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    平成29年度第5回羽村市使用料等審議会会議録

    • [2017年8月28日]
    • ID:10317

    平成29年度第5回羽村市使用料等審議会会議録

    1 日時  平成29年7月26日(水曜日)午後1時30分から午後3時30分
    2 場所  市役所東庁舎4階特別会議室
    3 出席者

    【会長】金子 憲
    【職務代理】内田正敏
    【委員】田村義明、宇津木牧夫、小澤右任、田村 勇、矢部久子、大塚勝江、吉田ますみ
    【説明員】加藤上下水道業務課長、柴田係長、数野主査、中根防災安全課長、石田係長
    【事務局】早川財務部長、高橋財政課長、浜中主査、大武主査
    4 欠席者 川津紘順
    5 議題  

    (1)水道料金の適正化について
    (2)下水道使用料の適正化について
    (3)手数料の適正化について

    1. 下水道工事店指定事務手数料(上下水道業務課)
    2. 放置自転車等撤去手数料(防災安全課)

    6 傍聴者  なし
    7 配布資料  別紙のとおり
    8 会議内容  下記のとおり

    開会

    【会長】

     只今より「第5回 羽村市使用料等審議会」を開催する。
     効率よく進行していきたいので、各委員のご協力をお願いする。

    1 審議事項
     (1)水道料金の適正化について
    【会長】
     それでは、「(1)水道料金の適正化について」を議題とする。事務局より説明をお願いする。

    【事務局】
    …(「水道事業の現状と今後の見通し および 資料1から9」により説明)

    【会長】
     ただいま、説明があった件について、質疑等はないか。

    【委員】
     20ミリの口径を利用している世帯はどの程度あるか。

    【説明員】
     全体の69.8%が20ミリ口径を利用している。

    【委員】
     水の需要推移について、年々減少しているが、人口減少などの要因によるものなのか。

    【説明員】
     節水型の家電製品等が登場していることや人口減少、大口企業の撤退などさまざまな要因が考えられる。

    【委員】
     最近では、ウォーターサーバー、ミネラルウォーターの購入や節水意識などもあり、水道水の需要が減少傾向にあるのではないか。

    【説明員】
     担当課としては、水道水を飲料水として使用していただくため、ペットボトル水「水はむら」を販売したり、利き水体験などを通して安全でおいしい水のPRに努めている。

    【委員】
     不納欠損額があるが、不納欠損となった理由はなにか。

    【説明員】
     届出を行わずに市外転出したり、国外転出、死亡など居所が不明で接触ができないケースにおいて2年で不納欠損となる。
     市内の未納者については、督促を行うが、それでも支払いがない場合については、給水停止などを行い支払いにつなげている。

    【委員】
     平成26年度に水道料金を改定し、平成33年度までは健全な財政基盤を確立しており、適正な水道料金であるという説明があったが、このような現状があるにもかかわらず、今回の使用料等審議会の審議事項とした意図はなにか。

    【説明員】
     平成26年度の料金改定は、前回の使用料等審議会の答申に基づき改定を行ったものである。その際の経営努力をすることという付帯事項があったことから、その後の経過報告や現状報告のため今回の審議事項とさせていただいた。

    【委員】
     前回の審議会において、「水はむら」の値下げができないかというお願いをしたが、その後どうなったか。
     また、2リットルのペットボトルの商品化や市内の自動販売機に「水はむら」を入れることはできないのか。

    【説明員】
     「水はむら」の製造販売については、平成19年度より事業を開始し、自動販売機などにおいて100円で販売しており、ワンコインで購入できることから好評を得ている。
     価格について、平成26年度の消費税率改定の際には、値上げをすることなく据え置きとしたものの、製造単価の関係から値下げにはいたっていない状況である。
     また、2リットルのペットボトルの製造販売については、市場に安価なミネラルウォーターが供給されている現状を見ると、民間商品と競争することはできない状況にある。
     最後に自動販売機について、市の公共施設に設置している自動販売機や一部のスーパーマーケットにおいて店頭販売を行っており、「水はむら」を置いてもらう努力はしている。
     製造単価や市場の現状などを総合的に勘案すると100円という価格、500ミリリットルというサイズで「水はむら」のPRを行っていきたいと考えている。

    【委員】
     価格を下げることで「水はむら」の販売本数も伸び、よりPRに繋がると考えるので、経営努力をしてはどうか。

    【委員】
     ワンコインで購入でき、好評を得ているとのことだが、「水はむら」については値下げをしたほうがよいのではないかと考える。

    【委員】
     議事進行についての意見だが、今回は水道料金の適正化について審議するものであるため、まずは水道料金が適正であるかの議論をするべきであると考えるがいかがか。

    【会長】
     水道料金の適正化についての意見はないか。

    【委員】
     水道料金については、現行の料金で問題ないと考えるが、水道料金と比較すると「水はむら」は高いと考えている。

    【委員】
     平成33年度までは適正な水道料金であるとしているが、平成34年度以降はどういう見込みを立てているのか。

    【説明員】 
     平成29年3月に「羽村市水道ビジョン後期計画」という計画を策定し、その計画の中で平成33年度までの収支見通しを明記しており、これを根拠とし平成33年度までは適正な水道料金であるとしている。
     平成34年度以降について具体的な数字はまだないが、今後、財政状況等の検証を行い、適正に事業を進めていきたいと考えている。

    【委員】
     同時期に「水道管路耐震化更新計画」を作成しているが、こちらについても平成33年度までの計画なのか。
     その場合、資本的収支の推移について、水道管路の耐震化にかかる費用も見込んでいるということでよいか。

    【説明員】
     「水道管路耐震化更新計画」についても、平成33年度までの計画である。
     また、水道管路の耐震化にかかる費用も見込んでいる。

    【委員】
     水道管の更新について、塩ビ管から他の素材の管に変更するということでよいか。

    【説明員】
     塩ビ管からダクタイル鋳鉄管という耐震性を持った管に変更している。

    【委員】
     水道管の耐震化について、更新の進捗状況と平成33年度までの見込みはどの程度か。
     また、資料について単位が統一されておらず、わかりにくいことから改善をお願いしたい。
     最後に、将来の見込みを示した資料があるが、平成30年度以降の収益が同額であり、将来の見込みを示した資料とは言えないのではないかと感じた。

    【説明員】
     水道管の耐震化について、平成28年度末時点で耐震性を満たす水道管は20%程度である。また、平成33年度末については25.6%を見込んでいる。
     次に、資料の単位が統一されていない件について、今後注意をしたい。
     最後に、将来の収益を同額とした理由について、給水量の見通しがほぼ横ばいの状況であることから、平成30年度以降は同額としている。将来の見込みについては、今後の推移を確認しながら見直しを行っていきたい。

    【会長】
     他に意見はないか。

    …(なし)

    【会長】
     それでは、さまざまな意見があるが、水道料金については据え置くこととし、水のPRについて一層の努力をお願いするということでよろしいか。

    …(異議なし)

    【会長】
     それでは、以上とする。

    休憩

     (2)下水道使用料の適正化について

    【会長】
     続いて、「(2)下水道使用料の適正化について」を議題とする。事務局より説明をお願いする。

    【事務局】
    …(「下水道使用料の現状と今後の見通し および 資料1から4」により説明)

    【会長】
     ただいま、説明があった件について、質疑等はないか。

    【委員】
     平成30年度に市債が増加しているが、要因はなにか。

    【説明員】
     雨水管の工事を行う計画があり、その財源として市債を活用し対応する予定である。

    【委員】
     自治体によって下水道使用料について倍近い料金差があるが、要因はなにか。

    【説明員】
     下水道使用料については、自治体ごとに設定しており詳細な理由についてはわからないが、下水の処理費用がかかるなど自治体固有の事情があるのではないかと推測される。

    【委員】
     自然災害などで下水の処理が追いつかなくなった場合の復旧費用など、災害時や緊急時に使用することができる財源は確保されているのか。

    【説明員】
     市では1時間あたり50ミリの降雨に対応できる整備をしているが、昨今ではこれ以上の降雨も想定されている。
     現状では災害時に使用できる基金などの財源はなく、災害時には一般会計から繰出しを行い復旧費用に充てることとなる。
     今後、災害等も考えられることから基金の設置を検討することも必要だと考えている。

    【委員】
     近年災害が多く発生していることから、災害時に備え、基金等への積立てをお願いしたい。

    【事務局】
     下水道について施設の整備に多額の費用がかかることから、災害に備え基金を設置することも対策としてあるが、都市計画税として負担していただくことなども議論をしなければならない大きな課題だと考えている。
     日頃から冠水等が起こらないよう対策を講じるなどできることを行い、基金のあり方についても検討していきたいと考えている。

    【委員】
     平成29年度の財源として、国庫支出金の計上がないが、その理由はなにか。

    【説明員】
     マンホール蓋の交換工事にあたり国庫支出金を受け入れていたが、平成29年度は交換工事を引き続き実施するものの、交換件数の減少により、国庫支出金の対象とはならなくなったためである。

    【会長】
     他に意見はないか。

    …(なし)

    【会長】
     それでは、下水道使用料については、現行の使用料を据え置くことが適当であるとし、災害時等の対策についても検討する必要があるとしてよろしいか。

    …(異議なし)
    【会長】
     それでは、以上とする。

     (3)手数料の適正化について
      ①下水道工事店指定事務手数料
    【会長】
     続いて、「(3)手数料の適正化について」を議題とする。はじめに、①下水道工事店指定事務手数料について事務局より説明をお願いする。

    【事務局】
    …(「資料1-1,1-2」により説明)

    【会長】
     ただいま、説明があった件について、質疑等はないか。

    …(なし)

    【会長】
     それでは、下水道工事店指定事務手数料については、現行の手数料を据え置くことが適当であるとしてよろしいか。

    …(異議なし)

      ②放置自転車等撤去手数料
    【会長】
     続いて、②放置自転車等撤去手数料について事務局より説明をお願いする。

    【事務局】
    …(「資料2-1,2-2」により説明)

    【会長】
     ただいま、説明があった件について、質疑等はないか。

    【委員】
     放置自転車の撤去台数について、他の自治体と比べ多いのか。

    【説明員】
     近隣市と比較すると若干多い状況にある。

    【委員】
     自転車の駐輪場は市内にいくつあるのか。

    【説明員】
     羽村駅、小作駅周辺に12か所設置している。
     また、撤去については、長期間放置されている自転車や市内全域に放置されている自転車を撤去している。

    【委員】
     長期間とは具体的には何日なのか。

    【説明員】
     駐輪場に駐車している自転車については、7日間経過した場合に撤去している。

    【委員】
     所有者が不明な自転車については手数料の徴収ができないが、その場合の費用は市が全額負担するということでよいか。

    【説明員】
     所有者が不明な場合や引き取りに来ない場合については、撤去業者に売却し収入を得ている。

    【委員】
     盗まれた自転車も撤去されている可能性があると考えるが、どういう対応を取っているのか。

    【委員】
     防犯登録されている車両については照会を行い、持ち主に通知している。また、盗難届が出ている車両については、撤去手数料を免除している。

    【会長】
     他に意見はないか。

    …(なし)

    【会長】
     それでは、放置自転車等撤去手数料については、現行の手数料を据え置くことが適当であるとしてよろしいか。

    …(異議なし)

    【会長】
     それでは、以上とする。

    【会長】
     以上で、本日の審議事項は全て終了した。
    「2 その他」について、事務局より説明をお願いする。

    【事務局】
     第6回の審議会は、8月8日火曜日午前10時から市役所4階特別会議室で開催する。

    【会長】
     それでは、本日の審議はこれで終了する。

    閉会

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