令和4年度補正予算

8号補正は、歳入歳出それぞれ5億9,232万円を増額し、予算の総額を、歳入歳出それぞれ264億1,920万円とするものです。

補正の主な内容

事業費の決算見込に基づき、歳入歳出予算の増減措置を行いました。

また、総務費及び民生費、衛生費、教育費に計上しました「市有地売却事業」、「出産・子育て応援事業」、「安全対策支援事業」、「新型コロナウイルスワクチン接種事業」、「小学校トイレ改修事業」、「小学校体育館屋上防水改修事業」、「安全対策支援事業」の7事業については、翌年度に繰り越して実施するため、繰越明許費を設定しました。

地方債の補正については、「小学校トイレ改修事業債」等を新たに設定するとともに、事業費の決算見込に基づき、「シルバー人材センター空調改修事業債」等の限度額の変更を行いました。また、「公共施設等適正管理推進事業債」について、令和4年度における旧自然休暇村解体事業の歳出執行がなくなったため、廃止を行いました。

7号補正は、歳入歳出それぞれ4,350万5千円を増額し、予算の総額を、歳入歳出それぞれ258億2,688万円とするものです。

補正の主な内容

羽村市商工会が実施するキャッシュレス決済ポイント還元事業を支援するための「生活応援事業補助金」について、事業費が予定額を超過する見込みとなったため、必要な経費を計上しました。

また、老朽化したスイミングセンターの屋根の改修工事に必要な経費や小中学校の新型コロナウイルス感染症対策経費を計上しました。

6号補正は、歳入歳出それぞれ1億8,944万3千円を増額し、予算の総額を、歳入歳出それぞれ257億8,337万5千円とするものです。

補正の主な内容

電力・ガス・燃料費等の価格高騰に伴う市内公共施設の光熱費等の増加に対応するため、電気料、ガス料等の必要な経費を計上しました。

また、歳入において、ネーミングライツ・パートナーの決定に伴い、ネーミングライツ料を計上しました。

このほか、新型コロナウイルス感染症による事業の中止・縮小に伴う各事業に係る経費の減額や、市有地の売却にあたり、一般競争入札が不調となった場合に、新たに媒介制度を活用するための経費、保育園の利用者の増加及び保育従事者の処遇改善に向けた賃金増などに対応するための経費、本町一広場用地の移転工事に係る経費、公園樹木のナラ枯れ等に対応するための経費、公共施設・道路の修繕箇所の増加に伴う経費などを計上しました。

5号補正は、歳入歳出それぞれ1億1,113万2千円を増額し、予算の総額を、歳入歳出それぞれ255億9,393万2千円とするものです。

補正の主な内容

電力・ガス・食料品等の価格高騰による事業者や個人への負担の増加を踏まえ、児童生徒のいる家庭への生活支援としての「児童生徒のいる家庭支援助成金」の交付のほか、障害者福祉施設、介護サービス事業所、保育園、幼稚園などに対しての支援として「電力・ガス・食料品等価格高騰対策助成金」を交付するため、各事業に必要な経費を計上しました。

また、コロナ禍における電気料等が高騰している状況において、再生可能エネルギーの活用や省エネルギー化を普及・促進することを目的とした「環境配慮事業助成金」を交付するため、環境配慮意識の啓発に要する経費に必要な経費を計上しました。

このほか、コロナ禍における感染症対策を行う経費として、学童クラブの運営に要する経費や公園施設の整備に要する経費を計上するとともに、商工業振興に要する経費など「原油価格・物価高騰対策助成金」の決算見込み額に基づき各事業の経費を減額し、コミュニティバス運行に要する経費につきましては、令和4年度内にバスの生産再開の見通しがたたないことから、コミュニティバス運行補助金を減額しました。

4号補正は、歳入歳出それぞれ8億9,350万円を増額し、予算の総額を、歳入歳出それぞれ254億8,280万円とするものです。

補正の主な内容

新型コロナウイルスワクチン接種事業について、オミクロン株に対応したワクチンの接種を実施するための経費を計上するとともに、新型コロナウイルス感染症との同時流行を防ぐため、高齢者等へのインフルエンザ予防接種や、高齢者肺炎球菌予防接種に対する自己負担軽減措置を実施するためなどの必要な経費を計上しました。

また、電力・ガス・食料品等の価格高騰による家計への負担の増加を踏まえ、影響が大きい住民税非課税世帯等に対して給付金を支給するため、「住民税非課税世帯等に対する価格高騰緊急支援給付金 給付事業」に必要な経費を計上しました。

旧自然休暇村解体事業につきましては、予定していた工期を変更する必要が生じたことから、令和4年度中の工事費及び監理業務委託料を減額するとともに、第2表、債務負担行為の限度額の変更及び、その財源として、第3表、地方債の限度額を減額しました。

このほか、市職員の採用試験に係る経費や、羽村駅西口土地区画整理事業に関する検証会議に係る経費、緑ヶ丘会館擁壁はつり工事に係る経費を計上するとともに、市役所庁舎第四駐車場撤去工事につきましては、土地所有者からのお申出により、引き続き、市役所駐車場として賃借し、利用できることとなりましたことから、撤去工事に係る経費全額を減額しました。

3号補正は、歳入歳出それぞれ15億1,640万円を増額し、予算の総額を、歳入歳出それぞれ245億8,930万円とするものです。

補正の主な内容

総務費につきましては、財政調整基金や公共施設整備基金の積立金、マイナポイント申請支援事業に係る委託料、コミュニティセンターのホール内電動式イスの故障に伴う修繕料などを計上しました。

民生費につきましては、原油価格・物価高騰対策事業として、妊婦応援特別給付金、高校生等医療助成事業の実施に向けた準備に係る経費などを計上しました。

衛生費につきましては、子宮頸がん予防ワクチン接種費助成金、新型コロナウイルスに感染した自宅療養者に対する食糧支援事業に係る委託料などを計上しました。

商工費につきましては、原油価格・物価高騰対策事業として、キャッシュレス決済ポイント還元事業に対する商工会への補助金として、生活応援事業補助金などを計上しました。

土木費につきましては、羽村駅西口都市開発整備基金や緑化推進基金の積立金を計上するとともに、市道第2002号線の無電柱化事業に係る委託料を計上しました。

消防費につきましては、分団車庫等の修繕料、被災者宿泊施設使用料を計上しました。 

教育費では、食材費の高騰対策として羽村・瑞穂地区学校給食組合への補助金、教育振興基金の積立金を計上するとともに、市立小中学校における1人1台端末の故障に伴う機器入替に係る経費などを計上しました。

第2号補正は、歳入歳出それぞれ5億6,360万円増額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ230億7,290万円とするものです。

補正の主な内容

新型コロナウイルスワクチンの4回目接種に要する経費を計上するとともに、原油価格・物価高騰対策として、障害者福祉施設・介護サービス事業所・保育園・幼稚園等に対する助成金及び、市内事業者・農業者に対する助成金を計上しました。これらの事業の財源として、国庫補助金等を計上しています。

また、旧自然休暇村の解体工事については、2カ年事業として実施していくこととし、本年度分の経費を計上するとともに、令和5年度までを期限とした債務負担行為を設定しました。

なお、本年度事業分の財源として、公共施設等適正管理推進事業債を計上しています。

このほか、羽村第一中学校の放送設備の故障に伴う、新たな設備の購入経費など、緊急を要する経費を計上しました。

第1号補正は、歳入歳出それぞれ4,830万円増額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ225億930万円とするものです。

補正の主な内容

国の「コロナ禍における「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」」により、令和4年度住民税の課税情報を用いた「住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金」給付事業を運用するにあたり、所要の経費を計上しました。

また、「子育て世帯生活支援特別給付金」給付事業を実施するための経費を計上しました。

「子育て世帯生活支援特別給付金」については、昨今の原油価格・物価高騰により生活に困窮する子育て世帯を支援するものであり、市の独自施策として給付額を1万円上乗せして支給するための経費も計上しています。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を図る観点からは、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を財源として、各公共施設の改修経費、保健衛生用消耗品及び備品を整備するための経費を計上しました。

併せて、換気・抗菌性能に優れた新型車両の導入を支援するため、コミュニティバス運行補助金を増額しています。

この他、旧自然休暇村の解体に向けた廃棄物処理に要する経費や、「株式会社　シャトレーゼホールディングスとの包括連携協定」に基づく市民の保養施設等の利用に要する経費、市役所第4駐車場を土地所有者に返却するにあたり必要となる、撤去工事費などを計上しています。