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平成27年度第2回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会会議録

[2016年5月27日]

平成27年度第2回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会会議録

日時

平成27年8月26日(水曜日) 午後7時00分~午後9時00分

会場

羽村市役所3階 庁議室

出席者

若松 仁座長、佐藤 美知子委員、中根 透委員、鶴我 佳子委員、堀口 和美委員、雨倉 千恵子委員、寺嶋 孝委員、山口 順一委員、中土 善雄副座長、藤井 孝洋委員、木下 智実委員、山﨑 信子委員、堀内 政樹委員、細渕 陽右委員

欠席者

羽村 滋彦委員

議題

  • 開会
  • 議事
  • 羽村市生涯学習基本計画推進懇談会の会議録について
  • テーマ:生涯学習の推進を図るうえでライフステージ別に求められる取組は何か?

・ライフステージ乳幼児期(0~5歳)

・ライフステージ少年期(6~15歳)

・ライフステージ青年前期(16~22歳)

傍聴者

なし

資料

・ 羽村市生涯学習基本計画

・ 羽村市生涯学習基本計画実施計画(平成27年度版)

・ (テーマ)生涯学習の推進を図るうえでライフステージ別に求められ

る取組みは何か?

会議の内容

  • 開会

(事務局)定刻となったので、只今から、第2回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会を開会する。

本日は、お忙しいところ、ご出席をいだだき、ありがとうございます。

早速だが、次第に沿って、会議を進める。

本日の傍聴者について報告する。

【傍聴者なし】

(事務局)では、若松座長に議事進行をお願いする。

(座長)それでは、議事に入る前に、第1回懇談会に欠席された委員から、自己紹介を兼ねて挨拶をしていただく。

(各委員)自己紹介

(座長)では、議事に入ります。

まず始めに、会議に先立ち、お願いがある。

円滑に会議の議事を進行するため、発言のある場合は、挙手をお願いしたい。私から委員を指名するので、その後、発言をしていただく。

それでは、初めに、議事の1項目め、「第1回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会会議録について」を議題とする。

第1回懇談会の会議録について、主にご自分の発言の部分で何か訂正等あるか。

(各委員)特になし

(座長)特に訂正はないようなので、窓口での閲覧と羽村市公式サイトへ掲載をする。

続いて、議事の2項目め、「羽村市生涯学習基本計画の推進に関することについて」を議題とする。

事務局から説明をお願いしたい。

(事務局)それでは、事務局から説明する。

この懇談会で、委員の皆さんに議論していただく内容については、第1回懇談会で説明した。

前回の懇談会で配布した資料のうち、資料6に基づいて議論をしていただきたい。

本日の懇談会では、3ページから5ページに記載の「ライフステージ:乳幼児期(0~5歳)」と、6ページから11ページに記載の「ライフステージ:少年期(6~15歳)」、及び12ページから15ページに記載の「ライフステージ:青年前期(16~22歳)」について自由な意見を出していただきたい。

資料6は羽村市で行っている生涯学習の推進に向けた事業をまとめた参考資料なので、必ずしもこの資料に沿った意見でなくても結構である。

以上で、説明を終わる。

(座長)本日、議論するテーマは、ただ今の説明のとおり、乳幼児期と、少年期、及び青年前期を予定している。

 ライフステージごとにボリュームが異なることから、資料のページ数から案分し、一応の目安となる時間を決めておきたい。

乳幼児期は20分。概ね、午後7時30分を目途に、少年期は45分。概ね、20時15分を目途に、青年前期は35分。概ね、20時50分を目途に議論していきたい。

 まず、乳幼児期の議論をする。

(委員)「生涯学習基本計画実施計画(平成27~29年度)」を見ていると、成果目標値は実施回数がメインである。その事業の対象者数に対して参加人数がどうだったのか、その中で成果と課題はどうだったのかが見えない。見直しの時期にその点について考えてはどうか。

また、乳幼児の保護者に対してどのような情報発信をしているのか。毎回同じ人が参加するのではなく、たくさんの人に発信して、参加率も上がるような取組みが必要なのではないか。

(事務局)「生涯学習基本計画実施計画(平成27~29年度)」は平成25年度に策定した「羽村市生涯学習基本計画」を基に毎年度見直しながら更新をしている。表し方については、数値化して達成できたかどうかを示すものである。

平成26年度の乳幼児の対象となる事業は73であった。そのうち58の事業で目標とする数値を達成し、目標の80%以上達成できたのは9事業、50~79%達成は5事業、取り組まなかったのが1事業であった。

実施計画の中においては、各所管課が掲げる目標の数値をほぼ達成しているという結果になっている。

ご意見のあった、具体的にどういう成果があったかという詳細については、所管する担当部署が把握している。

情報発信については、乳幼児に限らず羽村市の取組んでいる事業に関連する課題である。それぞれの事業でその年齢層に合った方に来てもらえるような情報の発信をしていく必要がある。

(委員) 私の経験からも表現の方法として数値化したものが多かったが、実際はどうだったのかについて考えることも大切である。

「生涯学習基本計画実施計画(平成27~29年度)」に書かれている事業を見て思ったことは、10ページの「3歳児検診時親子体操の実施」は未実施となっているが、次年度は12回と大幅に増え、また、11ページのブックスタート事業では次年度の目標値を上げている。それぞれ向上しようとする印象がある。

(委員)目標値の立て方に問題があるのではないか。目標の参加人数に対しての実際の参加人数の割合より、全対象者に対しての参加人数がどうか、ということが重要ではないか。

実施回数を増やせば良いということではないと思う。

(事務局)分母となる数字の決め方はさまざまであり、例えば健康診断や乳幼児の健診などは対象者全員が分母になってくるが、講演会や講習会となると違ってくる。

生涯学習の観点からは強制的にこちらから押し付けるものではないと考えているので、いろいろな施策を展開しながら、それに対して興味をもってくれる方がどれくらいいるか、それには情報発信をして市民の興味を引き付けるために日々の努力はしていかなければならない。

全ての目標を100%にすることは、生涯学習を推進する上では全部が当てはまらないと考えている。その点については、整理していかなくてはならない。

(委員)目標を市としてはどう考えているのか。計画の中で市は目標値をどう考え、どう決めていくのか。

全員が受けなければならないとは言わないが、少しでも生涯学習への興味を増やすために市として働いてもらわなければならない。

(委員)目標値、達成率、参加率などの数字を迫るがゆえに自主自発が損なわれるのではないか。

資料すべてに目を通したが、子どもを育ててきた身としては、時代遅れでマニュアル化していると感じた。 

事業計画として出すのは良いと思うが、数字にこだわることは生涯学習の推進としては、逆効果ではないかと思う。

母親たちはSNSやネットで自由にコミュニケーションをとっている。例えば、羽村市にあるグリーントリム公園で活動している「おそとぽん」というサークルがある。ネットで通じた母親たちが自発的に活動しているものである。また、同じようにSNSで通じた「羽村げんきっこ」では偶然にも近所の方と知り合え、楽しく活動できた。

このように母親たちはマニュアル化された部分以外のところで自主自発な活動を展開している。そこへ参加率や達成率を突き詰められると、閉塞感を生む恐れがあるので、現状のままで良いと考える。

(委員)100%の参加者を集めるなら拘束になるが、数値目標を設けることで拘束が出るということはない。生涯学習推進の効果を出すために目標値としてどういったものを選ぶか。抽象的な目標は良くない。

自由に活動して学習効果があることは、良いと思う。しかし、それが市で主催するものであれば、的確な目標を立てなければいけないと思う。

(座長)乳幼児期の議論については、時間になったのでいったん打ち切って少年期の議題に移る。

 少年期は6~15歳の小学生・中学生の年代が対象になる。

(委員)教育というものは数字では表せないと思う。

夏休みが始まった日のことだが、ラジオ体操の会場でセミが孵化するところを子どもが見つけた。皆が集まってきたところで「自由研究になるよ」と言ったところ「そうだ、そうだ」と興味を示したので、大人が子どもたちにヒントを与えながら観察し説明をした。

日常の生活の中で教育というものをしていかなければならないと改めて感じた。

(委員)生涯学習基本計画に記載されている計画事業を見たときに、今までやっていたことを枠組みの中にはめただけという印象を受けた。

例えば、生涯学習基本計画の56ページに「音楽・美術教室の推進」とあり、小中学生音楽フェスティバルやオーケストラ鑑賞教室の実施、東京都公立学校美術展覧会への出品などがあるが、これはどこでもやっているようなことである。羽村市は一歩踏み出して特色のあることをやっているというところを見せてもらいたい。

羽村市は、ハード面では他市ではやっていないようなことにいろいろ取り組んでいて、とても充実していると思う。しかし、その中身については検討していく時期なのではないか。

同55ページの「小中一貫教育の推進」では、小中一貫教育推進のためのコーディネーター配置とあるが、それはきちんと効果を出せる人を配置しているのか。

また、羽村学だが、わが子の学校の様子やお便りを見ても、体験したことについてはわかるが、後でその体験からどんなことを学んだかということがあまり表れていないことが気になる。体験しただけで終わりになっていないか。

学校教育の中に生涯学習が踏み込めない部分もあるかと思うが、どうやって取り組んでいくかを考えていただきたい。

その次の「確かな学力の育成」であるが、わが子の様子を見ているとプリントの量がとても多く、点数を比較するなど、塾の延長のような印象である。羽村市はこれでいいのかと感じている。

先日の文部科学省の教育課程企画特別部会の中で、国際バカロレアという思考力を養うような海外のカリキュラムを取り入れましょうという話があった。また、あまり浸透していないが、ESD(持続可能な開発のための教育)という教員の意識を変えていこうという取組みもある。

羽村市としては、せっかくハードで良いものがあるので、中身の部分に目を向けて改革していってほしい。

枠組みの中からもっと特色のあるものを打ち出していってほしい。また、教育する側の意識を変えるようなコーディネートや研修などを生涯学習レベル・教育委員会レベルでどう考えていくかが大事だと思う。

(委員)羽村市のコーディネーターは元校長である。

小中一貫教育では、小学校の教員が中学校で授業をし、中学校の教員が小学校で授業をしたり、コーディネーターを中心として、小・中学校のお互いの教員が話し合ったりしている。専門家や地域の方を呼んで授業をする時もコーディネーターが活躍しており、積極的に活動しているところを見ている。

 また羽村市の音楽フェスティバルは東京都内でも有名であり、それぞれの学校が特色あるバンドを持っていて、教員や児童、共にとても頑張って活動している。その努力については言葉ではとても表現できない。

羽村市の小中学校音楽フェスティバルは、上手い下手ではなく、各学校で違った特色があるおもしろいものだという評価を受けている。そこで立ち止まらず、より良いものを考えていかなくてはならないと思う。

 確かな学力について、結果は数値ではないとは思うが、数値が出ることによって励みになっている子もいる。市内全小中学校の教員も全力で努力している。

(事務局)羽村市の生涯学習推進への取組みは何かという説明をするときに、「羽村市生涯学習基本計画(平成24~33年度)」を示している。  

 計画に掲げている施策の中には、この冊子が策定される以前からあった事業についても入っている。その個々の内容については、「羽村市生涯学習基本計画実施計画」の中で内容の見直しを図りながら進行管理している。

毎年の実施計画の充実を図るために、それぞれの目標を掲げながら市民の声を聞きながら日々改善する努力をしている。

 羽村市生涯学習基本計画の内容を年度ごとに変えていくのは難しいので、「羽村市生涯学習基本計画 実施計画」を併せて参考にしていただきたい。

 皆さんから、子どもたちと一緒にこんなことができれば良いなど建設的な提案をいただき、次期の基本計画を策定するにあたって、新規で加えられることが1つでも増えるとありがたいと考えている。

(委員)羽村市がバックアップして、先生たちが集まる自主的な勉強会ができるような場が作れたら良いのではないか。

 また、小中一貫教育のコーディネーターとして大学の講師などの専門家を取り入れるのも良いのではないかと思う。

(委員)羽村市の小中学校吹奏楽については、わが子が在学中に経験したが、卒業後の今に至っても吹奏楽を続けている。子どもにとって大切な生涯学習となり、親も一緒に楽しませてもらった。 

(委員)羽村市は東京都内でも珍しく、8月に水泳大会、9月に陸上大会、10月にジュニア駅伝大会を市内全校で実施している。水泳協会・陸上クラブが運営する大会であるが、教員の放課後指導などの協力もあり、各学校で熱心に取り組んでいる。

先ほど音楽での特色の話が出たが、スポーツの面でもこのような特色のあることをしている。

教育委員会のバックアップも受けているが、できれば、教員の負担をもっと減らせるようなバックアップをしていただき、今後も続けていきたい。

(座長)「羽村市生涯学習基本計画」の74ページにアンケートがあるが、地域の教育力について「低下している」「やや低下している」は合わせて74%である。この結果を見ると地域の教育は落ちているようだが、このことについて、意見はあるか。

(委員)地域での教育の1つに稲作体験があるが、7つの地区によってその事業に対する取組みに違いがある。所持している用具の数に差があったり、周知方法に差があって参加者数が少ないところがあるなど、地区全部が同じように関わっていないという点から言うと、基本計画に掲げられるような事業になっていないと感じている。

25周年の羽村西小星空コンサートでは、20年前のOBや先生も集まり、有意義なものだった。私は幼い頃から地域で教育を受ける機会は多かったと感じた。

地域の事業は、一切強要されない教育なので、参加する子は全てに参加するし、参加しない子は全く参加しないというような偏りがある。

町内会に加入していない家庭に回覧板が回らなかったり、学校からのお便りが保護者の手に渡っていなかったり、周知の方法についても重要な課題である。

 大事な時期である少年期に地域と関わりを持たなかった子どもは、自分が親になった時、子どもに地域の教育の良さについての話はできないのではないか。

(委員)町内会では小学1年生と中学1年生に新入学のお祝いを渡しているが、近年では学校から対象者の情報は教えてもらえなくなった。対象者がいるかどうかについては、近所の方から情報を得ている。

 また、羽村市に転入した小中学校のお子さんがいる若い世代の家庭が町内会の活動に理解がなく、加入しないケースが多い。子どもの参加が少ない要因になっていると思う。

(委員)地域と家庭という連携の部分において要だという理由で、PTAへの加入に対する強制がまかり通っている。

 個人情報保護法が叫ばれるには理由があり、個人情報を漏らされることによって被害にあう事例が多発している現状がある。

 前回の懇談会でPTAの良いところを聞いたが、長年関わってきても良いところを最後まで見いだせなかった。

生涯学習の推進を掲げるのであれば法治国家・立憲主義国として、社会的通念は守るのが常だと思うが、これがおざなりになっていることが法令違反である。

公務員が情報を漏らしていると公務員法の守秘義務違反にかかるということで漏らさないという部分もあると思うが、問題だと思ったのは、羽村市教育委員会がPTAは保護者と教師の全員が入会するのが望ましいあり方だと2011年に回答をもらった。強制的な加入によって生活弱者が泣いている状況がある。

PTAでは役員を免除するには理由を述べろと言われ、入学式後にじゃんけんで役員決めをした。規約に載せているところもあるが、免除する・しないを管理されるということについては、任意団体であることを秘匿にしており、憲法第13条プライバシー権の違反になる。

 これまでに私は3度役員を経験しており、2009年は研修部の副部長をした。

役員引継ぎの日に、前任の部長の子どもが熱を出して出席できなかったので前任の副部長が引継ぎの代理として出席した。前任の副部長は前任部長が休んだことを立腹しており、その光景を見た私は、PTAは穴を空けると陰口をたたかれると大変怖い思いをした。その翌年にPTAは任意団体であることを知り、学校に騙されたと感じた。このことは信頼関係の欠如につながる。

(座長)PTAの問題は、PTAの中での話であり、PTAの方にお話しいただきたい。

 育成部では、学校から子どもたちの情報が得られなくなり、近所から情報を得ながら名簿を作成していると先ほどの意見にあった。

町内会に入っていない家庭の子どもたちも球技大会には出ているが、お弁当や飲み物は町内会の予算から出している。そのことにクレームをつける方もいるが、差別はしていない。

(委員)町内会で班長をした時にそういった不平不満の声は聞いたことがある。

 子ども会を創設して、その中でスポーツ・社会教育をすることが望ましいのではないか。

支部においてはPTAと会計が別である。これは大いに問題である。会計を別にするくらいなら子ども会として独立して活動したら良い。青梅市や福生市は子ども会を設立している。

子どもにとっても参加する・しないということには理由がある。親が動員として参加させられることについては、人権レベルの問題である。

(委員)先ほどの話の中で法律違反と言われたが、おそらく違反ではなく、どちらかというとハラスメントにあたるのではないか。ハラスメントがあることは問題である。

(委員)裁判が実際に起こっていて、判例が出ている。法律に違反していないとは言い切れない。

きちんと保護者に入会同意書を渡し、任意の確認は取るべきである。入会の意思確認をすることによって、自主自発は生まれるのではないか。

先生たちも良心はとがめないのか。入会は義務であると勘違いさせた上で一律入会させておいて、活動に参加できない保護者に対しての配慮がない。

(委員)小学校の頃の体験だが、音楽の新しい先生が来てから、クラスごとの音楽発表会が盛んになった。バラバラだったクラスが一体化した。

配られた資料は活字なので、表現に制限があり、伝わらない部分もある。そのことに対して提案だが、市公式サイトを駆使して発表会のレポートなどを画像で見られるようにしたら良いのではないか。テレビはむらで得る情報はとてもわかりやすいが、ケーブルテレビの加入者しか見ることができない。ネットは日常生活において不可欠なので、リアルタイムの報告が見られれば良いと思う。

(委員)少年期の中に部活動の推進がある。主に中学生の部活動はその後の生涯学習に大きなウェイトを占めると思われる。

三中の陸上部は、顧問の先生が転勤になり、その後任がいなかったため、廃部になった。

廃部になる前に、教育委員会で予め把握できる情報があれば、体育協会やはむすぽでも外部指導員などの協力できることがあると思う。学校に任せていることではあるかもしれないが、市としてバックアップしてほしい。

(委員)部活動の顧問については、教員のボランティアである。PTA同様、教員の強制労働にあたる。中学校の吹奏楽部の顧問の先生は、正月3日しか休みがないと言っていた。

「教育という病」という内田良氏の本には、「教育という『善きもの』は、善きがゆえに歯止めがかからず暴走していく。」、「教育リスクという言葉には教育だからこそ見えないリスクという意味を込めている。」とある。あまり教員のボランティアに頼らない方が健全な教育ができると思う。

(委員)幼児期にも関わる話になる。

2年後に完成するイオンでは、おそらく高い集客があり、子育て世代の家族も多く利用すると思う。そういった集客力の高い企業と連携して情報を発信できないか。

例えば市や自治会の行事のポスターを貼らせてもらったり、はむりんを使ってPRすることはできないか。

羽村市以外から来る人たちにも、羽村市は頑張っているなという良いイメージがつくと、また人が集まるのではないか。中にはこんなことをやっているのかと初めて思う人もいるだろうし、そもそもそういった人は羽村市のホームページは見ていないと思う。

まだ意識が向いていない人たちの興味を引くために集客力のある施設や企業との連携は効果が期待できると思う。

(委員)ゆとろぎでは、子どもたちに向けたさまざまな事業を企画している。

今年で4年目になる子ども体験塾では、ロボット展を開催した。たくさんの子どもたちとその保護者が参加し、好評だった。一週間の開催期間中に何度も繰り返し来る方が多かった。

周知の方法については懸案事項ではあるが、せっかくいろいろと良い事業があるのにもったいないと感じる。

 ゆとろぎの情報紙として全戸配布であるイベントガイドがある。情報発信の1つである。その中で事業の後追い記事を作り、楽しかった様子を報告できたら良いと思うが、印刷物ではお金がかかるので、ネット上でできないかと準備を進めている。

(座長)代官山にある蔦屋は、大人が行っても1日楽しめる。

本の購入はもちろん、レンタルができたり、カフェがあったり、イベントも開催している。将来のゆとろぎの姿があんなふうになったら、今まで来たことがない人たちも利用するのではないかと思う。

(委員)病院で同様のことをしていると聞いたことがある。

(座長)ゆとろぎに入りづらいと感じている子どもたちも入りやすくなると良い。

(委員)ゆとろぎでWi‐Fiサービスを導入してゲーム大会をするのも楽しいかもしれない。

私が子どものころはミニ四駆大会があって盛り上がった。

(副座長)9月に小作駅で「はむらふるさと祭り」が2日間にわたって行われる。是非、来てほしい。

(座長)少年期はここで終了し、青年前期に移る。16~22歳の高校・大学の世代である。

(委員)幼い時に地域などで経験したことを大人になっても続けていくことが生涯学習だと思う。

わが子も小学1年生の少年野球から始まり、中学校以降はクラブ活動、大人になった今も野球を続けている。

そこでできた友人も大切にしているし、羽村市に対しても親しみを持っている。その姿を見ていると、幼い時から何かを続けていくことは大切だと思う。

羽村市の企画したものにただ行くだけでも良いと思う。そこで、羽村市はこんなところなのか、大人たちは優しく面倒を見てくれて良い人ばかりだなと思って育った子どもは羽村市に対する気持ちも違うようだ。大人になっても、頼まれれば羽村市のために力を貸そうという気持ちが見える。今の子どもたちもなるべく羽村市に関わってほしいと思う。

(座長)今は羽村市で生まれ育った方より結婚などをきっかけに羽村市で生活を始めた方の方が多い。その子どもは羽村で生まれ育ち、羽村と関わっていくことになる。

(委員)中学までは生活環境が羽村圏内だったものが、高校からは羽村市以外に広がる時期である。

活動圏内が広がる一方で、羽村市でのイベントなどの事業に関わることも少なくなる。

 その時期の私の体験からだが、市外に住む学校の友人たちとの勉強会を順番にお互いの住む町でやろうということになった。羽村市に友人たちを連れてきた時は、できたばかりのゆとろぎに行った。羽村市に来たことのなかった友人たちは「羽村市って田舎のイメージだったが、思っていたよりすごい」と驚いていた。

羽村市が良いイメージになると、今後ここに住もうと思う人も増え、市が潤っていくのではないか。市外の人たちも楽しめる事業があったら良いと思う。

(委員)情報発信について、ネットという手段が多くの意見の中にあったが、障害者の中でネットを見られる人は限られている。文面にふりがながふってあっても、読むことはできるが、その言葉の意味が分からないということもある。

 視覚障害者のために点字ではむらんの時刻表を作成してもらったが、とても厚い冊子となり、置き場にも困った。

障害者からの情報アクセスについてはクリアしなければいけない問題がたくさんある。

 羽村市の生涯学習の取組みにはさまざまなものがあり、良いものもたくさんあるが、障害者がその情報を得るのは難しい。障害者は健常者とは難しさの度合いが違う課題をもっている。

作業所に来ている障害者の余暇活動が一つの課題である。家にいてもすることがない、行けるところがない、安心して遊べる仲間がいない。はむすぽができたときに、これは活用できるのではと思った。しかし、障害者が健常者と一緒に活動することにむずかしさがあり、利用に至らなかった。

障害者がひとつでも多くの生涯学習に関わることができようになると良いと思うので、障害者の利用を意識した事業の計画や情報発信をしていただきたい。

(座長)生涯学習基本計画の87ページを見ると、地域社会でのボランティア活動やリサイクル運動への参加頻度は、少年期以降だんだん下がっている。これは壮年期以降になると上がっていくのかとも考えられるがどうか。

(委員)年齢が低い子どもの生涯学習が重要であると考える。

 家庭教育をきちんとするために市のサポートや地域での活動が重要であると考える。

しかし、残念ながら地域によって町内会への加入率に差がある。地域の活動をサポートする方法を考えていかなければならない。

(委員)私は以前、町内会に加入していたが、総会の中で会計や運営方法について発言をしたところ、高齢世代の方々に発言を阻害される対応を受け、町内会の運営に失望したので退会した。

加入率を上げたいのであれば、町内会側も皆の意見を聞きながら、賛同できる組織運営をするべきである。若い世代を否定しないで、意見を取り入れていくことも大切である。組織を作れば成長戦略を考えていかなければならない。

(委員)青年前期で大事なのは帰属意識を育てることだと思う。羽村市に帰って来られる場があるということである。

この時期にそれがないと、大人になって羽村市を出ることになっても戻ることはない。

私の体験で言うと、お祭りの時にふるさとに帰ると仲間が集まり、話ができる。お祭りというイベントがきっかけとなって帰属意識になっている。

はむら夏まつりも年々規模が拡大して良いものになっているが、羽村で育つ人にとって大事なものになるよう考えていくと良いと思う。

また、帰属意識を高めるためには仲間を作る機会を増やすことも大事である。例えば、高校生や大学生で組織を作り、市がバックアップしながら、基本計画に書かれている事業やイベントを任せてみるのも良いのではないか。その組織の中で輪が結束し、帰属意識が高まっていくのではないか。

事業は市が提供するものが多いが、事業ではなく場を提供して、コーディネートは若い世代に任せる方法も一つだと思う。

(座長)大学生がマミーショッピングセンターの活性化について市と連携した例がある。

(委員)公民館があった頃に、いろいろなバンドを集めたフェスティバルを開催していた。バンドのメンバーたちが実行委員として企画・運営し、公民館がバックアップするもので、何年も続いた。

今の話を聞いて、実行委員など、ある程度の責任を持たせて運営を任せることも良いと思う。

 わが子は大人になり、羽村市外で生活しているが、はむら夏まつりの時には帰ってきて、バンド演奏をしている。

子どもの頃の経験や仲間も大切である。

(委員)どうしたら青年前期の子どもたちが羽村市に来るのかと話題になったことがある。

羽村市はこの世代が遊ぶ所がないのではないか。映画館などもない。

昭島市ではキックベースのOB大会をやっている。卒業したメンバーが夏休みくらいから有志で集まり、練習をしている。そういったものがあるのも良いと思った。

(委員)市民活動・ボランティア団体ガイドに載っている団体に親子で参加した時のことは、楽しい思い出として残っている。

 スネークジュニアという小学生の工作サークルがあり、卒業してから先生のおかげで美大に合格しましたと報告に来た親子がいた。

真の自主自発から成る団体をもっと後押ししていけば、帰属意識も生まれるのではないか。

(委員)障害者の青年前期は孤立していく時期でもある。障害者・健常者を分けるものではなく、なるべく一緒に参加できるものを考えてほしい。障害者に対する理解も深まると思う。

国体の競技も障害者と健常者は分かれており、健常者の競技は人が集まるが、障害者の時は観客席には家族しかいなかった。

(座長)時間になったので、本日の議論は終了する。

次回は、ライフステージの青年後期(23~39歳)、壮年期(40~64歳)、高齢期(65歳~)を議題とするので、皆さん、お願いします。

次に、「その他」として、事務局から何かあるか。

(事務局)次回、第3回懇談会については、9月14日(月曜日)午後7時から、庁議室で予定している。

次回懇談会の開催にあたり、必要な資料などがあれば、事前に事務局まで申し出ていただきたい。

また、開催通知とともに、本日の会議録を併せて送付するので、あらかじめ確認していただきたい。

事務局からは、以上である。

(座長)それでは、次回の会議は、9月14日(月曜日)午後7時からです。

その他に何かあるか。

特に無いようなので、これで第2回の懇談会を閉会とさせていただく。

皆さんのご協力ありがとうございました。

お問い合わせ

教育委員会 生涯学習部生涯学習総務課(生涯学習推進係)

電話: 042-555-1111 (生涯学習推進係)内線362

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