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あしあと

    散歩の途中に立ち寄って、ちょっと幸せになるジェラート屋さん

    • 初版公開日:[2025年03月14日]
    • ID:19484

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    こちらは令和7年3月に掲載した記事です。店舗について詳しく知りたい方は、最新の情報をご確認ください。

    鳴島 タカシ(市民記者:なるさん)

    スタッフ 左:みちさん 右:まよさん(みちさんの娘さん)

    ポムジェラートのスタッフ 左:みちさん 右:まよさん(みちさんの娘さん)

    羽村市と青梅市の境にリンゴの絵が特徴的な、絵本から飛び出してきたようなジェラート屋さん、ポムジェラート(Pomme gelato)がある。

    そのジェラートは、果物や素材が生まれた土地のにおいまで、そのまま掴み取ったかのよう。 

    開店当初から店の前に行列が出来はじめ、今もなお人気が衰えない店となっている。

    このお店の雰囲気や味は何処から生まれたのだろうか?


    今回は私の愛妻のさきさんがインタビューを進めました。 

    インタビュアー:さき(市民記者 なるさんの奥さん)

    「ちっちゃい楽しみ」になるお店

    さき まず、お店を始めたのはどんなキッカケがあったのでしょうか? 

    みちさん 家が代々、米穀肥料販売業のかたわらリンゴ園も営んでいましたが、私は実家を継ぎませんでした。そのため、両親の想いを別の形で継いでいきたいとの想いがありました。また、そういったことがあってリンゴを何かに活かせたらいいなと思っていました。 

    それから、20数年医療従事者をやっていたんですが、私が子育てしていたころは時代がのんびりしていて、地域の人に助けられたり、楽しみながら子育てできていました。でも、今の時代はちょっと難しい時代になって来たなという感じがします。

    リタイヤされた方とか、ご年配の方も、子ども連れの方も、ちょっとした散歩で立ち寄って、ちょっと美味しい物を食べて、毎日の生活の中で「ちっちゃい楽しみ」を提供できるお店をやりたい。という思いがキッカケとしてありました。

    絵本

    絵本(ポムジェラートをテーマに作られた絵本もあります。お店で手に取ってみてください)

    内装

    階段上に下がっている飾りは背の高い人が頭をぶつけない工夫

    こだわりのジェラート

    さき お店の中でもジェラート屋を選んだのは? 

    まよさん 私はアイスクリームが好きで昔からずっと食べ歩いていたんですが、アイスクリームを食べ終わった後に口の中に残る甘ったる

    さがあるものがあったり、スッキリしたものがあったり、この違いは何だろうと思って調べました。

    さき 好きで食べ歩いているうちに違いが気になってきたんですね。 

    余計なものを入れないこだわりは、お子さんがいるからなのかと思っていました。 

    まよさん それもありました。私もアレルギーがあり、なるべく、そういったものを省いて生活していました。なので、自然と自分の作るものもそういったものを入れないで作るという流れになり、このポムジェラートでも出来るだけシンプルに余計なものを入れないことにこだわっています。

    ジェラートの画像

    Start Up in HAMURA 起業の苦労、レシピ

    さき 起業の際に苦労したこととかありましたか? 

    まよさん 全て初めてのことだったので、もう一つ一つが… 

    例えば、アイスクリーム製造業って何だろうってところから、書類も一つ一つ調べて、保健所に行って聞いてみたりとか、なんせ、全てが初めてだったので全部大変でした。 

    ジェラートを作る機械も色んなメーカーがあり、機材が変わると美味しさが全く違うんです。メーカーに、機材を入れてあるお店を紹介してもらって、自分たちで端から調べました。 

    最終的に一番気に入った機材に決めたんですけれど、次に自分たちオリジナルのレシピ作りでつまずきました。 

    ジェラートって教室とか教えるところが全然無いんです。メーカーの研修はあるんですけど、2日間、数時間しか無くて、アレンジ方法が全く分からないんですよ。

    店頭の画像

    さき よくそこからレシピを作れるようになりましたね。 

    まよさん とても良い出会いのお陰ですね。 

    私たちと同じ機材を入れている南大沢のお店で聞いたら、そこの方がとても親切で「やっぱり、みんなが言っている『こうしたら出来る』って作り方をしたら、絶対に面白くないよ。一つ一つレシピを組み立てるのは大変だけど、自分たちで作った方が楽しいよ。」ってアドバイスしてくれて、レシピの組立方法をそこで教わりつつ、あとは自分の感覚でやるようにしました。 

    さき それは出会えて本当に良かったですね。 

    まよさん 良かったです。とても心強かったですね。

    羽村だから良かったこと

    さき 羽村市で起業して良かったなと思われたことってありますか? 

    みちさん まず、羽村市は地下水から美味しい水を水道水として提供してくれるのが有難いですね。 

    それから市役所の農政担当の方が凄く積極的で、イチゴだったり、ブルーベリーだったりを農園さんとセッティングして会わせてくれて、それをジェラートにすることが出来たのが大きかったです。

    まよさん
    みちさん

    おすすめのメニュー

    さき 最後に、おすすめのメニューを教えていただけますか? 

    みちさん 季節の物を取り入れた期間限定メニューがおすすめです。素材の美味しさが伝わるように一生懸命作っていますので、楽しく味わっていただけると嬉しいですね。 

    ちょっとお客様とお話しした時に、こだわりをお話ししたり、また、反応を聞くことが出来るのが楽しいです。

    おすすめメニュー

    ジェラートに合わせる飲み物もあります

    ポムジェラート(Pomme gelato) 基本情報

    ポムジェラートのロゴマーク

    ポムジェラートのロゴマーク リンゴの絵

    所在地

    羽村市小作台2丁目4−10

    電話

    042-533-4130

    営業時間

    正午から午後6時ごろ

    定休日

    月・火曜日(祝日は営業)

    注意 終日悪天候時閉店

    駐車場

    2台

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    ポムジェラートおすすめのお店

    手打ちうどん さかもと

    所在地

    羽村市富士見平1-7-16

    電話

    042-554-8800

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    flower aurinko

    所在地

    羽村市小作台1-12-2

    電話

    080-3433-0334

    ホームページ

    ホームページへのリンクはこちら(別ウインドウで開く)から

    WABOKU CAFÉ TOKYO

    所在地

    羽村市緑ヶ丘1-26-12

    電話

    080-3015-0619

    ホームページ

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    インフォメーション

    なるさんイメージ画像

    鳴島 タカシ(なるさん) 仕事の関係で青梅市には詳しくなったが、生活している羽村市にうとくて市民記者になった。市民記者になったら結婚して一児の父となった。現在は羽村市にて子育て奮闘中。

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