日時
平成29年7月13日(木曜日) 午後7時00分~午後9時00分
会場
市役所3階 庁議室
出席者
委員 金子 秀夫、堀 茂子、平 辰男、田中 奈穂美、羽村 紀代子、石川千寿、中根 透、鶴岡 協子、山口 脩、川端 秀明、岩崎 由美恵、三浦 恵利子、荻原 稔、上野 芳枝、永川 みつ子
欠席者
なし
議題
・ 開会
・ 市長あいさつ
・ 委員紹介
・ 座長及び副座長の選出
・ 議事
・ 羽村市生涯学習基本計画推進懇談会について
・ 羽村市生涯学習基本計画推進懇談会の傍聴に関する定め(案)について
・ 羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準について
・ 羽村市生涯学習基本計画後期基本計画及び実施計画について
・ 第2回以降の生涯学習基本計画推進懇談会について
・ その他
・ 羽村市生涯学習基本計画推進懇談会年間スケジュールについて
傍聴者
なし
資料
・ 第1回 羽村市生涯学習基本計画推進懇談会 会議次第
・ 第1回 羽村市生涯学習基本計画推進懇談会 席次
・ 資料1 羽村市生涯学習基本計画推進懇談会 委員名簿
・ 資料2‐1 羽村市生涯学習基本条例
・ 資料2‐2 羽村市生涯学習基本計画推進懇談会要綱
・ 資料2‐3 羽村市生涯学習推進委員会要綱
・ 資料2‐4 羽村市生涯学習審議会規則
・ 資料3‐1 羽村市生涯学習基本計画推進懇談会の傍聴に関する定め(案)
・ 資料3‐2 羽村市生涯学習基本計画推進懇談会 傍聴人名簿
・ 資料4 羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準
・ 資料5 羽村市生涯学習基本計画推進懇談会委員意見
(平成25~28年度)
・ 資料6 (テーマ)循環型生涯学習の推進 ~生涯学習コーディネート機能の構築~
・ 資料7 羽村市生涯学習基本計画推進懇談会 年間スケジュール
・ 別冊 羽村市生涯学習基本計画 後期基本計画
実施計画(平成29年度版)
羽村市生涯学習基本計画 後期基本計画 概要版
・ 参考資料 【提言】市民や団体等が学んだ成果を地域社会に還元できる仕組みの構築について
会議の内容
開会
(事務局) 定刻となったので、只今から、第1回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会を開会する。
本日は、お忙しいところ、ご出席をいだだきありがとうございます。私は、本日、事務局として司会進行をつとめます羽村市教育委員会生涯学習部生涯学習総務課生涯学習推進係長の増田です。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは早速、次第に沿って、会議を進める。
あいさつ
(事務局) 開会にあたり、並木市長からあいさつを申し上げます。
(並木市長) 皆さん、こんばんは。ご紹介をいただきました、羽村市長の並木でございます。
本日、皆さんにおかれましては、お仕事などでお疲れのところ、また夜分にもかかわらず、懇談会にご出席いただきまして、誠にありがとうございます。
さて、市では、生涯学習を推進するため、生涯学習基本計画を策定し、乳幼児期から高齢期までそれぞれのライフステージに沿ったさまざまな施策に取り組んでいます。今年度は、生涯学習基本計画後期基本計画のスタートの年になりますが、この計画の策定にあたりましては、本日、ご出席の委員の皆さまの中にも生涯学習審議会委員としてご審議に加わっていただいた方がいらっしゃいます。
また、これまでの懇談会でのご意見も参考にさせていただくなど、多くの市民の皆さまのご協力により策定することができました。
この計画では、今後5年間で市が目指す生涯学習の目標として、「循環型生涯学習の推進」ならびに「生涯学習を通したまちづくり」を2つの大きな柱として掲げています。この柱の1つ「循環型生涯学習の推進」では、「生涯学習コーディネート機能の構築」に取り組むこととしています。
コーディネート機能の構築に向けては、人材の育成が重要であり、本日お集まりいただいた委員の皆さんには、これまで生涯学習にさまざまな立場でご活躍されていることと存じますので、ぜひ、これまでの経験を活かしていただき、人材の育成や組織化に向けたご意見をいただけるものと期待しています。
また、2つ目の柱「生涯学習を通したまちづくり」では、市民の皆さまが学習活動を通じて学んだ成果を、地域での活動に還元することで、その過程において人と人とのつながりが生まれ、活気あるまちづくりにも寄与するものであります。市といたしましても市民の皆さんが学んだ成果をまちづくりや地域の課題解決に活かせるようさまざまな視点から支援してまいります。
結びになりますが、これからの生涯学習の推進に向け、懇談会での活発なご議論が行われることをお願い申し上げ、あいさつとさせていただきます。
委員紹介
事務局から委員の紹介
教育長及び職員の紹介
座長及び副座長の選出
(事務局) 本懇談会の議事については、座長が議長になり審議を進めていただくことになる。
しかしながら、座長及び副座長が選任されていないので、選任されるまでの間、事務局において進行させていただく。
それでは、事務局から「座長及び副座長」の選任方法、その役割等について説明させていただく。
(資料2‐2により説明)
それでは、座長の選出について議題とさせていただくが、どなたかご意見はあるか。
(委員) 生涯学習審議会会長を務められた経験を持つ金子委員を座長として提案する。
(各委員) 異議なし。
(事務局) 異議なしと認め、座長に金子委員を選任させていただく。
次に、副座長の選出を議題とする。副座長については、委員のうちから座長が指名することになる。金子座長に指名をお願いする。
(座長) 文化協会の副会長を務めている鶴岡委員を副座長に指名したいと思うがいかがか。
(各委員) 異議なし。
(事務局) 金子座長から副座長に鶴岡委員が指名された。委員の皆さんからご異議がないようなので鶴岡委員を副座長とする。
それでは、座長及び副座長に選任されたお二人から就任のご挨拶をお願いしたい。金子座長からお願いする。
(座長) 生涯学習審議会で生涯学習基本計画後期基本計画の策定に関わったことから座長にご指名いただいたが、この懇談会では、さまざまな立場から忌憚なくご意見をいただきたいと思うのでよろしくお願いしたい。
(事務局) 続いて、鶴岡副座長から挨拶をお願いする。
(副座長) 副座長に指名されて戸惑っているが、日頃から羽村市はすばらしいと感じているので、こうして関わりを持てることを幸せに思う。
私は長年、保育園に勤める中で子どもたちと関わり、ボランティアでは地域や高齢者と関わる活動をしている。皆さんからもさまざまなご意見を拝聴したいので、よろしくお願いしたい。
(事務局) 正副座長が選任されたので、ここで、並木市長及び桜沢教育長は退席させていただく。また、正副座長には席の移動をお願いする。
議事
(1)羽村市生涯学習基本計画推進懇談会について
(座長) 会議に入るが、まず始めに、会議に先立ち、皆さんにご協力をお願いする。円滑に会議の議事を進行するため、発言のある場合は、挙手をお願いする。私から委員を指名するので、その後、発言をしてほしい。
それでは、初めに、議事の1項目め、「羽村市生涯学習基本計画推進懇談会について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。
(事務局) (資料2‐1、2、3により説明)
(座長) この件について、ご意見、ご質問などはあるか。
(各委員) 特になし。
(座長) 特になければ、これで質疑を終わる。
(2)羽村市生涯学習基本計画推進懇談会の傍聴に関する定め(案)について
(座長) 続いて、議事の2項目め、「羽村市生涯学習基本計画推進懇談会の傍聴に関する定め(案)について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。
(事務局) (資料3‐1、2により説明)
(座長) この件について、ご意見、ご質問などはあるか。
(委員) 傍聴できる年齢については、制限があるのか。また、傍聴を希望する母親が乳幼児と同伴で来た場合に傍聴は可能か。
(事務局) 傍聴できる年齢については、この案の中では特に定めていない。特に定める必要があれば、ご審議いただきたい。
また、乳幼児を連れた母親の傍聴については、この案の第6条の(2)で「静粛を旨とし」とあるので、会議の妨げにならない範囲で傍聴できるものと解釈いただきたい。この会議は原則として、広く開かれたものなので、座長や委員の皆さんの判断をいただきながらの臨機応変な対応としたい。
(座長) この会議については、広く開かれたものとして考え、定員を超えた場合においても、その都度判断することとしたい。
他に意見はあるか。
(各委員) 異議なし
(座長) 何もなければ、原案のとおり承認し、「(案)」を消して本日の日付をいれていただきたい。
本日の傍聴者はいるか。(傍聴者なし)
(3)羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準について
(座長) それでは、議事の3項目め、「羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準について」を議題としたい。事務局から説明をお願いする。
(事務局) (資料4により説明)
(座長) 今までの懇談会では、会議録の確認をどのように行っていたか。
(事務局) 会議録を公表する前に、委員の皆さんには内容の確認をお願いしている。確認の時点では、発言された委員のお名前は記載されているが、確認後は、個人名ではなく「委員」と表記し、公表する。
(座長) 資料4の裏のような様式で公表するが、その前に個々の委員の記名のある会議録で自分の発言に誤りがないか確認できるということか。
(事務局) そのとおりである。
(座長) 会議録について事務局から説明があった。会議録の作成・公表については例年通りで良いか。このことについて何か意見はあるか。
(委員) 過去の懇談会について、公式サイトで公開されているのは何年度からか。
(事務局) 平成25年度からである。
(座長) 他に質疑はないか。
(各委員) 質疑なし
(4)羽村市生涯学習基本計画後期基本計画及び実施計画
.についてえ
(座長) 議事の4項目め、「羽村市生涯学習基本計画後期基本計画及び実施計画について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。
(事務局) (別冊「生涯学習基本計画 後期基本計画」「概要版」「実施計画」を説明)
(座長) 資料の量がかなり多いので、すぐに理解するのは難しいと思う。次回の会議までに可能な限りこれらの資料に目を通していただきたい。今の段階で何か質疑はあるか。
(各委員) 質疑なし
(5)第2回以降の生涯学習基本計画推進懇談会について
(座長) 議事の5項目め、「第2回以降の生涯学習基本計画推進懇談会について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。
(事務局) (資料6と生涯学習基本計画後期基本計画概要版により説明)
(座長) この件について、ご意見、ご質問などはあるか。
(各委員) 特になし。
(座長) 今日の会議においては、次回以降の会議に必要な資料の提供を受けた。
第2回以降の会議では、皆さんが活躍している活動の立場からご意見をいただきたい。
後期基本計画では、生涯学習コーディネート機能の構築が重要な取り組みの一つとして考えられており、事務局から説明のあったテーマについて3回に分けて会議を進めていくことになる。
ここまでで、事務局に確認しておきたいことはあるか。
(事務局) 資料の全てに目を通すことは難しいので、主に「生涯学習基本計画後期基本計画概要版」を参考に見ていただければわかりやすいと思う。
また、「生涯学習基本計画後期基本計画 実施計画」は、各計画事業の中で担当課が具体的な事業内容や事業量などの現況と今後3か年の計画を掲げ、それらを進行管理しているものである。
(座長) 今回の資料の中に「社会教育委員の会議【提言】」が入っていたが、これについて説明してほしい。
(事務局) 平成28年3月に「社会教育委員の会議」より、「市民や団体等が学んだ成果を地域社会に還元できる仕組みの構築について」が提言された。この提言の中で、コーディネーターの設置についての意見もあるので、今回のテーマに対して参考になるものとして、資料とした。
(座長) 確認だが、後期基本計画の中で、生涯学習コーディネーターの設置が重要とされているが、社会教育委員の会議においても生涯学習コーディネーターの重要さが提言されているということか。
(事務局) そのとおりである。
懇談会の委員の皆さんからは、それぞれの立場や経験から、ご意見いただきたい。
また、次の会議においても、参考になる資料があれば提示させていただく。
(事務局) 後期基本計画の内容は、かなり広範囲にわたっており、全てをお読みいただくのは困難である。
基本施策1から7の中には、皆さんの活動に関連する部分があるかと思うので、ご自身と接点がある部分だけでも、その施策についての現状と課題、今後の取組みについて知っていただきたい。
今回のテーマでもある生涯学習コーディネーターの設置については、後期基本計画の中でも肝となる部分である。
生涯学習コーディネーターを核とした循環型生涯学習の実現に向けて、皆さんの関連する活動の視点から、ご意見をいただきたい。
(委員) 現在、羽村市に生涯学習コーディネーターは設置されているのか。
(事務局) 現在、生涯学習コーディネーターは設置されていない。生涯学習に関する問合せは個々に担当課で対応している。
(委員) この循環型生涯学習の目標達成となる具体的なビジョンはあるのか。
(事務局) 数値的な目標は掲げていない。
(委員) 現在、学びたい市民が情報を求める問合せなどがあり、生涯学習コーディネーターのニーズがあるということか。
(事務局) 「羽村市人材バンク人ネット」や「サークルガイド」については、市公式サイトにも掲載しているが、直接問合せがくることもある。
平成27年度羽村市市政世論調査における生涯学習の項目では、学ばない理由の1つに「学びたいがどうすれば良いのかわからない」という意見もあり、生涯学習コーディネーターを設置することで、学びたい人が必要な情報を得ることができるのではないかと考えている。
(委員) 学びたいニーズがあることを前提に、今後の懇談会で話しを進めて良いということか。
(事務局) そうである。
(委員) 生涯学習センターゆとろぎの開設と共に、行政と市民が協働で運営するゆとろぎ市民の会が設置された。市民の会では、生涯学習に関するさまざまなニーズを聞いている。
学習したいと思った時にどこに相談したら良いのかわからないと思う人も多いのではないだろうか。そういった相談の窓口となる生涯学習コーディネーターが設置されると良いが、人と人をつなげる役割を担うコーディネーターを設置する場所や生涯学習コーディネーターの在り方については、よく検討しなくてはいけないと思うので、そういったことをこの懇談会で話していくと良いのではないか。
(委員) 学びたいという人、教えたいという人、両者の学びのニーズを結び付けるシステム作りはとても大切だと思う。
この後期基本計画は5年という区切りがあるが、生涯学習コーディネート機能の構築については、具体的にどこまで達成することとしているのか。
(事務局) 羽村市において、生涯学習コーディネーターという存在が浸透・定着し、市民が学びたい時に学べるという環境が整うことが理想である。
(委員) 生涯学習コーディネーターは、市に雇用されるものなのか。それとも市民のボランティアなのか。
(座長) そのことについては、今後の懇談会において、市民の生涯学習を推進するために生涯学習コーディネーターがどう在ることが有効かについて話し合われる際に、ご意見として皆さんと議論を深めていきたい。
(委員) 学びの情報が欲しい人のニーズに応えていくことは大事だと思う。
障害者の生涯学習については、市内にはないが市外にならあるといった状況もある。
ニーズが多様であれば、つながるルートも多様である。つなげることを大事にしていかないと学びたいという気持ちが萎えてしまうこともあると思うので、生涯学習コーディネーターの在り方がどのような形でできれば良いか、今後の懇談会でいろいろな話し合いができると良いと思う。
(座長) 他に確認しておきたいことはあるか。
(委員) 社会教育委員の会議の提言の中にもあるようにコーディネーターの設置には、その現状と課題がある。生涯学習コーディネート機能の構築というテーマについて話し合う前に、羽村市における現状と課題について理解を深めた方が話を進めやすく、羽村市に合った生涯学習コーディネーターの在り方につながるのではないか。
(座長) ここにいる皆さんの活動の立場が違うので、それぞれの考え方があると思う。
次回以降の会議では、それぞれの立場から感じた良い点・悪い点について、議論を深められれば良いと思う。
また、事務局には、必要な統計などの資料があれば、提示していただきたい。
(委員) 私は、社会教育委員の会議の提言の作成に関わったが、生涯学習を循環させていく上で、人と生涯学習をつなげる機能がうまく働いていないのではないかということを課題として考えた。
私も自身の活動の中で、講師を探すこともあるが、どこに情報を求めたら良いかと思うことがある。
この懇談会の中でもこのテーマについて、より深めた話ができると良いと思う。
(座長) 次回以降の懇談会では、皆さんからの活発な意見が出るのではないかと思う。
それでは、その他として、羽村市生涯学習基本計画推進懇談会年間スケジュールについて、事務局から説明をお願いする。
6.その他
羽村市生涯学習基本計画推進懇談会年間スケジュールについて
(事務局)(資料7により説明し、第2回~第4回までの開催候補日を提案)
(座長) この懇談会は、過半数の委員の参加によって成立する。そこで、事務局から提案のあった開催日の中で、欠席者が一番少ない日に決定したいがよろしいか。
(各委員) 異議なし。
<日程調整>
第2回懇談会 8月10日(木曜日)午後7時~
第3回懇談会 9月14日(木曜日)午後7時~
第4回懇談会 10月11日(水曜日)午後7時~
(座長) 欠席される方は、事務局に意見を言っておいていただき、懇談会での意見として共有していきたい。
これで、第1回の生涯学習基本計画推進懇談会を閉会する。皆さんのご協力をいただきありがとうございました。それでは事務局に戻す。
(事務局) 座長におかれましては、議事進行ありがとうございました。
委員の皆さんにおかれましても長時間にわたり、ご審議ありがとうございました。
次回の会議は8月10日(木)である。
また、本日の会議録については次回の開催通知と一緒に送付するので、あらかじめ確認をお願いしたい。