを通じたコミュニケーション能力や」とし、その後の「運動習慣を」というのは、「身体を動かす楽しさを身に付け」の方が良いのかなと。それと、2ページの「親子体操の実施」のところの「基本運動や運動習慣」は「身体を動かす楽しさを身に付け」の方が良いのでは。子どもにとって「基本運動や運動習慣」とは何かとなると、「身体を動かすこと」の方がよいのかなと思います。それから、推進事業4番の、「移動消費者センター事業の一環として、保育園等に出向き」のところは、人形劇を前にもってきて、「人形劇を通じて食品の安全性や健康をテーマとした消費者教育の・・・」とした方が良いのでは。3ページの8番の「保育や子育て支援活動等の質的充実を図るために、職員の専門性を高める研修会を実施するとともに、研修情報を提供します」に変えた方が良いと思いました。

    (会長) 他にありますか。

    (委員) 1ページの「現状と課題」の(3)の「集団行動ができない子、ものごとの善し悪しの判断や他人を思いやることができない子が増えていることから」とありますが、ここのところをサポートするような内容の事業が12ページの7番にはありますが、3ページまでの施策の方向1のところに無いのは理由があるのでしょうか。

    (事務局) こういったことが増えていることは現場の保育士からの意見として書きだしているもので、これをサポートするような事業を直接的に市でカバーするのは、なかなか難しいのですが、集団でカバーできるものとしては、研修を通じて間接的に先生方への支援になりますが、3ページの7番8番になります。直接的に市が幼稚園のお子さん向けに行う事業がないのは確かです。

    (委員) 微妙な領域なのだということだと思いますが、子どもを育てる立場の人達からすれば、わが子が発達障害を抱えている恐れがあるという症状が集団生活の中で見えたとき、相談も含めてサポートする体制は充実化を図る必要性があるのではないでしょうか。その部分は方向の2で挙げられています「保護者の育児不安を解消し」という部分にも直結してくる部分でもありますが、行政が踏み入ることができない領域がどのラインまでなのか資料として欲しい。

    (事務局) 心身に発達の遅れがある場合、どこの部分に事業をいれこむかというのはありますが、12ページの発達や発育に関する事業は、健康診断などにより診させていただければ、その後の支援につながるわけですが、施策の方向の1のなかに、具体的に入れていくとなると他人を思いやれるようにするための事業が、行政として踏み込めるのか、というところが確かにあります。

    (委員) 1ページのブックスタート事業の目標指標ですが、平成28年度が110人となっており、少ないような気がします。何を元に決めたのでしょうか。

    (事務局) 図書館で担当していますが、実施場所は健康課の3・4ヶ月健診で、図書館職員が出向いて行っています。現状として、21年度は、101人という実績ですが、少子化で、参加者が増えないということがあり、少ないというご指摘がありますが、少しずつ増やしたいとは考えております。目標の数字としては足りないのではというご指摘はあろうかと思いますので、担当課と相談したいと思います。

    (委員) 先程、集団行動ができない子どもが増えているということは、現場でも承知はしております。待機児童の話が出ましたが、長引く不況で、母親が働きに出ています。女性として、母親として自立して社会の一員として働きたい。また、子育て不安から保育園に入れて、子どもを見てもらいたい、自分では家庭で育てられないから保育園に入れるにはどうしたらよいかというような本末転倒の事例もあります。その背景には、情報が錯綜しており、急いで子育てをしたがる、子どもが自分でできるまで待てばよいのに、親が先に進ませて、要求してしまう。本来なら、昼寝をする時間帯で、自分も仕事をしている時間にもかかわらず、子どもを迎えに来て、習い事に連れて行くというように、ゆっくりと子育てし、愛着行動を確立するよりも、何か子どもに課題を与えよう与えよう、先へ先へというような親の傾向があります。一方で、全く関心の無い親も増えています。その結果として集団行動ができない子どもとか、物事の良し悪しが判断できない子が生まれます。うちの子だけが何かできれば良いとか、小学校でもそうでしょうが、そういった保護者が増えてきています。そこで保育園で何ができるかというと、現場では、いろんな会話の中で、母親に、「この子には、こちらの方が大事ではないのか」などと話すような取り組みを行っていますが、そこが難しいところです。障害を持ったお子さんも、保育園で発見する場合も多く、親は自分の子どもしか見ていませんが、我々は何十人もの園児を見ているので、おかしいところを見かけます。それを親につなげていくのも大変な作業で、「お宅の子おかしいですよ」といわれたら、親はびっくりしますから、そこは時間をかけて、丁寧に対応していかないといけないので、現場ではそこは苦慮しているということを承知していただけたらと思います。

    (会長) 貴重なご意見ありがとうございます。次に、4ページから7ページにかけていかがでしょうか。

    (委員) 重点事業2のところで、「乳児家庭全戸訪問事業の実施」とあり、こういった事業は実施してもらいたいが、事業内容の「適切なサービスを提供し孤立化を防ぎます」ぐらいでよいのではないか。推進事業1は「子育て中の保護者に対して、家庭教育講座等を実施し、子育ての知識や技術の向上を図り仲間作りを支援する。」のが良いかな。結局、子育て中の母親を見ていると、公園で同じ年齢の子どもたちを遊ばせている母親を見かけるので、そういった方を支援する意味でいいのかなと思います。

    (委員) 重点事業の全てに共通していると思うのですが、目標数値はどのように決められているのでしょうか。参加者数の場合は、多少行政が待っている部分があると思いますが、施策の方向2の重点事業の具体的な内容が良く分からないのですが、待ちではなく積極的に行政のほうで出向ける大切な事業ではないかなと思います。現状で4件、目標では300件となっていますが、こういった事業に積極的に参加して、この件数を引き上げる事ができるかどうか、説明をいただきたいということと、あと一点ですが、重点事業1の「子育て支援講座の実施」と、推進事業1の「家庭の子育て力向上事業の実施」と具体的にどのように違うのか、所管課が違うのは分かりますが、目的も同じような事だとは思うのですが、分けている意味合いについて聞かせてください。

    (子ども家庭部長) 「乳児家庭全戸訪問事業の実施」ですが、事業内容に書いてあることの他に、養育困難が見られるような家庭の発見に努めまして、それらの家庭につきましては、養育訪問支援という形でケアをする事業です。保育園の乳幼児のところでお話したように、市では年間500人程度出生しています。300件という目標値ですが、健康課で行っている乳児の健診とあわせて達成していきたいと考えています。この事業につきましては、現状では子育て支援課では実施しておりませんが、この4件という数字は、健康課で行っています乳児の健康診断のパターンですが、健康課の乳児の健康診断につきましては初産の方を訪問し、二人目、三人目につきましては訪問はありません。乳児家庭全戸訪問事業は二人目、三人目につきましても、産まれた子どもにつきましては全てを回る事業でございますので、こちらについては推進してまいります。300件という数字は手分けをして、目標としましては全ての家庭を訪問したいとするものです。全ての家庭を訪問するには、個人情報の関係もありまして、なかなか、住民基本台帳から産まれた子どもを全てに連絡が取れるか課題はありますが、連絡を取り、訪問したいと考えています。重点事業1と推進事業1の差でございますが、重点事業1につきましては、一般的に広く子育てに関するや悩みや不安を軽減するために、現在、年1回講演会を開催しているものです。その後、集まった方々と話し合いをいたしまして、子育てに関するや悩みや不安の解消を図る事業を行っています。推進事業の1番ですが、より困難な家庭に対しまして、私立保育園の保育士の方にファシリテーターになっていただき、年1回、6回ほどの講座を実施するような形で子育ての方法論につきまして、技術や知識を身に付けていただく事業でございます。対象者がコアになり、重点事業の方は、一般的になっています。

    (委員) 6ページの推進事業の7番ですが事業内容に具体性が乏しく、イメージが出来ないので、説明をお願いします。

    (事務局) 保健センターでは、母親学級や離乳食の講習会を行っています。この講習を終えますと、グループ化し、お子さんたちの不安を話す事によって軽減する形の事業を行っています。育児グループ事業を具体的に説明したいと思います。

    (福祉健康部長) 補足しますと、例えば、民生委員がひよこサロンを行っています。3ヶ月健診とか、6ヶ月健診を行っていますが、その時、民生委員さんがサポートしています。そのグループの中で、自主グループ化をサポートしています。話し合いの会とか、情報交換したり、そういったことにつなげることを目標にしています。健診を行う事だけでなく、集まった機会を利用して自主グループ化を促し、そういう事業を総称してこの事業を言っています。具体的にはひよこサロンも一つの事業の名称です。

    (会長) 他にございますか。

    (委員) 少子化のことが施策の方向4の「現状と課題」の(4)に出てきますが、施策の方向2のところでは、出産に関しては、推進事業の6番にしか出てきません。施策の方向4のところに少子化の話が入っているので、少子化対策になっているようですが、子どもが産まれてからではなくて、「子どもがいるとこんなに楽しい暮らしができるよ」、だから子どもを作りましょう、というような事業はないのかと思いました。社会全体で育てるから安心してくださいというのが施策の方向4で、出産の不安に対して解決してくれるのは施策の方向2だと思いますが、「子どもがいると楽しい生活ができるぞ」と教えてくれる場が事業に入っていればと思いました。

    (事務局) 今のご発言は、10ページの現状と課題の4番にある「産み育てやすい環境を」のことですか。

    (委員) 施策の方向性4の「現状と課題」には少子化の話がたくさん書いてあり、これ自体は、社会全体で子育てするから安心してくださいという周りの環境の話だと思います。施策の方向2のところは親の不安を取り除きましょうという部分です。したがって、少子化に対する不安を羽村市も持っているのなら、施策の方向2のところにも、結婚して子どもをつくる、こんな幸せな事もあるとよという前向きな教育も入れても良いかなと思いました。ここに入るべきではないのならば、ライフステージの青年後期のあたりに入るかとは思うのですが、そのあたりにも少子化対策の表記がないので、生涯学習に馴染まないでしょうか。

    (事務局) 「子育ては楽しい」と思える施策はできても、「産んでください」といった施策は難しいですが、視点としては、子育ての楽しさを伝えるところは重要なところなので検討させてください。

    (委員) 是非、そういう機会を作ってください。

    (会長) 他にございませんか。

    (委員) 重点事業の目標指標のところは、他の事業との関わりがありますので、例えば施策の方向2の重点事業1の「子育て支援講座の実施」などは、重点事業2の「乳幼児全戸訪問」が達成されて、不安がなくなれば参加者数が逆に減っていくのが目標になるような気がします。目標だから必ず人数を増やすというのは、方向性としてはいかがなものでしょうか。一つの事業が上手くいけば、片方の事業は参加者が減っていくこともあり得るので、その辺のバランスをどのように考えているのか。この中に出てくる目標が全て増えているので、聞きたいと思いました。

    (子ども家庭部長) 乳幼児の全戸訪問がされれば、不安は解消されるので、どちらも重要な事業ですが、子どもが成長するにしたがって、いろんな課題や不安がでてきますので、そういった意味では、情報提供をしたり、相談をしたりという事は必要です。いまお話があったように、確かに相談件数が少なくなれば少ないほど良いわけで、おっしゃるとおりです。例えば児童虐待などは、少なくなればなるほど良いので、確かに相対関係はあると思いますが、ここにある事業につきましては、より多く、情報提供をする場を設けてあげたいということですので、数字的には増えていると認識しています。ただ、相談件数が20件から300件になるのはいいのかというと、逆に20件から0件になる方がいいということです。また、待機児ですと、31人が0人になるという設定をしているところもありますし、長期総合計画の中では下がっているものもあります。

    (会長) 次に8ページ9ページに入ります。

    (委員) 施策の方向3の推進事業5の「各種まつりの実施」ですが、これだけみますと、生涯学習という印象を受けないので、各種まつりへの子どもたちの参加を促進するというような具体的な項目を表記にしていただいた方がしっくりくるのでは。事業内容が本当に事業名として表記されているのか疑問に思いました。

    (事務局) ご意見のとおりだと思いますので、事業名を分かりやすいような形で表記します。

    (会長) 他にありますか。

    (委員) 子どもたちが楽しむ事によって、他の人達に活力を与えることはありますが、直接子どもと触れ合って活力を貰うということもあります。幼稚園や保育園に協力を求めて、高齢者の施設などと子どもたちとの交流などを掲げてはと思いました。一緒に遊んだり、歌ったり、物を作ったり、3歳から5歳ぐらいの子どもたちがちょうどいいかなと思いますが。

    (子ども家庭部長) 保育園において地域のお年寄りに来ていただいて交流をする事はありますが、保育園から老人施設に出向く事は、全部把握しているわけではありませんが、あまり無いと思います。お話によりますと、地域で老人会の集まりがあって、子どもたちが訪ねるとか、市内の中で老人施設があれば出向く事もあるのだと思いますが、恐らく、できる範囲内は、市内になってしまうと思います。現在、保育園に出向いていただいて交流している部分もありますので、それらを発展的に検討していく余地はあると思います。この事業を乳幼児期に載せるのか、高齢期に載せるのか検討したいと思いますが、実際そのような事業は各園でそれぞれ自主的に行っている所もありますので、書き込めるよう調整はしたいと思います。

    (委員) 保育園で老人ホームへ訪問したり、地域の老人会と交流しているところはあります。また、当園ではシルバー人材センターに門番を依頼しています。老人の方に保育園に来てもらってもいいかなと思っています。ただ、一方で、隣の公園で遊んでいて、ゲートボールやペタンクのイベントに子どもたちが来ると邪魔者扱いされることもあり、戸惑います。

    (委員) 施策の方向3の推進事業5の「各種まつりの実施」についてですが、花と水のまつりを担当していますので、一言申し上げます。この時期になりますと、各保育園の先生が、チューリップの歌を歌いながら園児を引率してきます。情操教育にもなり、主催者側から見ると、とても嬉しい限りです。チューリップは自然に咲くものでは無く、影で植え付けをしているわけです。その植え付けを小学生が一生懸命やってくれます。市内の小学校の一部の学校の児童が行っているのみですので、是非、参加して欲しいと思います。保育園の小さな子どもが喜び、私たちがチューリップを植えたという誇りを持つことは、教育的には良いと思います。事業のスタッフも喜んでおり、テレビはむらやその他のテレビ局でも放映されますが、和やかな形で取り組んでおります。我々が一生懸命行うのは、将来を担う子どもたちのためなんですよね。お礼を含めまして申し上げましたが、参加された事が無い方は、是非参加してみてください。

    (会長) どんど焼きの小屋作りの時も、四つの保育園・幼稚園の園児が見学に来られました。ぜひ参加していただきたいと思いました。では、最後の10ページ以降について、ご質問ありますか。

    (委員) 三点ありまして、一点目は、推進事業2の「子育て支援ネットワーク体制の整備」と施策の方向2の推進事業15の「子ども家庭支援センター機能の充実」の文章が同じで、似ております。何かが違うのだと思うのですが、所管課のところが違うだけなのでしょうか。また、同じような事ですが、推進事業3の『「はむら人ネット」の充実』と先程も話がありました「育児グループ事業の実施」ですが、育児グループも組織化されていて、家庭支援センターのところにも子育てサークルがあって、いろんな組織が各所におありなんだと思いますが、それが「はむら人ネット」のなかに統合されるのであれば、所管課が生涯学習課だけでよろしいのかどうか。ということで、重複している点と、所管課の概念をご説明いただけないでしょうか。

    (子ども家庭部長) 一点目の「子育て支援ネットワーク体制の整備」と施策の方向2の「子ども家庭支援センター機能の充実」の関係性についてですが、事業内容の書き方が良くなくて申し訳ないのですが、施策の方向4の「子育て支援ネットワーク体制の整備」は、地域の中にネットワークを作っていくもので、重点事業1の「子育て支援者の育成」にある、市民の中に子育てボランティアを増やしていき、その人達を取り巻きながら、地域の中でネットワーク体制を整備していきたいという事業でございます。施策の方向2の事業番号15の「子ども家庭センター機能の充実」は、市にあります、養育困難、児童虐待とか子育てに関する相談等を受ける支援センターを中心に、児童相談所ですとか学校、教育相談室などの関係機関と連携しまして、子どもたちを見守っていきたいというのがメインです。ただ、ご指摘を受けたように、似通った書き方になっていますので、記述を整理したいと思います。

    (事務局) 二点目の所管課の概念ですが、その事業にかかわりのある所管と連携する課が書かれております。ただ、「はむら人ネット」は指導者の名簿なので、社会教育関係団体に登録している子育てサークルのような育児グループで指導的な立場の人については、人ネットに名前を載せさせていただき、子育ての事業を行う時に参考させていただくとか、そういったところで充実を図りたいと考えているものです。子育てグループの方々の指導者の掲載が少ないので、充実を図っていきたいということで、事業として書かせていただきました。そういう観点からいきますと、子育て支援課や健康課との関係が出てきます。「はむら人ネット」を所管しているのは生涯学習課で、働きかけていく団体を所管しているのは子育て支援課や健康課ですので、所管課として連携をとる相手先としては記述していく必要性はあると思いますので、その辺は整理していきたいと思います。

    (委員) 言葉尻の話をするというよりは、こういったものはメッセージですので、こういう問題があるから、こういったことを行うんだということを読み手もわからないといけません。補足で説明を受けないと判然としないのは気になりますので、検討いただければと思います。

    (委員) 推進事業4の「小地域ネットワーク活動の支援」ですが、この活動は高齢者を対象とした事業が主だと思います。「子育てに関する取り組みを働きかけていきます」とありますが、子どもと一緒に活動している事例はどれくらいあるのでしょうか。

    (会長) 町内会では昨年、長寿会の方を含めて潮干狩りに行きました。毎年ではないのですが、実際にやったことがない子どもが多いのが実情です。その他にも、もちつきもやりました。小さい杵も用意してあり、毎年好評です。

    (委員) 全体的には、お年寄りを対象とした事業が多いのではないでしょうか。

    (福祉健康部長) 高齢者中心の活動を行っているのが実態ですが、例えば、緑ヶ丘三丁目町内会の行事ですと、夏休み中にお子さんを預かって、いろんな活動をしております。また文化祭もしております。実は民生委員のOBが層をなしていらっしゃいまして、現役で活躍されています。ですから、子どもの預かりサービスもやっています。本来小地域ネットワークというのは、そういった活動を、お年寄りを対象とした事業が多い中、子どもさんを対象とした活動も、地域活動として是非お願いしたいと考えています。これは社会福祉協議会が中心となって推進していますが、地域の皆さんのご協力がないと出来ないわけですので、是非、いろいろな支えあい活動に発展していければと、市としても応援していかなければいけないと思っておりますので、ご協力よろしくお願いいたします。

    (会長) 他にございますか。

    (委員) 重点事業の2番の目標指標のあとの文章ですが、読みづらく意味がわかりませんので、何の中の何の割合なのか、わかるような文章にしていただけるとありがたいのですが。

    (事務局) 社会教育団体が300くらいあるのですが、未就学児を対象にしているグループもあるわけで、そういった団体と、市の子育て支援事業を協働して実施できるよう働きかけていきたいというのが趣旨です。そういったことに支援をいただいているグループの割合を、特に育児サークルを対象にしたグループが何団体かありますので、そういったなかで8割ぐらいは何らかの形で協働するよう働きかけたいというのがその趣旨です。表記については改めます。

    (会長) 一通り審議をいたしましたので、ここで出ました皆さんのご意見については、十分に考慮されるよう、事務局、よろしくお願いします。次に、議事の(6)生涯学習基本計画の策定に向けた市民ワークショップの報告書について【資料8】に基づき、事務局からお願いします。

     

    (6)生涯学習基本計画の策定に向けた市民ワークショップの報告書について

    (事務局) では、【資料8】をご覧ください。こちらは、計画策定の参考とするため、市民の幅広い意見を把握するひとつの方法として実施したものです。

    【資料8】の説明

    (会長) 事務局の説明が終了いたしました。こちらは、報告という事ですので、ご質問があればお受けしますが、基本的には、ご覧いただくということでご了解いただければと思います。

    では、次に議事の(7)次回以降の日程について、事務局から説明をお願いします。

     

    (7)次回以降の日程について

    (事務局) 次回の予定ですが、2月21日月曜日午後7時からとなっております。その際には、本日のご意見を踏まえた乳幼児期の修正と次のステージの少年期につきまして、検討いただけるような機会を設けたいと思います。今後ライフステージごとに検討の機会を設けていくような形になりますが、全ステージ終わりましてから、全体のバランスなどを調整する機会を設ける予定です。

    (会長) 事務局からの説明が終わりました。ご確認いただくということで、よろしいでしょうか。以上で本日の議事は、全て終了いたしました。皆さんから活発な意見が出まして、15分程オーバーしました。次に、その他ですが、事務局から何かありますか。

    (事務局) 特にありません。

    (会長) それではこれで第5回の審議会を閉会させていただきます。

     

    午後9時15分閉会

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