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    米空軍横田飛行場におけるPFOS等を含む水の漏出について(初報:令和6年10月3日)

    • 初版公開日:[2024年10月04日]
    • 更新日:[2025年4月18日]
    • ID:19077

    横田基地への立入について

    令和7年2月21日

    令和6年12月20日に横田飛行場へ立入りを実施した際にいただいていた米側に対する質問事項につきまして、別添のとおり回答がありましたのでお知らせいたします。

    横田飛行場への立入り時の質問事項について

    令和6年12月20日(立入後)

    令和6年12月20日に実施した横田基地への立入について、添付のとおりお知らせします。

    横田基地への立入について(報告)

    令和6年12月20日(立入前)

    横田基地への立入について、令和6年12月20日に実施する旨、北関東防衛局から連絡がありました。

    日程

    令和6年12月20日(金曜日)午前9時から

    要請

    令和7年4月17日(横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会による文書要請)

    要請内容(米軍宛)

    横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会は、令和6年8月に発生した横田飛行場の消火訓練エリアからのPFOS等を含む水の漏出事案に関し、国と米軍に対して、令和7年2月21日に、具体的な再発防止策や残存している水の処分時期などについて、早急に情報提供をすることなどを要請した。

    これを受け、令和7年4月16日、北関東防衛局より、米側から、再発防止策及び貯水池にある残水の処理方法が示され、貯水池の残水は粒状活性炭フィルターを用いて浄化処理し、浄化後の水は雨水排水路へ放流される、などと説明を受けている、との情報提供があった。

    PFOS等については、多くの都民が、健康への影響などについて不安を抱いており、早急に払しょくする必要がある。そのため、貴職においては、このような状況を十分認識し、下記のとおり対応するよう要請する。

    1. 今回の再発防止策及び処理方法の詳細について、都、基地周辺自治体及び関係する自治体への情報提供などを速やかに行い、住民の不安の解消に取り組むこと。

    2. 浄化処理後の水は、放流前にPFOS等の濃度の低減を確認の上、放流すること。

    3. 処理装置の能力を確保するために維持管理を適切に行うとともに、使用済みの粒状活性炭フィルターについては適切に処分し、その処分方法についても情報提供すること。

    4. 貯水池を埋め立てる際には、埋立て前に泥の回収や貯水池の洗浄をするなど、適切に処置すること。

    要請内容(国宛)

    横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会は、令和6年8月に発生した横田飛行場の消火訓練エリアからのPFOS等を含む水の漏出事案に関し、国と米軍に対して、令和7年2月21日に、具体的な再発防止策や残存している水の処分時期などについて、早急に情報提供をすることなどを要請した。

    これを受け、令和7年4月16日、北関東防衛局より、米側から、再発防止策及び貯水池にある残水の処理方法が示され、貯水池の残水は粒状活性炭フィルターを用いて浄化処理し、浄化後の水は雨水排水路へ放流される、などと説明を受けている、との情報提供があった。

    PFOS等については、多くの都民が、健康への影響などについて不安を抱いており、早急に払しょくする必要がある。そのため、貴職においては、このような状況を十分認識し、下記のとおり対応するよう要請する。

    1. 今回の再発防止策及び処理方法の詳細について、都、基地周辺自治体及び関係する自治体への情報提供などを速やかに行い、住民の不安の解消に取り組むよう、米軍に要請すること。

    2. 環境補足協定に基づく国、都及び基地周辺自治体の横田飛行場への立入り、国によるサンプル採取について、米側と速やかに調整すること。

    3. 浄化処理後の水は、放流前にPFOS等の濃度の低減を確認の上、放流するよう、米軍に要請すること。また、国においても濃度の低減を確認すること。

    4. 放流時には、国の責任において、放流先の河川等のPFOS等の濃度を測定し、結果を速やかに公表すること。

    5. 処理装置の能力を確保するために維持管理を適切に行うとともに、使用済みの粒状活性炭フィルターについては適切に処分し、その処分方法についても情報提供するよう、米軍に要請すること。

    6. 貯水池を埋め立てる際には、埋立て前に泥の回収や貯水池の洗浄をするなど、適切に処置するよう、米軍に要請すること。

    要請先

    在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官、防衛大臣、北関東防衛局長

    令和7年2月21日(横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会による文書要請)

    要請内容(米軍宛)

    令和6年8月にPFOS等を含む水が漏出した事案について、同年12月20日に、米側から現地で直接説明を受けた際に、PFOS等を含む水の処理は完了していないことを確認しました。また、米側から「残存している水については適切に管理する。新たな決定がなされた際には日本政府を通じ情報提供したい」との説明を受けました。

    本日、追加の情報提供がありましたが、恒久的な再発防止策等については示されていませんでした。

    貴職においては、基地周辺住民の不安を払しょくするため迅速な対応が求められている状況を十分認識の上、具体的な再発防止策や残存している水の処分時期などについて、早急に情報提供をするよう要請します。

    要請内容(国宛)

    令和6年8月にPFOS等を含む水が漏出した事案について、同年12月20日に、米側から現地で直接説明を受けた際に、PFOS等を含む水の処理は完了していないことを確認しました。また、米側から「残存している水については適切に管理する。新たな決定がなされた際には日本政府を通じ情報提供したい」との説明を受けました。

    本日、追加の情報提供がありましたが、恒久的な再発防止策等については示されていませんでした。

    国の責任により米軍の取組を確認するとともに、具体的な再発防止策や残存している水の処分時期などについて、早急に情報提供をするよう米軍に働きかけること、また、環境補足協定に基づく立入り及びサンプリングの実施についても速やかに米側と調整を進めることを要請します。

    要請先

    在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官、防衛大臣、北関東防衛局長

    令和6年11月20日(横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会による文書要請)

    横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会は、北関東防衛局から令和6年10月3日に連絡のあった横田飛行場におけるPFOS等を含む水の漏出について、国に対して、10月4日の要請に引き続き、同月17日及び30日に、国の責任において周辺環境への影響や米軍の取組を確認することなどを要請した。

    これを受け、国からは、11月19日に、横田飛行場の南西部にある排水口付近において採取した水の水質検査の結果、PFOS及びPFOAの合計値が暫定指針値を下回っていたことが示された。また、横田飛行場においては、PFOS等を含む旧式の泡消火薬剤の廃棄を本年5月末までに完了しており、置き換えられた新式組成の泡消火薬剤については、原料にPFOS、PFOA及びPFHxSのいずれも含まれていない旨、米側から説明を受けたとの追加情報が提供された。

    しかしながら、漏出から2か月以上が経過しているにも関わらず、基地内における漏出の状況や流出ルートの詳細、貯水池に溜まっている水の現在の状況や処分の実施状況、包括的かつ長期的な対応策の具体的内容などは示されていない。

    PFOS等については、多くの都民が、健康への影響などについて不安を抱いており、早急に払しょくする必要がある。そのためには、国の責任により、環境への影響や再発防止策の実施等を含めた米軍の取組状況を確認するとともに、国と米軍が連携して、東京都及び基地周辺自治体に、詳細かつ、わかりやすく伝えることが必要である。

    また、過去の泡消火薬剤の漏出については、令和5年12月9日以降新たな情報提供がなく、こうしたことは基地周辺住民の不信を招くものであり、極めて遺憾である。

    貴職においては、このような状況を十分認識し、下記のとおり対応するよう要請する。

    要請内容(米軍宛)

    1 貯水池の水が漏出した状況、貯水池の現況や水質、公共用水域等の環境への影響、再発防止対策等の詳細な情報について、東京都及び基地周辺自治体に現地で直接説明すること。

    2 令和5年11月3日の沖縄タイムスの記事にあったPFOS等の漏出の有無を明らかにするとともに、事実関係についての詳細な情報を東京都及び基地周辺自治体に速やかに提供すること。

    要請内容(国宛)

    1 国の責任において、貯水池の水が漏出した状況、貯水池の現況や水質、公共用水域等の環境への影響、再発防止対策等の詳細な情報について確認するとともに、東京都及び基地周辺自治体に現地で直接説明するよう、米軍に要請すること。

    2 国の責任において、基地内で発生したPFOS等漏出に係る地下水等への影響について調査・分析・評価を行い、その結果を公表するとともに必要な対応を行うこと。

    3 令和5年11月3日の沖縄タイムスの記事にあったPFOS等の漏出の有無を明らかにするとともに、事実関係についての詳細な情報を東京都及び基地周辺自治体に速やかに提供するよう、米軍に要請すること。

    要請先

    在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官、防衛大臣、北関東防衛局長

    令和6年10月30日(横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会による口頭要請)

     令和6年10月3日、北関東防衛局から、「8月30日に横田基地の消火訓練エリアから、PFOS等を含む泡消火薬剤の残留を含む水があふれ出し、施設外へ出た蓋然性が高い」との情報が提供されました。これを受け、横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会は、国に対して、10月4日の要請に引き続き、10月17日、国の責任において周辺環境への影響の確認や米軍の取組を確認することなどを要請しました。

     PFOS等については、多くの都民が健康への影響などについて不安を抱いており、早急に払しょくする必要があります。都は、10月3日の情報を受け、速やかに横田基地周辺の公共用水域において調査を実施し、全ての調査地点の測定結果は国が定める暫定指針値(PFOS及びPFOAの合算値で50ng/L)を下回っていることを確認し、本日、ホームページ等で公表しました。

     貴職においても、迅速な対応が求められている状況を十分認識の上、公共用水域等に流れ出たとされている箇所の水質検査を直ちに実施し、その結果を速やかに公表することなど、本年10月17日付で要請した内容について、早急に対応するよう改めて要請します。

    要請先

    防衛大臣、北関東防衛局長

    令和6年10月17日(横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会による口頭要請)

     令和6年10月3日、北関東防衛局から、「8月30日に横田基地の消火訓練エリアから、PFOS等を含む泡消火薬剤の残留を含む水があふれ出し、施設外へ出た蓋然性が高い」との情報が提供されました。これを受け、当協議会は、10月4日、国に対して、詳細な情報の迅速な提供や国の責任による公共用水域等への影響の調査などを要請しました。

     この要請の回答として、令和6年10月16日に、北関東防衛局から、「10月3日に通報を受けて以降、米側に対して事案の詳細について速やかな情報提供を求めていたところ、米側から追加情報を得られた」との情報が、東京都及び基地周辺自治体に提供されました。

     この情報は、消火訓練エリアの位置や横田飛行場外へ出た場所、貯水池のPFOS等の濃度(2023年11月測定)、残留していた理由、再発防止対策等を含むものです。しかしながら、現在の貯水池に溜まっている水のPFOS等の濃度や水の処分方法、包括的かつ長期的な対応策の具体的内容が示されていません。また、国の責任による周辺環境への影響の確認や、米軍の取組の確認が行われていません。

     ついては、貴職においては、このような状況を十分認識し、次のとおり対応するよう要請します。

    1 国の責任において、公共用水域等に流れ出たとされている箇所の水質検査を直ちに実施し、その結果を速やかに公表すること。

    また、基地内で発生したPFOS等漏出に係る地下水等への影響について調査・分析・評価を行い、その結果を公表するとともに必要な対応を行うこと。

    2 国の責任により米軍の取組を確認するとともに、引き続き、再発防止策の実施状況等を含めた情報提供などを行い、基地周辺住民の不安の解消に取り組むこと。

    3 貯水池に溜まっている水の処分について、安全に万全を期し、迅速かつ適切に実施するとともに、包括的かつ長期的な対応策を明らかにし、確実に実行されるよう米軍に要請すること。

    要請先

    防衛大臣、北関東防衛局長

    令和6年10月4日(横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会による口頭要請)

     令和6年10月3日、北関東防衛局から、米側からの情報として「8月30日、短時間に降った豪雨により、横田基地の消火訓練エリア(貯水池及び火災訓練用機材そのものを含む消火訓練エリア)から、(PFOS等を含む)泡消火薬剤の残留が含む約1万2,640ガロンの水がおそらくアスファルト上にあふれ出し、数量不明の分量の水が地上から雨水排水溝に流入し、施設外へ出た蓋然性が高い。本事案について、再発防止計画を講じている」との情報が東京都及び基地周辺自治体に提供されました。

     PFOS等については、多くの都民が、健康への影響などについて不安を抱いており、早急に払しょくする必要があります。

     また、今回、情報提供のあった漏出は、発生から一月以上の時間が経過しており、速やかに情報提供がなされなかったことは、基地周辺住民の不信感につながりかねず、極めて遺憾です。

     ついては、貴職においては、このような状況を十分認識し、以下のとおり対応するよう要請します。

    1 施設外へ出た蓋然性が高い水の水質や施設外へ出た場所、貯水池等にPFOS等が残留していた理由、再発防止対策等の詳細な情報を東京都及び基地周辺自治体に迅速に提供すること。

    2 国の責任において基地内で発生したPFOS等漏出に係る公共用水域や地下水への影響について調査・分析・評価を行い、その結果を公表するとともに必要な対応を行うこと。

    3 東京都及び基地周辺自治体が必要に応じて立入調査をする場合には、全面的に協力すること。

    要請先

    防衛大臣、北関東防衛局長


    防衛省北関東防衛局からの情報提供

    令和7年4月16日

    昨(令和6)年8月30日に発生した横田飛行場の消火訓練エリアからのPFOS及びPFOAを含む水の漏出事案に関し、米側から、再発防止策及び貯水池にある残水の処理方法が示されたのでお知らせいたします。

    米側からは、

    • 貯水池の残水はPFOS及びPFOAを除去する効果がある粒状活性炭フィルターを用いて浄化処理し、サンプル採取により同フィルターの効果を確認したうえで、浄化後の水は雨水排水路へ放流される
    • 同フィルターの仕様は、2022年10月に厚木海軍飛行場の調整池のPFOS及びPFOAを含む水を処理したものと同じである。当時、同フィルターは、調整池の濃度910ng/LのPFOS及びPFOAを浄化後に平均4.7ng/Lの値にまで低減させており、その除去効率は99.5%であった
    • 横田飛行場は、現在、消火訓練施設で同フィルターを稼働させるための最終段階に入っている
    • 消火訓練施設を継続して使用するか、消火訓練を別の場所で実施するかについては、最終決定されていない。最終決定されるまで、空になった貯水池は、今後貯水池内に水が溜まらないよう、暫定措置として土で埋め立てられる
    • 梅雨の時期が近づく中、本件にスピード感を持って取り組んでいる

    との説明を受けております。

    防衛省としては、低減されたPFOS及びPFOAの濃度を確認するため、環境補足協定に基づき、地元自治体の皆様方と横田飛行場へ立入り、浄化処理後の水のサンプル採取を行うことを米側に要請する。浄化後のPFOS及びPFOAの濃度の合算値が50ng/L(暫定目標値。令和8年4月以降、水道水については基準値にする予定)を下回っていれば、当該放流は許容されるものと環境省の確認を得ております。

     

    令和6年11月19日

    令和6年10月17日及び同月30日付けで「横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会」からいただいておりました口頭要請について、別添のとおり回答させていだきます。

    併せまして、令和6年11月5日に実施いたしました、横田飛行場南西部の排水口付近における水質分析結果について、当局ホームページに掲載いたしましたのでお知らせいたします。

    令和6年10月16日

    令和6年10月4日付け口頭要請について、別添のとおり回答します。

    令和6年10月3日(初報)

    米側からの情報

    ・8月30日、短時間に降った豪雨により、横田基地の消火訓練エリア(貯水池及び火災訓練用機材そのものを含む消火訓練エリア)から、(PFOS等を含む)泡消火薬剤の残留が含む約1万2,640ガロンの水がおそらくアスファルト上に溢れ出し、数量不明の分量の水が地上から雨水排水溝に流入 し、施設外へ出た蓋然性が高い。

    ・本事案について、再発防止計画を講じている。