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羽村市

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あしあと

    東京都福生市内へのパラシュート落下について抗議文を提出しました

    • 初版公開日:[2021年07月29日]
    • 更新日:[2025年12月15日]
    • ID:20285

    令和7年12月1日(月曜日)、熊川児童館(福生市)の屋上に米軍のものと思われる物体が発見され、米軍に確認を行ったところ、空挺降下訓練に関する誘導傘(パイロットシュート)であったこと、また、この落下物は11月20日に米軍兵士がパラシュート降下中に切り離した主パラシュートの付属部品であること、主パラシュートは米軍が同日夜間に熊川児童館敷地内から回収したことが明らかになったとの情報提供があった件に関し、以下のとおり抗議文を提出しました。



     去る11月18日、事前の情報提供がない中、米陸軍兵士による航空機からのパラシュート降下訓練が実施され、兵士1名が羽村市内に場外降着し、民家の一部を破損する事案が発生しました。

     この件について、羽村市および羽村市議会は抗議するとともに、当パラシュート降下訓練の中止を求めましたが、米軍は安全性について「確信が得られた」として、11月20日から訓練を再開しました。

     12月8日、防衛省北関東防衛局から、12月1日に福生市熊川児童館屋上で米軍のものと思われる物体が発見され米軍に確認したところ、これはパラシュートの誘導傘であり、11月20日に米軍兵士がパラシュート降下中に切り離した主パラシュートの付属部品であること、また、主パラシュートは米軍が同日夜間に熊川児童館敷地内から回収したことが明らかになったとの情報提供がありました。

     安全性について確信が得られたとして訓練を再開した直後にこうした事案が発生したこと、発生した事案について自治体からの照会があるまで情報提供がなされなかったことは、極めて遺憾であります。市民生活の平穏と安全を守る立場から、こうした事故は看過できません。

    市民生活に影響を与えることの無いよう、また安全対策に万全を期すよう、改めて抗議をするものです。

     速やかに事故状況を調査し、徹底した原因の究明を行うとともに、正確な情報提供を迅速に行い、今後とも、市民に不安や危険を与えることのないよう、基地運用に関して安全対策の徹底を図ることを要望します。

     

    令和7年12月11日

     

    外務大臣 茂木 敏充 殿

    防衛大臣 小泉 進次郎 殿

    防衛省北関東防衛局長 池田 眞人 殿

    防衛省北関東防衛局横田防衛事務所長 佐々木 輝男 殿

    在日米軍兼第5空軍司令官 スティーブン F. ジョスト中将 殿

    在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官

    リチャード F. マックエルハニー 大佐 殿

     

    東京都羽村市議会議長 富永訓正  

    東京都羽村市議会基地対策特別委員会委員長 秋山義徳