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    第8回羽村市史編さん委員会会議録

    • [2018年1月25日]
    • ID:10797

    第8回羽村市史編さん委員会会議録

    日時

    平成29年11月14日(火曜日)午後7時~午後8時20分

    会場

    羽村市役所3階301・302会議室

    出席者

    委員長 浜田弘明、副委員長 江本裕子、委員 深澤靖幸、白井哲哉、白井正明、菊池健策、白井裕泰、清水亮一、増田一仁

    顧問 櫻沢一昭

    欠席者

    委員 和田豊

    議題

    1.委員長あいさつ

    2.議題

    (1)第11回羽村市史編さん本部の報告について(報告)

    (2)『羽村市史 資料編 中世』、『羽村市史 資料編 近現代図録』について

    (3)その他

    傍聴者

    なし

    配布資料

    • 第8回羽村市史編さん委員会次第
    • 席次表
    • 羽村市史編さんだより「伸びゆくはむら」第11号

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    内容

    1.委員長あいさつ

    委員長からあいさつ

    2.議題

    (委員長) それでは次第に沿って議事を進めてまいります。本日は、和田豊委員から欠席のご連絡をいただいております。それでは、事務局に伺いますが、本日、傍聴希望者はいらっしゃるのでしょうか。

     

    (事務局) 現在、傍聴希望者はいません。

     

    (委員長) わかりました。傍聴者なしということで、それでは議題に入りたいと思いますが、議題に入る前に、市史編さん委員会委員の島田哲一郎副委員長が9月30日付けで、任期満了により教育委員会委員を退任されました。それに伴い、10月1日付けで新しく江本裕子委員が委嘱されましたので、ご紹介します。

     

    「江本裕子委員あいさつ」

     

    (委員長) ありがとうございました。続きまして、後任の市史編さん委員会の副委員長を選出したいと思います。


     ● 副委員長の選出

    ・島田哲一郎副委員長退任に伴う副委員長を選出(委員互選)

    ・副委員長…江本裕子委員

     

    (委員長) それでは、副委員長が決定しましたので、江本副委員長、席を移動していただいて、改めて副委員長としてごあいさつをいただければと思います。

     

    「江本裕子副委員長あいさつ」

     

    (委員長) それでは議題に入りたいと思います。議題の(1)「第11回羽村市史編さん本部の報告について(報告)」事務局から説明をお願いします。

     

    (1)第11回羽村市史編さん本部の報告について(報告)

    (事務局) 第11回羽村市史編さん本部の報告について説明

    ・10月16日(月曜日)に開催。9月29日(金曜日)開催の第7回羽村市史編さん委員会の報告及び中世・近現代図録の原稿確認が主。

    ・平成29年度の事業について上半期の実績と下半期の計画について委員会で承認されたことを報告し了承を得た。

    ・平成30年度刊行予定の資料編(考古・近世・自然)の体裁について委員会の意見を報告し了承を得た。

    ・資料編のタイトル「考古」については、再度委員会の意見を聞くという指示があり、改めて委員会で議題にし、ご意見をいただきたい。

    ・「根搦前」の名称については、誤認・誤解のないようによく調整して進めるという指示があった。

    ・中世・近現代図録の原稿については、本部員から追って意見をいただくが、第8回市史編さん委員会の内容も今後報告し良い物を作っていきたい。

     

    (委員長) ただ今事務局から説明がありましたが、何かご意見・ご質問等はありますでしょうか。

     

    特になし

     

    (委員長) よろしいでしょうか。それでは議題の(2)『羽村市史 資料編 中世』、『羽村市史 資料編 近現代図録』について事務局から説明をお願いします。

     

    (2)『羽村市史 資料編 中世』、『羽村市史 資料編 近現代図録』について

    (事務局) 『羽村市史 資料編 中世』について説明

    ・凡例は、編年史料と石塔類の両方につけた。

    ・史料は372点ある。119ページの史料264については、偽作であるという研究もあり、保留となっている。

     

    (委員長) ただ今事務局から中世編の説明がありましたが、中世編と近現代図録については分けてご意見・ご質問をお受けしたいと思います。まずは、中世編の担当部会長から補足説明がありましたらお願いします。

     

    (委員) 私もこの状態で見るのは初めてなので、これからじっくり校正していきたいと思います。この場でご指摘いただける所はいただいて、今後何かあれば事務局の方にご意見いただければと思います。

     

    (委員長) ありがとうございました。まずは、『羽村市史 資料編 中世』について委員の皆さんからご意見がありましたらお願いします。

     

    (委員長) 大変細かいことですが、執筆者一覧のところのは、第一章・第二章ではなく、第一部・第二部ということですよね。

     

    (委員) そうですね。

     

    (委員) これで中世の史料はだいたい網羅できたということですが、これだけの史料をまとめたというのは他市にはないのでしょうか。

     

    (委員) それぞれの自治体によって収集する範囲は異なります。最近では、多摩地域でも自治体史編さんが盛んですが、それぞれの自治体で必要な史料を集めていると思います。ただ、西多摩エリアでは『福生市史』以来の中世の資料集となります。

     

    (委員) 索引をつけた方が良いと思うのですが。

     

    (委員) そういうことになると、他の部会の資料編との関係もありますが、現時点では考えていません。目次をもう少し細かくするという案はありましたが、内容が重複してしまいます。

     

    (委員) 例えば、年表のようなものがあると見やすいと思います。

     

    (委員) そうなると現在掲載している史料すべてを網羅するのは難しいです。他の自治体でも資料集で索引を掲載するところはなかなかないと思います。

     

    (委員) 略年表のようなものがあるとわかりやすいということだと思います。ただ、これ自体がすでに編年ではあります。

     

    (委員長) 相模原市史でも別編で索引を作り、本編では細目次をつけましたが、自治体によって作り方はさまざまかと思います。

     

    (委員) 今回も細目次については部会内でも議論しましたが、無駄にページを費やしてしまうのではないかと判断しました。

     

    (事務局) 原稿にはないですが、実際には左ページの肩に○○年という頭注を入れます。そのページに何年の史料が掲載されているということがわかるようにする予定です。

     

    (委員) 119ページの史料264についてですが、有名な史料でも、その後異なる調査結果が出ることはしばしばあります。そういう時、そういう史料があるという事実を評価して掲載するということもあって、そこには「この史料は検討を要する」などと記します。その辺の判断は検討中ということでしょうか。

     

    (委員) 史料掲載に検討を要しているという理由を調べてから対応したいと思います。

     

    (事務局) この史料については、歴史上そのような事実があるはずがないということや史料自体がその時代のものではないということなどがあり、研究者たちから史料自体に価値がないのではないかという報告がありますので、検討しているところです。

     

    (委員) 口絵の写真の写りが悪いと思います。

     

    (委員) 出力用紙やインクの問題もあります。漆塗りの位牌は撮影が難しいのですが、その他も画像処理でもう少し見やすくできると思います。

     

    (委員) 協力者が少ない気がしますが、これで全部ですか。

     

    (事務局) 網羅していると思いますが、最終的にもう一度確認します。

     

    (委員) 石塔などで読み方がわからない箇所があります。一般の方も読むと思うので、フリガナをつけたり、用語解説を載せたらどうかと思います。また、これは専門的な話になりますが、緑泥片岩が使われていると書かれていますが、最近では緑色片岩と言います。

     

    (委員) これは慣例に従い、緑泥片岩とさせていただきました。緑泥片岩=板碑と思われている方もいますので、それを今変えるのは難しいです。今日では緑色片岩と呼ばれているが、慣例として緑泥片岩を使うというような説明を入れることはできると思います。

     

    (委員長) フリガナに関しては、近世・近現代も同様だと思います。史料にルビをふるのは難しいと思いますが、解説の中で読みやすくなるように検討したいと思います。

     

    (委員) 前回の編さん委員会でご意見のあった石塔の名称については、石製供養塔もしくは石造供養塔に改めたいと思いますが、よろしいでしょうか。

     

    (委員) その方が良いと思います。

     

    (委員長) その他何か、ご意見はありますでしょうか。

     

    特になし

     

    (委員長) それでは、いただいた意見について今後部会で校正の中で随時対応していただければと思います。引き続き、『羽村市史 資料編 近現代図録』について事務局から説明をお願いします。

     

    (事務局) 『羽村市史 資料編 近現代図録』について説明

    ・文字原稿に写真もついた初校。トンボがあるのでB4になっているが、実際はA4になる。320ページ弱になる予定。

    ・記述について、平成24年は第四次長期総合計画の最終年度。ひとつの区切りとして、評価の対象となる。平成25年度からスタートした第五次長期総合計画は、現在計画が進行中のため評価は難しいのではないかという考えがある。そこを勘案していただきご意見をいただければ。

     

    (委員長) 全体が印刷された形で見るのは私も初めてなので、これから追加・修正等していく予定です。写真もついているので、このような写真構成で羽村の近現代が語れているかという観点でご覧いただければと思います。この『羽村市史 資料編 近現代図録』について、ご意見・ご質問等があればいただきたいと思います。

     

    (顧問) 市史編さんが始まり短期間ですが入念に調査・研究をされ、執筆されたと思います。今回の市史では平成24年までの記述だということですが、そこまでの主だった、現在にもつながる事項については、掲載してもよいのではないでしょうか。

     

    (委員長) 内容によりますが、写真に関しては、記録として今年度撮影したものもあります。その辺は配慮しながら進めていきたいと思っています。

     

    (副委員長) 現在に続く活動ということで考えますと、例えば先日羽村一中の吹奏楽部が3年連続で全国大会で金賞を受賞しました。それは、もとをただせば、昭和から平成に変わる頃に、「音楽のあるまちづくり」ということで、膨大な金管楽器等が各学校に配布されたという歴史があります。それが、20数年経ち、ようやく花開いて現在の羽村の音楽教育の充実ということがあると思います。そういう記述を「小・中学校の活動風景」という項などで入れていただけると、ありがたいです。また、ゆとろぎが、音楽や美術などの学校教育や社会教育の充実に寄与しているということや、学校の英語教育のALTとして横田基地の軍人の奥様が携わってくれているというプラスの面にも触れていただけるといいと思います。

     

    (委員長) 部会の担当者に伝えてみます。

     

    (委員) 82ページの産業祭の記述で時代とともにだいぶ変化してきたとありますが、写真が3枚とも昭和49年のものです。変化したなら、どうやって変化したかわかるように近年の写真も掲載した方が良いと思います。

     

    (委員長) 検討します。近年の写真はありますか。

     

    (事務局) あります。

     

    (顧問) 図録編なので、いろいろな制約があります。写真の大きさ、解説文やキャプションも上手に使っていただければと思います。

     

    (委員長) 今回、解説は3段階になっています。節全体の解説、ひとつのテーマとして構成している見開きの最初に項の解説、そして、写真個々を資料としてどう見るか、どういう意味があるかという細かい解説という並びです。写真自体は古いものが中心になりますが、解説については必要に応じて平成の新しい時期まで書いていきます。その他では、写真の全体調整がまだ終わっていません。同じ写真を使用している箇所もありますので、それは調整していきたいと思います。

     

    (委員) 目次について、「〇〇のまちはむら」で統一した方が良いのではないでしょうか。また、キャプションに施設名が出てきますが、場所がわからない人もいると思います。羽村市の公共施設などの地図があるとわかりやすくなると思いますがいかがでしょうか。

     

    (委員長) 目次については、もともとは「〇〇のまちはむら」で統一していたかと思います。場所については、新しく地図を入れるのは難しいですが、キャプションにどこに所在するかの説明として地名を入れることはできますので、いずれも検討したいと思います。

     

    (委員) レイアウトについてですが、写真を重ねない方が良いと思います。

     

    (委員長) 執筆者は、写真のサイズと順序だけ指定しただけですので、レイアウトについては校正していきたいと思います。

     

    (委員) 前も申し上げましたが、章ごとに分かれている色使いが見にくく配慮が足りない気がします。もうひとつは、近現代図録と中世の中表紙の字体が違います。また、奥付が右ページにくるのか左ページにくるのか、その辺もこだわる人はこだわります。少なくとも表紙の字体は統一感を持たせた方が良いと思います。

     

    (委員長) 表紙に関しての論議は今までされてきませんでした。表紙には共通のデザインがあった方が美しくなると思います。今年度刊行の中世と近現代図録でその体裁を作っていくということになりますので、印刷業者とも相談が必要かと思います。

     

    (事務局) 中表紙だけでなく、表紙・背表紙・裏表紙などについても詰めていかなければいけないと思っています。縦書きと横書きということも踏まえながら、2つの部会と事務局とで調整させていただければと思います。

     

    (委員) 88ページに織物を洗う女性というのが出てきますが、織物を洗っているのか、染色したものをさらしているのか、表現がわかりにくいと思いました。また、同じ項で「女性」としている所と「人たち」としている所があるのが気になりました。最後に、58ページに「蚕種の製造」とありますが、製造というと作りだすという意味ですので、その辺の言葉の選び方も統一感があった方が良いと思いました。

     

    (委員長) 用語の使い方については、校正の中で調整していきたいと思います。

     

    (委員) 159ページに「寺院の山門・堂」とありますが、「仏堂」の方が良いと思います。次に163ページに松本神社の社殿が掲載されていますが、市指定有形文化財になっているのは本殿の方なので、本殿の写真に変えた方が良いと思います。また、第3章5節の説明で国登録有形文化財の宮川家住宅主屋とあるのですが、写真が掲載されていないので、どこかに掲載できればと思います。写真を増やすのは難しいでしょうか。

     

    (委員長) 見開きで6枚が限度となっています。

     

    (委員) 例えば164ページの移築前の下田家住宅の写真も貴重で良いのですが、これを宮川家住宅に差替えるなどはいかがでしょうか。

     

    (委員長) 文化財編の刊行もありますので、そちらで扱うというのもひとつの方法だと思いますが、部会の担当者にご意見はお伝えします。

     

    (顧問) 砂利穴や区画整理など住民の関わる問題で、決着しても納得できない方もいらっしゃいます。史実は史実として当然記述しなければいけませんが、そういう住民の気持ち・さまざまな考え方への配慮もお願いしたいと思います。いろいろな経緯・経過を経て、現在に至っていると思います。

     

    (委員長) その辺については、近現代図録は配慮して書かせていただいたと思います。これから文字資料編の刊行になると、取り上げる資料など十分に配慮が必要ですので、今後の課題にさせていただければと思います。その他、何かありますでしょうか。

     

    特になし

     

    (委員長) よろしいでしょうか。またお気づきの点がありましたら、改めて事務局にご意見をいただければと思います。ただいま出た意見につきましては、これから部会でも相談し、事務局と調整の上、校正に反映していきたいと思います。以上で本日予定していた議題については終了となりますが、議題の(3)「その他」に関して事務局から何かありますか。

     

    (3)その他

    (事務局) その他について説明

    ・『羽村市史 資料編 中世』、『羽村市史 資料編 近現代図録』について気づいた点があれば11月末日までにお願いしたい。

    ・次回の会議は、平成30年2月中旬予定としたい。

     

    (委員長) ただいま事務局から、次回の会議日程について、来年の2月中旬という提案がありました。具体的な日程については、今後調整させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

     

    異議なし

     

    (委員長) では、事務局には日程調整をお願いいたします。委員のみなさんも、日程調整にご協力をお願いいたします。その他何かございますか。

     

    特になし

     

    (委員長) それでは、これで第8回羽村市史編さん委員会を終了いたします。どうもありがとうございました。

    お問い合わせ

    羽村市総務部市史編さん室

    電話: 042-555-1111 (市史編さん担当)内線365

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