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あしあと

    平成22年度第1回羽村市防犯、交通安全および火災予防推進会議会議録

    • [2015年12月3日]
    • ID:4275

    平成22年度第1回羽村市防犯、交通安全および火災予防推進会議会議録

    日時

    平成22年12月1日(水曜日)午後2時00分~午後4時00分

    会場

    生涯学習センターゆとろぎ講座室1

    出席者

    島田元男 平辰男 清水勝 田邊靖夫 佐藤邦男 深町隆之 橋之口律子 荒井夏子 木村兼江 北浦勝平 中野永久栄 島田悦延 武藤清美 湯地菊男 大六野修(臼井正人の代理出席) 中島義信 尾部卓美 羽村誠(市民パトロールセンターコディネーター)

    欠席者

    小出治 渡邉慎吾 志村忠夫 道祖土富士夫 細谷實 新井敏行 下田壮 並木功真 数井謙二 深野三枝子 水嶋恵子 石川利夫

    議題

    1. パトロールセンターの運営状況について(報告)
    2. 情報伝達について
    3. 今後の協議事項について
    4. 会議開催時間について

    傍聴者

    なし

    配布資料

    • パトロールセンターの現況
    • 市内の情報伝達手段
    • 羽村市防犯、交通安全および火災予防を推進する計画(一部抜粋)
    • 羽村市防犯、交通安全および火災予防推進会議推進員名簿
    • パトロールボランティアの募集チラシ
    • 市民パト・センだより(創刊号)

    会議の内容

    (北浦座長)皆さんこんにちは。平成22年度第1回の推進会議を始めます。平成21年6月に第1回の推進会議を開催してから1年以上経ちました。今年の5月には市民パトロールセンターが小作台に設立され、順調に運営されており、ほっとしているところです。これから先、市民パトロールセンターの方向性を決めていくのがひとつの課題だと考えています。これからも前向きにこの会議を進めていただき、羽村市の安全と安心を支えていきたいと思います。

    (事務局)各団体の役員改選や人事異動がございまして、新たに推進員をお願いいたしました方がいらっしゃいますのでご紹介いたします。小・中学校PTA関係者から羽村第一中学校PTA会長の佐藤様、羽村第三中学校PTA副会長の深町様です。老人クラブ連合会関係者として羽村市老人クラブ連合会副会長の中野様です。福生警察署から交通課長数井様、生活安全課長湯地様です。福生消防署から警防課長臼井様です。なお、本日は臼井様の代理で大六野様にご出席いただいております。続きまして、会議録の公開についてご説明いたします。この推進会議の会議録につきましては、羽村市防犯、交通安全および火災予防推進会議の会議録の作成と公表に関する扱いに基づきまして、市の担当課窓口での閲覧と市ホームページでの公開について規定されています。また、会議の傍聴につきましても傍聴に関する定めがございますが、本日の傍聴を希望される方はおりません。

    (北浦座長)それでは、次第に沿って会議を進めたいと思います。まず、パトロールセンターの運営状況について、事務局から報告をお願いいます。

    (事務局)今日はパトロールセンターに詰めていただいているボランティアの方もいらっしゃいますので、補足等ございましたら、ご発言をお願いしたいと思います。平成21年度の推進会議の中で、市民のパトロールの拠点となる場所や防犯等の情報発信の場が求められている、というご意見をいただきまして、今年の5月13日に市民パトロールセンターが開所いたしました。開所して約半年が過ぎましたが、この間に取り組んできた内容を資料にまとめました。まず、市民パトロールセンターの運営に協力していただけるボランティアの募集を、広報はむらやコミュニティーセンター2階にございます、ボランティアセンターで募集を行いました。また、市民パトロールセンターの掲示板でも募集のポスターを掲示しております。その結果、市民パトロールセンターの事務所に常駐するボランティアが現在6名、青色回転灯を装備したパトロールカーを使ったパトロールに現在9名の方が参加していただいています。このパトロールの組織についてですが、名称を市民パトロールあおばずく、通称あおパト隊と呼んでいます。あおパト隊の活動時間は決まっておらず、二名一組でパトロールカーに乗って市内全域をパトロールしていますが、学校の下校時間には学校付近を中心にパトロールしたり、不審者情報のあった地域を重点的にパトロールしたりと臨機応変な対応をしています。また、あおパト隊の皆さんにつきましては、福生警察署生活安全課のご協力をいただき、青色防犯パトロール講習を受講した後、警視庁からパトロール実施者証を受けています。市民パトロールセンター実動延べ人数について、コーディネーター、常駐ボランティア、あおパト隊の人数は表のとおりです。情報の収集、発信についてですが、現在、コーディネーターと常駐ボランティアが学校などを訪問して情報の共有化について連携を深めるための話し合いをしています。また、パト・センだよりを年3回発行する予定ですでに11月1日に創刊号を発行し、町内会への配布や産業祭などでも配布しました。福生警察署からの協力についてですが、防犯に関する資料やポスターの提供を受けております。また、パトロールに関しての講習会を今後行う予定ですが、福生警察署に協力をいただく予定です。今後の活動目標については、市内のパトロール実施団体とのネットワークづくりとボランティアに対し応急救護の講習を行い、救命活動が可能になるよう整備を図りたいと考えています。

    (北浦座長)コーディネーターの羽村さんから補足はありますか。 

    (羽村)パトロールは2時間から2時間30分くらい実施していますが、不審者情報があった重点地域などは、パトロールカーから降りて徒歩でのパトロールも実施しています。また、パトロール中に声を掛けられることがよくあります。夏には公園の草木が生い茂っていて、公園内の見通しが悪くなってしまっているとか、歩道上の雑草を刈ってほしいなどといったことですけれども、防犯上対応が必要だと思われることもありますので、パトロールセンターから市の担当部署へ要望をあげるといったこともしています。また、先ほどもお話がありましたが、不審者情報に対しては、すばやい対応が必要になってきますので、情報の収集や発信について、学校等と話し合いを進めています。常駐ボランティアやあおパト隊の方たちは非常に積極的に活動していただいています。

    (北浦座長)尾部さんと中島さんには常駐ボランティアをやっていただいていますが、何かご意見等ありますか。

    (尾部推進員)これまではあまり寄せられなかった不審者情報など、たくさんの情報がパトロールセンターに集まってきています。不審者情報だけでも5月から22件報告されていて、現在、情報の分析をしているところです。今後も不審者情報に限らず、たくさん情報が集まってくると思います。

    (中島推進員)小学生の下校時の安全について、各小学校の校長先生と話し合っています。特に学童クラブに通っている子の帰宅時間は遅くなりますので、我々にできることを検討しています。

    (北浦座長)ありがとうございました。

    (尾部推進員)お願いがあります。あおパト隊のメンバーを増やしたいので、月に一度でもいいからできるという方がいましたら紹介していただきたいと思います。

    (北浦座長)ぜひご協力をお願いします。続いて、議題の2、情報伝達についですが、不審者情報や火災、事件など情報にもいろいろあります。こういった情報の伝達方法の仕組みをはっきりさせたいのですが、皆さんのご意見を伺いたいと思います。情報伝達の仕組みづくりについては、羽村市防犯、交通安全および火災予防を推進する計画で、基本方針3の施策7で謳われています。今日は、その部分を資料としてお配りしていますので、事務局から説明をしていただきたいと思います。

    (事務局)資料の説明

    (北浦座長)先ほどお話がありましたけど、パトロールセンターでは各学校と情報伝達についても話し合っていまして、不審者情報について、学校からパトロールセンターに連絡が入るような仕組みづくりに取り組んでいます。

    (湯地推進員)迷い人のお知らせを防災無線でお願いすることがありますが、放送を聞いた方から情報がたくさん入ります。その情報から迷い人が見つかったケースもたくさんあり、防災無線は緊急性のある情報を伝える手段として非常に有効だと思います。

    (北浦座長)防災無線については、うるさいと言う方もいらっしゃいますが、いかがでしょうか。

    (中野推進員)私はうるさいとは思いませんが、何を言っているのか分からないことがよくありますので、改善できないものかと思います。

    (清水推進員)話し方にもよると思いますが、栄町地区でも何を言っているのかよくわかりません。

    (尾部推進員)私も聞き取れないことがよくあります。

    (事務局)聞こえないといった連絡をいただいた地区については、現地確認を行って調整をしていますが、音量を上げるとうるさいという声が増えます。今後、防災無線の性能等については改善に取り組みたいと思います。

    (清水推進員)先日、栄町で立てこもり事件があって現場付近が通行止めになりましたが、事件を知らない人も多くいました。事件の情報をメール配信で知らせるといった方法はできないでしょうか。

    (湯地推進員)捜査中の事件については、なかなか詳しいことをお知らせするのが難しいです。あの日は、栄小学校の下校時間が始まるのが1時30分からということでしたが、市の教育委員会とは連絡を取り合っていました。

    (事務局)この情報伝達の仕組みづくりについては、以前小作台であった強盗事件がきっかけになっています。たくさんの警察官がいるけど何があったのか、近所の方や近くの幼稚園が分からなかったという当時の反省から、情報の伝達についての仕組みをきちんと作ろうということで計画の中に盛り込まれています。現在、市では子どもたちの下校時の安全に関わる情報伝達について、学校や保育園、幼稚園を担当する課との情報伝達についての仕組みが概ねできていますが、羽村市全体でのきめ細やかな情報伝達の仕組みづくりについて、皆さんのご意見をいただきたいと思います。

    (中島推進員)大きな事件・事故などの情報は警察から市へ入ってくると思いますが、市民からの情報については市民パトロールセンターでも窓口になれると思います。また、入ってきた情報をどう伝えるかについても検討しなければいけないでしょう。防災無線は速く、広範囲に情報伝達することができますが、先ほどお話があったように、場所や聞く人の状況によっては伝わらないこともあります。青パトを使った広報も時間は多少かかりますが、効果的だと思います。市民に対する情報伝達の仕組みをどう構築していくか考えなければいけないと思います。

    (深町推進員)携帯電話へのメール配信についてですが、情報によって不安をあおるようなことにならないように気をつけなければいけないと思います。栄町の事件では、近くに学校があって、近所の方や保護者の方に対しての情報伝達は大切だと思いますが、情報の内容によって、情報伝達する対象範囲を決めるといったことが必要だと思います。すべての方に対してすべての情報を伝達しなければいけない、ということではないと思います。

    (北浦座長)収集した情報の内容チェックと配信を、誰が行うのか、が非常に大事だと思います。

    (尾部推進員)仕組みづくりについては、この計画書にあるものを基にして、決めてしまわないと先に進めないと思います。

    (平推進員)尾部さんがおっしゃるとおり、計画書を基にして皆さんのご意見を参考に取り入れて作ってみてはどうでしょうか。

    (木村推進員)基本的に情報というのは一か所に集約してコントロールすべきで、計画書の図にある市の関係各課、生活安全課、教育委員会が情報を集約する核になると思います。また、伝達する情報については、情報の内容をよく確認し、誰に何を伝えるかを決めていくべきだと思います。例えば学校に関係する情報でしたら、学校と近隣の町内会といった範囲で情報を流し、関係ないところには情報を流さないほうがよいと思います。市民パトロールセンターはこの図のどこに位置するのかというと、市の関係各課の枠の下に位置すべきだと思います。緊急性のある情報が学校などから入った場合などは、市民パトロールセンターがすぐに行動することもあると思いますが、同時にその情報を市の関係各課に伝達する必要があります。市民パトロールセンターは市の関係各課と情報を共有化するけれど、情報の伝達は行わず、伝達は市の関係各課から行うのが良いと思います。

    (事務局)計画書の伝達方法の図のどこに市民パトロールセンターが入るのかということですが、市民パトロールセンターは市とは別個の組織として活動していて、将来的にはNPO法人化する予定ですので、やはり市民パトロールセンターとして、ひとつの枠をつくり、市の関係各課の枠の隣に位置して、市と双方向の矢印で結べば良いかと思います。

    (木村推進員)せっかく市民パトロールセンターができたので、この図には入れるべきだと思いますが、市民パトロールセンターからメール配信を行うというのは、個人情報の管理が負担になると思います。

    (清水推進員)警察署と消防署の右に各施設の枠がありますが、ここに市民パトロールセンターを入れたらどうでしょうか。

    (木村推進員)市民パトロールセンターの役割を考えると、別の枠がいいと思います。今の図では、警察署や消防署、市の関係各課に情報を入れることになっていますが、逆に情報が入ってこないようになっていて、この点が市民パトロールセンターの役割と違うところだと思います。

    (湯地推進員)将来的にNPO法人化を予定しているということですので、市民パトロールセンターは独立したひとつの枠で図の中に入れるのが良いと思います。

    (北浦座長)町内会から市民パトロールセンターに関して、何かありますか。

    (清水推進員)先日の町内会の役員会で、市民パトロールセンターの話をしまして、パトロールに協力ができる方はぜひお願いしたいという話をしました。また、小作地区にあります、小作地区明るい町づくり推進委員会が市民パトロールセンターの活動に協力できないかということで、話し合っていまして、近いうちに結論が出ると思います。

    (北浦座長)計画書19ページの、緊急を要しない情報の伝達方法ですが、市民パトロールセンターの位置付けはいかがでしょうか。

    (事務局)市民パトロールセンターとしてひとつの枠をつくり、組み込むかと思います。

    (尾部推進員)情報の伝達方法について、市民パトロールセンターの位置付けは皆さんからご意見がたくさん出ましたが、その他の仕組みづくりについてはどういたしましょうか。

    (事務局)今日いただきましたご意見を参考にさせていただき、計画の修正案を作成し、次回の会議で皆さんに修正案について諮っていただきたいと思います。

    (北浦座長)それでは、次回の会議で計画の修正案について、諮りたいと思います。その他に何かご意見等ありますか。

    (木村推進員)市民パトロールセンターのホームページを作って、活動内容やボランティアの募集について、広く周知していただきたいと思います。

    (事務局)なるべく早く公開できるよう準備したいと思います。

    (北浦座長)今後の協議事項についてですが、羽村市防犯、交通安全および火災予防を推進する計画の修正、見直しについての他に何かございますか。

    (尾部推進員)これまでの会議では主に防犯について話し合われてきましたが、交通安全と火災予防については、今後どのように進めていく予定ですか。

    (北浦座長)次回の会議で防犯についてまとめて、第3回の会議から交通安全と火災予防について話し合いたいと思います。

    (木村推進員)欠席される方には、事前に会議の資料を送って、意見を聞いたほうが良いかと思います。

    (北浦座長)欠席される方には連絡して調整します。

    (事務局)次回の会議日程については、1月19日の午後3時から予定しておりますが、改めてご連絡させていただきます。