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    平成29年度第6回羽村市社会教育委員の会議会議録

    • [2018年1月29日]
    • ID:10808

    平成29年度第6回羽村市社会教育委員の会議会議録

    日時

    平成29年11月15日(水曜日) 午後7時00分~午後8時55分

    会場

    羽村市役所3階 庁議室

    出席者

    議長 川津紘順、副議長 市野明、委員 小山夏樹、本田文栄、石川千寿、浦野雅文、折原伸司、中野菊枝、江上真一

    欠席者

    岡部武彦

    議題

    1. あいさつ

    2. 協議事項

    (1)平成29年度第5回社会教育委員の会議 会議録について

    (2)12~1月の社会教育関係事業について【資料1】

    (3)平成29年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会交流大会・社会教育委員研修会について【資料2】

    (4)第1ブロック研修会の実施結果について【資料3】

    (5)次期社会教育委員の会議で調査・研究する内容について【資料4-1、4-2】

    3.その他

    ※今後の会議等の日程

    傍聴者

    なし

    配布資料

    ・平成29年度 第6回羽村市社会教育委員の会議 次第

    ・平成29年度 第5回羽村市社会教育委員の会議 会議録

    ・【資料1】12月~1月  社会教育関係事業実施予定表

    ・【資料2】平成29年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会交流大会・社会教育委員研修会 実施要項(案)

    ・【資料3】第1ブロック研修会の実施結果について

    ・【資料4-1】羽村市社会教育委員の会議 提言一覧

    ・【資料4-2】他市町の活動事例

    会議の内容

    1. あいさつ

    (生涯学習総務課長) こんばんは。お忙しいところご出席いただきありがとうございます。

     もう先月のことになるが、第1ブロックの研修会を皆さんのご協力のもと、無事開催することができた。また、先週末には研修会で羽村市の事例として取り上げた子どもフェスティバルが実施され、無事終了したと伺っている。

     今年度の社会教育委員の会議も残すところ今回を含め3回となり、2年間の任期が終了するという時期に差し掛かっている。本日の議題にも挙げているが、次期社会教育委員の会議での活動について、残りの会議で議論していただきたいと考えている。

     本日もよろしくお願いする。

    (議長) 皆さんこんばんは。

     課長からも話があったが、第1ブロック研修会では皆さんにご協力いただきありがとうございました。皆さんのおかげで立派な研修会が実施できたと思っている。また、今年度の青少年健全育成の日事業についても、活動に携わっている方、足を運んでいただいた方、それぞれの立場でご協力いただきありがとうございました。

    それでは、本日の会議もよろしくお願いする。

     

    2. 協議事項

    (1) 平成29年度第5回羽村市社会教育委員の会議 会議録について

    (事務局) <事前配布資料により説明>

    (議長) 事前に配布されているが、訂正等何かあるか。

    (各委員) 特になし。

    (議長) 委員名を削除したうえで、市公式サイトで公表する。

     

    (2) 12~1月の社会教育関係事業について

    (事務局) <資料1により説明>

    (議長) 皆さんの関係する事業について、補足説明等はあるか。

    (委員) 1月8日(月曜日)に実施される「どんど焼き」について補足させていただく。会場は2ヶ所であり、羽村堰下橋周辺の多摩川河川敷では青少年対策東地区委員会の主催、宮の下運動公園子ども広場では青少年対策西地区委員会の主催でそれぞれ実施する。新年に一年のご多幸を祈る行事なので、ぜひご参加いただきたいと思う。

    (副議長) ゆとろぎの事業について、1月7日(日曜日)に実施予定の「伝統文化交流事業inゆとろぎ お正月を遊ぼう」では、書初めや初釜、いけ花、コマ回しなどを行う予定であり、例年多くの方に来ていただいている。 

     また、同日実施する「邦楽サロンコンサート」では、詩吟や詩吟にあわせて書道をする書道吟のほか、箏や三味線の演奏などを行う予定なので、お時間のある方はご来場いただけたらと思う。

    (議長) 私からも事業の補足説明をさせていただく。

     12月9日(土曜日)に実施される「第35回小学校ドッジボール大会」及び1月28日(日曜日)に実施される「第31回ふれあい綱引き大会」については、羽村市体育協会から皆さんにも案内が来ると思うので、都合の良い方は参加いただきたいと思う。

     また、生涯学習総務課の事業である「成人式」や「地域教育シンポジウム」には、できる限り参加していただきたいと思うので、よろしくお願いする。

    ほかに、補足説明等はあるか。

    (各委員) 特になし。

    (議長) よろしければ、(2)12~1月の社会教育関係事業については以上とする。

     

    (3) 平成29年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会交流大会・社会教育委員研修会について

    (事務局) <資料2により説明>

    (議長) 事務局から説明があった。

     何かご質問等はあるか。

    (委員) 当日は予定があり参加できないが、交流大会でのブロック研修会実施報告は議長に行っていただけるのか。

    (議長) ブロック研修会で事例発表を行っていただいた委員に報告していただくのが一番良いが、参加できないと伺っているので私が報告する予定である。

    (事務局) 補足させていただくが、交流大会ではブロック研修会全体についての報告を行うので、例年、ブロック幹事市町の議長が報告を行っている場合が多い。そのため、第1ブロック研修会の実施報告については、議長に報告していただく予定で準備を進めている。

    (委員) 承知した。当日参加できず申し訳ないが、よろしくお願いする。

    (議長) ほかにご質問等はあるか。

    (各委員) 特になし。

    (議長) それでは、協議事項(3)平成29年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会交流大会・社会教育委員研修会についての協議は以上とする。

     

    (4) 第1ブロック研修会の実施結果について

    (事務局) <資料3により説明>

    (議長) 事務局から説明があった。

     何かご意見ご質問等はあるか。

    (各委員) 特になし。

    (議長) それでは、協議事項(4)第1ブロック研修会の実施結果についての協議は以上とする。

     

    (5) 次期社会教育委員の会議で調査・研究する内容について

    (事務局) <資料4-1、4-2により説明>

    (議長) 事務局から説明があった。

     何かご意見、ご質問等はあるか。

    (委員) 資料を見ると過去の提言一覧が記載されているが、提言したことが実行されていない場合や、このテーマについてはもっと協議したかったというものがあれば、繰り返し同じテーマについて調査・研究するのも良いのではないかと考えている。

     過去の提言は私にもわからない部分があるが、達成できていないものについては、もう一度学び直すことも一つの方法であると思う。

    (副議長) 過去の提言について、どのように行っていたのかを教えていただきたい。

     例えば、平成27年度には「市民や団体等が学んだ成果を地域社会に還元できる仕組みの構築について」というテーマで提言しているが、これは市長に対して行ったものなのか。

    (議長) 社会教育委員の会議の提言は、社会教育委員が一つのテーマを決めて調査・研究した内容について、教育長に提言を行っている。

     教育委員会などから諮問があった場合には、それに対しての答申を行うが、近年は提言を行う場合がほとんどである。

    (副議長) 先ほどの委員の発言にあったように、提言がその後どのように扱われたかを教えていただきたい。

    (議長) 平成27年度の提言については、平成28年度に策定した「羽村市生涯学習基本計画後期基本計画」の中で、「循環型生涯学習の推進」の部分に取り入れられている。

    (副議長) 提言した内容が市の計画などに活かされているということは理解できたが、実際に提言した内容も拝見したい。

    (事務局) 過去の提言の冊子を配布させていただくことは可能である。

     平成26年度から27年度までの社会教育委員の会議では、提言を取りまとめる際の参考として、過去の提言の冊子を配布させていただいた。

     その際も、過去の提言がその後どう活かされたかについての話になったが、事務局としても過去の提言がどう活かされたかについては、検証できない部分もある。過去のそれぞれの提言の冊子は保管しているが、その一つひとつを読み解いていくことは委員の皆さんの負担になってしまう。

     提言いただいたからには、事務局としても、どう活かしていくかについて責任を持たなければならないと考えている。

     平成27年度の提言については、生涯学習基本計画後期基本計画を策定するタイミングと重なったこともあり、提言の内容を計画に反映させ、計画の中で実現させていく施策を掲げている。

     平成23年度以前の提言がどう活かされているかについては、事務局としても回答しづらい部分もあるので、それぞれの提言のテーマからキーワードを見つけ出し、次期の会議で調査・研究する内容の方向性を決める際の参考にしていただきたいと考えている。

    (委員) 調査・研究する内容であるが、第1ブロック研修会でも取り上げた、後継者不足の問題について協議するのも良いのではないか。

     資料に記載されている他市の活動事例を見ると「働き盛り世代を呼び込むために」「子育て・働き盛り・シニア層を呼び込むために」といったテーマで提言や研修を行っている自治体もいくつかある。

     難しい課題であるが、調査・研究してみるのも良いのではないか。

    (副議長) 後継者不足は、私にとっても一番関心のある問題である。

     指導者や活動する人の高齢化が大きな問題であり、どのように後継者を育成していくのかについて、皆さんと議論したい。

     皆さんはそれぞれ異なるジャンルで活動されているが、この問題は共通項であると思う。

    (委員) 平成27年度の提言については、先ほど事務局からも説明があったとおり、生涯学習基本計画後期基本計画を策定する際の生涯学習審議会でも資料として配布されている。

     提言の内容は、循環型生涯学習の実現に向けた生涯学習コーディネーターの設置に関する議論をする際に大変参考になった。市の計画などに活かされていることからも、現状のニーズに合った提言内容であったと思う。

     生涯学習審議会において、生涯学習コーディネーターが必要ではないかという話になった際には、コーディネーターに人材を掘り起こすという役割を与えても、地域で活動する人が少なくなり人材が見えてこないのが現状ではないかという意見があった。

     そう考えると生涯学習活動や地域活動の活性化を図るためには、どのように人材をそれらの活動に取り込んでいくかということを調査・研究するのも良いのではないかと思う。

     PTAや青少年対策地区委員会など、委員の皆さんが所属するそれぞれの団体の現状や新たな人材を呼び込むためにできることについて協議することで、現状にあった提言をすることができるのではないか。

    (議長) 委員の発言のとおり、皆さんはさまざまな団体に所属されているので、各団体の現状について議論するのは良いと思う。

    (委員) 今後、それぞれの団体がどう活動していくのかという団体に対する内容の提言をしても、団体にとっては迷惑な話であると思う。

     そうではなく、教育委員会に対し施策として提案できる内容について協議していかなければならないのではないか。

     また、先ほど意見のあった、団体への人材の呼び込みが必要であるということについて、行政の施策にどうつながるかはわからないが、他市町の活動事例にある「子育て・働き盛り・シニア層を呼び込むために」という自主研修が行政に何を求めて行ったものであるのかについて知りたいと感じた。

    (議長) 今までの提言で多いのは、国や東京都の生涯学習施策の変化に合わせた内容について提言するというものである。

     委員の皆さんで調査・研究する内容を決め、教育委員会に提言することは非常に大事である。

    (事務局) 事務局から補足させていただく。

     先ほどの発言にもあったが、生涯学習基本計画後期基本計画では、第1章の「循環型生涯学習の推進」において、生涯学習コーディネート機能の構築を施策として掲げている。

     また、第2章では「生涯学習を通したまちづくり」を計画の柱としている。「生涯学習を通したまちづくり」というと抽象的であるが、その中には地域課題を解決していくにはどうしたらよいかという視点があり、学習活動を担う新たな人材の育成を課題とし、解決に向けた施策を掲げている。

     平成27年度の提言の内容は、生涯学習基本計画後期基本計画に活かしているが、次期社会教育委員の会議では、平成29年度からスタートしたこの計画に掲げられている施策について調査・研究していただき、計画を具現化するにはこうしたらどうかという提言を行っていただくのも良いのではないかと考えている。

     本日の会議では時間の許す限り協議していただきたいと思うが、急きょ議題とさせていただいたので、今回で結論を出すということは考えていない。

     今年度の会議では、平成28年度から平成29年度までの2年間、委員として活動した皆さんに、平成30年度からの新体制で議論する内容についての方向付けをしていただきたいと考えている。

     平成29年度からスタートした生涯学習基本計画後期基本計画には、さまざまな事務事業が掲載されているので、次回の会議に向けて内容に目を通していただけたらと思う。

    (議長) 教育委員会からの諮問は考えていないのか。

    (事務局) 教育委員会から諮問をするという動きはない。

     平成30年度からの2年間については、社会教育委員の会議から、積極的に教育委員会へ提言していただきたいと考えている。

    (議長) 平成28年度に開催された全国社会教育研究大会千葉大会の際に桐生市の委員から、幼児教育が大切ではないかということを聞いた。

     学校教育に絞るのも良くないかもしれないが、社会教育の立場から何かできないかと考えている。

     今の学校現場を見ると、先生たちが大変である様子がよくわかるので、学校に入る前の幼児教育が大事ではないかと感じでいる。

    (委員) 同じく千葉大会の話になるが、千葉県木更津市の委員は寺子屋を実施しているという話を聞いた。塾に通っていない子どもなどを集め、宿題や授業の予習を行っているということであった。

    (事務局) 幼児教育という意見があったが、次年度以降の取組みとして、家庭教育に視点をあてた冊子の作成を検討している。

     また、家庭教育の冊子を作成した場合、その冊子をどのように家庭の教育力の向上につなげていくかということまでを考えねばならない。

     次期社会教育委員の会議において、家庭教育について提言するのであれば、地域や学校を含めて家庭の教育力について議論していくことも一つの方法であると考えている。

    (議長) 今はもう無くなってしまったが、以前、羽村市では家庭教育に関する冊子を作成し、配布していた時期があった。当時はその冊子を学校の保護者会などで教材として活用していた。

    (委員) 現在は学校と塾に通っていればよいと考える親も多く、地域の活動に参加していない子どもがたくさんいる。

     親が地域の活動に関心がないと、子どもも地域の活動に興味を持たなくなってしまう。

    (議長) その通りである。

     子どもが自分で生きていく力を身に付けさせるには、小さい時に親がどう育てていくかということも重要であると考えている。

     生きる力を養っていくためには、勉強だけでなく地域の活動も大切であるということを親に知ってもらう機会があればよいと思う。

    (委員) ここまでの議論では、ネガティブな意見が多かったので、反対に「実施している事業が地域に根付いてきた」といったポジティブな内容の話があれば聞かせていただきたいと思う。

    (委員) 先日、近所に引っ越してきた方がおり、町内会に勧誘したところ快く加入していただいた。

     どのような活動においても、声掛けやアピールを積極的に行うことで活動への参加者の絶対数が増え、人材が発掘できると思う。

    (委員) 先ほどから話題にあがっている人材の確保をテーマとした場合、考えられる対策や取組みは出尽くしていたり、実際に取り組んだりしていると思う。

     また、新たな講座などを企画しても、現在ある他の講座との参加者の取り合いになってしまうことも考えられる。

    (委員) その通りであり、活動に参加する方は同じ人ばかりになってしまっていると思う。

    (委員) 確かにそのような実態はあるが、アピールはまだまだ足りていないと思う。

    (委員) 地域の活動に無関心な子どもが多いとの意見があったが、関心のある子どもは毎回のように活動に参加していると思う。

     初めは無関心でも、一度地域の活動に参加してもらえれば、その後も継続して活動してくれる子どもは少なくないと思う。

    (委員) 子どもたちの中には、子どもフェスティバルを知らなかったり、聞いたことはあるが行ったことはないという子も多いので、その子どもたちをどのように活動に取り込んでいくのかが重要である。

     イベントのチラシなどを配布するだけでは、そのまま捨てられてしまうことも多いと思う。

    (議長) 参加者を増やすには口コミが一番であると思う。

    (委員) そういった意味では、学校は大切な場であると思う。

    (議長) 今年度から羽村第二中学校区で開始した土曜日の学習教室では、ボランティアの方に勉強を教えに来ていただいているが、少ない人数なので活動を続けていく中で、どのようにしてボランティアを増やしていくかが課題となっている。

    (委員) 本日配布された「とうきょうの地域教育」に記事が掲載されている放課後子ども教室は、10年ほど前に始まった事業であり、当時は今後どうなるのかと思っていたが、現在では、市内のどの小学校でも活発に取り組まれていると感じている。

     土曜日の学習教室についても、放課後子ども教室のように定着していくと良いと思うので、今後、どのようになっていくかが楽しみである。

    (議長) 土曜日の学習教室は、現在は希望する生徒が少ないため会館で実施しているが、人数が増えてしまうと広い会場が必要になり、指導者も増やさなければならないという課題がある。

     広報紙などで指導者の募集を行っても、なかなか人材が集まらないのが現状である。やっと見つけた人材についても、子どもとの関わりに馴染めず、すぐに辞めてしまう方もいる。

    (委員) 放課後子ども教室の指導員については、勤務する時間が短いため、人が集まりづらいと思う。指導員には、他の仕事を掛け持っているという方もたくさんいる。

     調査・研究する内容についての話に戻すと、家庭教育は分野が広くひとくくりで議論するのは難しいと感じる部分もあるが、過去の提言にはない分野でもあるので、次期社会教育委員の会議のテーマとして議論しても良いのではないかと感じている。

     先ほど質問のあった事業の成果であるが、地域教育シンポジウムの参加者数は横ばいであり、参加者は児童会や生徒会に所属する子ども中心のため、各校10人を超える参加がある場合はほとんどない。

     地域教育シンポジウムや子どもフェスティバルは、その事業を知らない子どもも多くいるのが実情である。子どもフェスティバルについては、学校の許可を得て教室に出向いて勧誘したところ、当日は22人が参加してくれた。

     子どもに対しては、チラシを配布するだけではなく、直接、声を掛けることが大切であると感じた。

    (委員) 皆さんの意見を聞いて思ったことであるが、家庭教育についてさまざまな事業が実施されている中で、幼児教育についての事業は少ないように感じた。

     私の子どもが小さい頃は、児童館のイベントなどに参加し、幼児教育を行っていた。児童館には幼児を育てる親のサークルなどもあると思うので、そこを幼児教育の場にするのも良いと思う。

     今までに、幼児教育についての議論を行っていないのであれば、その分野を調査・研究することで、新たな発見につながるのではないかと感じている。

    (議長) 子どもが生きる力を養うためには勉強だけでなく地域活動も大切なので、このことを理解してもらうために親を育てていくという取組みを社会教育委員の立場でできたら良いと思っている。

     子どもがしっかりと育っていくことは、将来のまちづくりにもつながっていくと思う。

    (委員) 乳幼児のイベントが少ないとの意見があったが、毎年11月の中旬ごろに、ゆとろぎで保育展が実施されており、保育園などでの乳幼児との関わり方や取組みが紹介されている。

     また、サークル活動として、はむらプレーパークの会では市民提案型協働事業として「はむら一日プレーパーク」を実施している。この事業は30代から40代の大人が子どもたちに自由遊びの場を提供するという趣旨で実施しているもので、直近では12月3日(土曜日)に羽村堰下レクリエーション広場で行われる予定である。

    (議長) 第1ブロック研修会の際に、私のグループで話題になったのは社会教育委員とは何かということである。会議に参加するだけでよいという方もいたが、これからは積極的に活動する社会教育委員が全国的に求められているということで意見がまとまった。

     私も社会教育委員として、保育園や幼稚園と連携し、親の教育のために何か取り組めたら良いと感じている。

    (副議長) 先ほどから言われている「教育」とは言葉のとおり教えることであるが、もう一つの言葉として「育む」という言葉がある。現代の子どもは、貧困などさまざまな事情を抱えており、育まれていないと感じている。

     また、地域によって、子どもと高齢者が深く関わっている地区とそうでない地区があるなど、それぞれ事情が異なっているという背景があるなかで、幼児教育というテーマになった場合、各々の関わりがある範囲でしか発言ができず、共通の話題にならないのではないかと感じている。

    (委員) 先ほども発言があったように、平成27年度の提言の内容をさらに具体的に調査・研究するのが良いのではないかと思う一方で、事務局からも今後の課題としてあげられた家庭教育について議論するのも良いと感じている。

     家庭教育は、親の教育をするのか幼児の教育をするのかによって異なってくる部分があり、その議論を深めていった際に子育て支援課などが実施している福祉の事業との棲み分けが難しいと思う。

     国や東京都においても、子どもがしっかりと育っていくためには、乳幼児期からの教育が大事であるという流れがある。家庭教育をテーマとするのであれば、「早寝早起き朝ごはん」のように、生活習慣を確立するところから議論し始めなければならず、そのためにはもう一度、親の教育という部分に足を踏み入れなければならないのではないか。

     家庭での教育は、それぞれの親の思いで子どもを育てているので、さまざまな意見が出てくると思う。そのため、意見がまとまらず行政の具体的な施策につなげづらいと感じている。

    (委員) 「早寝早起き朝ごはん」については、親の都合により早く寝ることができない子どももいると思う。このような事情を抱える家庭に対し、早く寝ることを推奨などの提言をすることは難しいのではないか。

     また、社会教育委員の会議において、家庭教育の議論をするうえでも、先ほど副議長の意見にあったように、発言できる方とできない方の差が出てしまい、会議に参加しても聞いているだけになってしまう方もいると思う。

     それならば、それぞれの委員が共有しやすい内容について調査・研究し、提言をまとめた方がよいのではないかと思う。

    (副議長) この会議で共有できる話題を挙げさせていただくと、後継者の育成という課題があると思う。

     私は生涯学習センターゆとろぎを拠点に活動しているが、周りの方は公民館の時代から活動されている方ばかりで後継者が育成できていないため、活動する人が減ってきており、危機感を持っている。

     後継者が確保できないのは、人材を育成するということに力を注ぐことを怠っていたことが原因であると感じている。

    (委員) 私自身は子どもと直接かかわることが少ないため、家庭教育については考えをまとめられないと感じている。

     例えば、近年、中学校の部活動が衰退していたり、スマートフォンに夢中になっているという話を聞くが、そのような子どもたちに対し、私の立場から何を言えばよいのかわからない部分がある。

     地域の活動についても、大人が子どもに呼びかけるよりも、子ども同士の口コミの方が参加につながると思う。また、子どもが地域の活動に参加することで、その家族も活動やイベントに参加するようになることも考えられるのではないか。

     具体的な取組みは現時点で思いつかないが、地域活動の参加者を増やすには子どもを取り込むことが大切であると思う。

    (議長) 議論はまとまっていないが、時間も限られているので、このあたりで協議を終了させていただく。

     なお、次期社会教育委員の会議で調査・研究する内容については、次回以降の会議でも引き続き協議することとする。

     

    3. その他

    ※今後の会議等の日程

    (議長) 今後の会議等の日程について、第7回の会議は、1月25日(木曜日)の午後7時から、第8回の会議は2月19日(月曜日)の午後6時からとする。

     ほかに、何かご意見等はあるか。

    (各委員) 特になし。

    (議長) よろしければ、以上で会議を終了とする。

    (副議長) 本日も熱心なご審議ありがとうございました。

    お疲れ様でした。

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    羽村市教育委員会 生涯学習部プリモホールゆとろぎ(生涯学習センターゆとろぎ)

    電話: 042-570-0707 

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