ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

羽村市

はむらってこんなまち

スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置

あしあと

    令和6年度第2回羽村市地域自立支援協議会 会議録

    • 初版公開日:[2025年10月09日]
    • 更新日:[2025年10月9日]
    • ID:20113

    令和6年度第2回羽村市地域自立支援協議会 会議録

    【日時】令和7年2月20日(木曜日)午後3時から5時
    【会場】羽村市役所 4階 特別会議室
    【出席者】村井未帆、根岸徹、下地直樹、土屋文子、芝崎悦子、鈴木晶子、井上一仁、奥平睦美、逸見はま子、水上京子、清水晋、五十嵐大祐、笠井宏泰、新島美千代
    【欠席者】なし
    【傍聴者】2名
     
    <議題>
    1. 開会
    2. あいさつ
    3. 議事
    (1)日中サービス支援型グループホームの新規開設に向けた評価等について
     ①グループホームについて
     ②事業者〔一般社団法人よつば)からの事業説明
     ③意見交換〔要望、助言、評価など)
    (2)相談支援部会について(第2・3回報告)
    (3)就労支援部会について(第2・3回報告)
    (4)権利擁護部会について(第2回報告)
    (5)児童支援部会について(第2回報告)
    (6)その他
    4. その他
    (1)次回の自立支援協議会について

    <配布資料>
    ・令和6年度第2回地域自立支援協議会次第
    ・資料1 グループホームの概要
    ・資料2 共同生活援助における支援の質の確保
    ・資料3 日中サービス支援型共同生活援助の施行に向けた留意点
    ・資料4 一般社団法人よつば 会社概要、評価シート等
    ・資料5-1 5-2 相談支援部会(第2・3回報告)
    ・資料6-1 6-2 就労支援部会(同上)
    ・資料7 権利擁護部会(第2回報告)
    ・資料8 児童支援部会(同上)

    <内容>
    3. 議事(1)日中サービス支援型グループホームの新規開設に向けた評価等について
    ①グループホームについて
    (事務局説明)
    〔会長〕事務局より説明があったが、何か質問はあるか。
    〔委員〕日中サービス支援型については、設置前に評価や意見を得ることが必要であり、設置後も毎年協議会で報告し、評価を受ける必要があるのか。介護サービス包括型のグループホームは、そういった評価などは必要ないのか。なぜ日中サービス支援型のみ、こういった評価が必要なのか。
    〔事務局〕介護サービス包括型には、こういった協議会での評価等は求められていない。日中サービス支援型は、障害者の重度化・高齢化を踏まえ、短期入所を併設した緊急対応や、地域に開かれた施設としてさまざまな機能を期待されている。そういったことから、地域ニーズを踏まえるということで、協議会での評価や報告が必要であると捉えている。

    ②事業者(一般社団法人よつば)からの事業説明
    ③意見交換(要望、助言、評価など)
    (一般社団法人よつば 水谷氏説明〕
    〔会長」一般社団法人よつば 水谷氏から説明をしていただいた。これを踏まえ、要望や助言、評価をいただきたい。
    〔委員〕対象者の障害種別は決まっているのか。受入れに対して、医療的ケアはどこまで可能か。
    〔水谷氏〕知的障害の区分4以上の方を想定している。多少の身体障害があっても受入れは可能。重度心身障害のある方で、寝たきりの方などの受け入れは難しい。知的障害が主体で、併せて精神障害のある方については対応可能。外発的な理由で障害を得た方、高次脳機能障害の方などは受入れは難しい。
    〔委員〕「共同生活が難しい人」ということで、精神障害の人は受入れが難しいということか。
    〔水谷氏〕周囲の雰囲気に敏感な方はストレスが大きいと思う。同法人内のグループホームで、周囲と馴染めず「アパート型」に移られた方もいる。共同生活に支障がないなど、状況によっては受入れが可能となる可能性もある。
    〔委員〕町内会を代表してこの会議に参加している。建設予定地である川崎地区の町内会や地域への説明はどうなっているのか。また設置する地域として、羽村市を選んだ理由を聞きたい。
    〔水谷氏〕今回の設置形態は、地主の方が施設を設置し、我々がテナントとして入るという形態である。地域の説明については、地主の方から、「まず自分で近隣に説明する」とのことであったので、現状は地主の方から近隣へ説明している状況である。次の段階として、法人が地主の方と一緒に地域へ説明することを想定している。
     羽村市を設置する地域に選んだ理由は、羽村市において、重度の方で困っている人がいるという状況に加え、市内に日中サービス支援型のグループホームがないという状況があったからである。そういったタイミングで、地主の方から設置について話があり、法人の経験が生かせるのではないかと考えた。
    〔委員〕利用料金について聞きたい。
    〔水谷氏〕光熱水費15,000円、食費35,000円、家賃51,000円を予定している。家賃については、国から月10,000円の助成があること、また所得要件はあるが、14,000円の市の家賃助成も見込めるので、本人の負担は77,000円程度になると想定している。
    〔委員〕自身が所属する法人でもグループホームを運営しているが、65歳以上で車椅子対応となった方を受け入れるグループホームがなく、介護保険施設となった。新規利用でも65歳以上の方の入居は可能か。
    〔水谷氏〕車椅子は、1階の部屋であれば対応可能となる予定である。65歳以上の新規利用は、行政判断もあると思われる。
    〔委員〕自傷行為のある方の受入れの考え方はどうか。これまで受け入れたことはあるか。
    〔水谷氏〕法人としては、自傷行為のある方を受け入れた経験はある。激しい自傷行為のある方は難しいが、パニックのある方に、「落ち着いたときに介入する」などの事例はあった。
    〔委員〕日中サービス支援型のグループホームの設置は心強い。日中サービス支援型でも、日中活動系サービスを利用される方は存在すると思うが、グループホームからの「送迎」については、どのように考えているか。また緊急時の受入れについてはどうか。
    〔水谷氏〕送迎をグループホームで行うことは考えていない。事業所の送迎車が回ってくる道路脇までの動向をする想定である。また短期入所は1床なので、先にお話のあった方を優先せざるを得ない。空いていれば緊急対応も可能である。
    〔委員〕夜間のスタッフ体制はどのように想定しているか。
    〔水谷氏〕1ユニットに2人。昼間と同じである。
    〔委員〕食事提供はどのように行うか。強度行動障害のある方でも、短期入所の利用は可能か。
    〔水谷氏〕食事は、ヨシケイなどの一時的な調理が行われたものを施設で最終調理をする形を想定している。強度行動障害のある方については、受け入れていきたいが、ケースバイケースである。
    〔委員〕ケース会議は重要である。外部の専門機関も会議に入れて欲しい。虐待について、施肥の案件は多い傾向にある。虐待防止には職員のメンタルヘルスも大切なので、対応のマニュアルに入れていただきたい。
    〔委員〕年に1回の虐待防止委員会だけではなく、グレーゾーンの事例について、2週間に1回の会議で協議する試みはいい。
    〔委員〕虐待が起きやすい環境であると考えられたことから、地域連携推進会議の設置が必要とされたのだと思われる。地域に開かれた施設であることは重要である。法人内の既設のグループホームにおいては、地域のお祭りや、自治体の連携は何をしているのか。地域のお祭りやイベント参加は是非行って欲しい。
    〔水谷氏〕日野市や八王子市のお祭りの雰囲気を味わいに行くなどはしている。自治会はそれほど活発ではないので、参加はしていない。
    〔委員〕地域の防災訓練に参加しているか。
    〔水谷氏〕していない。
    〔委員〕川崎地区は昔ながらの地区であり、地域の活動に参加するとよい。また参加するだけではなく、地域の方に来ていただくような取り組みを是非お願いしたい。
    〔水谷氏〕日程を決めたうえで、会議や見学などの形で実施していきたい。
    〔委員〕地域のイベントについて、情報提供させていただく。6月はスポーツレクリエーションのつどい、10月はふれあい福祉まつり、3月は羽村駅伝大会がある。そのほか、町内の盆踊りや、花いっぱい運動にも、町内会の方から声をかけていただいている。
    〔委員〕地域のイベントには是非参加していただきたい。
    〔委員〕訪問看護は日野市から来るのか。
    〔水谷氏〕羽村市にサテライトを設けたいと思っている。
    〔委員〕日中サービス支援型でも、日中活動系サービスを利用する方がいるということは、介護サービス包括型とどう違うのか。日中、利用者が全員不在であったらどうなるのか。
    〔水谷氏〕グループホームは、もともと利用者不在という想定で作られたが、重度化・高齢化をふまえて、新たに日中サービス支援型が創設された。日中において在宅の方と、外出する方については、報酬単価は異なる。
    〔委員〕今後のスケジュールは決まっているのか。見学や広報はどうするのか。
    〔水谷氏〕具体的なスケジュールは工期がみえてからである。内覧会も行いたい。
    〔委員〕事前予約はできるのか。
    〔水谷氏〕募集はスタートしたら、予約から体験・見学となっていく想定である。
    〔委員〕住み慣れた場所で暮らし続ける、というのがグループホームだと思うが、他の地域からの入居者についてはどのように考えているのか。羽村市の人が優先的に入居できることはあるのか。
    〔水谷氏〕基本的には、羽村市の人を優先したいが、親御さんが亡くなるなどの緊急ケース等、ケースバイケースでの受け入れとなる。隣接地域を含めての入居となると考えられる。

    3. 議事(2)相談支援部会について
    (書面をもって報告)
    〔委員〕「民生委員とのつながり」があがっているが、80代市民でもつながりが持てない人もいる。支援が必要な人については「避難行動要支援者名簿」を参考にしている。

    3. 議事(3)就労支援部会について
    (書面をもって報告)
    〔委員〕羽村特別支援学校では、29人の企業就労が決まった。ハローワークの相談援助部門と連携している。今後勤め続けられるかが課題である。
    〔委員〕就労については、チラシ配布など、お手伝いできることは可能な範囲でさせていただきたい。
    〔委員〕体験という形でもさせていただくことは大事なので、よろしくお願いしたい。

    3. 議事(4)権利擁護部会について
    (書面をもって報告)
    〔委員〕事務局に聞きたい。虐待通報があった後の市の対応結果を、通報者に「伝える自治体」と「伝えない自治体」があると思われる。羽村市の方針を可能な範囲で聞きたい。
    〔事務局〕通報者の方には「適切な対応をさせていただく」ということで、ご了解をいただくようにしている。判断結果については、「通報者の方の意図とは異なる」可能性があることをふまえ、丁寧に対応することでご了解をいただいている。

    3. 議事(5)児童支援部会について
    〔委員〕医療的ケアが必要な児童が入学したが、何とか看護師を確保することができた。入学前からの連携はありがたいと思う。
    〔委員〕保健所には訪問看護派遣の事業があるが、どこか支援機関につながると、その先が見えづらい。今回のケースは、市の縦横の連携が非常によくできた事例として聞いていた。虐待など、課題のある家族も視野に入れて対応することもあると考えられる。

    4. その他(1)次回の自立支援協議会について
    〔事務局〕次回の自立支援協議会については、令和7年7月23日(水曜日)、7月29日(火曜日)、7月30日(水曜日)いずれかの午後で調整させていただく予定。

    お問い合わせ

    羽村市福祉健康部障害福祉課

    電話: 042-555-1111 (障害福祉係)内線172 (障害者支援係)内線185

    ファクス: 042-555-7323

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

    お問い合わせフォーム