浄水場でつくられた水道水は、市内にある第1・第2配水場2ヶ所にある配水塔に送られます。
第1配水場の配水塔は、高さ約34メートル、容量約6,300立方メートルの二層式構造となっています。浄水場から送られてきた水道水は、いったん塔の下層に貯えられた後、ポンプにより上層に汲み上げれ、その高さを利用して、富士見平・五ノ神・神明台・双葉町などの地区に配水されていきます。また、場内には、水道事務所があり、水源施設全体を遠方監視制御システムにより集中監理している他、お客さま窓口を設置し、羽村市の水道事業の中枢を担っています。
第2配水場には、2基の配水塔があります。背の高い高区配水塔は、小作台・栄町・緑ヶ丘などの地区に配水し、もう一方の低区配水塔は、羽西・羽東・川崎などの地区に配水しています。第1配水場の配水塔と同様に、塔の高さや地形の高低差を利用して、各家庭や企業などへ水道水を配水しています。
第1配水場の配水塔と水道事務所
塔の容量
高架水槽:1,730㎥
配 水 池:4,520㎥
第2配水場高区配水塔と低区配水塔
容量
高区配水塔:4,230㎥
低区配水塔:6,470㎥