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    羽村市生涯学習基本計画審議会(第6回)会議録

    • [2016年5月27日]
    • ID:3627

    羽村市生涯学習基本計画審議会(第6回)会議録

    日時

    平成23年2月21日(月曜日) 午後7時~9時22分

    会場

    庁舎 特別会議室

    出席者

    ・委員:瀬沼克彰(副会長)、古本泰之、金子秀夫、川津紘順、松本桂子、新島二三彦、雨倉壽男(会長)、濱本栄子、若松仁、瀧島忠典、中野康治、佐藤美知子、嘉陽義明、永井英義、谷口宏乃、渡部清孝、藤原忠、堤信幸

    ・副市長、教育長、全部長(派遣除く)

    ・事務局:教育総務課長、指導室主幹、生涯学習基本計画担当主幹、主査

    欠席者

    委員:2 神田順恵、橋本富明

    部長:1 議会事務局長

    次第

    1 会長あいさつ

    2 議事

    (1)前回の審議会会議録の確認について【資料1】

    (2)少年期施策事業シート(案)について【資料2・3・4】

    (3)乳幼児期施策事業シート(修正案)について【資料5・6】

    (4)次回以降の日程について

    3 その他

    傍聴者

    0人 

    配布資料

    • 第6回羽村市生涯学習基本計画審議会 会議次第
    • 資料1 第5回羽村市生涯学習基本計画審議会 会議録
    • 資料2 体系図(案)
    • 資料3 少年期施策事業シート策定にあたっての考え方
    • 資料4 少年期施策事業シート(案)
    • 資料5 第5回審議会における乳幼児期の思索事業シート(案)に対する審議会委員の主な意見とその対応
    • 資料6 乳幼児期施策事業シート(修正案)
    • 資料7 第5回審議会における体系図(案)に対する審議会委員の主な意見とその対応

    次第の内容

    資料の確認

    資料1の全面差し替えと、資料7の追加資料の説明。

    次第1 会長あいさつ

    次第2 議事

    (1)「前回の審議会会議事録の確認について」

    (会長) 議事の(1)「前回の審議会会議録の確認について」事務局からの説明をお願いします。

    (事務局) 冒頭に説明し、差し替えをお願いした件ですが、3ページの一部が追加になり、その他の部分については変更ありません。よろしくお願いいたします。

    (会長) では、第5回の会議録については、この内容でよろしいでしょうか。

    (委員) 7ページに姓が入ったままになっていますが。

    (事務局) 変換ミスですので、修正いたします。申し訳ございません。

     

    (2)「少年期施策事業シート(案)について」

    (会長) 次に、議事(2)少年期施策事業シート(案)については、【資料2】、【資料3】、【資料4】に基づき、事務局から説明をお願いします。

    (事務局) この資料2・3・4について説明いたします。資料2については、前回の審議会にお示しした体系図のうち、今回ご審議いただきます、少年期の施策の方向を修正したものです。次に資料3ですが資料4でお示しします、少年期の施策事業シートをどのような考えで作成したのか、全ステージのシート作成に及ぶ考え方と、それに伴う乳幼児期事業施策シートへの影響についてまとめたものです。次に資料4ですが、具体的な施策事業をまとめたものになっております。資料4について、文言に誤字、脱字がありますので、先に訂正をさせていただきます。(以下省略)

    【資料2】【資料3】について説明。

    (会長) 事務局の説明が終了いたしました。それでは、まず、資料2と資料3について、ご意見、ご質問がありましたら、お願いします。

    (委員) 資料2の部分ですが、今までは重点事業を抽出していたが、今度は特に重要で代表的な施策を掲げるということは、重点事業は他にもあるけれど、ここには特に重要で代表的な施策を掲げるということなのかが一点目で、次に、資料3は同一ステージ内の事業ではなくて、相互に別のステージと関連する事業もあるかと思うのですが、その事業間の取り扱いについてはどのようになっているのかお聞きしたい。見た限りでは各ステージで再掲しているものと、再掲していないものが見受けられるのですが、その点について、どのように取り扱いされているのでしょうか。

    (事務局) 一点目の「重点施策」と「主な事業」の関係のうち、「重点施策」の部分ですが、重点事業も含む形で、もう少し括り方を大きい形で括らせていただいた形になっています。後ほど、それぞれのシートの中で、特に乳幼児期の説明の中で、説明申し上げると分かりやすいとは思いますが、重点事業に該当するものは、「主な事業」のなかにも明記させていただいておりますので、それらも包含するような形で「重点の施策」という形で掲げさせていただいています。「重点施策」として掲げておりますので、その中の重点事業というものもありますし、「重点施策」という中には入らなくても、重要であるものについては、「主な事業」の中に出させていただいているものもあります。二点目の事業の抽出ですが、同じ事業で同一ステージ内の「施策の方向」が違う場合に、例えば施策の方向2で出て、施策の方向3でも出ている場合もありますし、委員の質問がありましたように、乳幼児期で同じ事業が出ていて、少年期にも出ているものもあります。それは意図するそれぞれの対象となるステージの対象者に与える内容が微妙に違ってまいりますので、そちらについては、内容で区別が図れるような表記をしていきたいと、いうことで両方に掲げさせていただいているということでございます。

    (会長) 他にご質問ございますか。

    (委員) 体系図の施策の4ですが、特別支援教育なので、「特別なニーズ」は強い気がするので、「多様なニーズ」の方が良いのでは。「特別」というと、「その子達は特別なんだな」と捉えられてしまうので、どうなのかなと思いました。

    (指導室主幹) 「特別なニーズ」という言葉は、特別支援教育の場合には使う用語でありまして、この中には、特別支援教育だけでなく、外国籍の子どもも含んでいたり、生活指導上の課題を抱えているお子さんの事も入っておりますので、「多様な」という言葉も該当すると思われますので、検討したいと思います。

    (会長) 他にご質問ございますか。

    (委員) 資料3の6の「子ども読書推進計画事業」は平成13年の法律に基づいて、子どもの読書活動の重要性に鑑みて、個別に法律を定めて、計画の推進について定めるように求められているものですが、この説明文の中では、「読書推進計画を本計画の中に統合することになっているため」と書かれていますが、私どもが検討している生涯学習の基本計画の中に、この「子ども読書推進計画」を含めるということでしょうか。私の考えでは、「子ども読書推進計画」は個別で作ることが求められていることでいけば、子どもの読書推進計画の充実を図る意味からいけば、これは個別計画で定めておく方がよろしいかと思いますが、この点について、お考えをお聞かせ願いますか。

    (事務局) 現在も個別計画を持っておりますが、対象者が概ね、0歳から18歳となっており、今回の生涯学習の基本計画のステージに当たる部分があり、対象者が同じステージになりますので、そういった意味で、計画の中に盛り込みたいという形で書かせていただきました。ただ、ここにも書かせていただきましたが、細かい事業がありますので、そういった部分を全て盛り込む事は難しい部分もありますので、表記の仕方や、盛り込み方を少し考えないといけないと事務局でも考えております。しかしながら、対象とするステージが同じとなりますので、統合といいますか、一緒に盛り込むというような形を考えていきたいということで、ここにお示しをしました。また、表記の仕方もありますし、ただいまの意見も、もっともなことでもありますので、検討したいと思います。

    (会長) 資料2と3について、他にありますか。

    (委員) 資料2の施策の6の「充実します」は「させます」ではないでしょうか。検討いただければと思います。

    (事務局) ありがとうございました。

    (委員) 繰り返しになりますが、「重点施策」と「主な事業」ですが、「重点施策」には重点事業が含まれるということでありましたが、それぞれの施策の方向の中の課題を解決するための手段が「重点施策」に入っているものと、「主な事業」に入っているものと、分かれて入っていると理解していいのでしょうか。

    (事務局) シートをご覧いただけると、イメージがつかめるのではないかと思いますが「施策の方向」について具体的に推進していくために重点となって行っていくものを「重点の施策」という形で掲げさせていただいておりますが、必ずしもそうではなく、他にも重要なものもありますので、そういったものは、「主な事業」の中に盛り込んで整理をしたものです。ですので、「重点施策」の中に重点事業の全てが入っているとは限りませんが、「主な事業」の中に重点事業に相当するものは掲げさせていただいており、それと、「重点施策」に直接引っかからないものでも、「施策の方向」を進めていくためには必要だと思われる事業については、「主な事業」のところに掲げているという事です。

    (委員) 「重点施策」にしても「主な事業」にしても、課題を解決するためのものだと思いますが、「現状と課題」に書かれている解決策としては、「重点施策」の中か、あるいは「主な事業」のどちらかに入っている、あるいは両方に入っていると考えてよいのか。

    (事務局) そのとおりです。

    (会長) 他にご意見ありますか。ないようですので、この件については、資料4に基づき、具体的な施策事業の検討を進める中で、ご意見、ご質問をいただくこととして、ひとまずここまでといたします。

    (事務局) それでは資料4に基づき「施策の方向」ごとに事務局で説明をいたします。

    資料4の「施策の方向1」を説明

    (会長) 説明が終了いたしました、1~4ページ、施策の方向1はいかがでしょうか。

    (委員) 重点施策1には、「羽村らしい独自の」とあり、3ページの事業4の羽村学のところには、「羽村市独自の」とあるので、統一した方が良い。「らしい」はいらないのではないか。もう一つは、主な事業2の「英語教育の推進」ですが、「自国の伝統・文化に目を向け、日本人としての自覚を持つとともに、英語を通じて、他国の言語や文化に理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育て、国際社会に対応できる能力を身に付けます」としてはどうでしょうか。やはり、自国の伝統・文化をしっかり身に付けた上で、外国に出て行くことが必要だと思いますので、自国の文化の件を前に持ってきた方が良いのではと思いました。それから、主な事業4の「羽村学(郷土学習)の推進」ですが、玉川上水が最初にきていますが、ここも、「羽村学(羽村の歴史・文化・自然の学習)を通して、先人が成し遂げた偉業を理解するとともに、郷土を愛し、地域社会に貢献しようとする力を育成します」としてはどうでしょう。玉川上水だけでなく、羽村市には先人が成し遂げた偉業はたくさんあると思うので、玉川上水だけこだわる事はないのではと思いました。最後に主な事業8も「音楽に対する興味・関心を高めるため、オーケストラ観賞教室や小中学生音楽フェスティバルを実施するとともに、小中学校のブラスバンドやオーケストラ活動を推進します」に変えたらどうかと思いました。

    (指導室主幹) 文言に関しましては検討したいと思います。主な事業4の件は、玉川上水のみにこだわっているわけではありませんが、中心となる視点として玉川上水を挙げさせていただきました。ご指摘いただいた点は大事なところだと思いますので、取入れて文章を変える方向で検討したいと思います。

    (副会長) 一つは、「重点施策」と「主な事業」の件は他の委員さんからも出ましたが、どういう区分けで「重点施策」と「主な事業」にしたのか。誰が見ても明確な言葉の説明でなければいけません。事務局二人の説明がありましたが、これだけ時間をかけて説明しないと住民の方にも、学校教育の方にも分かってもらえないことは、かなり大きい問題だと思います。何故二つに分けるのか、「重点施策」が二つだけなのか、本日の全ての議論に関わってくるので、何故二つに分けるのか、何故「重点施策」を「主な事業」の中から二つだけ選ぶのかをご説明いただきたいのが一つ。もう一つは、主な事業5の「学習サポーターの配置」とありますが、本市において、何人のサポーターを配置されているのか、有給か、無給かまでは書けないでしょうが、せめて何人くらい本計画ではサポーターを増やしていくのかと。少なくとも、3ヵ年ぐらいはですね。前回の推進計画の改訂版では、3カ年計画について、主な数字が各項目ごとに全て書かれているわけですが、前回の乳幼児期も本日の少年期も、数字的なことが無いのでイメージが掴みにくいので、前回の改訂版に則した形で、次回からできる限り数字的なものを3ヵ年出来れば3ヵ年にわたってお示しすると、ご検討いただければありがたい。

    (指導室主幹) 一点目の回答をしたいと思います。例えば2ページの重点施策の2番の「確かな学力の育成」ですが、こちらの具体化として、3ページの事業5の「学習サポーターの配置」といったような位置づけになっております。つまり、「重点施策」はいくつかの事業を包括するような形の大きなものを「重点施策」とし、「主な事業」で具体化といったものを書くような考えでおります。特に学校教育の場合には、抽象的なものが多い特徴がありまして、特に「重点施策」で広く傘をかぶせるような形のものが書きやすいということがありました。

    (副会長) 例えば、詳しく注を付けると、読むのが大変になってしまいますので、細かい注を付けられないにしても、今、説明があった重点施策の2番が、主な事業5の学習サポーターに関連している、というようなことは番号だけでも欄外に該当すると書いていただくと、読む方は具体的で分かりやすいと思うのですが、その点いかがでしょうか。

    (指導室主幹) わかりやすくしていくのは大切ですので、検討させていきたいと思います。

    (事務局) 二点目でございますが、現在進行しています第3次生涯学習推進基本計画の改訂版の計画につきましては、非常に細かい事業内容まで盛り込んでいますので、一つの事業に必ず数字が出てくるような内容になっているもので、今回の少年期の中でもそうですが、直接その事業がイコールになるような事業もありますが、事業のいくつかがまとまっているようなものもあります。一つだけ書くのも難しいところもありますので、今回の中では一つ一つお示しさせていただいていないということです。副会長がおっしゃるように、分かりやすさということであれば、例えば、今、何人いるかとか、そういうような表記の工夫は何らかの形でできると思います。全てに今ある数字が載せられるかというと、そうではない部分もありますので、必ずしも全部が全部同じような形で今の数字が捉えられるかどうかというのは、内容によっては全て入れられないものもありうると思います。

    (副会長) 数字的なものを可能な限り入れていただくと、読む方がイメージがつかめると思いますので、どうしても入らないというものについては、なくても仕方がないと思いますので、できるだけ入れていただきたいとお願いいたします。

    (事務局) 今のご指摘につきましても、表記の仕方の工夫をしていきたいと思います。

    (会長) 他にご意見ございますか。

    (委員) PDCAを回した場合に、何らかの形で数字が出ていると、最後の総括の時に、こういった計画だったが、100%だったとか、半分だったとか、最終的に反省の報告として出されるものであろうと思いますので、なるべく数値化できているものは、計画段階からやられた方がはっきりするのではと思います。

    (事務局) 副会長とただいまのご意見も数値で示して欲しいということですが、数値的なものを掲げるとなると、細かい事業出しになろうかと思います。今回の計画につきましては、数値の持ち方としては「重点施策」を進めていくための一つの目標指数として、それぞれの「施策の方向」の最後に代表的な指数を挙げさせていただいた形をとりましたので、それぞれの事業の中にとなると、事業の書き方を詳しく、細かくしていかないとなりませんので、事業レベルの部分は考えなければいけないと思います。

    (副会長) 前回の乳幼児期と今回の少年期も仮置きと言う形ですが、事務局に二人の意見を踏まえていただくようお願いしたいといったわけです。計画の本髄は分かり易くすることと思いますので、工夫はしていただきたい。今回お出しいただいたものが審議会で了承されほぼ決定ということになって、まったく動かすことができないという事ではいけないと思いますので、再検討をお願いします。

    (事務局) 今のご意見は、表記の仕方の問題にもなり、事業の出し方にもかかわりますので、検討したいと思います。前にも申しましたが、これで決定ではありませんので、基本理念も見直す作業もありますので、これから先の中で、見直しをかけていきたいので、今回につきましては、ご意見をいただく形にしたいと思います。

    (副会長) そういった方向でお考えであれば、本日は一応少年期はこういった形で出されましたので、次の青年期の「重点施策」及び「主な事業」の洗い出しにおいては、今おっしゃったような視点で洗い出しと説明書きをやっていただけるとありがたい。

    (会長) お二方の意見をいただきまして、少年期についても今のご意見を踏まえて検討したものを、次回に出すという考えでよろしいでしょうか。

    (事務局) 本日も乳幼児期につきましては、少年期と合わせて、出させていただいておりますが作業的に、次回に全てが出せるか分かりませんが、検討させてください。いずれにしましても、いずれ皆さん方にはお示しする形にはしたいと思います。

    (委員) 1ページの現状と課題4ですが、言葉そのものの、ハードルが高いように思いました。この表現だと次の世代にそのまま持っていけるような文言である気がします。14ページの現状と課題4のように『「働くこと」の厳しさと楽しさを学び』のような表現の仕方が良いと感じました。

    (指導室主幹) なるべくわかりやすい言葉にしたいと思います。確かに、「勤労観や職業観」という表現は堅いので、趣旨としては、14ページと同じ事ですので、揃えていきたいと思います。他の部分についても再度見て、難しい言葉であるとか、わかりづらいと思われるところについては直していきたいと思います。

    (委員) 繰り返しになりますが、「施策の方向」に掲げている課題に対してどの事業が対応しているか、そういった整理は出来ていないのでしょうか。「重点施策」に入っていれば「主な事業」に入っていなくても良いのか、それとも、先程言われたように、「重点施策」というのは、課題を包括的に大きく括ったら二つになって、更にわけたら五つになるとか、そういった方が分かりやすい気がしました。次の施策の方向2の「豊かな心が育つよう支援します」のなかから例を示しますと、現状と課題4の「社会の一員として」とありますが、この課題がどこに対応しているか見ていきましたが、「主な事業」には無さそうだと思いました。書かれているのは重点施策の3番の「社会貢献の育成」のところに「防災訓練」という表現があり、もう少し階層的になっていてもいいのかなと思いました。まず、課題を解決するために、どうするかというように私たちが分かり易い方がいいかなと思いました。

    (副会長) 関連して、資料2の体系図に関係しますが、施策の方向が6本柱に変わったのですが、更に主要施策、主要事業という形で、各施策の方向の下に「主な事業」という形で位置づけが出てくるわけですね。事務局側では、現状と課題の1番には主な事業の1や2というように位置づけられるといった思考はおやりになっていると考えているのですが、ただいまの委員さんからみて、バラバラになっているということがお気づきであれば、事務局に再検討していただかないといけないのかと思います。

    (委員) 補足しますが、4ページの主な事業8の「音楽・美術教育の推進」は「現状と課題」のどこに該当するのかと思いました。それから、施策の方向2の主な事業4と5に音楽と美術の事が掲載されています。そういったことが理解しにくい。

    (副会長) 体系図の6本柱ですが、先に「主な事業」があって、それの公約数として1番を括ったというように組み立てていくのですが、先に施策の方向があって、事業ができるのではなく、公約数として、施策の方向の集約がでてきたという作り方だとすれば、いとも簡単に主な事業は1番に位置づけられると思うのですが。

    (指導室主幹) 現状と課題1に対応するのはどの事業なのか、という事は検討はしております。ご指摘のとおり、1対1対応になっていないもの、また包括的に入っているものもあって、分かりづらい部分もありますので、再度整理をして、順番や階層をきちんと整理したいと思います。それから、疑問の点ということで、芸術面でお話がありましたが、4ページの主な事業8番の「音楽・美術教育の推進」については、技術的といいますか、教科としての力を入れたい部分を「知」の視点で切り取ったもので、図工、美術、音楽というような力をと考えております。施策の方向の2については、情操教育といった側面を強調して6ページの主な事業4,5で挙げさせていただきました。確かに、少し分かりづらいかと思っております。

    (委員) 整理をしていただければと思います。

    (副会長) 「重点施策」に「主な事業」が全て入ってこないといけないことになりますので、入りにくいということがあるとすれば抽出してきた「主な事業」の内容のレベルをもう少し具体的なものに修正し、体系図の中に位置づけていかないと整合性が保てなくなります。例外ばかりでてくると柱になりませんので検討してください。

    (事務局) ご意見ごもっともです。見て分かり易く、体系も整理したいと思います。

    (委員) わかり易い形というのはわかりますが、施策の方向1にも音楽・美術教育の推進があり、施策の方向2にも「音楽のあるまちづくりの推進」がありますが、意味合いが違うと思います。施策の方向1では、意欲的なものも確かな学力の定義に入っておりますので、わざわざ加味して入れていただいたと理解していました。施策の方向2では情操を育むということで、入れていただいたと認識しています。「確かな学力」とは一体何なのかという事が分かりづらいかな。定義は教育審議会で出しているわけですので、市民の方が見た時「確かな学力」をどのように受け取ってしまうのかなと思いました。

    (指導室主幹) 「確かな学力」の定義は、施策の方向の現状と課題2が該当すると思います。「確かな学力」とは、基礎的・基本的な知識・技能と、それを活用して課題解決する力、具体的には思考力、判断力、表現力、学ぶ意欲、これを合わせて定義づけられています。これらを伸ばすために学校教育を行っています。分かりづらい部分であると思います。説明を聞けばわかるとは思いますが、読み込まないと分からない部分があるのは確かだと思います。階層に整理するという話ですが、重点施策の1と2を大きく括ったといいましたが、3ページの事業7の環境教育の推進といったものも、階層的には変わらないものだと思います。ただ、それを三つ並べた時に、環境教育といったものが、同じ位置に並ぶかというと難しいのではないのかと。やはり取捨選択が必要ではと思いまして、その中で、どこが重点か、大きい括りの中では、「小中一貫教育」、「確かな学力の育成」を前面に出したわけです。ですので、階層に整理するとなると、重たさが全てフラットになるのでやりづらいと感じています。その辺を考慮していただけるとありがたいと思います。

    (会長) 今の説明分かりましたか。次の項目がありますので、整理していただいて次回に修正案を示しいただき次に行きたいと思います。

    (委員) 目標指標1のアンケートの件ですが、一般的には五段階評価ではないでしょうか。

    (指導室主幹) 現状で羽村市では学校アンケートという形で、四段階でプラス評価マイナス評価という括りで行い、それに合わせて四つで行い、長年行っているところがあります。経年変化を見ていくため、五段階にするには検討しなければなりませんが、通常は五段階が多いのは承知していますが、羽村市では四段階で行っています。

    (会長) 次に、5~7ページ、施策の方向2の説明をお願いします。

    資料4の「施策の方向2」を説明

    (会長) 説明が終わりました。5~7ページ、施策の方向2について質問はありませんか。

    (委員) 二点ありまして、一点目は、「羽村学」をどのような定義付けでお使いになっているのかわかりません。施策の方向1をみると、『羽村市独自の教育内容である「羽村学」(郷土学習)』ありますが、施策の方向2の重点施策3には「防災訓練への参加」も羽村学に含まれ、また施策の方向5の15に「郷土学習の推進」には「羽村学」とは書かれていない。「羽村学」をどのような位置づけでお使いなのか、計画の冒頭などでお示しいただいた方が一般的には読みやすい。二点目は、検討していただきたいのですが、施策の方向1の主な事業8で、音楽の事が書かれていますが、施策の方向2の主な事業4でも出てきます。乳幼児期でも思ったが、関連する事業を入れていただけると読みやすいし、相互の関連性がわかるのでは。例えば、主な事業4であれば、施策の方向1の主な事業8と関連しているという掲載があれば、何を目指そうとしているかわかるのではないでしょうか。これも検討いただければ幸いです。

    (会長) まずは、「羽村学」についてお願いします。

    (指導室主幹) 「羽村学」は小中一貫教育のなかの一つの柱です。「羽村学」は、郷土学習が主であり、目標としましては、「羽村の郷土を愛し、羽村の良さに気づき、これからの羽村に生きる人々の生活・文化や環境などを守っていくことのできる態度や能力を育成し、それらを活かした実践力を高める」といったところです。単に、知識、昔の事を知ってという事だけではなく、これからの羽村を担う子どもたちを育てていこうとするものなので、市の防災訓練への参加のように自分たちで自分たちの町を守るということも、「羽村学」の中に整理させていただいています。後半に出てきます、郷土学習は、郷土博物館が中心となって行っていくもので郷土博物館等での事業になっております。

    (事務局) 「羽村学」の定義、括りは、米印で表記するとか、説明するとか、分かり易い説明のしかたを工夫していきます。また、関連性の明記の件ですが、ステージの中の関連性はありますし、ステージを超えて継続していくものがあります。同じ事業でも、ターゲットにしているお子さんたちが違うことによって、同じ事業に持つ意味が違ってきます。それは継続的に関連するものがありますので、表記については、「再掲」や「継続」など分かりやすいように工夫はしていきます。

    (委員) 限界はあると思うのですが、俯瞰的にライフサイクルの中でどう位置づけられるのかが見えるようなものがあるとありがたいです。

    (委員) 全体をとおして、乳幼児期もそうだったのですが、少年期の中で今回からの新規事業が二つ入っています。前回の乳幼児期では一つだったのですが、少ないように思うのと、新規事業は難しい事だと思いますが、各事業の中で、今回審議会以降にこういったところを変えていくんだとか、こういったところを充実させていくんだ、というのがあれば教えていただきたい。

    (事務局) 新規事業につきましては、今まで取り組んでいなかった部分を本計画から新たにやっていくものを掲げています。確かに少ないという事ですと、知恵が必要だと思いますが、今まであるものを関連付けて、新たな事業に転換していくこともありますので、新規の扱いをどうしていくかと言うこともありますが、この視点で新たに新規と位置づけられるものもあろうかと思いますので、整理をしていきたいし、新しくやれるものがあれば、皆さん方からもご意見いただければと思います。

    (副会長) 今のお話で、24年度はこういった数字、25年度はこういった数字のように、わかる範囲内で示していただくと、新規なのか、そうでないのか分かりますし、読む方に一発で分かっていただけるのではないかという意見です。そこを明確に、新規なのか、何年度から始めているとか、恐らく多くの方は分かっていないと思うので、現在の状況はこうだという事を簡単に数字で示すことによって、わかっていただけるのではないかが一つ、分かりにくいなということは事務局もお気付きいただけたと思うので、とにかくこういったものが、これからの時代は特に分かり易く、市民の誰もが読んですぐわかる形のものにしていかなければならないということを、事務局には伝えておきます。説明を受けないと分からないようでは、困るという事を申し上げておきます。

    (事務局) 「現状と課題」の文言がどこの事業に入っているのかとか、数字的なところも含め、全体にかかわる事ですので、一考したいと思います。

    (委員) 現状と課題2に「万引き」とありますが、これは窃盗なので、「万引き」という表現では犯罪そのものを軽くしてしまう表現だと思うので、教育していく上では、考えなおした方が良いのではと思います。

    (指導室主幹) 特に万引きを軽く扱っているつもりはありませんが、そういった印象があるということであれば、「窃盗」という表現も考えていきたいと思いますが、ただ、また逆に重く感じる方もいると思いますので検討したいと思います。

    (委員) 主な事業の1ですが、この事業名の表現が、標語のようになっており、独自の表現の仕方になっています。どうしてこういった表現を使ったのかと、「いじめのない学校生活の推進」のような事業名にしたらと感じたのですか。

    (会長) 他の事業名に比べて異質と思えるということですが。

    (指導室主幹) ご指摘のとおりです。いじめ防止のための事業なんですが、事業の名称としては「ストップいじめ」として、子どもたちに投げかけていく部分ですので、このような形で表示をしたのですが、整合性がとれていないので統一していきたいと思っております。名称としては、いじめ防止の取組になろうかと思います。

    (委員) 現状と課題3の「携帯電話、インターネットを通じての不健全な情報の・・・」の部分に対し、重点施策の2に携帯電話、インターネットのリテラシーの部分を加えてはどうでしょうか。

    (委員) 7ページの目標指標1の未解消件数と認知件数を逆に書いた方がよろしいのではないか。53件を分母にし、3件を分子にした方が見やすい。それから、指標2の公開講座参加数ですが、「数」で良いのか、数が多すぎるので、本来ですと参加して欲しいのが何人で、平成21年度558人が何%でした、したがって、28年度は何%の方々に出席して欲しいんだという表現の方がよろしいかと思います。それから、施策の方向1の目標指標2の現状のデータはなかったのかお聞きしたい。

    (指導室主幹) 7ページの目標指標1については入れ替えたいと思います。目標指標2については、出席率や参加率として「%」で表示した方が分かりやすいので改めます。4ページの目標指標2ですが、実際にデータはあります。表記の仕方が難しく、棒線で表記しましたが、東京都の平均では、国語については89%と基礎的な部分は出来ています。羽村市では、小学校で90.3%となっています。総じて、教科にもよりますが、東京都の平均か、やや下になっています。目標として基礎的な問題については100%答えられるようにしたいので、100%にしました。

    (委員) 目標指標の参加者数は「数」の方がわかりやすいのではないかと思います。「%」は出しにくいのではないか。関心度か高まっている意味では「数」の方が良い。前年度はこれだけ参加したから、今年度はこれくらいの人数、だんだん参加する子供たちが増えてきたという意味では、「数」の方が良いのでは。重点施策3に「児童・生徒に」とありますが、羽村学では第三期で中学二年生と三年生を対象にしています。児童・生徒とすると一般的には小学生も入ってきますので、小学校の時から関心を持たせ、地域で行っている防災訓練に親子で参加させたり、意識を高めていく必要はあります。防災訓練の一方で、グラウンドで野球をやっている団体がありますが、市の行事なので、何らかの形で一緒にできないのか防災の意識を高めるためにも、参加の仕方に問題があるのではないか。その辺も考えて欲しい。

    (会長) 「%」か「人数」か分れましたが、他の方はどうお考えですか。

    (委員) 558人は何%になるのでしょうか。

    (指導室主幹) 参加人数は東京都が調査を行っておりまして、市内10校の小中学校で道徳授業の地区公開講座を保護者や地域の方がどれだけ参加しているか調査をしております。市内10校ですので単純計算で1校あたり50人になりますが、これが多いのか少ないのかというと、多い数ではなく、少ないと感じています。これを何とか改善したいと思っております。

    (会長) 今の説明でお分かりになりましたか。この件については、どのようにするかについては、先程から分かり易い表現でとありましたので、そのようにお願いしたい。

    (指導室主幹) 世帯数はわかるのですが、保護者だけではなく、地域の方も参加しておりますので、母数が難しい部分はあります。

    (会長) 「%」は難しいような気がします。

    (委員) 提案ですが、目標指標2の参加者数を参加世帯数に範囲を限定してはいかがでしょうか。範囲を区切れば、大雑把な数字でいいのではないでしょうか。

    (指導室主幹) 道徳授業地区公開講座の主旨からいきますと、保護者のみならず、地域の方も一緒にやっていくのが一番いいかなと思います。数としては、保護者の数、地域の方の数で集計していますが、実際は地域の方にも参加していただかないと道徳を地域でというのは難しいですので、指標については再度検討させていただきます。

    (会長) 次に、8~10ページ、施策の方向3の説明をお願いします。

    資料4の「施策の方向3」を説明

    (会長) 説明が終わりました。8~10ページ、施策の方向3について質問はありませんか。

    (委員) 主な事業3について補足説明をお願いします。今までの項目は基本的には羽村市民全体に及ぶものでしたが、この項目だけは推進校といった特定なものを指して何かを試みようという印象を受けますので、説明をお願いします。

    (指導室主幹) 「スポーツ教育推進校の指定」については、東京都が体力向上に力を入れているところで、その事業の一つとして、スポーツ教育を推進する学校を市で指定するということで、現在、小学校5校が対象校になっております。都でどれだけ指定していただけるかはありますが、市としては全ての学校から希望が出ておりますので、全体としてスポーツ教育を推進していこうとするものです。

    (委員) 8ページの主な事業1に主語がないように思うのですが。何をここでするのか、体力づくりなら、体力づくりと記入した方が良いのではないかと思いました。それと主な事業4の「食育の推進」ですが、食生活はまず、家庭だと思いますので、「家庭への啓発活動」を「健全な食生活を送ることが」のところに入れ、まず、家庭のことを先にここに入れた方が良いと思いました。

    (指導室主幹) まず、主な事業1の『「一校一取組、一学級一実践」の実施』ですが、これは東京都の事業名です。体力づくりということで、「一つの学校で一つの取組を推進しましょう、一つの学級で一つの取組をやっていきましょう」というような内容です。学校全体で体力づくりに取り組むと説明させていただきましたが、分かりづらい部分はあるかなと思いますが、事業名であることをご理解いただければと思います。9ページの主な事業4ですが、家庭への啓発がまず先では無いかという質問ですが、施策の方向4までのところは、学校教育の場面を中心に考えておりますので、学校でできる事を考えて「家庭の啓発」はもちろん大切ですが、子どもたちが学ぶ視点から「家庭の啓発」は後にしています。

    (委員) 10ページの目標指標1は東京都と羽村市が表示されていますが、スポーツ推進校5校なのか、市内全校の数字なのか。

    (指導室主幹) 小中それぞれ1校ずつだと思います。○のついた部分が弱い部分です。小学校については2校という事です。

    (委員) 重点施策2の「安全教育の推進」の普通救命講習は中学生に実施するのですか。

    (指導室主幹) 普通救命講習の対象は中学生です。

    (委員) それが施策の方向5の主な事業1の「市の防災訓練への参加」につながるのですかね。アメリカに中学生を連れて行ったことがありますが、アメリカの子どもたちはすぐに実践出来ますが、日本の子どもたちは傍観しているだけです。日本の中学生も実践できるような力を身に付けられる講習にして欲しい。

    (指導室主幹) こちらにつきましては、杏林大学の協力をいただきまして中学生ができるように実施しています。

    (委員) 救命講習につきましては、体育の時間にも実施していますが、やり慣れていないと大人でも出来ないものですので、防災訓練などなるべく多くの機会を設ける体制を整えれば十分使えると思います。

    (会長) 現状AEDが少ない気がします。他にありますか。

    (委員) 事業6の「部活動の充実」ですが、部活動はスポーツしかないのですか。「スポーツ系部活動」とした方が良いのではないか。

    (会長) 次に、11~13ページ、施策の方向4の説明をお願いします。

    資料4の「施策の方向4」を説明

    (会長) 説明が終わりました。11~13ページ、施策の方向4について質問はありませんか。

    (委員) 12ページの主な事業4の「副籍事業の実施」の意味が分からないので、説明をお願いします。

    (指導室主幹) 羽村市に住んでいるお子さんで、羽村の特別支援学校やあきる野学園に通学をしている障害のあるお子さんが、地域とのつながりが切れないように、通学区域にある学校に「副籍」を置くものです。例えば、羽村東小学校の学区に住んでいるお子さんで、羽村特別支援学校に通っているお子さんは、羽村東小学校に副籍を持ちます。障害の程度によりますが、お便りを交換したり、実際に行事等で交流をしたりするのが副籍事業です。こちらにつきましては、それぞれの特別支援学校と連絡を取りながら、保護者のご意向を確認しながら実施をしているところです。

    (委員) 通級指導については、他の自治体と比べ、羽村市ではかなり進んでいると思います。通級指導に通っている子どもたちは、週に一回通級指導室に行って、また学級に戻ってきます。その時に、せっかく通級指導で上手くいっている子どもが教師の一言で難しくなってくる場合がたくさん出てくるので、発達障害の子どもたちに関する研修を進めて欲しい。もし行っているとしたら、研修は教科ばかりなので、言葉遣いなどの研修も充実して欲しい。

    (指導室主幹) 特別支援教育に関する教員研修でも羽村市では力を入れております。各学校に1名ずつ特別支援教育コーディネーターに位置づけた教員がおりますが、研修の一貫として、固定学級や通級学級に一日体験したり、特別支援学校に実際に足を運び、指導の研修を受けるなど、具体的に身につくような研修を行っています。全ての学級に特別な支援が必要なお子さんがいるという前提で、全ての教員が身に付けていく必要がありますので、ただいまのご指摘につきましては、重く受け止めて、これからも充実させていきたいと思います。

    (会長) 今の説明で分かりましたか、校長先生どうですか。

    (委員) そのように学校も努力しています。

    (副会長) 13ページの主な事業8の「ハーモニースクールはむら」は公立かNPOか民間団体なのか、欄外に囲みなどで簡単に説明をしていただけるという事ですので、これもその項目の一つかなという意見です。

    (指導室主幹) 学校適応指導教室(ハーモニースクールはむら)は、市で行っているものです。特に学校というわけではありませんが、不登校で学校に通学できないお子さんに対して、適応指導教室という事で、教育相談室の中に設置をしております。そこには、子どもたちが勉強を行い、集団生活のルールなどを身に付けるために通っているところです。

    (副会長) 囲みなどで、ページなり巻末に説明いただければわかりやすいですね。「羽村学」もそうですね。お考えください。

    (会長) 13ページまではこの辺で質問を締め切ります。次に14~18ページ、施策の方向5の説明をお願いします。

    資料4の「施策の方向5」を説明

    (会長) 説明が終わりました。14~18ページ、施策の方向5について質問はありませんか。

    (委員) 16ページ主な事業10と12ですが、「乳幼児から青少年まで誰もが楽しめるフェスティバル」とありますが、小学生の参加者が一番多く、また、羽村高校のダンス部や一中のブラスバンド部も参加しています。主な事業12もそうですが、中学生のスポーツ系のクラブは発表する場はありますが、文化系のクラブは発表の場が少ないように思います。そういった子どもたちが、青少年フェスティバルのような場で発表できないものかと思います。中学校の美術クラブも、市の文化祭に学校単位ではなくクラブとしてそこに参加するなど、自分たちの発表の場としても良いのではないかと思います。難しいものでしょうか。

    (会長) ただいまの質問についてお願いします。

    (指導室主幹) ご指摘の点については検討を始めようとしているところです。実際に「音楽のあるまちづくり」については力をいれて充実はしていると感じています。そのほかの文化部については、これから力を入れていかないといけないと課題意識をもっています。

    (委員) 関連しまして、ゆとろぎを開館する時に、記念事業ということで小中学校・高校の美術部の作品を展示しようと、各学校を回ったのですが、音楽部、体育系はありますが、美術部を持っている小中学校が1・2校しかなく、困ったケースがありました。多分、音楽や体育系は活躍する場はあると思いますが、絵を描いたり、工作などが得意な人達はどのように発表などしているのか心配になります。

    (委員) 中学校ですが、演劇部は市のシンポジウムや都の大会で発表する場はあります。美術部では、西多摩の中学校の美術展でボッパルトホールに展示しています。羽村市に展示の場があれば評価してもらえるのではないかと感じます。写真部のある学校では、学校で工夫して展示するなど発表の場を与えているのが現状であると聞いています。

    (副会長) 施策の方向5では、重点施策が一つ出ていますが、主な事業のところで明らかに重点施策に入らないものがさっと見ただけでも、9番の「地域教育シンポジウムの実施」は子どもたちの参加ではなく、大人の参加だと思いますし、16番も大人の参加を対象としているのでしょう。もう一つ「重点施策」を作れば、今言った二つの事業が入るのでは。「重点施策」一つに「主な事業」を全て入れるのは無理があります。

    (事務局) ご指摘いただいた件につきまして、事業内容でも触れていますが、子どもたちが体験するまたは発表する方向で事業出しをしたわけで、現在の事業の中にもそういった場面は持っています。読んだだけでは分かりにくいところもあるかと思いますので、表記の仕方を工夫いたします。子どもたちが直接関係しないと受けとられるのであれば、表現の仕方がよろしくないと思われますので改めます。

    (委員) 地区委員会にかかわっていますので、説明したいと思います。事業6の「地域教育シンポジウム」ですが、今年の状況からいいますと、各小中学校から5名程度児童・生徒が出てテーマ決めを行っておりますし、テーマに関わる演劇を一中の演劇部の生徒がやっておりますので、子どもたちがかかわりを持っております。生徒たちからの話を大人が聞くというシンポジウムになっています。

    (副会長) そうしますと表記の仕方の問題ですね。

    (委員) 15ページの主な事業2の「社会参加実践活動の実施」ですが、市でもかなり力を入れていると思いますが、ごみの分別や、資源の再利用も少年期のうちから力を入れて欲しいので、ここに文言を入れたらいいと思いました。3ページの事業7にも関わってくると思うが、大事な事と思います。

    (事務局) こちらは考え方の中で触れさせていただきましたが、3ページの環境教育の推進のところに、含めさせてしまったところがあります。確かに地域の中で環境教育を推進している視点はありますので、そちらにつきましては分けて、施策の方向5にも書くように問題の整理をしたいと思います。

    (委員) 17ページの事業16「社会教育関係団体による体験学習への参加促進」を新規で作っていただき、「知識と技術を活かして、子どもたちに体験学習の場を設けて」ということを推進していただける事はいいことだと思います。実は、文化祭も最近では、「見て聞いて参加して」という事で体験する場を設けるようにしております。特に、子どもたちには体験をしていただきたいなということで、昨年は、市の考古学の権威ある方に羽村市で発掘された縄文土器を持ってきて説明していただいて、造ってみようという事で子どもたちが参加してくれました。初年度でしたので、当初、参加者はなかなか集まらなかったのですが、最終的には口コミで広がり40人くらいの人数が集まりまして、完成させることができました。子どもたちは事業15の「郷土学習の推進」を踏まえて、体験が出来たということがございますので、この事業16は大切にしたいなと思いました。

    (委員) 15ページの主な事業4の「職場体験学習の推進」ですが、商工会が関わる部分ですので、「商工会」の文言を入れていただきたい。

    (事務局) 入れ方を考えたいと思います。

    (会長) 次に19~21ページ、施策の方向6の説明をお願いします。

    資料4の「施策の方向6」を説明

    (会長) 説明が終わりました。19~21ページ、施策の方向6について質問はありませんか。

    (委員) 異なるステージ間との関係で確認したいのですが、主な事業のなかの21ページの7の「民生・児童委員の活動の充実」につきましては、資料6乳幼児期の13ページ主な事業5に全く同じ文言で掲載されています。また、今まで検討してきた項目の中で、子どもの虐待が大きな課題になっていることで、述べられているところですが、資料6の7ページの主な事業12の「ファミリーサポートセンター事業の実施」は小学校3年生までを対象にしている事業でありますし、14ページの主な事業7の「児童虐待防止ネットワークの推進」につきましても、今日の段階では小学校低学年にとっては重要な課題だと思いますが、この事業が少年期に掲げられていない理由をお聞かせください。

    (事務局) 資料6の14ページの主な事業7の「児童虐待防止ネットワークの推進」につきましては、赤い字で記入してあります。当初、乳幼児期の事業として入れていなかったので、今回見直した時に、追加したものです。ご指摘のとおり、少年期の施策の方向6に入れておかないといけない事業だと思います。乳幼児期には追加しましたが、少年期ではもれてしまいました。

    (委員) 「ファミリーサポートセンター事業の実施」の件はどうでしょうか。

    (事務局) こちらも少年期の施策の方向6に入れておかないといけない事業だと思います。

    (会長) 修正を図って、掲げるということでよろしいでしょうか。他にございますか。

    (委員) 21ページの目標指標2はのべ人数ではなく、パーセント表示にし、これこそ100%を目指した方が良いのではないでしょうか。

    (指導室主幹) そのとおりだと思いますので、のべ人数ではなく全教員としたいと思います。

    (会長) 他にございますか。

    (委員) 主体がどこか、ライフステージはどこか適当か悩むのですが、校庭の芝生化はどこかに出てくるのでしょうか。かなりの費用を使われていると思います。地域のかかわりあいですとか、そこをベースにして、発展性が見えると思います。管理について地域がどう関わっていかなければならないのか、住民に良いイメージを与えて、どうやってみんなの校庭を大事にしていこうかということで、それにかかわるいろいろな問題の糸口があると思うので、「重点施策」に相当すると思われます。位置づけをお聞きしたい。

    (指導室主幹) 校庭芝生化につきましては、現在松林小学校で行っていますが、管理につきましても地域の方々に協力してもらいながら、モデル的に取り組んでもらうところです。生涯学習基本計画のどこに位置づけるのかは難しいと思います。実際には、体力の部分ですとか、情操教育の部分なのか、いろいろなところに関係するものと内部の意見では出ていますので、検討して反映できるか考えます。

    (会長) 時間もだいぶ経過しました。最後の質問ございますか。一通り、皆さんにご意見をいただきました。「分かり易い」が一番ですので、その辺を踏まえて、皆さんの意見が反映されるように、よろしくお願いして、次回には、修正したものが出されるのですか。

    (事務局) 今回も乳幼児期の修正版を出させていただきました。少年期はボリュームが多く、修正したものを次回か、その次には出させていただくつもりでおります。

    (副会長) 今回の乳幼児期のように色を変えていただくと、分かりやすいので、こういった書式でお願いしたい。

    (事務局) そのようにしていきます。

     

    (3)「乳幼児期施策事業シート(修正案)について」

    (会長) それでは、さきほどから、乳幼児期の事業シートの説明がありましたが、改めて資料5・6に基づき、事務局から説明をお願いします。

    【資料5・6】の説明

    (会長) 事務局の説明が終了いたしました。前回の乳幼児期、今回の少年期の事業シートは再度検討をして修正案をいただくことになりましたので、乳幼児期においてはご覧いただき、全ステージが終わりましてから改めて、まとめの際に調整していくこととしたいと思います。いかがでしょうか。では、次に議事の(4)次回以降の日程について、事務局から説明をお願いします。

     

    (4)次回以降の日程について

    (事務局) 次回の予定ですが、3月23日水曜日午後7時からとなっております。会長からお話がありましたが、少年期の修正、乳幼児期の修正を示せるような形にしたいと思いますが、基本的には、次のステージの青年期の現状と課題の検討をいただくような場面にしたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。それから、4月の日程でございますが、事務局といたしましては、4月21日木曜日に設定したいと思います。

    (会長) 4月の日程ですが、この審議会は、委員の皆さんの半数以上の出席がありませんと成立いたしません。現時点で都合のつかない方は挙手をお願いします。

    お一人ということで、半数以上ですので、4月は21日木曜日に決めさせていただきます。それでは、本日の議事は、全て終了いたしました。その他事務局から何かございますか。

    (事務局) 特にありません。

    (会長) それではこれで第6回の審議会を閉会させていただきます。

     

    午後9時22分閉会

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