標記の件につきまして、令和6年5月2日付で防衛省北関東防衛局から情報提供がありました。
横田基地周辺市町基地対策連絡会では、本件に対し文書要請しました。
在日米軍司令部から、下記のとおり硫黄島において空母ロナルド・レーガン艦載機の着陸訓練(FCLP:Field Carrier Landing Practice)を実施する予定である旨の通知がありましたので、お知らせします 。
なお、予定は現時点のものであり、今後変更される可能性があります。
1 米空母艦載機着陸訓練(FCLP)は、空母ロナルド・レーガンの出航に際し、空母艦載機のパイロットが着艦資格を取得するため、陸上の飛行場の滑走路を空母の甲板に見立てて着陸する必要不可欠な訓練です。この訓練は、我が国の防衛や地域における米国の抑止力・対処力の強化のため、非常に重要な意義があります。
2 訓練概要
3 なお、 天候又は不測の事態により、硫黄島における所要の訓練を実施できない場合には、次の一部又は全部の飛行場において訓練を実施します。
三沢飛行場 5月8日(水曜日)~5月14日(火曜日) 10時0分~午後10時0分
横田飛行場 5月8日(水曜日)~5月14日(火曜日) 10時0分~午後10時0分
厚木飛行場 5月8日(水曜日)~5月14日(火曜日) 10時0分~午後10時0分
岩国飛行場 5月8日(水曜日)~5月14日(火曜日) 10時0分~午後10時0分
防衛省としては、硫黄島で訓練を実施するよう 、繰り返し米側に求めてまいります 。
令和6年5月2日(木曜日)
横田基地周辺市町基地対策連絡会(幹事:福生市)
令和6年5月2日(木曜日)、防衛省北関東防衛局から、空母ロナルド・レーガン艦載機の着陸訓練について、天候又は不測の事態により、硫黄島における所要の訓練を実施できない場合には、5月8日(水曜日)から14日(火曜日)まで、横田基地等において訓練を実施する旨の通告を受けました。
横田基地は、人口が密集した市街地に所在しており、周辺住民は、日頃から昼夜を分かたぬ航空機騒音に悩まされるとともに、事故への不安も抱えています。この上、横田基地本来の機能と異なる訓練が実施され、周辺住民の生活環境がさらに損なわれることを容認することはできません。
空母艦載機による着陸訓練が実施されることは、周辺住民の感情悪化を招くばかりでなく、ひいては、日米友好関係にも悪影響を及ぼしかねないと懸念しています。
貴職におかれましては、このような状況を十分認識され、昼夜を問わず、横田基地における空母艦載機による着陸訓練を実施しないよう、強く要請します。
注意 国に対しては「貴職におかれましては、このような状況を十分認識され、昼夜を問わず、横田基地における空母艦載機による着陸訓練を実施しないよう、米軍に申し入れることを強く要請します。」と要請
注意 米空軍に対しては「貴職におかれましては、このような状況を十分認識され、昼夜を問わず、横田基地における空母艦載機による着陸訓練を実施しないよう、海軍に申し入れることを強く要請します。」と要請
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