浄水場には、膜ろ過施設・浄水池・管理棟が有ります。
膜ろ過施設は、水源から汲み上げられた地下水を、1000分の2ミリメートルの穴が開いたスポンジ状の膜でろ過する施設で、塩素消毒に強い病原性原虫類(クリプトスポリジウム等)を完全に除去することができます。
より安全な水道水を届けるために、平成16年から稼動しています。
浄水池は、膜ろ過施設でろ過された水を消毒する施設です。消毒剤は、次亜塩素酸ナトリウムという薬品を注入しています。その濃度は、1リットル当たり、0.3ミリグラムになるよう調整しています。
また、浄水池の容量は、約1,600立方メートルで、使用量に合わせて送水量を調整する機能を持っていて、最大で1日当たり27,500立方メートル水道水を配水塔に送ることができます。
膜ろ過施設外観及び膜ろ過設備、ユニット内部
浄水場管理棟と浄水池