広がる共感の輪!「はむら家族ミーティング」で新しい仲間と出会う
- 初版公開日:[2023年09月22日]
- ID:17827
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こちらは平成30年8月に掲載した記事です。
伊藤 大(市民記者:だいさん)
皆さん、ご近所に友達はいますか?「いればいいなとは思うけど、働いていてほとんど家にいないから、地域で知り合いをつくる機会がない」という人も多いかもしれませんね。そんな人にうってつけのイベント「はむら家族ミーティング」の1回目「つながろう子育ての輪♪」が2018年6月17日(日曜日)曜日)に「羽村市生涯学習センターゆとろぎ」で開催されました。
この「はむら家族ミーティング」は、「羽村市で暮らし、子育てする家族が感じている魅力を、大勢の方に知ってもらうため、みんなで楽しみながら発信していく『はむら家族プロジェクト』」の事業の一つで、羽村市公式サイトには次のように紹介されています。
みんなでワイワイ話しながら、つながりや友だちをつくったり、子育ての楽しみ方をシェアしたり、はむら家族プロジェクトのイベント「#愛情はむら写真展」や「親子体験イベント」を、もっと楽しくするためのアイデアを出したりして、はむらでの子育てをもっと楽しくしちゃうあつまりです。
なんとなく楽しそう!でも、知らない大人同士が集まってそんなに盛り上がれるのか?という一抹の不安も…とはいえ、「コープデリ」さんのジュースやプリンもあることだし(笑)、妻と娘と一緒に参加してきました。
羽村市生涯学習センターゆとろぎにいざ潜入
子どもも笑顔なおもてなし♪
会場の「レセプションホール」に着くと、まず目を引いたのがキッズスペースです。
おもちゃや絵本、それにプロジェクターが用意されていてアニメを投影していました。
さすが親子で参加できるイベントだけあって子どもを飽きさせない工夫がなされています。
受付をして「コープデリ青梅センター」(別ウインドウで開く)さん提供のジュースとプリンをいただきました。
テーブルには資料の他にお菓子が用意されていて、これも“おもてなし”ですね。
前にあるホワイトボードには案内とタイムテーブルが書かれていました。結構ざっくりしているから、どんな感じに進むのかわからなくて、ちょっとドキドキです。
ドキドキわくわく!「はむら家族ミーティング」スタート
名札を書いて緊張しながら待っていると、開始時間になりました。
最初の説明が終わると「自己紹介」
まずは、準備から始めます。 紙に「今日呼ばれたい名前」「どこから来たか」「好きな事」「参加のきっかけ」を書き出します。これがあれば、初めて話す人とも型どおりにしゃべればいいので気楽ですね。書き終えたところで、みんなで一斉に起立!フロアに出ていき、できるだけ多くの人と書いた紙を使って自己紹介します。
Kさん だいさんですよね。わたし、町内会で一緒になったKです。
だい あー!ご無沙汰しています。
世の中狭いですね。町内会の資源回収でお世話になったKさんと久々の対面でした。
フロアでの自己紹介が終わると、席に戻って、今度はグループごとに自己紹介をします。
自己紹介のおかげで、なんとなく話しやすくなったところで、いよいよ「対話セッション」
まず、「子育てどう?」というテーマで話します。でも、なんとなく「誰から話し出す?」みたいな雰囲気。Kさんのお子さんに、お父さん、お母さんの子育てが子どもにはどう見えているのか聞いてみたら、どんどんしゃべってくれて、場が一気に温まりました。
これをきっかけに、いい雰囲気で対話を楽しめました。
次に、「羽村子育て良いところ」をテーマに話し合いました。
僕たちのグループで挙がったのは「児童館の先生がいい」「動物公園が安くて近くていい」「保育園が入りやすい」などでした。
ここら辺は、羽村市で子育てするみんなが感じているところかもしれませんね。
グループごとに、羽村で子育てする魅力を発表して全体で共有しました。
子どもが発表したグループもあって、ほのぼのした雰囲気がとても良かったです。
この話し合いを、「対話セッション」を担当している「Social unit UDON」(Facebook)(別ウインドウで開く)のメンバーの方がテーブルの周りで聞いていて、素敵なグラフィックにまとめてくれました。雰囲気の良さまで伝わってきますよね。
発表が終わると、席替えをして新しいグループで自己紹介
よく行く公園の話をした人がいて、それを受けて「うちも行くよから」みたいな感じで、共感の輪が広がり、この場の雰囲気がどんどん居心地のいいものになっていくのを感じました。
ここでのテーマは「ストレス発散法」
仕事や家事をしながら子育てしていると、少なからずストレスを感じることもありますよね。グループで対話しながら、気分転換やリラックスする方法をどんどん書き出していきます。
アイデア出しが終わったら、他のグループでどんな話が出たのか見て回り全体で共有しました。
これも、Social unit UDONの方が整理して張り出してくれたので、たくさんアイデアが出たことが良くわかり参考になりますね。
これで「対話セッション」は終了かと思ったら、今日のミーティングで話していない人と話そうということで、自己紹介タイム!
フロアに出ていって、まだ話していない人を見つけて声をかけていきます。本当にたくさんの人と対話することができたから知り合いが増えました!
この後、来年2月に開催される「親子体験イベント」は何がいいか、「①くぼたまさと工作ショー」「②幼児向け人形劇」「③歌って踊れるコンサート」の中から一つを選んで、みんなで投票しました。みんなの意見で決めたイベントは、身近に感じて絶対参加したいという気持ちになりますね!
最後は、「はむりん」が登場してみんなと一緒に記念撮影!
子どもたちは大喜び!解散後も、はむりんと一緒に、個別の記念撮影を行っていました。
共感しあえる仲間との対話がつくり出す居心地の良さ
「はむら家族ミーティング」に参加して感じたのは「居心地の良さ」でした。
知らない大人同士が集まって話し合いをするって、もっとぎこちなくなるんじゃないかと思っていたのでちょっと意外でした。
集まった人はみんな羽村市で暮らしている「子育て世代」。だから、少し話すと公園とか保育園や幼稚園のことといった具体的な経験を、何かしら共有していることがわかって、それが対話の中に深い共感を生み出していました。この共感し合える雰囲気が居心地の良い場をつくり出したのかもしれませんね。これから羽村市で子育てを始めたい人も参考になることがたくさんあるはず。皆さんも、共感しあえる仲間と出会える場「はむら家族ミーティング」に参加してみてはいかがでしょうか?
INFORMATION
コープデリ青梅センター(コープデリWebサイト)(別ウインドウで開く)
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Social unit UDON(Facebookページ)(別ウインドウで開く)
個人、事業者、公的機関と連携し「対話とデザイン」により地域問題(地域資源の発掘)に取り組む。 地域振興のプラットフォームになりワークショップなど「コトづくりの場」を提供し、ソーシャルな人材の自立を支援する。
関連情報
インフォメーション
伊藤 大(だいさん) 1971年生まれ。ランニングとロードバイクを愛する1児の父。普段会えない人に会いたくて市民記者に応募しました。いつか、スポーツや趣味を通じて市民同士がつながるきっかけとなる記事を書いていけたらと思っています。